失敗しない『鉄腕アトム』の選び方!ファン絶賛の最高傑作から幻の超レア版まで比較
「手塚治虫書店名古屋店」行って参りました。
三越名古屋の真ん前、繁華街のど真ん中という立地
地下街からも行ける非常にアクセスしやすい場所にあり
ジュンク堂書店の一角に「手塚治虫書店名古屋店」はあります。

規模としては手塚治虫書店大阪店と同じくらいです。
ズラリと並ぶ、丸善・ジュンク堂でのみ限定販売されている
手塚治虫全集オンデマンド版
講談社の全集より大きいB5判サイズなので見応えあります。
相変わらず整然と並ぶ黒の威圧感がエゲつないですね。

そしてもちろん手塚治虫書店と言えば周辺グッズと関連本
当然、手塚治虫に特化している書店なので
他の本屋に比べると圧倒的に充実はしていますが
他の「手塚治虫書店」に比べると寂しいかなという気はします。
最大規模を誇る「岐阜店」がめちゃくちゃ小さくなったのは
残念なんですけど、そういう時代の流れなのでしょうか。
そりゃあ書店もビジネスですから、売れないものを並べておくわけには
いかないですしレイアウトの変更は止む無しかと。
ただね、今後は違いますよ。
2028年は手塚治虫生誕100周年でかなり盛り上がると見ています。
実際、今、手塚治虫界隈は密かに来ていますからね。
ネトフリで「リボンの騎士」
先日、品川では「火の鳥マンガローグ」
8月には「紙の砦」の実写版
などなど…
手塚治虫書店もおそらく盛り上がってくると期待しております。
「鉄腕アトム」は何を買うべきか解説
さて、今回はついでに「鉄腕アトム」は何を買っていいの?
…という質問を受けますのでここで解説しておきます。
初心者は、
手塚治虫文庫全集で問題ありません。
まずはここから行きましょう。
第1巻は、「鉄腕アトム」になる前の
「アトム大使」から掲載されているのでお得感もあります。
ただ文庫版なので字が小さく見辛いことが難点。
特に年配者には地獄ですのでぜひとも気をつけて頂きたい。
続いて
時代の空気を感じるためには
やはりオリジナルをお勧めしたい。
「初単行本版」ですね。
1956年刊行の光文社版をカラー頁もそのままに復刻したバージョンです。
巻末資料も充実しているので懐かしむには超お手頃の一冊。
ただこれも文庫版なので年配者には地獄なのでご注意を。
(いや、これマジで古い作品ほど小さくなるって反比例してない?)
無難路線で攻めるなら「サンコミックス」バージョン
他では未収録の「サンゴ礁の冒険」が唯一収録されています。
ジャケットもレトロ調で懐かしいデザインがカッコイイ逸品。
アトム好き、手塚好きならこのデザインだけでご飯何杯でもいけます。
本棚に忍ばせておくとデザイン的にも最高です。
続いては
長編冒険漫画 鉄腕アトム [1956-57・復刻編]
1巻から8巻まであります。
でも4巻以降は追加分なので
最初の3巻までが本気の復刻版でオススメ。
当時、唯一復刻されていなかった
超レアバージョン=1956-57年版を復刻させた限定品です。
秘宝とまで言われた幻のビンテージ本
入手不可能と言われていたレアアイテムが58年ぶりに復刻されたとあってファン待望の限定品です。
…とまぁここまでご紹介しておきながらもなんですが
今はこれがベストです。
「鉄腕アトム 《オリジナル版》」
2009年に発刊された鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集なるものがありまして、これは連載当時そのままにの姿を何から何まで完全復刻したまさにファン陶酔の最高傑作なんです。
あまりの素晴らしさのためファン歓喜の爆売れとなり
入手困難のプレミア価格になってしまうという異常事態が起きました。
この異常事態を解消するべくファンの期待にも応え
2021年に再編集して販売されたものが
復刊ドットコムの「鉄腕アトム《オリジナル版》」です。
最も直近で出版され雑誌連載時に忠実な唯一無二バージョン、
しかもフルカラー、ジタル・リマスタリングによる復刻という完全版です。
まさに完全の名にふさわしい。
連載時と同じ内容が御所望の往年のファンにはたまらない仕様でありながら価格も安い。
とんでもないプレミア価格を是正する素晴らしいプライス。
迷わずこれでしょう。
それでも文庫本などに比べるとお高いのでコレクターや思い出補正のない方であれば文庫本で全然OKなのですが
手塚ファンなら持っておきたいラインナップとなっています。
はい。
以上「鉄腕アトム」のご紹介でしたがやはり手塚治虫書店は楽しいです。
他の作品も説明しだすとキリがないんですけどねぇ
「ジャングル大帝」もマジで色んなバージョンあるんで参る。
手塚治虫の関連本ってマジで気が狂うくらいの出版物があるんで
こういうところを覗くがとても楽しみなんです。
…でも少なかった。見た事あるものばかりでしたね。
こんなん誰が買うねん…っていうトリッキーなものに出会うと興奮するんですけどなかなかそういう代物には出会う事ありません。
そういう意味ではトキワ荘周辺はかなりマニアックでしたので
手塚治虫書店とは全く関係ないですがあの界隈は良かったですね。
興味がれば見てみてください。
ではでは
