【社会人野球日本選手権】三菱自動車岡崎が日本製鉄鹿島に辛勝|エース秋山翔の好救援で逃げ切る
社会人野球日本選手権2025・1回戦(京セラドーム大阪)。
今夏の都市対抗準優勝、東海地区代表・三菱自動車岡崎と、
関東地区代表・日本製鉄鹿島の一戦は、
序盤から点の取り合いとなる激しい試合展開となった。
試合を制したのは三菱自動車岡崎。
初回に打者9人の猛攻で3点を先制すると、その後も追加点を挙げ、
日本製鉄鹿島の猛追を振り切った。
スコアは4対3、最後はエース・秋山翔が圧巻のピッチングで締めくくり、
1点差の勝利をものにした。
序盤|三菱自動車岡崎、初回に猛攻
三菱自動車岡崎の先発は、ジェイプロジェクトとの代表決定戦でも先発し、7回1失点で、代表権獲得に貢献した 秋山凌祐。
一方の日本製鉄鹿島の先発は、予選の初戦・かずさマジック戦/代表決定戦・東芝戦にも先発した 土屋大和。
試合は初回から大きく動いた。
1回表、三菱自動車岡崎は1番・菅原のヒットを皮切りにチャンスを作ると、5番・小室のタイムリーで先制。その後も2つの押し出し四球もあり、
打者9人の猛攻を見せ、一挙3点を奪う。
その裏、日本製鉄鹿島も反撃。
1番・山本のヒットからチャンスを作り、
3番・生田目のセカンドゴロの間に1点を返し、食らいつく。
中盤|こう着状態から、岡崎が追加点
2回表、三菱自動車岡崎は3番・中村のタイムリーで1点を追加し、スコアを4-1とする。
その後は両チームの投手陣が踏ん張り、試合はこう着状態に。
三菱自動車岡崎の先発・秋山凌祐は、
粘りのピッチングで日本製鉄鹿島打線に追加点を許さない。
終盤|日本製鉄鹿島、猛追もあと一歩及ばず
7回裏、試合は再び動き出す。
日本製鉄鹿島は、2アウト12塁のチャンスを作ると、
8番・柳内のタイムリー、1番・山本の押し出し四球で2点を返し、
ついに1点差に詰め寄る。
柳内のタイムリーは、本塁クロスプレーで一度はアウトの判定もビデオ検証で覆った。ここから、球場は緊迫した雰囲気に包まれる。
エース秋山翔、圧巻の火消しで試合を決める
1点差に迫られた8回裏の守りから、
三菱自動車岡崎は満を持してエース・秋山翔をマウンドへ送る。
秋山翔は、この緊迫した場面で期待に応える圧巻のピッチングを披露。
8回、9回をノーヒットに抑え、日本製鉄鹿島の反撃を完全に断ち切った。
特に8回は、相手のクリーンナップトリオを三者凡退に仕留め、流れを完全に引き寄せた。
三菱自動車岡崎の収穫|夏のリベンジへ、盤石の投手リレー
この試合、三菱自動車岡崎の最大の収穫は、エース・秋山翔の存在感だろう。
1点のリードを守り切るという、最も難しい場面で完璧なリリーフ。
チームを勝利に導いた。
今夏の都市対抗決勝で、1点差で涙をのんだ悔しさを晴らすべく、今大会にかける思いは強い。
打線も初回に集中打を見せるなど、勝負強さを発揮。
夏に果たせなかった「頂点」へ、視界は良好だ。
日本製鉄鹿島は悔しい敗戦|初回の失点が重く響く
一方の日本製鉄鹿島は、終盤の猛追もあと一歩及ばず、悔しい初戦敗退となった。
先発・土屋が初回に制球を乱し、大量失点を喫したのが最後まで響いた形だ。
それでも、7回に見せた粘り強い攻撃は、チームの底力を感じさせた。
次戦の展望
勝利した三菱自動車岡崎の2回戦は、11月7日(金)。
Hondaと対戦する。
1週間の間隔があるため、秋山凌祐・秋山翔の再登板も十分考えられる。
都市対抗準優勝チームとして、負けられない戦いが続く。
試合まとめ|三菱自動車岡崎、夏の雪辱へ好発進!
三菱自動車岡崎: 初回に3点を先制し、逃げ切り勝ち
秋山翔: 圧巻の2イニングパーフェクトリリーフ
日本製鉄鹿島: 終盤に猛追するも、あと一歩及ばず
「都市対抗の悔しさを晴らす」――
三菱自動車岡崎が、悲願の日本一へ向けて、最高のスタートを切った。
