見出し画像

20000702 広重

 宝物の一つである永谷園の東西名画シリーズ$${^{*1}}$$「広重 東海道五十三次 The Fifty-three stages of the Tokaido By Hiroshige$${^{*2}}$$」を眺めていたら裏書き$${^{*3}}$$に興味深いことが書いてあった。

 41番目の鳴海宿$${^{*4}}$$は家の近くなので馴染み深い。ここは広重の東海道の面影をまだよく残している$${^{*5}}$$。カードの裏の説明に店頭の紫紺色の暖簾$${^{*6}}$$に書かれているマークは広重の「ヒ」と「ロ」とを組み合わせた図案だそうだ。
 よく見てみると菱形の「ロ」の字の中に「ヒ」の字が入っている。そのマークの右の方には版元の「竹内」という字が見えるらしいが、カードでは辛うじて判る程度である。

 鳴海宿から東へ40km程行ったところに36番目の御油ごゆ宿$${^{*7}}$$がある。この旅人留女$${^{*8}}$$と題される絵の中にも判じ物がある。浮世絵の右側の旅篭屋の玄関で足を洗う人の後ろの大きな丸の中に版元の「竹之内板(版)」、頭上の札には左から広重の号の「一立斎」、「摺師平兵衛」、「彫工治郎兵ヱ」、「東海道○○$${^{*9}}$$」とある。左側の旅篭屋には「○當や」と書いてある。これらが何を意味しているのか気になってくる。まだまだ他に字が書き込んであるのだが、印刷の具合と字の崩し具合とで何とかいてあるかよく判らない。

 こういう細かいところの豆知識がうれしい。誰も知らない世界を覗いているような気がして面白い。

*1 20000524 永谷園のカード
*2 Nitto Celamics Tokaido
*3 【手形・小切手の利用方法①】手形・小切手の振出
*4 〒458-0924 愛知県名古屋市緑区有松2313
*5 宿場町・有松 (日本・名古屋)
*6 tkdh41.jpg
*7 〒441-0211 愛知県豊川市御油町美世賜
*8 tkdh36.jpg
*9 5.浮世絵

いいなと思ったら応援しよう!