橋口亮輔監督『恋人たち』人はそれでも生きていく
<作品情報>
「ぐるりのこと。」で数々の映画賞を受賞した橋口亮輔監督が、同作以来7年ぶりに手がけた長編監督作。橋口監督のオリジナル脚本作品で、不器用だがひたむきに日常を生きる人々の姿を、時折笑いを交えながらも繊細に描き出した。通り魔事件で妻を失い、橋梁点検の仕事をしながら裁判のために奔走するアツシ。そりがあわない姑や自分に関心のない夫との平凡な生活の中で、突如現れた男に心揺れ動く主婦・瞳子。親友への想いを胸に秘めた同性愛者で完璧主義のエリート弁護士・四ノ宮。3人はもがき苦しみながらも、人とのつながりを通し、かけがえのないものに気付いていく。主人公となる3人はオーディションで新人を選出し、橋口監督が彼らにあわせてキャラクターをあて書きした。リリー・フランキー、木野花、光石研ら実力派が脇を固める。
2015年製作/140分/PG12/日本
配給:松竹ブロードキャスティング、アーク・フィルムズ
劇場公開日:2015年11月14日
<作品評価>
90点(100点満点)
オススメ度 ★★★☆☆
<短評>
おいしい水
素晴らしかったです。「殺していい人間」はいるかもしれません。そんな気持ちになるときもあります。しかし「殺しちゃったら君と話せなくなる。嫌だよ。」って言ってくれる人がいるだけで幸せではないでしょうか?
希望なんてないと絶望しても、人から差し伸べられるなんてことない行動や言葉、また自分の感じ方ひとつで世界はましになるのではないでしょうか。
生きていくってそういうことだろうと思います。
思い出して何度も泣けます。全然長さを感じなかったです。人生ベスト級の作品です。
吉原
公開当時、貸切の劇場で鑑賞したことを覚えています。当時、高校1年生だった私の心にもガツンときた作品でした。また再見したい作品です。
<おわりに>
生きていたくないときもある、でも人の人生はつづいていく。そんな教示に満ちた作品です。
<私たちについて>
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