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【セラピストライフ】「ひと息ついていいよ」あなたの体は、ずっとその言葉を待っていたかもしれない。体との和解から始まる養生の話。

うまくいかない関係ほど
力んでしまう・・・

身体も同じです。

治さなければ
変わらなければ


その力みが積み重なるほど
体はどんどん頑なになっていく。

でも
その静かな諦めの先に
身体との和解が待っていました。

今回のテーマは肩こり

ポイントは
力を抜く
・脱力

この感覚の切り口でお話しします。








第1章:なぜ「治療」をしても、すぐ戻ってしまうのか


判断よりも選択!


どこへ行っても言われることは同じでした。


筋肉が硬すぎますね
・血流が悪いです
・姿勢が歪んでいます

そして
誰も教えてくれなかったことがあります。

なぜ
私の筋肉はほぐしてもほぐしても
また固まろうとするのか?

慢性的な肩こりには「3つの層」があるといいます。


体の働きのしくみと深さ



・表層:筋肉の凝り(マッサージで一時的に緩むもの)

・中層:姿勢のクセ(矯正しても、意識が抜けると戻るもの)

・深層:心の緊張パターン(無意識の防衛本能)


研究によれば

慢性痛を抱える人の約80%に
心理的ストレスが関与しているそうです。

体だけを「修理」しても意味がない。

心が「戦いモード」で緊張したままなら

脳は身を守るために
何度でも筋肉を硬く固めてしまうのです。


第2章:リラクゼーションが有効なのは、科学的な理由がある


自律神経のバランス


ただ気持ちいいだけ
そう思っていたリラクゼーションサロン

しかし
そこでは体にとって最も重要な

副交感神経の強制起動

これが起きています。

私たちの身体には
2つのモードがあります。

  • 交感神経: 戦闘モード(筋肉を固め、呼吸を浅くする)

  • 副交感神経: リラックスモード(筋肉を緩め、修復を行う)


慢性肩こりの人は
常に「戦闘モード」のスイッチが入ったまま


皮肉なことに
痛いけれど効く
この施術は
人によっては脳が「攻撃」と判断
さらに交感神経を刺激してしまうこともあります。

一方で
心地よい香りと優しいタッチは

脳の扁桃体(感情の中枢)に
信号として
ここは安全だよ〜!
と送信します。

すると
幸せホルモンと呼ばれる
オキシトシンが分泌され

身体は初めて
「あ、もう固まって守らなくていいんだ!」

この理解が
自らバランスを取り戻す合図になります。

ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)

この理論でも言われている通り

体は「安全」を感じない限り
本当の意味での
癒しモードには
入らないのです。

多重迷走神経理論



第3章:「我慢」が鎧になっていた


心の空間から


私の経験を少しお話しします。

肩こりで悩まされていた当時の私

施術の最中
セラピストさんがそっと手を置いて言いました。

「肩、すごく頑張ってこられましたね。
でも……もう、そんなに力を入れなくて大丈夫ですよ」

アロマセラピストさん

その瞬間
自分でも驚くほど涙が溢れて止まらなくなりました。

私は気づいていませんでした。

毎日「〜しなきゃいけない」と自分を縛り

弱音を吐かず
感情を押し殺して笑っていたこと。

そのすべての「我慢」が
重い鎧となって私の肩に乗っかっていたことに。

東洋医学では

怒りや抑圧された感情は
肝(かん)に宿り
痛みを引き起こす。


行き場を失った感情は
体のどこかに漂い
様子を伺います。

私の場合

でした。


治さなきゃ!
という思いさえも
自分を追い込むストレスになっていたのかもしれません。



第4章:自分を「労わる」という、最高の一歩


大事な瞬間


リラクゼーションは
単なる贅沢や娯楽ではありません。

それは治してもらう場所ではなく

自分を大切に扱う時間を能動的に選ぶ

立派なセルフケアです。

ゆず

もしあなたが
何をしても
治らない肩こりに悩んでいるなら

一度効果ではなく
心地よさだけでサロンを選んでみてください。

  • セラピストの方と話していて、安心できるか?

  • その香りを嗅いで、深く息が吸えるか?

  • 「何もしなくていい自分」を許せる場所か?


自宅でもできることはあります。

寝る前の5分の脱力時間

自分の体に意識を向けて
「今日も一日、支えてくれてありがとう」

この習慣が
脳の緊張感から離れる大事な一歩です。


最後に:体からのメッセージ


聞いてみるのもいいかも

脱力する視点からの肩こりのお話いかがでしたか?

あなたを苦しめる敵ではないかもしれません。

もう十分頑張ったよ!
もっと自分を大切にして!

という身体からの切実なメッセージかも。

そんな視点を
一度ご自身に問いてみてください。

あなたはもう十分すぎるほど頑張っています。

だからもう肩の力を抜いてもいい。

肩こりを「治す」ために必死になるのをやめたとき
私の肩は驚くほど軽くなりました。

それは体が
やっと気づいてくれた
と安心した証拠だったのかもしれません。

その重荷を
一度下ろしてあげる。

そんな優しい時間を
どうか自分に許してあげてくださいね。

あなたの明日が今日よりも少しだけ軽やかなものになりますように。



お知らせ

身体との和解をもっと深く知りたい方へ

その続きを
ひと息養生マガジン
で綴っています。

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また次のお話でお会いしましょう。



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