201212280911 欧州小国紀行三日目(43)
2012年11月の欧州小国紀行$${^{*1}}$$。三日目。
パリ市内のオーステルリッツ駅$${^{*2}}$$。コインロッカーに預けてあった荷物を受け取って$${^{*3}}$$、駅構内の軽食屋で遅い夕食兼夜食を摂る。
夜九時近くだったが、店内は結構混んでいて、相席になった。たまたま中国系東洋人の隣が空いていたので、軽く会釈しながら席に座った。その東洋人はビジネスマン風で一心不乱にパソコンを叩いていたが、我々に気付くと少し居場所をずらしてくれた。
店員が注文を取りに来た。観光客相手の店ではないので、メニューは全てフランス語。店員は英語とフランス語を混ぜて対応してくれる。飲み物はどうすると言うので、どれでもいいのか、そしてどれかから選ぶのかが判らない。
妻と「どれでもええのかなぁ。よう判らんなぁ」と話していたら、横の東洋人が「あぁ、どれでも選べますよ」と教えてくれた。何だ、日本人じゃないか。
ここからは同席した人との日本語の会話が始まった。彼は資源採掘調査の仕事をしていてフランスに在住している。オルレアンに住んでいて今からそこに帰るところだと言う。ああ、ジャンヌダルクの、と言ったら「そうそう、そこです」と嬉しそうな顔をした。東京出身で奥さんは中国人、フランスで知り合ったということだった。
互いに希有な巡り合わせを楽しんだ。袖振り合うも他生の縁$${^{*4}}$$と言うが本当にそうかも知れん。
駅の待ち合いには人が結構いるが、プラットホームには殆ど人はおらず閑散としていた。

*1 201211180156 欧州諸小国視察の旅
*2 Gare Austerlitz
*3 201212151256 欧州小国紀行三日目(11)
*4 袖振り合うも他生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)とは? 意味や使い方 - コトバンク
欧州小国紀行三日目(42) 欧州小国紀行三日目(44)
