20011213 Zip
Zip$${^{*1}}$$が壊れた。ディスクを挿入しても全く読み込みに行かなくなった。
壊れたZipは今から4、5年前に購入した物である。当時、フロッピーディスク以外の持ち運べる記憶媒体はMO$${^{*2}}$$かZipぐらいしかなかった。MOは書き込み時間、検索時間がZipに比べて遅いことと装置の値段がZipの方が安い、というからZipを選んだ。現在はMOの方が圧倒的に使われているようだ。
購入してから半年ぐらいのある日にZipからガリガリと物凄い音が出てきた。それから全く動かなくなってしまった。強制的にディスクを排出させたらディスクがボロボロになっていた。読み込み書き込みヘッドがディスクに衝突したらしい。無償保証期間中だったので販売店で只で交換してもらった。ボロボロになったディスクは新品に替えてくれなかった。故障によって損傷したディスクは保証対象外だったのだ。
それ以降、問題は発生していなかったが、今日、突然全く動かなくなった。寿命なのだろうか。Zipは読み取り書き込み装置の徹底的なコストダウンがしてある。本体に電源スイッチが付いていない。現在ではUSB$${^{*3}}$$以外でもスイッチのないコンピュータ周辺機器は見かけるが、当時はそこまでコストダウンしている物はなかった。更に筐体にはネジが一本も使われていない。プラスチックの爪の嵌め込みだけで組み立てられている。
徹底したコストダウンが災いして故障率も上がってしまっているのだろう。仕方がない。値段は下げても品質は下げないというのはもともと無理な話である。品質が高いから値段が高いのである。逆に品質を落とせば安く作れるのである。これは永遠の真理である。本当に品質が良くて安いのは誰かがどこかで泣いているか、何も知らずに不当な報酬で満足しているかのどちらかである。従来よりも安くて品質が変わらない場合は、従来までの製造方法に無駄があり過ぎたということである。「品質が良くて安く」なったのではない。
*1 Iomega Zip
*2 MOフォーラム
*3 ASCII24 - アスキー デジタル用語辞典 - USB
