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詐欺師の騙りをどう見抜こうか

 詐欺師の騙りは、何気ない会話からボロが出やすい。

 気持ち良くさせておいて話をさせるだけさせ、出そろった材料たちをひとつずつ吟味していくように追い込んでいくと良いだろう。

 詐欺師にも生活があるから、いわゆる「急ぎ働き」をするよりも、うまくリピーターとなってくれるカモを囲っておく方が効率が良い。

 そうして「実績」を積むことで、経営者として社会に居場所を作っている人間も少なくないのだ。

 そうした生産性のない人間を生かしているのは、他でもないカモの顧客たたちでなのであって、これはひとつの社会問題ともいえよう。

 調べれば生産直売で安く手に入る高品質な物などいくらでもある。

 なのにわざわざ怪しい中間業者から買うという行為が、詐欺業者を上場企業まで育て上げてしまうことに繋がるのだ。

 高齢者を集めて孫と接するように親しく振る舞い、市場価格よりとてつもなく高く買わせる手法が意外とその辺りにあることを知っておかなければ、人生かけて積み上げたお金をごっそり持って行かれることになる。

 仮に布団を怪しい業者から、同等のグレードであれば市場価格の3倍でお年寄りの家族が買っていたとしても、法的にも有効な売買契約に基づいていれば、訴えて取り戻すことすら叶わないだろう。

 なぜ、このようなことがまかり通るのかと突き詰めれば、そうした上場企業も政治献金をするなどして、社会の強者を味方に繋ぎとめているからだという答えにたどり着く。

 現代の詐欺師は被害者のお金だけをごっそり持って行き、姿を消す人間だけではないということだ。


本書に噛みつく詐欺師

 本書のように、蔓延る詐欺師に対する注意喚起を、面白いことに「始末に負えない身の丈を自覚していない他者を攻撃する鬱憤晴らしのための愚行蛮行を続ける人間」だとある詐欺師は評してくれた。

 さてさて、根拠は何だろう。脊髄反射的に怒りに任せて連ねただけの文言のように感じる。

 その辺りも含めて繰り返すが、実に面白い。

 「匿名であることを盾にし、自分自身は安全な領域にいると過信している」と言うのはある種の脅迫だろうか。

 だとしたら脅迫を受けたとして断固、法的措置を執らねばなるまい。

 続けてこうも書いている。

「自分が気に入らないからといって、異論を他者にぶつける権利などない。」

 これは明らかに誤りだ。

 自分が気に入らないからかどうかはさておき、異論という反論が形として成立している以上、それをぶつけることを妨げる法的根拠はない。

 誹謗中傷ではなく異論反論なのだから。

 地方のまっとうな食品・宿泊その他事業者に寄生している詐欺師をサンプルに話したが、このようなことから正直知能はそんなに高くはない。

 そんな程度の低い人間がインターネットで安価に作った妙な本を、小学校の図書室や図書館などに寄贈しているというのだから衛生上、重大な問題である。

 読んだ人間の記憶にまともに残らないなど、影響が残らないことを切に祈るばかりだ。非常に気の毒である。


詐欺師は至るところにいる

 詐欺師というのは都会田舎に関わらず、至る所に様々な形で存在しているのであって、自分自身はしっかりしているつもりでも、高齢になった親やその親族が知らぬ間に被害に遭っているケースも珍しくはない。


 そんな詐欺師たちに大事な財産や誇りを吸われつくしてしまう前に、出来るだけ早く気付き、もしかしたらと早めに対処をすることが重要である。


 まさしく皆、明日は我が身なのだから。


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