社会人野球 日本選手権2025 東海地区最終予選|延長戦・満塁弾・サヨナラ決着の全試合記録
大会概要
社会人野球の秋を彩る大舞台
――第50回社会人野球日本選手権大会 東海地区最終予選が、
2025年9月17日から26日まで
愛知県岡崎市・岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで開催された。
今大会は、都市対抗野球での王子とヤマハのJABA大会2優勝により東海地区に「増枠」が与えられ、
例年より多い6チームで5枠を争う異例の方式。
参加チームは以下の通り:
・三菱自動車岡崎(愛知県岡崎市)
・西濃運輸(岐阜県大垣市)
・東邦ガス(愛知県名古屋市)
・東海理化(愛知県豊川市)
・日本製鉄東海REX(愛知県東海市)
・ジェイプロジェクト(愛知県名古屋市)
詳細については以下の記事をご参照ください
岡崎レッドダイヤモンドスタジアムの秋空の下、
延長タイブレークや逆転劇、満塁弾にサヨナラ決着と、
社会人野球の醍醐味が凝縮された熱戦が繰り広げられた。
この記事では、
全試合のスコアと流れを詳報し、振り返っていく。
観戦に訪れた人も、ネット速報を追った人も、
もう一度あの激戦の数々を臨場感とともに味わっていただきたい。
全試合スコア詳報
9月17日① 日本製鉄東海REX 11-10 東海理化(延長13回)
― 死闘13回、最後はREXが意地の一打で振り切る ―
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 計
REX 0 0 0 0 0 0 0 2 0 1 2 5 1 11
トリカ 1 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2 5 0 10
(REX=8安打、東海理化=12安打/失策は両軍とも1)
開幕戦から延長13回の激戦となったこの試合。REXにとっては、都市対抗で希望を絶たれた因縁の相手との再戦でもあった。合計21得点、計20安打の壮絶な一戦は、まさに社会人野球の魅力を凝縮した内容となった。
初回、東海理化は2番・福本の左越え三塁打で先制。続く2回には9番・角田の三塁打で追加点を挙げ、序盤は東海理化が主導権を握る。先発・高橋は5回を無安打に抑え、エース池田にバトンを託す。
一方のREXは、7回まで無安打。しかし8回、9番・佐々木のスクイズ、山本秀太の適時打で2点を返し、2-2の同点に持ち込む。
延長タイブレークに突入すると、10回表にREXが石川の犠飛で勝ち越すも、東海理化も角田のタイムリーで追いつく。11回は山本と平野の打点で再びREXが2点を奪うが、4番・武藤が右中間を破る2点打で応戦し、5-5と拮抗。
12回はREXが石川、佐々木、中川の3連続タイムリーで5点を加え、突き放す。しかし、東海理化も角田のタイムリー、武藤の犠飛などで5点を返し、再び同点に。まさに息をのむ展開となった。
そして13回、REXは無死満塁から平野の犠牲フライで1点を勝ち越し。最後は浦本が3人で締め、壮絶な死闘に終止符を打った。
REXの勝因は、8回以降に奪った11得点の集中打と、6投手による粘りの継投。
対する東海理化は、7回まで無安打に抑えながらも逆転負け。池田のロングリリーフは実らなかったが、高橋の好投と武藤の打棒は次戦に向けて大きな収穫となった。
9月17日② ジェイプロジェクト 5-4 三菱自動車岡崎
― 土壇場9回に逆転!ジェイプロが劇的勝利 ―
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
JPro 0 0 0 0 0 2 0 1 2 5
岡崎 1 0 2 0 0 1 0 0 0 4
(ジェイプロ=10安打1失策/岡崎=9安打0失策)
4点差を追いつき、最終回に逆転という劇的な展開。ジェイプロは粘り強く戦い、三菱岡崎は悔しい黒星を喫した。
試合は、ジェイプロ・馬明、三菱岡崎・笠井の両先発でスタート。先手は三菱岡崎。1回裏に3番・中村の内野ゴロの間に1点を先制すると、3回には再び中村が中前打で2点を追加し、3-0とリードを広げた。
ジェイプロは馬明を3回で下げ、2番手・伊藤が流れを変える。伊藤は2イニングを3者凡退で抑え、6回に打線が応える。四球と失策で走者をため、今井・平田の連続タイムリーで2点を返した。
6回裏に岡崎が1点を追加するが、7回から登板した3番手・中川が圧巻の投球で流れを渡さず。ジェイプロは8回表、平田のショートゴロで1点を返し、1点差に迫る。
そして9回表、先頭・大田の三塁打でチャンスを作ると、2番・木内がライト前で同点。4番・橋本のタイムリー二塁打で逆転に成功した。
9回裏も中川が粘投。四球で走者を出しながらも無失点で切り抜け、ゲームセット。ジェイプロジェクトが見事な逆転勝利を収めた。。
ジェイプロジェクトとしては、馬明が3失点で降板後、伊藤・中川が計6回を1失点にまとめたことが勝因。特に中川は3回無安打の完璧な内容だった。
三菱自動車岡崎としては、終わってみれば4安打。
特に4回以降は走者を出したのが6回のみと、打線が中盤以降沈黙し、リリーフ陣も崩れてしまった。
坂巻・清川ともに制球に苦しみ、要所で粘れなかった点が敗因となった。
9月18日① 東邦ガス 4-2 日本製鉄東海REX
― 大木の逆転3ラン!東邦ガスが代表へ王手 ―
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
ガス 0 0 0 0 1 0 3 0 0 4
REX 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2
(東邦ガス=10安打0失策/REX=11安打1失策)
序盤はREXがリードする展開だったが、東邦ガスが中盤以降に追いつき、7回の一発で試合をひっくり返した。
試合は、東邦ガスが高橋、REXが荒木。
両者とも初回から走者を許すが要所を締め、無失点で立ち上がった。
試合が動いたのは3回裏。REXは2番・平野の四球と3番・長南の二塁打でチャンスを作ると、主将・大塚の2打席連続二塁打で、2点を先制した。
反撃に出たい東邦ガスは5回表、先頭の1番・大木の二塁打と2番・金田の三塁打で1点を返す。
荒木はこの回で降板し、5回1失点の内容。
2番手・池戸が6回を三者凡退に抑えると、7回からは3番手・浦本が登板した。
しかし、この浦本が誤算。先頭の比嘉を打ち取ったものの、8番・氷見にセカンド内野安打、代打の松井に中前打で一死一二塁のピンチ。ここで、1番・大木に左翼スタンドへ逆転の3ランホームランを浴び、試合の流れを失った。
その裏、追いつきたいREXは東邦ガスの2番手・中川を攻め立て、6番・市丸、7番・石川の連打で二死二、三塁の好機を作る。しかし9番・佐々木が中飛に倒れ、同点のチャンスを逸した。
以降、東邦ガスは8回を柳川、9回を吉田がいずれも無安打に抑え、試合終了。4対2で東邦ガスが勝利を収め、第1代表決定戦へ進んだ。
東邦ガスは、先発・高橋が2点を許しながらも粘投し、6回2失点で試合を作った。打線では逆転3ランを含め、3安打を記録した大木の活躍が際立った。
REXは11安打を放ちながら2得点と攻めきれず、再三の好機を生かせなかった。追加点を奪えず、終盤の逆転を許した点が敗因だったといえるだろう。
9月18日② 西濃運輸 6-5 ジェイプロジェクト
― 一発攻勢と終盤の粘り、西濃が競り勝つ ―
序盤はジェイプロのリード、だが西濃が中盤に追いつき、終盤はシーソーゲーム。最後に勝負強さを見せた西濃が、白熱の一戦を制した。
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
西濃 1 0 0 0 1 1 1 0 2 6
JPro 3 0 0 0 0 0 0 2 0 5
(西濃=12安打0失策/JPro=6安打1失策)
先発は西濃運輸が森岡、ジェイプロジェクトが菅原。試合は初回から大きく動いた。
1回表、西濃運輸はジェイプロ先発・菅原の立ち上がりを攻め、2番・小中が二塁打を放ち先制。しかしその裏ジェイプロが橋本・吉森の連続適時打などで3点を奪い、すぐに逆転。
西濃の先発・森岡は1アウトしか取れずに降板し、2番手・池田が火消しに登板。以降は両軍の投手陣が粘り、試合は3対1のまま膠着状態に。
試合が再び動いたのは5回だった。西濃は大山・佐藤の連打と原田の死球で満塁を作ると、福島の犠飛で1点差に迫る。6回には4番・野﨑が左越えに同点ソロを放ち、試合を振り出しに戻した。
ジェイプロの先発・菅原はこの回まで投げ、6回3失点で降板。
7回からは2番手・笈川が登板したが、1番・原田に勝ち越しの左越え本塁打を浴び、西濃が4対3と逆転に成功した。
その後、西濃の池田、山下らリリーフ陣がジェイプロ打線を無安打に封じ込めていたが、8回裏に再び試合が動く。
先頭・木内が四球で出塁し、4番・橋本の左前打で一死一三塁とすると、代打・上宮田の遊ゴロ間に同点。さらに7番・平田が左前に適時打を放ち、ジェイプロが5対4と再逆転した。
西濃の攻撃は9回表を残すのみ。しかしここで試合がひっくり返る。
ジェイプロは8回から登板の飛渡翔太が続投したが、
先頭・原田、続く福島に連打を浴びる。
さらに4番・野崎、5番途中出場の誉田が連続タイムリーを放ち、再び逆転。西濃が6対5と試合をひっくり返した。
その裏は西濃4番手・塩本が三者凡退で締め、逆転勝利。ジェイプロは2度のリードを守れず、悔しい敗戦となった。
これで西濃は第1代表決定戦へと駒を進めた。
西濃運輸は、先発・森岡が誤算で初回に3失点を喫したものの、2番手・池田が6回を無失点でつなぎ、試合の流れを引き寄せた。
打線では4番・野﨑が6回に同点ソロ、9回に勝ち越しのタイムリーと勝負強さを発揮。1番・原田も一時勝ち越しとなる本塁打と9回逆転の口火を切る安打で存在感を示した。
ジェイプロジェクトは2度リードを奪いながらも、あと一歩守り切れなかった。安打が出たのは、得点を挙げたのは初回と8回のみで、少ないチャンスを確実に点へ結びつける強みは見せたものの、終盤の継投で踏ん張り切れず悔しい敗戦となった。
9月19日① 東海理化 3-0 三菱自動車岡崎
― 新人右腕・北添が快投!理化が決勝進出 ―
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東海理化 1 0 0 0 0 1 0 1 0 3
三菱岡崎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
(東海理化:10安打、1失策 岡崎:3安打、0失策)
第2代表決定トーナメント1回戦。
先発は三菱岡崎が近藤、東海理化は高卒新人・北添。
初回、東海理化は4番・武藤の左前タイムリーで先制。
北添はその裏、上々の立ち上がりを見せる。
以降、試合は投手戦に。岡崎の近藤も立ち直りを見せ、5回までスコアは1-0で推移。
再び試合が動いたのは6回表。
4番・武藤が右越えに本塁打を放ち、東海理化のリードを2点に広げる。さらに8回表には3安打を集中し、6番・川上が右前にタイムリーで1点を加え、3対0と突き放した。
守っては、北添が7回を投げ被安打3、無失点と堂々の内容。
後を継いだ河野も打者6人を完全に封じ込め、完封リレーで三菱自動車岡崎を下した。
東海理化にとって、この試合の最大の収穫は北添の好投。
高卒ルーキーながら堂々たるピッチングで岡崎打線を抑え、エース池田に次ぐ存在として期待の膨らむ内容となった。
打線では補強選手として東京ドームも経験した4番・武藤が初回の先制打と6回のソロ本塁打で2打点と存在感を示し、クリーンアップの役割を果たした。
一方、三菱岡崎はこれで連敗。打線は初戦が4安打、この試合もわずか3安打と沈黙が続き、得点の糸口が見いだせなかった。都市対抗の疲労も影響したか、立て直しが急務となる。
9月19日② ジェイプロジェクト 3-4 日本製鉄東海REX
― 接戦制す!REXが薄氷の勝利で勝ち上がり ―
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E
ジェイプロ 1 0 0 0 1 0 0 1 0 3 9 1
東海REX 0 1 0 3 0 0 0 0 X 4 10 1
第2代表決定トーナメント1回戦。
先発はREXが中山、ジェイプロが鎌田。
先制したのはジェイプロ。初回、内野安打とワイルドピッチで好機を作ると、この日4番に入った吉森がタイムリー内野安打を放ち、1点を先制。
REXの反撃は2回裏。5番・大塚の二塁打を起点に、7番・石川の犠飛で1-1の同点に。
さらに4回、REXは8番・中川の適時三塁打で勝ち越しに成功。ジェイプロはここで先発・鎌田を諦め、2番手・満田を投入したが、流れを止められず。1番・山本の適時打で追加点が入り、この回一挙3得点。
スコアは4-1とREXがリードを広げた。
5回表、ジェイプロジェクトは2番・木内の適時打で2点差に迫る。
さらに、終盤8回には、REXの3番手・佐伯を攻め立て、4番・吉森が二塁打を放ちタイムリー。ついに1点差とした。なおも1死二塁の同点機を迎えたが、代打・片岡が二ゴロ。続く代打・今井も右翼フライに倒れ、あと一本が出なかった。
9回表、ジェイプロジェクトは先頭の橋本が左前安打で出塁。しかし8番・神農のバントが失敗し、痛恨のダブルプレー。後続も倒れて無得点で、試合終了。
4対3でREXが逃げ切った。
REXは序盤に得点を重ねたが、中盤以降は無得点。それでも継投陣が踏ん張り、勝利を守り切った。
ジェイプロは終盤に粘りを見せたが、あと一本が出なかった。吉森は先制打と終盤のタイムリーで存在感を示したが、バントミスや残塁が響いた形となった。
9月20日 雨天順延
― グラウンドを叩く雨、試合は翌日へ持ち越し ―
第50回社会人野球日本選手権 東海地区最終予選は、20日に予定されていた試合が雨天により中止・順延となった。
岡崎レッドダイヤモンドスタジアムは朝から断続的な雨に見舞われ、グラウンドコンディションが回復せず、第1試合開始直前に主催者が順延を決定。
連戦が続いていた選手たちにとっては、ひと息つける「恵みの雨」となったかもしれない。一方で、過密日程の中での順延は、各チームの投手起用や戦略に少なからず影響を与えることが予想される。
この日の現地の様子については、以下のリンクをご参照いただきたい。
試合は翌21日に振り替えられ、代表権を懸けた大一番が仕切り直しで行われることとなった。
9月21日① 東海理化 8-2 日本製鉄東海REX
― 武藤の満塁弾で主導権を握り、東海理化が圧勝 ―
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
トリカ 0 0 4 0 0 1 2 1 0 8
REX 0 0 1 1 0 0 0 0 0 2
(東海理化=9安打1失策/REX=7安打2失策)
第2代表トーナメント準決勝は、東海理化がエース池田、REXは高卒5年目の右腕・加藤の先発で始まった。
両者とも初回は三者凡退と好スタート。
試合が動いたのは3回表。東海理化は二死無走者から1番・木村の二塁打でチャンスを作り、福本・川田の連続四球で満塁。ここで4番・武藤がセンターへ満塁本塁打を放ち、一気に4点を先制した。
REXもその裏、1番・山本の適時打から1点を返し、4回にも石川の内野ゴロの間に得点して4対2と詰め寄る。
しかし、REXの反撃もここまで。6回表、東海理化は2番手・池戸を攻めて1点を追加。7回には川上の適時打、8回にも福本の二塁打で着実に加点し、リードを広げた東海理化が8-2で勝利し、第2代表決定戦へと進んだ。
投げては池田が粘りの投球で7回途中2失点。後を継いだ中継ぎ陣も無失点に抑え、試合を優位に進めた。
打線では、武藤の満塁弾で試合の流れを掴み、打線も中盤から終盤にかけて効率よく得点。
まさに理想的な展開で第2代表決定戦へ駒を進めた。
一方のREXは、先発・加藤が誤算。3回に浴びた満塁弾で主導権を奪われ、その後もリリーフが試合の流れを止めきれなかった。攻撃では中盤以降再三のチャンスを作るも、決定打を欠いた。
9月21日② 西濃運輸 7-4 東邦ガス(延長10回)
― 九回に土壇場同点、延長で突き放し西濃が劇勝 ―
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
西濃 0 0 0 0 0 0 0 0 4 3 7
東邦 0 0 1 0 0 2 0 0 1 0 4
(西濃=9安打0失策/東邦=14安打0失策)
第1代表決定戦は、東邦ガスが主導権を握る展開で進んだが、土壇場で西濃が粘りを見せ、延長戦を制した。
先発は西濃運輸が奥、東邦ガスはエース・吉田で始まった。
先制したのは東邦ガス。3回裏、東邦ガスは9番・浦口が中前打で出塁し、金田の適時打で1点を先制。
6回裏には6番・高垣、7番・比嘉の連続本塁打で3対0とリードを広げ、東邦ガスペースで試合は進んだ。
守っては、先発・吉田は8回まで被安打2・無失点と快投を続け、勝利まであと一歩に迫った。
しかし9回表、西濃運輸の粘りが炸裂。原田・福島の連打、野崎の適時打で1点。続く川西の四球、川田の中前打で同点。吉田はここで降板し、2番手・柳川にスイッチしたが、流れは止まらず、7番・北野の左前打で4対3と逆転された。
その裏、東邦ガスも粘る。1番・大木が左前打で出塁し、4番・若林への代打・佐々木、5番・柴田が連続四球で満塁。ここで6番・高垣が左前適時打を放ち、土壇場で同点に追いつく。
試合は延長タイブレークに突入した。
10回表、西濃運輸は先頭の9番・本田が併殺打。あっという間に二死となったが、ここから再び集中打。2番・福島が勝ち越しの適時打、さらに3番・小中が長打で走者を返し、この回一挙3点。
10回裏、東邦ガスは反撃できない。西濃の4番手・塩本の前に無得点に終わった。最終スコアは7対4で西濃運輸が逆転勝利を収めた。
西濃運輸は準決勝に続き、またしても終盤までリードを許す苦しい展開。それでも9回二死からの連打で追いつき、延長では勝負強い集中打で一気に試合を決めた。まさに「西濃野球」と呼ぶにふさわしい粘りの勝利で、第1代表として日本選手権出場を決めた。特に福島、野﨑、小中ら中軸が土壇場で結果を残したのは大きい。
一方の東邦ガスは吉田が8回まで圧巻の投球を披露したが、9回に突如崩れた。継投策のタイミングやリリーフの出来が課題として浮き彫りになった。
9月22日 三菱自動車岡崎 8-3 ジェイプロジェクト
― 序盤から畳みかけ、岡崎が主導権を握って快勝 ―
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E
岡崎 2 0 3 0 0 1 1 1 0 8 11 0
JPro 0 0 0 0 1 0 0 1 0 3 11 1
第3代表トーナメント1回戦は、三菱自動車岡崎とジェイプロジェクトの再戦。岡崎が序盤から攻め立てて主導権を握り、終始リードを保って快勝した。
試合は初回から動いた。岡崎はジェイプロ先発・馬明を攻め、茂木の内野安打から、この日4番に入った大手が左越え2ランで先制。
3回表には、2番手・伊藤から。二塁打の大手、四球で出た豊住を塁に置き、6番・小室が右翼スタンドへ3ランを放ち5-0と突き放した。
ジェイプロの反撃は4回裏。1番・太田の右前打と4番・橋本の右中間二塁打で1点を返す。続く5回にも、8番・岡田の中前打で2点目を挙げ、じわりと追い上げた。
しかし、岡崎は6回に再び大手の適時打で1点を加えると、7回には9番・斉藤が左翼線へ適時二塁打を放ち7-2。
8回には代打・井上にもタイムリーが飛び出し、8点目を挙げて勝負を決定づけた。
8回裏、ジェイプロは橋本の中犠飛で1点を返すも反撃はそこまで。9回は無得点に終わり、8対3で三菱岡崎が勝利。第3代表トーナメント準決勝へと進んだ。
三菱自動車岡崎は、これまでの2試合では打線が沈黙気味だったが、この日は11安打8得点と爆発。大手の2ラン、小室の3ランという長打攻勢で主導権を握り、その後も効果的に加点した。
投手陣も先発・ 秋山凌祐をはじめ、坂巻、神原、清川と4投手の継投でジェイプロの追撃をかわした。
一方のジェイプロジェクトは、序盤の2本塁打による大量失点が重くのしかかった。4回、5回と得点して一時は3点差まで迫ったが、リリーフ陣が粘れず再び突き放され、流れをつかみきれなかった。
9月23日① 三菱自動車岡崎 2-3 日本製鉄東海REX
― REXが終盤の粘りで逆転、岡崎はあと一歩届かず ―
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
岡崎 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2
REX 0 0 0 1 0 0 1 0 1☓ 3
(岡崎=9安打1失策/REX=7安打1失策)
第3代表トーナメント準決勝は、互いに譲らぬ接戦。終盤の攻防を制した日本製鉄東海REXが、劇的なサヨナラ勝利で第3代表決定戦へ駒を進めた。
両軍の先発は、岡崎が笠井、REXが荒木。試合は2回表、岡崎が4番・大手の内野安打をきっかけにチャンスを作り、7番・西川の左前適時打で先制。さらに3回にも追加点を挙げ、2-0とリードした。
反撃に出たREXは4回裏、3番・長南の二塁打から5番・大塚の右前打で1点を返す。笠井はその後も粘り強く投げ、6回までリードを守った。
しかし7回裏、2番手・田中が登板すると流れが一変。連続四死球でピンチを招き、8番・中川の左前適時打で2-2の同点となった。
9回表、岡崎はこの回から登板したREXのエース・吉川に三者凡退に抑えられると、その裏のREXは4番・岡田が左前打、5番・大塚の死球。6番・伊藤の犠打で一死二、三塁と絶好機を迎える。
ここで5年目の代打・阿保が右翼へ打ち上げ、三走・勝盛がタッチアップから生還。REXが劇的なサヨナラ勝利を収めた。
REXは先発・荒木が4回途中で降板したものの、2番手・池戸が4回1/3を無失点でつなぎ試合を立て直した。その後も加藤、吉川が無失点リリーフ。継投陣の粘投がサヨナラの流れを呼び込んだ。
一方の三菱自動車岡崎は、笠井が6回1失点と好投しながらも救援陣が踏ん張れず。打線も9安打を放ちながら、4回以降は好機であと一本が出ず、悔しい逆転負けとなった。
9月23日② 東海理化 6-4 東邦ガス(延長10回)
― 北添が窮地を救い、新人継投で代表権獲得 ―
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
トリカ 0 2 2 0 0 0 0 0 0 2 6
ガス 1 1 0 0 0 0 0 2 0 0 4
(理化=11安打3失策/ガス=10安打1失策)
第2代表決定戦は、両チームの意地がぶつかる延長タイブレークの激闘。最後に勝負強さを見せたのは東海理化だった。
高卒新人・北添兼矢の堂々たるリリーフが光り、6対4で東邦ガスを破って代表権をつかんだ。
試合は初回から動いた。東邦ガスは東海理化の先発・ 高橋一壮を攻め、3番・宮下の適時打で先制。だが、東海理化は2回表、4番・武藤からの4連打で畳みかけ、6番・川上、7番・中野の連続適時打で逆転。すぐさま試合をひっくり返した。
勢いに乗る理化は3回にも再び川上と中野のタイムリーで2点を加え、序盤で4対2とリードを広げた。
東海理化は、3回から登板した2番手の新人・新地が要所を締める粘りの投球で7回まで無失点。中盤を無難にまとめ、試合の主導権を保った。
しかし8回、試合が再び動く。東邦ガスは先頭の虎谷が二塁打で出塁し、続く打者の失策が重なってピンチ拡大。7番・松井が左前へ2点適時打を放ち、4対4の同点に追いついた。
ここで東海理化は新地に代えて、高卒ルーキーの北添を投入。
なおも一死一、三塁のピンチで、1番・大木を空振り三振に斬って流れを止めた。
その後も両軍無得点のまま試合は延長戦へ。10回表、東海理化は7番・中野の犠打で走者を進め、8番・池間が中前に運ぶ2点タイムリー。勝負を決める一打となった。
裏の攻撃では北添が3人で打ち取り、試合終了。
東海理化が第2代表として日本選手権への切符をつかんだ。
東海理化は、序盤の集中打で主導権を握りつつ、終盤は新地・北添の継投で流れを渡さなかった。特に北添は、8回の危機で登板してから10回までを無失点で抑える見事なリリーフ。10代投手とは思えない冷静さでチームを救った。
打線では、川上・中野の中軸コンビが計4打点と勝負強さを発揮した。
一方の東邦ガスは、初回に先制点を奪いながらも、その後相手の3失策を生かせず、併殺打4本が痛手となった。
それでも8回に意地の同点劇を見せ、清水・中村・竹田・柳川の無失点リレーは次につながる内容だった。
9月24日① ジェイプロジェクト5-4 三菱自動車岡崎(延長10回)
-ジェイプロ、延長十回サヨナラ! 岡崎との死闘を制す-
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計 H E
岡崎 0 0 0 0 1 0 3 0 0 0 4 9 0
JPro 0 2 0 2 0 0 0 0 0 1x 5 6 1
(岡崎=9安打0失策/JPro=6安打1失策)
第4代表決定トーナメント準決勝は、今大会で3度目の対戦となったジェイプロジェクトと三菱自動車岡崎の一戦。延長タイブレークまでもつれる接戦を、ジェイプロが劇的なサヨナラで制した。
先制したのはジェイプロ。2回、岡崎先発・近藤を攻め、5番・吉森、6番・今井の連打から一死二、三塁の好機を作ると、7番・平田の遊ゴロの間に1点を先取。続く9番・岡田の打席でダブルスチールを敢行し、捕手の送球が逸れる間にさらに1点を加えた。
勢いに乗ったジェイプロは4回にも、3番・片岡、4番・橋本、5番・吉森の3連打で無死満塁とすると、7番・平田が再び左前へ適時打。4対0とリードを広げ、試合の主導権を握った。
先発・菅原は好投を見せ、4回まで岡崎打線をノーヒットに封じたが、5回に大手へ初安打を許すと、四球を挟んで一、三塁の場面から7番・岳原に適時打を浴び、1点を返された。
さらに7回には、岡崎打線がジェイプロ2番手・中川を攻め、小室の中前打と四球で満塁とすると、代打・里見の右前適時打、菅原の適時二塁打で同点に追いついた。4対4の白熱した展開に。ここで登板したジェイプロ3番手・伊藤が踏ん張り、逆転は許さなかった。
以降は両チームのリリーフ陣が踏ん張り、試合は延長タイブレークへ突入。
10回表、岡崎は無死満塁の絶好機を迎えたが、ジェイプロ4番手・飛渡が大手を一邪飛、小室を三振、伊藤を遊ゴロに抑え、無失点で切り抜けた。
その裏、ジェイプロは先頭・今井が送りバントを決めて二、三塁と好機拡大。この試合3打点の平田を敬遠して満塁策。
打席には代打で起用された上宮田。ここで値千金の左前打を放ち、ジェイプロジェクトがサヨナラ勝ちを決め、第4代表決定戦へ駒を進めた。
ジェイプロジェクトは、序盤の攻撃が効果的だった。平田が3打点と勝負強さを見せ、終盤は継投陣が粘りの投球で同点止まりに抑えた。最後は伏兵・上宮田の一打が勝負を決めた。
三菱自動車岡崎は、中盤に一度は4点差を追いつく粘りを見せたものの、延長で勝ち越し機を逃したのが痛かった。好機を作りながら決定打を欠き、あと一歩届かなかった。
9月24日② 東邦ガス 5-2 日本製鉄東海REX
― 序盤の集中打で連敗を断ち、東邦ガスが代表権獲得―
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
ガス 3 0 2 0 0 0 0 0 0 5
REX 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2
(ガス=8安打2失策/REX11安打1失策)
第3代表決定戦は、序盤から主導権を握った東邦ガスがリードを保ち、粘るREXを退けて代表権をつかんだ。。
初回、東邦ガスはREX先発・中山の立ち上がりを攻める。1死一、二塁から4番・柴田の打席でダブルスチールを仕掛け、捕手の送球が逸れる間に1点を先制。柴田の適時二塁打、さらに6番・高垣が中前に適時打を放ち、この回3点を挙げて一気に試合を優位に進めた。
2回、REXは7番・石川の適時打で1点を返すが、東邦ガスはすぐさま反撃。3回、2番手・浦本から連打でチャンスをつくり、再び高垣が中前に運ぶ適時打。さらに犠飛でこの回2点を加え、5対1とリードを広げた。
REXも反撃を試みる。4回、伊藤・石川・中山の3連打で1死満塁の好機を作ると、9番・佐々木が右翼へ犠飛を放ち1点を返す。しかしこの回は1点止まり。その後も6回・7回・8回と得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ず。
東邦ガスは先発・吉田が6回途中までを2失点でまとめ、試合を作る。以降は中村-中川-清水の継投がいずれも無失点。
終盤まで安定した守りを見せ、5対2で試合を締めくくった。
東邦ガスは初回の3点、3回の2点で序盤から主導権を完全に掌握。攻撃の形が序盤で整い、リリーフ陣も落ち着いた投球で危なげなく逃げ切った。これまで代表決定戦で続いていた5連敗を止める、価値ある一勝となった。
一方のREXは、先発・中山が1回で降板する苦しい展開ながら、2番手・浦本が8回を投げ抜き2失点と粘投。
打線も11安打を放ち東邦ガスを上回ったが、好機での決定打を欠いた。守備のミスが流れを断ち切り、終盤の追撃も実らなかった。
9月25日 日本製鉄東海REX 6-0 ジェイプロジェクト
― 加藤優弥、圧巻の完封劇!2大会連続の代表権を手中に ―
チーム1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
REX 0 0 0 5 0 1 0 0 0 6
JPro 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
(REX=13安打1失策/JPro=7安打0失策)
第4代表決定戦は、日本製鉄東海REXとジェイプロジェクトの大一番。両チームの意地がぶつかる中、REXの加藤優弥が圧巻の完封劇を披露し、2大会連続の日本選手権出場を決めた。
試合はREX・加藤、ジェイプロ・笈川の両先発で幕を開けた。
3回まで両軍無得点の緊迫した展開が続いたが、4回表に試合が動く。1死一塁から7番・石川が左中間を破る適時二塁打で均衡を破ると、続く8番・中川も連続二塁打を放ち2点目。さらに9番・佐々木の左前打でチャンスを広げると、ジェイプロは笈川を諦め、2番手・中川を投入。しかし流れを止められず、1番・山本の打球が相手失策を誘い1点を追加。さらに3番・長南が適時打を放ち、この回一挙5点。REXが主導権を握った。
REXは6回にも1点を加え、6対0とリードを広げる。
打線が援護を重ねる中、加藤はテンポの良い投球でジェイプロ打線を封じ込める。
7回以降は1本の安打も許さず、球数123球、被安打4、無失点と圧巻の内容で完封を成し遂げた。
試合はREXが6-0で快勝し、第4代表として日本選手権出場を決めた。
REXは加藤の快投が勝因。序盤は拮抗しながらも、4回の集中打で流れを完全に引き寄せた。石川・中川・長南ら中軸が適時打を放ち、攻撃陣もつながりを見せた。
一方のジェイプロジェクトは、初回の一、二塁の好機を併殺で逃し、6回の一死二、三塁でも中軸が凡退。7安打を放ちながら無得点に終わり、加藤の前に攻め手を欠いた。
先発の笈川は序盤を無失点でしのいだものの、4回の集中打に泣いた。
9月26日 三菱自動車岡崎 8-1 ジェイプロジェクト
― 秋山凌祐が粘投、岡崎が最後の代表切符をつかむ ―
チーム1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
岡崎 2 3 0 0 0 1 0 1 1 8
JPro 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
(岡崎=11安打1失策/JPro=5安打1失策)
東海地区最後の代表権を懸けた第5代表決定戦。三菱自動車岡崎とジェイプロジェクトの4度目の対戦は、これまで2勝1敗でジェイプロが優勢だったが、この大一番では岡崎が意地を見せた。
試合は初回から岡崎のペース。ジェイプロ先発・菅原の立ち上がりを攻め、2番・斉藤が二塁打で出塁。3番・中村、4番・大手の連続適時打で2点を先制した。
勢いに乗る岡崎は2回にも畳みかける。8番・西川が左翼スタンドへソロ本塁打を放つと、斉藤の適時打も飛び出し、この回3点を追加。序盤でスコアは5対0となり、主導権を完全に掌握した。
ジェイプロは2回裏、先頭・橋本の二塁打から5番・吉森が中越え適時二塁打を放ち1点を返す。しかし反撃はこの1点止まり。
以降は好機を作りながらも、あと一本が出なかった。
岡崎先発・秋山凌祐は、毎回のように走者を背負いながらも粘り強い投球を見せる。直球と変化球を織り交ぜてジェイプロ打線を翻弄し、7回を投げて被安打7、1失点の好投。要所で崩れず、リズムを崩さなかった。
打線も中盤以降に着実に加点。6回には4番・大手の右前適時打、8回には代打・井上の中前打で7点目。9回にも1点を追加し、8対1と試合を決定づけた。
終盤は2番手・笠井が登板。力強い速球でジェイプロ打線を寄せつけず、8回・9回を無失点で締めた。試合はそのまま8対1で終了。三菱自動車岡崎が第5代表として日本選手権出場を決めた。
三菱自動車岡崎は、序盤2イニングでの集中打が勝利の決め手となった。早い回で主導権を握り、秋山凌祐の粘投と打線の継続的な加点で理想的な展開を構築。4番・大手、2番・斉藤の活躍が光った。
一方のジェイプロジェクトは、序盤の失点が響き、流れを取り戻せなかった。2回以降も好機を作りながらあと一本が出ず、決定打を欠いた。それでも今大会は三菱岡崎に2勝を挙げ、第1代表の西濃運輸を苦しめるなど存在感を示し、本選初出場こそならなかったが次大会への手応えを残した。
まとめと本大会展望
東海最終予選の総括
第50回社会人野球日本選手権 東海地区最終予選は、延長戦、サヨナラ、満塁弾、逆転劇と、記憶に残る名場面の連続だった。
結果として代表権を手にしたのは以下の5チーム:
西濃運輸(2大会ぶり20回目)
東海理化(4大会ぶり5回目)
東邦ガス(4大会ぶり11回目)
日本製鉄東海REX(2大会連続14回目)
三菱自動車岡崎(3大会連続11回目)
これに加え、すでに代表権を得ているトヨタ自動車、Honda鈴鹿、王子、ヤマハ、JR東海を合わせ、東海勢は計10チームが日本選手権本戦へ駒を進めることとなった。まさに「東海旋風」が全国を席巻する構図が見えてきた。
本戦への注目ポイント
1. 東海勢10チームの“内戦”と“外戦”
全国32チームのうち10チームが東海地区から参戦。初戦や2回戦から同地区対決となる可能性も高く、東海地区代表同士の意地とプライドがぶつかる。
2. 若手投手陣の台頭
東海理化の北添兼矢(19歳)、新地智也(23歳)
REXの加藤優弥(23歳)、長倉幸佑(23歳)
三菱自動車岡崎の近藤愛斗(20歳)、一井日向汰(23歳)
といったフレッシュな投手が、全国舞台でどこまで通用するかが楽しみだ。
3. 打線の勝負強さ
西濃運輸:原田・野﨑、東海理化:武藤の長打力
東邦ガスのリードオフマン大木
三菱自動車岡崎の大手晴の勝負強さ
など、一発長打や確実性を備えた多彩な攻撃力にも注目が集まる。
4. “都市対抗準優勝”岡崎の意地
都市対抗では準優勝に輝いた三菱自動車岡崎が、日本選手権でも結果を残せるか。
今回の予選では、侍ジャパン社会人代表にエース・秋山翔と四番・古川智也が招集された影響や
都市対抗決勝戦からわずか2週間という過密日程の影響もあり、苦戦を強いられた。
本来の戦いぶりを京セラドームで取り戻せるか、注目である。
結びに
岡崎レッドダイヤモンドスタジアムでの9日間は、
単なる予選を超え、選手・監督・ファンにとって「物語」を刻む大会となった。
一球ごとに歓声とため息が交錯し、勝者は喜び、敗者は悔しさを噛みしめる。社会人野球の真髄がここにある。
この先、京セラドーム大阪での本戦(10月28日開幕)では、どんなドラマが待っているのか。
東海勢の充実ぶりは間違いなく全国屈指。
再び「東海旋風」が全国を揺らす日を、ファンは心待ちにしている。
