FIREまでの20代、30代、40代の生活全般、資産ポートフォリオの変化 #6
生活全般、資産のポートフォリオは、人生の段階に合わせて自然と変わっていきました。
今回は、2005年に働きはじめてからFIREまでの、それらの変化について書いていきたいと思います。
2005年~2008年:急成長期(20代半ば)
総合商社に入社し、若さ、勢い、学習意欲があり、失敗をおそれず、何事にも積極的にチャレンジしました。
仕事を覚え、経済や金融を学び、全てが新鮮で、ドキドキワクワクしながら過ごしていました。
会社も、積極的に仕事、研修、出張、会食、交渉などの機会をくれました。
プライベートも旅行や異業種交流会などで充実し、資格学校にも通い証券アナリストを取得しました。
寝る間も惜しんで、それらに時間を使い、お金も使いましたが、一生の思い出と呼べるものもたくさんあります。
一方、独身寮に入り、車は持たず、家にいるときは自炊をし、お金を使うところと使わないところのメリハリを効かせていました。
まわりには、都心のマンションに賃貸で住んだり、借金して車を買ったりする人も多かったですが、興味はありませんでした。
金額の割に、得られる経験や満足感が小さいと思ったからです。
この頃は、浮いたお金を貯金していました。
2009年~2015年:安定成長期(20代後半~30代半ば)
仕事では、急成長期で学んだことを活かし、会社で新規事業を立ち上げました。
外部環境を分析し、顧客のニーズに応え、利益を出し、事業を管理し、社内を動かし味方を作る、といった一連のプロセスを積極的に主体的に進めていくことがとても楽しかった時期です。
朝6時から23時くらいまで働いたり、海外・国内出張も多く、とても充実した日々でした。
自分自身も、立ち上げた事業も、成長していくワクワク感にあふれていました。
プライベートでは結婚し子供もできました。
身に付けた金融や経済の知識も活かしながら、急成長期に貯めた預金も活用しながら、リーマンショック後に株式を積み上げ、都心のマンションも購入しました。
この頃はリスクを取れる体力も精神的な余裕もあり、積極的に資産を積み増していった時期です。
2016年~2019年:安定期(30代後半)
新たに立ち上げた仕事も軌道に乗り、業界の第一人者として社内外で認知され、余裕も出てきました。
プライベートでは、子どもに勉強を教えたり一緒にスポーツをしたり、二人目が産まれたり、子どもの成長に寄り添うのも楽しく、子育てにも比重を置く生活にシフトしていきました。
この頃には、リーマンショック後・アベノミクスによる株価上昇の恩恵を受けて、生活に困らないレベルの資産ができていました。
株式の一部を売却し、よりリスクの低い資産にもシフト、マンションの住宅ローンも完済しました。
今後の子育てにかかる費用、老後の資金のイメージまで持ちながら、資産を活用しながら生活していく、まさに、プライベートでも資産も含めベースができた時期でした。
2020年~2025年:停滞期(40歳~40代半ば)
2020年から2022年頃までの新型コロナウィルスによる移動の制限から、仕事がストップしました。
一方で、家族との時間がより多くなり、仕事より、家族との時間に重きを置くようになりました。
さらに、2022年に大腸がんを経験し、仕事に以前ほど前向きに打ち込めなくなり、体力や精神力の衰えも感じるようになりました。
単身赴任が大前提となる海外赴任は選択肢としてない事、つまりいずれ会社を辞める事を意識しました。
この頃からFIREを明確に意識し始めます。
また、運も良く十分な資産もあった事から、より子供たちのためになる事、自分としても想い出に残る事にお金をシフトしていきました。
資産に関しては、都心のマンションから23区内でもより自然が豊かで公園が多いエリアに引っ越すことにし、戸建てを購入しました。
子どもたちにとってもより良い環境、子供たちとの想い出作りといった観点でもとても良い選択でした。
頭金は株式を一部売却して確保し、都心のマンションから賃貸収入を得て、戸建ての住宅ローンの支払いに充てる形にしました。
この頃からさらに資産が増えはじめました。
都心のマンション(住宅ローン完済)が核となり、核自体も大きく2-3倍に膨れながら、その核が家賃収入を生みながら戸建ての資産も増加していき、雪だるま的に膨れ上がっているイメージです。
また、車を購入し、毎週末のように子供たちとキャンプに行ったりしました。
車は、BMWの330e(プラグインハイブリッド)を中古で買いましたが、買って大正解でした。
BMWは頑丈で安心感もあり、乗り心地もよく運転もしやすいです。戸建て、太陽光・蓄電池、プラグインハイブリッドの組み合わせは、車の維持費用という観点でも素晴らしいです。
何と言っても、子供たちとのたくさんの思い出ができました。
想い出の数や質から見ると、とても割安だったと思いますが、また別の記事でもまとめたいと思います。
コロナ後の株安局面では再び株式を積極的に積み増しましたが、今は、株高の恩恵も受けながら、高配当投信にシフトしていっています。
これ以上、個別株でリスクを取りながら、積極的に資産を積み増す必要もなくなり、興味も薄れてきたからです。
配当や不動産収入で生活のベースができ、子供たちへの相続まで意識できるようになったのもこの時期です。
2026年~:新たな成長期(40代半ば~)
そして2026年にFIREし、今は46歳、家族との時間を中心に、週2日ほど地域の子どもたちに勉強を教える生活にシフトしました。
停滞期を抜け出し、新たな成長期に入ったような感覚があります。
これまで培った資産(無形、有形含め)を如何に遺すか、自分の子どもたち、社会全体、地域の子どもたち、に如何に遺すかが、今後数十年のテーマです。
