疲れていたのは、目だった。
目で追っている。
でも意味が、どこかで滑り落ちていた。
同じ段落を、3回読んでいたことがある。
3回読んで、やっと意味が入ってくる。
コーヒーを入れに立った。
戻ってきても、変わらない。
目薬の減り方が、最初のサインだった
机には目薬を置いている。
目が重いときに、手を伸ばす。
さしたあと、まぶたの上をそっと押す。
そうすると、奥まで届く気がする。
最近、目薬をささない日が増えてきた。
多くても1日1回。気がついたら、そうなっていた。
何か一つを変えたから、ではないと思っている。
ただ、減ったこと自体は間違いない。
たぶん、3.5cm下げたことが効いていた
去年、モニターの位置を3.5cm下げた。
子どもから借りた、100円の定規で測った。
最初は2cmにしていた。
しばらくして、もう少し下げた。
ガイドラインより低い位置だ。
あのときは、首のためにやったつもりだった。
夕方の首の重さと、顎が前に出てしまうのを直したかった。
でも、目線が下向きに寄ると、まぶたが閉じる方向に少し近づく。
瞬きの量が、変わっていたのかもしれない。
目薬の減り方が変わり始めたのは、たぶんあの頃からだった。
首の話だと思っていたことが、目にも効いていた。
積み重なっていた小さなこと
モニター側のブルーライトカット設定を、オンにした。
設定があるのは知っていた。
見た目が変わるのが嫌で、何年もオフのままにしていた。
マウスカーソルも大きくした。
特に、モニター2枚をまたいで動かすとき、カーソルが見当たらなくなる。
探しているあいだ、無意識に目を細めていた気がする。
見失うたびに、一瞬、息を止めていた。
大きくしてから、それがなくなった。
どれも「直そう」と思ってやった、というほどのものじゃない。
なんとなく設定を見直して、ひとつずつ触っていたらそうなった。
後から並べてみて、目のための変更だったと気づいた。
お風呂で頭皮、寝る前に目元
目の奥が、重い日がある。
こめかみのあたりが、固く張っているときもある。
そっちも緩めてみようと思った。
お風呂で、指で押していた。
シャンプーのついでに、手でほぐしていた。
頭皮のマッサージブラシに替えたら、もっと楽に効くんじゃないかと思って、おそるおそる買った。
実は、今ので2つ目だ。
1つ目は、机の引き出しのどこかに入っている。
耳の上から、後頭部、おでこの生え際、頭頂部と順にあてていく。
お湯の音を聞きながら、2〜3分。
翌朝、目の開き方が違う気がする。
気がする、というだけだ。比較しているわけじゃない。
寝る前は、ホットアイマスクを目に乗せている。
充電式で、シルクの布。30分で勝手に電源が切れる。
ネルグーというやつで、冬のあいだずっと世話になっていた。
ただ、これから暖かくなってくる。
もう夜でも、長袖の上着を脱いでいる日もある。
夏になったら、これはどうしよう。
16時を過ぎても、文字が滑り落ちなくなる日が出てきた
毎日じゃない。
戻る幅が、前より小さくなった、というぐらいのことだ。
頭が疲れていると思っていたのは、
目が先に限界を迎えていただけだった、のかもしれない。
16時の休憩の取り方で、ひとつ気づいたことがある。
スマホをやめてみた話を、こちらに書いている。
机の右上の目薬は、今もそこにある。
ただ、手が伸びる頻度が減っているだけだ。
夏のアイマスクの話は、まだ答えが出ていない。
考えているところで、この夏が来る。
崩れながらも、少しずつ整えてきた記録をまとめています。
