日々の生活をそっと助けてくれるフレーズ集

最も敬愛する作家は坂元裕二さんであり、彼の作品に出てきたキャラクターたちとはこれまでも/これからも、ともに生きていきます。(突然の宣誓)

『カルテット』で満島ひかりさん演じるすずめのセリフ、「ちょっとだけがんばる時」。
わたしが日々支えにしている、お笑い芸人さんたちのフレーズを紹介。

ちょっとだけがんばる時ってあるでしょ?

住所をまっすぐ書かなきゃいけない時とか
エスカレーターの下りに乗る時とか
バスを乗り間違えないようにする時とか

白い服着てナポリタン食べる時
そういう時にね その人が
いつもちょっといるの
いて エプロンかけてくれるの
そしたらちょっと頑張れる

坂元裕二『カルテット』より

日常でよく使うフレーズ3選

「電車の中におばあちゃん登場~‼‼‼」

出典:
十九人 ネタ動画  2023/12/25
十九人「席を譲ろう」/1:24-

惜しくも今年(2025)のM-1では準々決勝にて敗退、ワイルドカードも話題になっていたが上がれなかった十九人(読みはそのまま、じゅうきゅうにん)。ASH&Dに所属している、松永くんとゆッちゃんwからなるコンビで、まだ単独などに足を運べたことはないのだけれど応援している。

この「席を譲ろう」は、電車に乗ることがむずかしいときや、電車でなくても居づらい閉ざされた空間に挑んでいかないといけないときに有用。
ゆッちゃんwの甲高くてでっかい声の「元気なおばあちゃん」は、勇気になる。

同ネタ内の「じゃじゃーん、ここ、俺の席~!」は、居心地の悪いなかで席をゲットできたら脳内で言う。
「そうか、こっちの声は向こうに届いているのか。だとしたら今、おばあちゃん、電車の中でけっこうおっきい声で喋っちゃってるかもねえ~!」も、リモート会議に参加しているときとか、リモート会議が公共空間で垂れ流されているときとかにかなり有効。

彼らがどこまで意識しているのかわからないけれど、超高齢化社会において参考になる部分が多い。見え方・聞こえ方・ちょうどいい声の大きさは、人それぞれ違う!声が大きい人の声は大きい!

ふたりは12分のポッドキャスト番組「必殺!十九人の3F無敵ラジオ」を毎日(!)更新していて、こちらも日々の振り返りのおともにおすすめ。
毎日生きちゃってしまっていても、十九人のふたりも同居人の方と猫ちゃんといっしょに暮らしながらどこかで生きていて、「こんにちは」「こちらこそ、ありがとうございます」を届けてくれる。ありがたい。

今年のMは落ちちゃったけど、でもだからこそ、今こそ動画を拡散するとき!みんなで見よう!(昨日公開でもう10万回再生されている!いいぞいいぞ!)

そしてKOCの時期に続き、ひたすら痒い所に手が届くチャンネルといえばニューヨーク。例にもれず十九人も取り上げてもらえています!喜!
(カナメストーン回が良すぎて何周もしてしまっている、お笑い好きの方は必聴である。)


「こんなに英語はできるのに!」

出典:
M-1グランプリ2022
ママタルト【敗者復活戦ネタ】〈出番順2〉

こちらは、すでにYouTubeで視聴できなくなっている、かつ、(たぶん)ママタルト公式でも上がっていないのだが、3年前の彼らの敗復ネタより。

"Too difficult to eat nugget."
ナゲットを食べるのはあまりにも難しい!
もしくは
"So difficult that I can't eat nugget"
このような表現でもよし!
こんなに英語はできるのに!ナゲットは食べられない! 残念だ!!

このフレーズは残念なことがあったときはいつだって使える強い味方。
ただし、一気に言葉が追いついてしまって、傷つきやつらさをエピソード化してしまえるので、使い過ぎには注意。

"Too difficult to know my body." 自分の体を知るのは難しい!
もしくは "So difficult that I can't know my body." このような表現でもよし!
こんなに英語はできるのに!パニックは止められない!残念だ!


「じぶんちでやられたら嫌かも☝」

出典:
official令和ロマン【公式】
生配信アーカイブ 2023/09/03
もう市販のバースデーケーキは買わない。ケムジによる「至高のバースデーケーキ」!【令和ロマン】/0:59-

連覇マンこと令和ロマンくんのYouTubeは仲良し語録に溢れていて、こと生配信アーカイブは温度感も相まって挙げだしたらキリがないのだけれど、特に気に入っている、かつ使えるのはコレ。

↑このポージング☝と傾き・口角が大切。そしてこれまでの2つとは違ってこれは実際に発語するのがおすすめ。
自他の境界をゆるがすような、侵略されるような行為にあった場合、そして(先のママタルトの例のように)その痛みをうまく実感しにくいときは、あえてこのニッコリ笑顔で、「嫌かも」を口に出して言うのだ。
「嫌」ではなくて「嫌かも☝」というのがいい。
嫌かもしれない、という予感だけでも瞬時に口にすることで、嫌さのバロメーターが振れていることをまず自覚できる。


ハラスメント関連

以下は、明らかに「セクハラ」「パワハラ」にあった/もしくは見聞きしてしまった場合に、アラートとして脳内で代わりに言ってもらう用。
瞬時に怒りや憤りを表明することは難しいので、このロールをあたまに入れておくことで、くるまくんに/ジェシーに、一緒に言ってもらう。

「セクハラですよ‼‼‼」

出典:
佐久間宣行のNOBROCK TV 
2023/08/05
【若手実力派登場】令和ロマンがテンポよく進めるも、男子校出身のくるまが美女を前に調子を崩す!?「令和ロマン 100ボケ100ツッコミチャレンジ」/28:21-

同企画に令和ロマンくんたちは二度出ていて、その初登場のほう。くるまくんの姿が23年度モデルで、いまと全然ちがうのが感慨深い。


「パワハラやないかい‼」

出典:
ジュニアCHANNEL
 2019/02/11
SixTONES【ガチコーデ対決!!】Right-onの人気アイテムでレディースコーデ!!/1:42-

最後はお笑いではなく、SixTONESから。それも、デビュー前のジュニアチャンネル時代の動画なのだけれど、このときからすでに後に日テレ日曜夜ゴールデン帯にレギュラー番組を持つ仲の良さがよく表れている。
彼らは互いに、良いところもよくないところも指摘し合うので信頼がおける。このくだりは、「くだり」と言ってしまえばそれまでだけれども、指摘の仕方として印象的。


「ゴールデンストーンズ」の進行役に、令和ロマン・ケムてゃの登板回数が増えますように。いつかくるまくんとも、SixTONESみんなが共演できますように。

「泣きながらご飯を食べたことがある人は、生きていけます」
坂元裕二『カルテット』より

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