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「ブラック・ジャック」好きなエピソードランキングトップ10

今回は「ブラック・ジャック」好きなエピソードランキングトップ10
発表します。

手塚作品の中でも最も人気があるといっても過言ではない代表作
その完成度はプロの漫画家ですら
「手塚治虫にしか描けない」と唸らせるほど完成度が高く
日本漫画史の中においても一際輝く医療漫画の金字塔であります。

そんな至極の作品群の中から恐れ多くも
手塚治虫専門youtuber某が好きな「ブラック・ジャック」エピソードを
ランキング形式にて発表いたします。

世間の人気とかガン無視
完全に個人の好き嫌い丸出しのチョイス。
手塚治虫好きはもちろん、「ブラック・ジャック」を知らない方にまで
絶対に見て欲しい珠玉のエピソードを発表致しますので
ぜひ最後までご覧になってください。


ランキング発表その前に、、、、

「ブラック・ジャック」の「どのエピソードが好き」という議論は
マジで一生終わらない無限ループ地獄になっちゃうところをあえて
ランキング形式で発表しております。

そしてその順位はあくまでも、今現在のボク自身のランキングでありまして
1年後2年後には変わっていることも全然あり得ますし、何なら2か月後に、いや1週間後には全く順位が入れ替わる可能性も否定できませんのでそこはご了承くださいまし。
どれを選んでも名作と呼べるほどに面白い「ブラック・ジャック」
ぶっちゃけ捨てエピソードがない奇跡の漫画ランキングです。
それでは行きましょう。


10位 「流れ作業」

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これ、めっちゃ好き。
初めて読んだときは震えました。
大病院あるあるって感じのエピソードで医者手塚治虫が想う医者のあるべき姿が表現された非常に「ブラック・ジャック」らしいお話です。
患者の問診を流れ作業で行い一人にかける時間が極端に短くなるという大病院ならではの設定を逆手にとった設定。

自分の娘の治療を最後までやり遂げたいが
病院としての流れ作業のルールに阻まれ取り乱す院長。
自分の家族だとその病院の方針に従わせないという矛盾を上手く表現している皮肉たっぷりの珠玉のエピソードですね。



9位 「ホスピタル」

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こういう大病院ものがやっぱり好きですね。
大病院はブラック・ジャックのアウトローという設定との対比関係にあるのでより鮮明にブラック・ジャックの良さが際立ちます。

冒頭は大病院の皮肉「白い巨塔」のワンシーンを
パロディにした医療漫画の定番シーン。
ちなみに「白い巨塔」がモデルにした浪速大学付属病院というのは手塚先生が学んだ大阪大学付属病院であります。
そして「ブラック・ジャック」連載前に描かれた「きりひと讃歌」では母校をモデルに閉鎖的な病院という封建社会に潜む悪を皮肉って描いたと言われています。

本作でも権力に立ち向かう一人の医師を中心に
ブラック・ジャックが最高に爽快なオペを行います。
これぞブラック・ジャックという神髄、真骨頂を味わえる名作

ボク自身も今、抗ガン剤治療中の身ではありますので
患者として先生に身体を預ける、未来を預けるという意味では
治療だけが医療ではないということを身を持って体験しております。
幸いボクの担当医はめちゃくちゃいい先生で
それこそブラック・ジャックみたいなちょっとはみ出した先生です、
患者と医師の在り方というのを非常に考えさせられましたね。

10位の「流れ作業」のエピソードもそうでしたけど
本編は現在の医療における在り方を示した作品のひとつで
「ブラック・ジャック」がどういうマンガなのかが凝縮された屈指のエピソードなのでこれだけでもぜひ読んで欲しいですね。



8位 「満月病」

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こういう話好きなんですよ。
ブラック・ジャックが毎年ある喫茶店のウエイトレスの姿を見に来ていて
突然その年からウエイトレスの姿が見えなくなる、
…事情を聞くとどうやら醜く太ったからだと言い
気になったブラック・ジャックは彼女の元を訪ね無料で治療するんです。

なんでそんな事するのかは見てのお楽しみですけど
こういう人情味あふれるエピソードいいですよね。
事情を知らずに読むとただのストーカーですけどね(笑)
ブラック・ジャックがどういう人間性なのか掘り下げられた名エピソードだと思います。



7位 「二度死んだ少年」

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これぞブラック・ジャックというエピソードです。(何個あんねん?)
一度は死んだ殺人犯をそれぞれの正義のために生き返らせ
そして裁判で衝撃の結末を迎える
手塚治虫の真のテーマが炸裂した傑作
何のために命を助けるかという
医者としてのシンプルな答えがここにあります。

権力、名誉、お金、それらに真っ向から否定した命の在り方
ラストのブラック・ジャックのセリフが本編のメッセージですよね


6位 「獅子面病」

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「ブラック・ジャック」の中でも人気のエピソードだと思っていたのですが
以前に発表されたベスト40にも入っていなかったのが不思議な
ブラック・ジャックの手術に向き合う信念が現れた屈指のエピソードです。

お手上げの難手術を押し付けられ無理だ無理だと叩かれ
術後も食わせ者扱いされながら、
3か月後には手術の成功が分かると…

やっぱりモグリという立場が世間では認められない系のエピソードで
対権力に対する描写は「ブラック・ジャック」のたくさんあるんですが、その中でも本編は秀逸なエピソードだと思います。



さぁいよいよベスト5の発表ですが…
その前に
以前に講談社が行った「あなたが選ぶブラック・ジャックベスト40」なる企画のことをご紹介しておきます。

これは一般投票により選ばれたランキングなのですが「ベスト40」の中に
ここまでボクが発表したエピソードがなんと
 9位「ホスピタル」しかランキングしていません(笑)
40個あってひとつですよ。
どういうこと?

さらには、この後に発表するベスト5の中にも入ってないものが多いです…(笑)マジで!どうなってんの?

ボクの感性がズレているんじゃないかと思うくらいランキングされていないので「てめぇワザと外してるんじゃないか」「通ぶってんじゃないか」と思われるかもしれませんが全くそんなことはありません。

完全にガチで選んでおります。

この辺が「ブラック・ジャック」があまりにも秀作揃いなので
選ぶ人によって好みが分かれてしまうという面白さではあるんですけどね。

…というわけで一体どんなエピソードがランキングしたのか
いよいよこの後ベスト5の発表いっちゃいましょう。


5位 「病院ジャック」

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なんと!こちらもベスト40ではランク外
なんでやねん!

これはタイトル通り病院がテロリストに乗っ取られてしまうストーリーで
その時ブラック・ジャックはちょうどオペ中でした。
目の前には腹部を開けた患者がいるにも関わらず
手も足も出せないまま
時だけが過ぎついには停電…。
視界が真っ暗になりついに万事休す!

しかしここでブラック・ジャックの超神業が炸裂します。
そして何と言ってもラストの名セリフ
これはもうブラック・ジャックの中でも屈指の名セリフ確定なので是非!

マジで一見の価値ありです!
なんでこれがランク外なのかマジで意味不明…。


4位 「助けあい」

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こちら「ベスト40」では22位にランクインしていましたが…
もっと上でしょ。マジで。

海外で冤罪のため逮捕されたブラック・ジャックを助けた日本人のお話
受けた恩は誠心誠意報いるというエピソード
ブラック・ジャックのその規格外の誠意に惚れます。
そして何よりカッコイイ!こんな男になりたい。
こんな大人になりたい!
命を助けるというより恩義を果たすという執念が見事

ブラック・ジャックという人間が
何によって突き動かされるかが表現された屈指のエピソード。
マジで最高のエピソードなのでぜひ!



3位 「上と下 」 

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こちら「ベスト40」の37位にランクイン(ってかもっと上やろ)

これめっちゃいい話だと思うんですけどね。
今でいうところの上級国民と貧民ってやつでしょうか…。
身分の差を超えて描かれる命の代償、義理人情
そして最後のブラック・ジャックの粋な餞別

もう完璧ですね。

こんな濃密なドラマを僅か数ページで描くとはもはや神業。
手塚治虫のヒューマンドラマ炸裂の素晴らしいエピソードです必見!


2位 「ふたりの黒い医者 」

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「ベスト40」では10位にランクイン

人気のキリコとの共演作であり多くの方に人気のあるエピソードのひとつ。
ブラック・ジャックの代表作といっても申し分ない一作。
延命治療終末医療の在り方
安楽死の是非を問うドラマの中で結局最後は運命には逆らえないといった
無常の結末が深く心に残るストーリーは、アニメ、小説、ドラマ、など様々な分野でリメイクされているエピソードなのもクオリティの高さを証明していますね。

ラストシーンのキリコの高笑いと
ブラック・ジャックの魂の叫びは名シーンです。
この一言に尽きる。



1位 「落としもの」

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これ本当一押し!めちゃくちゃ好きなんです!
でも「ベスト40」ではランク外なんです…

なんでやねん!

何でランキングに入らないのか不思議なくらいの傑作。
手術不可能とサジを投げられた奥さんのためにサラリーマンの男が全財産を投げうって3000万円の小切手を用意するんですね。
でもその小切手を落としちゃうんですよ。

当然それじゃあ手術ができないとして代わりに
自分の体を差し出し妻を助けて欲しいとブラック・ジャックに
お願いするんですけど… というお話。


これもね、名作「おばあちゃん」に匹敵するくらい大切な人の命に向き合う激熱のエピソードです。マジで心揺さぶる超激熱話!

子供の存在がね、これまたいいんですよ。
泣けるわマジで。
ジワジワ涙腺が緩んできます。
構成力も完璧でタイトルの「落とし物」とかけて
ラストのブラック・ジャックのニクイ演出!
うおおおおお。
これまた最後のブラック・ジャックがいい顔してるんですよね
ボクの大大大好きなシーンです

大切な人を守る覚悟、
間違いなく「ブラック・ジャック」の中でも屈指のエピソードですのでぜひご覧になってください


…というわけでランキングベスト10発表致しました。
如何でしたでしょうか。

あれ?
別記事でも熱く語っていた名作「おばあちゃん」が入っていないじゃないかと思われた方も多いと思います。

ここで補足させていただきますが
「おばあちゃん」は殿堂入りなされました(笑)
というわけで今回は残念ながらランク対象外とさせていただきます。


いや~今回ランキングを作ってみて本当に悩みました。
何が大変って
全部読みなおしたことね。マジハンパない。

その後にいくつかに絞るんですけど
それでも40個くらいになるんですよ。
だから講談社のランキングも「ベスト40」になったの?
そもそも40って中途半端じゃないですか(笑)

まぁそれはさておき
そこから10本に絞る作業
これは苦渋の選択でしたね。

参考までに漏れた作品をいくつかご紹介しておきますと…

---------------漏れた作品リスト---------------
「報復 」

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イタリアの億万長者がブラック・ジャックにオペの依頼に来るも
日本医師会がそれを阻止
総理大臣まで出てきてオペを断るも手術は失敗に…。
メンツ丸つぶれの日本医師会にイタリアの報復が!
ラストはブラック・ジャックの無言のメッセージ
最高に痛快です


「友よいずこ」

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ブラック・ジャックの顔の皮膚の色がなぜ違うのかの秘密が
明かされる小学生時代のエピソード!超名作です!


「ガス 」

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ピノコを救うためブラック・ジャックの必死さと
ピノコの乙女心が交錯した心温まるお話です。
二人の関係性が見事に表現された名エピソード


「目撃者」

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決していいエピソードではないんですけど
こういうのもブラック・ジャックなんですよね。
一見すると切ないお話ですけど
実は手術費用は最初から患者に餞別として渡すつもりの
ブラック・ジャックの人柄が透けて見える名エピソードです



「ある老婆の思い出」

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ラストシーンは「ブラック・ジャック」の全エピソードの中でも一番の驚きでしょう。この展開は誰も予想しえない見事なオチです



「宝島」

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ブラック・ジャックがこれまでに稼いだお金の在りかが明らかになります。
ラストのブラック・ジャックのセリフはこれまで一度も聞いたことがない
とても医者とは思えない衝撃的な一言が飛び出します。

こちらは「MW」の検証記事の中でも解説しているので
参考にして頂ければと思います。
衝撃です。



「浦島太郎」

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55年間寝たきりの患者を生かすか、安楽死させるかのお話
まさに浦島太郎的な結末は
生命の神秘を人間がどうこうできる代物ではない
という結論を叩きつけてきます。



「白い目」

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最高の医師たちもこの奇病にはお手上げで
そのためにブラック・ジャックが呼ばれるも
モグリという白い目で見られながら難題に立ち向かうお話



「黒潮号メモ」

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日本の大スターがテレビ局をスポンサーに船旅をするんですが
その度にブラック・ジャックがずっと付き纏います。
一体なんのために…
その動機の執念がすごい。


とまぁ挙げればキリがないんですけど…
とにかくですね。
どれをとっても名作に挙げられる完成度でありますから
ランキングに関係なくもう全部読破してください(笑)

医師免許を持つ手塚治虫にとって「こんな医者になってみたい」という想いを漫画に託したとも言える言い換えればもう一人の手塚治虫像、
それがブラック・ジャックなんですよね。
そして「ブラック・ジャック」
人類普遍の命の尊さをテーマに描いた作品だからこそ
いつの時代も決して色褪せない永遠に語り継がれる魅力があります
手塚治虫という天才作家のポテンシャルが結集した
日本漫画における名作中の名作
一人でも多くの方に読んで頂きたいと思っております。


最後までご覧くださりありがとうございました。


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