2024.10月日記、後半
10/16(水)
ああ、いい香りが漂ってくる。
金木犀の香りはある日突然に香り出す。不意打ちだ。
鼻が慣れてしまうのかどうなのか、金木犀は花の咲き出しの時の香りが一番強いように思う。
この香りにいよいよ本格的な秋なのだなと、ほっとするような嬉しい気持ちになる。
10/19(土)
ムギマキという旅鳥がいる。
秋の麦蒔きの時期に見られるのが名の由来らしいが、江戸時代にはコツバメと呼ばれていたようだ。
旅鳥というのは、通常では出会えない鳥さんなのだけれど、気象条件や羽を休めるために正規の渡りの飛行ルートではない場所に、まれに数日間留まる鳥のことを指す。
そんなムギマキが立ち寄る長野の某所に、きっとこのタイミングで現れるだろう日にちを狙って車中泊で向かった。
一見、キビタキに似ているが、眉が白いところが特徴です。
ライファー(鳥観察の人にとっては初見のこと)だったので感激も一入だった。

10/23(水)
高校時代の友人たちと那須塩原に温泉旅行に一泊で行ってきた。
すでに50年来の友人なので、相方よりも付き合いは長い。
こういう時でないと鉄道旅もしないので新鮮で楽しかった。
塩原温泉の本陣に泊まり、お料理は美味しかったし、バス停まで送り迎えしてもらったり、夜遅くまでのおしゃべりもとても楽しかった。
私は旅の計画を立てるのは苦ではないし、みんなに喜んでもらえたのもよかった。
でもなんだろう。喉に小骨が引っかかったように、うまく言葉では表せない、ほんとうにちょっとした気持ちのずれというか違和感も少し感じてしまった。
おばさんも年を重ねると、だんだん体力もなくなり、少しわがままにもなってくる。気遣いや言葉遣いも親しい間柄ということで、少しぞんざいにもなってくる。オブラート機能は働かず、直球ストレートの言葉に驚くこともある。そういう時は鈍感なふりをすることが一番の対処なので、いつもそうしている。耳も遠くなるのか車内でも声が大きい。
まあ、そんな違和感も感じつつも、この友人たちのいない世界も味気ないなとも思う旅なのでした。

10/25(金)
パレード 吉田修一著

吉田修一にはまっているので、当分この作者の本が続きます。
若い男女4人の共同生活に一人の男娼が加わって淡々と共同生活は続く。
それぞれの登場人物の視点から5つの章で綴られていく。
なんの変哲もない青春ドラマがある出来事でがらりと風景を変える。
いや変えてはいない。変えてはいないからこその、底知れない怖さがじわじわとやってくる。
無関心とも違う。あることをなかったことにしてしまう人間の心持が怖い。
文庫で読んだのだけど、表紙の良助と直輝がどっちだろうと思いながら読んだけど、読了後直輝の藤原竜也に納得だった。
10/26(土)
富士山の周辺を散策、大分寒くなった。
お目当ての鳥さんはいなかったけど、マミジロをゲット!

10/28(月)
雉白のちびはご飯をねだりに大抵朝は6:30、午後は15:30にやってくる。
初めのうち15:30にやってくると「まだ、夕ご飯の時間じゃないよ」と待たせていたんだけど、いかにもこれは人間時間を猫に押し付けていたのだと、日の短くなって来た今頃になってやっと気づいた。
のら猫はまだ今日の日の高いうちに、なんとか今日の分の食事を確保しておかなければ、という本能が働く。
一方で、ふさふさ三毛猫のみ~ちゃんは、22時あたりに周りを気遣うようにしてやってくる。雌猫なのでなんとか怖い猫のいない時間を狙ってやってくるのが、いじらしい。
黒白兄貴は地域一番猫なので、あたりかまわず好きな時間に堂々とやってくる。雉白のちびがいてもその威圧感であっという間に退散させてしまう。
ある意味人間社会と似ているようでもある。
10/31(木)
ジョウビタキが我家の庭にもやって来た。
晴れたからうれしいのか、久々の里に下りてきてうれしいのか、
1日中うちの庭の木々を伝ったり、地面に下りたり、バラの支柱にきたり、
忙しなくあちこち動きまわる。その時もスイースイーと優しい声でさえづるので、一層かわいさが引き立つ。

なんでも6月から昨日まで梅雨並みの湿度が続いていたらしい。
おかげで庭のあちこちに、ぜったい食べられないキノコが生えた。
ドジャーズがヤンキースを押さえてワールドシリーズを制覇した。
4勝1敗と終わってみればあっけない勝負でしたが、最終戦も逆転勝利と内容は濃かった。
もうちょっと大谷さんのホームラン見たかったなあ。
ネットニュースみたら松井秀喜さんが始球式してたんだ!
う~知らなかった…
*トップ画像:左は名前はわからず、右は食べたらやばいやつ
たぶんツキヨタケ
