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公園のベンチが、人はどんな人に寄り添いたくなるのか教えてくれた。

まだ日が昇る前の青く染まる外の景色。

眠たい目をこすりながらランニングウェアに
着替えて散歩に出かける。
時間が経つにつれて
少しずつ頭も冴えてきて、
そのまま街をゆっくり走った。

日も昇り、明るくなったところで
公園に立ち寄り、
僕は自然とベンチに腰を下ろした。



その時、ふとこんなことを思った。

なぜ僕は、
このベンチに座ったんだろう


考えてみると、
僕は無意識にこのベンチを



安全

と感じていた。

ここなら安心して座れる
と信頼していた。


だから何の迷いもなく
自分の体を預けていたんだと思う。

その瞬間
人との関係も同じなのかもしれないと感じた。

人がこの人にお願いしたいと思ったり
この人と一緒にいたいと感じたりする時も、
きっとそこには安心感がある。

相手がここは安心していい場所ですよ
と受け入れてくれていること。


そしてこちらも
この人なら自分の気持ちを預けても
大丈夫だと思えること。

その二つが重なった時に
人は初めて誰かに心を開き
身を委ねるのかもしれない。

それは人との関係だけではない気がした。

遊園地だってそうだ。
楽しそうで人が賑わっているように
見えるからこそ行ってみたい
という気持ちが生まれる。

商業施設でふと
開催されているイベントも
会場が賑わい笑顔があり、

楽しそうな空気が見えてくると、
こちらも自然と足を運びたくなる。

人はきっと光
を感じる場所へ向かって進んでいく。
そんな心理があるんじゃないかなと思った。

どんなに面白いコンテンツや
美味しい食べ物や
品質のいいものがあったとしても、
それだけでは人はなかなか近づけない。

デザインやパッケージは
それを教えてくれる。

この本質を持っていることは
きっと日々のあらゆる場面で
欠かせないことなんだと思う。

普段のコミュニケーション、
大切な人に想いを届けたい時、
子どもと触れ合う場面、
自分の伝えたいものを誰かに届ける時でも。

相手が安心して
心を開ける空気をつくれているか、

ここなら大丈夫と思ってもらえているか。

その土台があるからこそ、
人は耳を傾け近づき心を預けてくれる。

こちらから安心を見せ、
安全を見せ、心を開く。

送り手にとって必要不可欠なことに
気付かされ、そんな人間の本質的な心理に、
ハッとしたある朝でした😌


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