【マイクラ】cloneコマンドの使い方|建物を丸ごとコピー・移動する【コピペOK・統合版/BE・Java版対応】
マイクラで「作った建物や地形を、まるごとコピー・移動する」ための基本コマンド、それが `/clone` です。同じ家をずらっと並べたり、途中まで作った建物を別の場所に移したり、建築を試作→バックアップしてから改造したり……と、建築好きなら覚えて損なしのコマンドです。この記事では、基本のコピペから、私がよく使う「ひと手間」までを、統合版/BE・Java版の両方で解説します。
⚠️ はじめに: コマンドを使うには、ワールドの「コマンド(チート)」をオンにしておく必要があります。サバイバルの通常状態では使えません。
バージョン別のチートをオンにする方法は次のとおりです。
統合版/BE:「設定 → ゲーム → チートの実行」をオン。
Java版(新しいバージョン):`Esc` →「設定...」→ 右上の「ワールド設定」→「コマンドの許可」をオン。既存ワールドでもあとから変更でき、入り直しても保たれます。
Java版(「ワールド設定」画面が無い古いバージョン):`Esc` →「LANに公開」→「チートの許可:オン」→「LANワールドを公開」。この方法はその場かぎりで、ワールドに入り直すたびにオンにし直す必要があります(コマンドで加えた変更自体はそのまま残ります)。
💡 コマンドの「/」について: この記事のコピペ用コマンドは、コマンドブロックにそのまま貼れるよう、文頭の `/` を省いています。チャット欄に直接入力するときは、最初に `/` を付けてください(チャットでは `/` がコマンドの合図になります)。
対応バージョン(ここ大事)
ここでは「基本のclone」が動くバージョンを書きます。ディメンション間クローンなど「ひと手間」の対応バージョンは、それぞれの見出しのところに書きます。
Java版・統合版/BEともに、現在の最新版まで:`clone <開始> <終了> <貼り付け先> [モード]` の基本形は共通で使えます。
ブロック名の指定(後述のfilteredモード)だけ、Java版は `minecraft:` を付けても省略してもOK、統合版/BEは付けません。
`clone` は両エディションでほぼ同じ感覚で使えます。細かな違いは各セクションで補足します。
この記事でできること
家や建物をまるごとコピーして並べる
モブや動く生き物は運べない範囲(後述)を理解する
空気(背景)を無視して、地形になじませて貼り付ける(`masked`)
建物を丸ごと別の場所へ移動する(`move`)
特定のブロックだけを抽出して貼る(`filtered`)
(Java版)ネザーやエンドとの間で丸ごとコピーする
私は建築でよく、塀や橋脚などの連続して同じ形状のものが続く場合に、1つだけ作ってcloneし、つなげていくやり方をします。
cloneコマンドの基本(コピペ)
`clone` は「元の範囲の2つの角(開始・終了)」と「貼り付け先の1つの角」を指定します。
例:今いる場所の近く10×10×10の範囲を、東に20ブロック離してコピーする
Java版
clone ~ ~ ~ ~10 ~10 ~10 ~20 ~ ~統合版/BE
clone ~ ~ ~ ~10 ~10 ~10 ~20 ~ ~書き方は両エディションで同じです。前半6つが「コピー元」の2つの角、後半3つが「貼り付け先」の角(北西の下の角)です。

この場合、赤い羊毛ブロックの座標が貼り付けの座標。
⚠️ 1回の `clone` で扱えるのは 32,768ブロックまでです(`fill` と同じ上限)。超えるときは範囲を分けて実行してください。
⚠️ モブや動く生き物、チェストの中身の一部は、cloneでは運べません。cloneが動かせるのはブロックだけです。額縁のアイテムやチェストの中身は、バージョンや状況で挙動が変わることがあります。
座標の指定を楽にする(fill記事と同じワザ)
`clone` は座標が3組(合計9つ)必要で、慣れないうちは大変です。fill記事で紹介した「目印ブロックを置いてTabキーで座標を自動入力する」ワザ(統合版/BEは「座標のコピーUI」)が、cloneでもそのまま使えます。開始・終了・貼り付け先に目印を置いて、コマンドを組み立てるとかなり楽です。
ひと手間①:地形になじませて貼る(masked)
普通に `clone` すると、コピー範囲の空気部分までそのまま貼り付けられて、貼り付け先の地形が空気に置き換わってしまいます。これを避けたいときは、うしろに `masked` を足します。空気以外のブロックだけを貼るモードです。Java版・統合版/BEのどちらでも使えます。
clone ~ ~ ~ ~10 ~10 ~10 ~20 ~ ~ maskedたとえば森の中に家をコピーしたいとき、`masked` を付ければ、家の周りの木や地面はそのまま残り、家だけがきれいに配置されます。
`masked` を付けないと何が起きるかというと、コピー元にあった空気ブロックが、貼り付け先のブロックを上書きして消してしまうんです。たとえば、屋根と部屋の空間(=空気)ごと家をコピーして、既存の建物のすぐ上に貼り付けると、コピー元の「部屋の空気」が、下にあった元の建物の天井を空気に変えてしまい、天井に穴が開いた状態になります。`masked` を付けると空気の貼り付けがスキップされるので、こうした事故を防げます。

maskedがなしの場合、屋根上の葉と屋根下の木の幹がなくなっている。
ひと手間②:建物を丸ごと“移動”する(move)
`move` を付けると、コピー元を空気にしながら、貼り付け先へ移動できます。ずれた位置に建てちゃった家を、10ブロック横にずらしたい……そんなときに大活躍です。Java版・統合版/BEのどちらでも使えます。
clone ~ ~ ~ ~10 ~10 ~10 ~20 ~ ~ masked move`masked` と組み合わせると、周りの地形を残しつつ建物だけを移動できます。ちなみに、`move` は元の場所と貼り付け先が重なっていても動きます(普通の `normal` モードは重なるとエラーになります)。
⚠️ `move` は元の場所が丸ごと空気になります。失敗するとやり直しが大変なので、大事な建物ほど、事前にどこか別の場所へバックアップ用にcloneしておくのがおすすめです。
ひと手間③:特定のブロックだけ抜き出して貼る(filtered)
`filtered` を使うと、指定したブロックだけをコピーできます。Java版・統合版/BEのどちらでも使えます。書き方の順番が少し独特なので、両エディション分そのまま載せます。
例:範囲内のダイヤモンド鉱石だけを、別の場所に抜き出す
Java版
clone ~ ~ ~ ~30 ~10 ~30 ~50 ~ ~ filtered normal minecraft:diamond_ore統合版/BE
clone ~ ~ ~ ~30 ~10 ~30 ~50 ~ ~ filtered normal diamond_ore順番は「範囲」→「貼り付け先」→ `filtered` →「動作モード(normal/force/move)」→「抜き出すブロック名」です。地下の鉱石マップを可視化したり、看板・松明だけをコピーしたり、といった応用がききます。
ひと手間④:バックアップ→試作→やり直し(`fill`との合わせ技)
私が建築で一番使うのがこの流れです。試作を思い切って進められるようになります。Java版・統合版/BEのどちらでも使えます。
バックアップを取る:完成前の建物を、少し離れた場所にコピーしておく。
clone ~ ~ ~ ~20 ~15 ~20 ~100 ~ ~元の建物を思いっきり改造する(気に入らなければ次のステップへ)。
失敗したら、バックアップから元の位置に戻す(貼り付け先を元の座標にして再clone)。
さらに、ダメだった建物を一気に消したいときは `fill` の `air destroy` を組み合わせると、資材も回収しつつ更地に戻せます。
fill ~ ~ ~ ~20 ~15 ~20 air destroyひと手間⑤:ネザー・エンドへ丸ごと持っていく(★Java版1.19.4以降のみ)
対応バージョン:Java版1.19.4以降のみ。統合版/BEはこの機能に対応していません。
Java版の新しいバージョンでは、`clone from ... to ...` の書き方で、別のディメンション(ネザーやエンド)へ丸ごとコピーできます。
clone from minecraft:overworld 0 100 0 10 110 10 to minecraft:the_nether 0 100 0オーバーワールドの範囲を、ネザーの指定座標へコピーする、という意味です。ネザーに拠点を建てるとき、地上で試作したものを持ち込む、といった使い方ができます。統合版/BEでは、この直接のディメンション間cloneはできないので、それぞれのディメンションで作り直しになります。
動かないとき(つまずきポイント)
チートがONになっているか:`clone` はチート(コマンド)が有効でないと使えません(冒頭の注意を参照)。
「重なっているのでできません」と出る:コピー元と貼り付け先の範囲が重なっているときは、`normal`(初期)だと失敗します。`force` を付けると強制的にコピー、`move` を付けると移動できます。
「範囲が広すぎる」とエラーが出る:1回の上限は32,768ブロックです。超えるときは範囲を分けて実行してください(`fill` と同じ)。
貼り付け先で家が地面に埋まる/浮く:貼り付け先の座標は「範囲の北西の下の角」を指定します。y(高さ)を1つずつ調整してみてください。
モブや家具の一部が消えた:cloneはブロックを対象にしたコマンドです。モブや動く生き物は運べません。額縁の中身やチェストの中身は状況によって変わることがあるので、大事なものは事前に別途対応してください。
ブロック名でエラー(filtered):統合版/BEは `minecraft:` を付けません。Java版は付けても省略してもOKです。
記号や文字が全角になっている:`~` などの記号はすべて半角です。Webからコピペするときは特に注意してください。
おわりに
今回は基本コマンドの `clone` を取り上げました。建物を並べる、移動する、抜き出す、バックアップを取る……と、覚えると建築の自由度と安心感が段違いです。`fill` と組み合わせると、試作→修正→やり直しの流れがとてもスムーズになります。まずは小さな建物で「コピーして並べる」を試してみてくださいね。
`give`・`tp`・`fill`・`gamerule` など、ほかの基本コマンドも別記事で1つずつ解説しています。あわせて読んでみてください。
「cloneでこんな街を作った!」という報告は、コメント欄で気軽に教えてくださいね。
