私がサマーウォーズで泣く理由
映画サマーウォーズ
私は何度見ても、泣いてしまいます・・・
舞台となる陣内家は、立派な古民家です。我が家とは全然違います。
ただ、子どもの頃に夏休みを過ごした母方の実家の雰囲気に似ています。
縁側、広い庭、たくさんの親戚、夏の空気。
私の記憶が反応し、ノスタルジーを感じます。
なんならもう、最初から泣いています(笑
私が弱い、泣いてしまうシーンが二つあります。
一つ目
おばあちゃんが電話をかけ続けるシーンです。
OZのサーバーが壊滅状態になり、社会インフラが崩壊しかけているなかで、おばあちゃんは一人で受話器を取ります。知り合いに、友人に、関係者に。「あんたならできる」と激励するところです。
あんなにも人を信じて、励ますことが
今の私にはできません
もしかしたら私が一番、誰かに言って欲しい言葉なのかもしれません。
これを書きながら、また涙が出てきましたが
続けます
おばあちゃんの逝去をきっかけに
最初はバラバラで、うまく意思疎通もできなかった人たちが、一つの目標に向かって一致団結していきます。
王道中の王道です。だが、それがいい。
きっと私が求めている仲間や組織の在り方が、そこにあるんだと思います。
そして戦う前に、全員でごはんを食べる。
戦う覚悟を持った人がすることが、ごはんを食べること。
それも全員で。
同じ釜の飯を食うの意味を考えさせられます。
二つ目
ラストシーンの「よろしくおねがいしまぁぁぁぁぁぁす!」です。
健二が渾身の暗算を終えてEnterキーを押す瞬間です。
おばあちゃんは亡くなる前、健二に「夏希をよろしく頼むよ」と言います。そのときの健二は「今はまだ自信が持てません」と答えます。
そして、あの「よろしくおねがいしまぁぁぁぁぁぁす!」は、世界を救う願いでもあり、おばあちゃんへの返答なのかもしれないなと。
それまで自信のなかった健二が、腹を括った瞬間であり
世界を変えるためのEnterです
人が覚悟を持って一歩踏み出す瞬間に涙が止まらなくなります
感想
年を重ねると涙もろくなると言いますが
私もそうです
この解説は、またにするとして
サマーウォーズには、ノスタルジーと人とテクノロジー
何より家族の絆がつまっています
夏が近づくたびに、私は見返しています。
余談
OZというプラットフォームが社会インフラを支えていて、それが攻撃されることで社会が混乱するという設定は、2009年の映画とは思えないほど現代に通じます。AIやクラウドへの依存が深まる今、あの問題提起は今のほうがリアリティがある脅威ではないでしょうか。
戦う覚悟は持っておきます。
ごはん食べましょう
