笑って泣ける「アルマゲドン」(1998)に、エンタメの真髄を見る。
批評家評価なんかクソ喰らえ。
アメリカ万歳映画とか中身空っぽの娯楽作品とかよく言われるけど、僕はこの作品が大好きです。
だって、小難しいテーマがある映画より笑って泣ける映画の方が面白いもん。
そもそも、映画なんて娯楽なんだから面白いのが正義でしょ。
というか、この作品を観てアメリカファーストだなぁ…って思うのって相当捻くれてると思うんですよね。
普通は、そんなことより掘削業者を宇宙に行かす方がよっぽど無茶苦茶だろっていうツッコミになりますよ。
でも僕は、そういう荒唐無稽な感じも大好き。
というか、そんなの気にならないぐらい面白いもん。
どのキャラクターも活き活きしていて、存在感があるし。
映画館で観るのも良いけど、金曜ロードショーとかで時々CM挟みながら家族で観るのにめっちゃ良いですよ。
なんかこう書くと貶してるみたいですけど、僕は最高に褒めています。
やっぱ、エンタメの真髄ってここなんですよ。老若男女が皆楽しめるかどうか。
もちろん観客に知性や理解を求めたり、何かを問いかける映画はあっても良いと思うんですけど、それは多分エンタメの本流ではない。
結局最後は主役のブルース・ウィリスが全部持っていくヒーローもんじゃん、っていう人もいると思います。
でもさあ、別に良いじゃんヒーローもんでも。
感動できるんならさ。
自己犠牲、親子の絆、全然良いじゃないですか。
変化球のエンタメが増えてきた昨今、こういうどストレートの玉がより重く感じますよ。
僕は仲間のために命を懸けようとするAJ(ベン・アフレック)も、彼の身代わりになるハリー(ブルース・ウィリス)も、ハリーとの最後の会話でようやく素直になれたグレイス(リヴ・タイラー)も、ラストシーンで流れてくるエアロスミスのベタベタバラードも、全部大好きよ。
ハリーとグレイスが交信するシーンとかハリーが起爆スイッチ押すシーンとか、普通に泣いたもんね。
どんなこと言われても、笑って泣けるがエンタメの真髄。
小惑星の発見遅すぎるだろとか、あんなデカい隕石を爆弾で破壊できるわけないだろとか、そういう細かいツッコミはやめて楽しみましょう。
気持ちを映画に任せれば、きっとこれ以上に楽しい映画はないはずです。
