【社会人野球日本選手権】ヤマハが西部ガスに8回コールド圧勝|17安打11得点の猛攻で初戦突破!
第50回社会人野球日本選手権大会・1回戦(京セラドーム大阪)。
JABA東北大会・北海道大会制覇のヤマハと、
九州地区予選第1代表の西部ガスの一戦は、
ヤマハ打線が爆発し、西部ガスを圧倒する展開となりました。
スコアは11対1、8回コールドでの勝利となり、3大会連続の初戦突破を果たしました。
序盤|ヤマハ、初回から先制
ヤマハの先発はエース・佐藤廉。
初回は、西部ガス打線をランナー1人出すも無失点に抑え、安定した立ち上がりを見せます。
一方の西部ガス先発は大畑蓮。
ヤマハはその立ち上がりを攻める。
先頭打者の矢幡勇人がヒットで出塁し、その打球をセンター・横田が後逸。
その間矢幡が三塁に進み、無死三塁の先制のチャンス。
ここで2番・舟久保秀稔がセカンドゴロを打ち、三塁ランナーが生還。
1点をヤマハが先制します。
前半|ヤマハ、小刻みに加点
試合が動いたのは2回裏。
ヤマハは2アウト2,3塁から、9番・永濱晃汰が低めの球をライト越えへ打ってスリーベースヒット。
2点を追加し、スコアは3対0。
4回裏には、ヤマハはさらに2点を追加します。
1アウト1,3塁から永濱がセンターへの犠牲フライで1点を追加し、
続く2アウト1,2塁から舟久保がライト前ヒットで1点。
スコアは5対0でヤマハがリードを広げます。
中盤|西部ガス、反撃も及ばず
5回表、西部ガスは8番・平野友都が無死2,3塁からピッチャーゴロで1点を返し、1対5となります。
しかし、この1点が西部ガスの唯一の得点となりました。
終盤|ヤマハ、猛攻で試合を決定づける
6回裏、ヤマハ打線が再び爆発します。
1アウト満塁で、5番の森川凌が2ストライクから左中間へのツーベースヒット。 走者一掃で3点を奪いました。
さらに、2アウト1,3塁から8番・土山翔生がライト前ヒットで1点を追加し、スコアは9対1となります。
7回裏には、4番・網谷圭将が2アウト3塁からセンター越えのツーベースで1点を追加。 スコアは10対1。
そして、8回裏、ヤマハは主将の7番・大本拓海がレフト越えへホームランを放ち、11対1。
規定により8回コールドが成立し、ヤマハが圧勝で初戦を飾りました。
ヒーローは新人・森川凌|3安打3打点で試合を決定づける
この試合、最も輝いたのは新人の森川凌選手です。
神戸学院大から今春入社した23歳の左のスラッガーは、
新人ながら中軸の5番に座り、4打数3安打3打点の活躍。
森川は、6回裏の1死満塁の場面で、2ストライクから球を左中間へ打ってツーベースヒット。 走者一掃で3点を奪い、試合を決定づけました。
都市対抗大会では4強に貢献し、東京ドームでは初戦無安打ながら2本塁打を放つなど、1年目とは思えない活躍を見せています。
来年のドラフト候補に挙がる森川は、「中軸として打点を稼ぐのが仕事」と自身の役割を自覚。
申原直樹監督も「打順は変えても期待値は変わらない。1年目とは思えないいいバッター」と迷いなく強力打線の中軸に置く存在です。
ヤマハの収穫|投打が完全に機能
打線では森川選手以外にも、
左翼の矢幡勇人選手が3安打2得点と活躍。
一塁の秋利雄佑選手も3安打2得点と結果を残し、
計17安打11得点と、打線全体が機能しました。
中でも、9番に座った永濱晃汰選手は、2回裏のスリーベースヒットで2打点、4回裏の犠牲フライでと、
3打点を記録。
入社6年目の永濱は都市対抗では調子が上がらなかったものの、この試合で復活の兆しを見せました。
守りでは、
先発の佐藤廉投手が7回を投げ、4安打1失点の好投。
8奪三振を奪うなど、技巧的な投球で西部ガス打線を寄せ付けませんでした。
8回には金原祥太投手が登板し、三者連続三振を奪いました。
投打の歯車が完全に噛み合った、盤石の試合運びでした。
西部ガスは投打に課題を残す
一方の西部ガスは、前回大会ベスト8の力を見せることができませんでした。 打線はヤマハの佐藤投手の前に4安打1点と沈黙。
投手陣も、先発の大畑蓮投手が3 1/3回で5失点と崩壊。
その後も4人の投手が登板しましたが、ヤマハ打線の勢いを止められず、
17安打11失点と完全に力負けしました。
前回大会で8強入りした西部ガスは、3大会連続の初戦突破はならず、
初戦敗退となってしまいました。
次戦の展望|JR東海との東海勢対決へ
勝利したヤマハの2回戦は、11月8日(土)の第3試合。
対戦相手は、1回戦で日本製鉄瀬戸内を延長10回で破ったJR東海に決定しました。 同じ東海地区のライバル同士の対決となり、熱戦が期待されます。
この試合で勢いに乗った強力打線と、安定感を見せた投手陣が、
JR東海を相手にどのような戦いを見せるのか注目です。
試合まとめ|"打線爆発"ヤマハ、コールドで2回戦へ!
森川凌: 4打数3安打3打点、走者一掃の適時二塁打で試合を決定づける
佐藤廉: 7回4安打1失点8奪三振の好投
「初戦から全開」―― ヤマハが打線の爆発と投手の好投で、理想的な形で初戦を突破しました。
新人・森川凌の活躍、そして9番・永濱の復活など、チーム全体の勢いが感じられる試合となりました。
次戦はライバルJR東海との東海勢対決。
強力打線を武器に、大会の台風の目となるか注目が集まります。
