大学生だった私が海外協力隊に合格するためにやったこと
JICA海外協力隊の2025年度2次隊でセネガルに行きます、Yuzukiです!
ちょうど一年前の募集期間中、どうしても合格したい!という一心で、ずっと先輩方のブログを読み漁っていました。たくさん勉強させてもらいました。
だからもしかしたら、この記事も誰かが読んでくれるかもしれない、という思いで書きますが、あくまで「海外協力隊に合格するために私がやったこと」です。
海外協力隊って?
そもそも海外協力隊とは何か、JICAのページからご覧ください。私が協力隊を目指したきっかけは別の記事でまとめようと思いますが、協力隊に参加したら、「草の根レベルの国際協力ができる」「まず2年間は海外に住めるし、将来住み続けるための準備もできる」と思ったので、応募することを決めました。
2025年春募集
私は2024年の春募集(長期)に応募して合格をいただきました。そして、今は2025年の春募集期間中です。今年は去年よりも2ヶ月ほどスケジュールが早いですね!協力隊は、応募してから一次選考・二次選考を終えて最終結果が出るまでにすごく時間がかかるという特徴があります。私も7月の頭に書類を提出して、10月末に最終結果が出るまで、どきどき期間が長すぎる…!とずっと思っていました(笑)。もし不合格だった場合は次の進路を考えなければいけないのに、11月まで動けないというのは、いつだって「何とかなるさ」マインドの私でも少し焦りました。そして今年の春募集は、9月10日が最終結果通知ということで、これはすごく素敵!!です。ぜひ応募ページを見てみてください。派遣国も職種もたくさんあって、これを見ているだけでもすごく楽しいです。
希望職種の絞り方
上でも書いたように、派遣国も職種も本当にたくさんあるので、その中から希望職種を選ぶことを、難しく感じる方も多いと思います。書類選考の時点では、希望要請を第三希望まで書くことができるので、多くても3つには絞らなくてはいけません。
2025年春募集で募集がある要請はこちらから。
ちなみに私は、良くも悪くも、すごく簡単な話でした。というのも、私はそのとき既に10ヶ月の滞在経験があったセネガルにどうしても行きたかったのです。正直、セネガルで活動するために協力隊になりたかった、と言ってもいいほどです。そして、何か特別スキルがあるわけではなく、さらに大学生だった(社会人として働いた経験がない)私が応募できる職種は本当に限られていました。実際、「セネガル×特別な資格が必要ではない」要請は一つしかありませんでした。無事にその要請で合格をいただけてよかったのですが、これはかなり厳しい状況でした。
実際に「アフリカに行きたかったけど合格をもらえたのは中米の要請だった」という方のお話を聞いたことがあります。私も、二次選考の前に協力隊OGの方に相談させていただいたとき、「既にセネガルでの活動経験があるから、逆にセネガルでは通らない可能性が高い。他のところで活動することを望まれると思う。実際にそういう人がいた」というお話をしていただきました。実際にどのような基準で配属が決まっていくのかはわかりませんが、希望が通ることもあれば、通らないこともある、ということらしいです。
そんな中でも希望職種を選ばなければいけません。私はやっぱり「派遣国」と「職種」の二つの軸で考えるのがいいと思います。自分が行きたい国や地域を挙げて、その場所の要請を見て、自分に適した職種を選んでいくという方法です。もちろん逆の順番でも◎
「行きたい国」の選び方
行きたい国や地域を挙げると言っても、どこがいいのかわからない…という方もいるかもしれません。本当に色々な選び方があると思います。
「アフリカ」「南米」「東南アジア」など地域で選ぶ。
「英語圏」「フランス語圏」「スペイン語圏」など言語で選ぶ。ちなみに、協力隊では派遣前訓練で2ヶ月間、使用言語をがっつり勉強させてもらえますが、ほとんどの人は、英語かフランス語かスペイン語をやることになります。ですが、これらの言葉よりも派遣国で話されている言葉がある場合は、その言葉を勉強します。例えばベトナム語やタイ語です(違っていたらすみません…!)。協力隊を「話せる言語を一つ増やす」機会だと捉えて、言語を基準にしてみてもいいと思います。
あとは宗教です。私はセネガルに滞在していたとき、イスラム教徒がメジャーな国に来れたことを、本当に良かったと思っていました。お恥ずかしいことに、それまではイスラム教がどんな宗教か全然知りませんでしたが、セネガルに滞在できたことで、毎週金曜日にモスクに行ってお祈りすること、ラマダンのルール、人との関わりの捉え方、神様を信仰するということ、本当にたくさんのことを学ぶことができました。2年間世界のどこにでも暮らせるとしたら…信仰されている宗教で選んでみるのもアリだと思います。
「職種」の選び方
次は職種です。これはまず、そもそも自分が「行ける」ものに選択肢が縛られます。協力隊で募集されている職種の中には、「資格」や「実務経験」が必要なものが多いです。「保健・医療」や「社会福祉」、「人的資源」の中の教育やスポーツに関する要請のほとんどで、資格と数年の実務経験が必要とされています。そもそも自分に応募資格があるかをしっかり確認しましょう。ちなみに資格も実務経験もない私が応募・合格したのは、「コミュニティ開発」です。
そして、その一つ一つの要請を見ていくときに、重要なのが「適性」です。協力隊の選考は、他の応募者との競争ではない、と聞いたことがあります。「その要請に対して自分がどれだけ適性を持っているか」が重視されるということです。書類選考で書いた希望が通るとは限りませんが、より自分に適性のある職種を選ぶことが大切だと思います。
協力隊に全く同じ要請はありません。できるだけ多くの要請情報に目を通して、「これだ!」というものを探してみてください。
一次選考(書類)のために私がやったこと
「協力隊まつり」に行ってみた
応募したい要請を見つけたら、応募用紙を書いていきます。
私が合格をいただける応募用紙を書けたのは、「協力隊まつり」に行ったからだと思っています。
JICAでは毎年4月に「協力隊まつり」というイベントが開催されています。世界各国で活動していた協力隊OBOGの関連団体によるブース出展やセミナー開催などを通して、各団体の活動や各国の文化などについて紹介し、協力隊の認知度を高めようというものです。私が関わっている団体も出展するのですが、今年の協力隊まつりはちょうど今週末です!私は北海道に住んでいるので、参加できずとても残念なのですが、お近くにお住まいの方はぜひ行ってみてください!
私は、昨年の協力隊まつりに参加し、協力隊OBOGに個別相談ができる、という企画を見つけました。その時には既に要請情報が公開されていたので、自分の希望を決めていました。というよりも、前述したように、私が応募できる要請は一つだけだったので、その要請に対して「どのように適性を身につけていけばよいのか」を考えている段階でした。そのことをOBの方に相談させていただいて、アドバイスをいただきました。「協力隊まつり」おすすめです!
「JICA図書館」に行ってみた
そしてその次に私がやったことは「JICA図書館に行く」でした。
これは、協力隊まつりでいただいたアドバイスのうちの一つです。過去に同じような要請で派遣された方の報告書がとても参考になる、と教えていただいたのです。
JICA図書館はJICA市ヶ谷ビルの中にあって、過去の報告書を閲覧することができます。予約必須ですのでお忘れないよう!
私はJICA図書館に行って、私の希望要請と同じような要請でセネガルに派遣された先輩方の報告書を印刷してきました(1枚10円かかりますが、すごく奮発してきました)。セネガル滞在中にお世話になった、尊敬する協力隊OBOGの皆さんの報告書もこっそり読ませていただきました(もちろん印刷しました)。
これがすごく勉強になりました!同じような要請の方の報告書を読むことで、希望要請で求められていることは何か、イメージすることができました。任期後もセネガルでご活躍されているOBOGの皆さんの報告書では、現地で見学させていただいた実際のご活動と、皆さんが協力隊の任期中に考えていたこと、挑戦していたこと、悩んでいることが重なり、本当に興味深かったです。私は協力隊の任期後もアフリカに関わり続けたいと思っているのですが、そのためにまずは協力隊として何ができるか、何をするべきか、考えを深めることができました。
市ヶ谷まで足を運んだ甲斐あって、応募用紙に書くことには困りませんでした。「JICA図書館」おすすめです!
実際に私が書いた応募用紙も公開しようと思っているのですが、ここまでで長くなってしまったので、それは次回にしようと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
