20011003 首相漫像
歴代首相漫像湯呑み$${^{*1}}$$という茶碗がある。寿司屋の湯呑み$${^{*2}}$$で魚偏の漢字が歴代の首相の似顔絵になった物である。
高速道路のサービスエリアのお土産コーナーでかつてはよく見かけたが、最近は見られなくなった。これを見る度に一体どんな人が買うのだろうか、とよく思っていた。お土産コーナーには首相漫像の湯呑みだけではなく「親父十訓」だとか「おばあちゃんの知恵袋」といった類が書かれた手拭いや暖簾など売り物として成り立っているのかと思いたくなる物が沢山あった。そう考えながら、それらを手に取って眺めるていると運転の疲れを癒すことが出来た。もしかしたらこれら商品の主目的はそれであり、売ることは二の次だったかも知れない。
しかし家には首相漫像の湯呑みが存在$${^{*3}}$$している。売れるはずのない首相漫像の湯呑みが何故あるのか。私が高速道路のサービスエリアで買ったのである。買った当時、二人$${^{*4}}$$目の愛知県$${^{*5}}$$出身の首相が誕生した。その人は海部俊樹$${^{*6}}$$である。湯呑みの写真の上から加藤友三郎$${^{*7}}$$、近衛文麿$${^{*8}}$$、石橋湛山$${^{*9}}$$で一番下が彼である。
首相が交代すると漫像湯呑みの一番最後に新しい首相の顔が追加される。顔が最後に載っているのはその内閣が成立している時だけである。当時、私は海部内閣は短命だと思っていたので一刻も早く湯呑みを手に入れなければならないと考えていた。
こういった理由で結構売れていたのかも知れないが、サービスエリアでは見かけなくなった。国会議事堂では売っているらしい。関係ないが、外国人に持たせるお土産としてもいい。その時は首相の名前がローマ字になっていた方がいいだろう。ローマ字版が出たらもう一つ買いたい。
*1 YOMIURI ON-LINE Bit By Bit
*2 魚漢字湯のみ 日光陶器店
*3 manzou.jpg
*4 加藤高明
*5 愛知事典
*6 海部俊樹
*7 加藤友三郎
*8 近衛文麿
*9 石橋湛山
