『アギト-超能力戦争-』副題:ベッキー殺⚫️事件…僕たち自首します
本日公開のアギト映画、さっそく観てきました。
この記事では遠慮せず、全部ネタバレします。
1ミリも忖度せず、ガンガン感想を言います。
※まだ、観てない方はここで引き返してね。
それではさっそくいってみよう。
1.冒頭から奇妙な遺体が発見され、その現場検証と遺体を検死するシーン
→いやー、Gユニットのおまけ扱いだったのにすっかり警視正まで上りつめてすっかり偉くなっちゃってて、しかもいまだに第一線で指揮をとり続ける尾室くんはまさしく警察官の鑑だね。しかも、世間に公表しないようにするために報告書を紙で提出させる徹底ぶり。良し悪しはともかく、さっそく香ばしい匂いがプンプンしてきたぞ…。
2.そこに、ブルゾンちえみwithBのごとく、かつての上官である小沢澄子が若いイケメン2人と共に現れ、お偉くなった尾室くんをヘコヘコさせる
→自分のことを若くて聡明だと慕ってくれる部下を従える、若干老害気質なアラフィフ才女。そのお肌の感じで若いコから23歳呼ばわりさせるのも、そのあとGユニット解体会議で「私は23歳よ!」って叫んでたのはさすがに痛々しかったぞ…
3.キツイ言葉遣いながらもお年寄りや子どもの交通安全を守るよき警察官兼G6パイロット・葵るり子は、上官の危険運転は華麗にスルーする模様。
→それにしても、女優版ゆうちゃみって、ドアップにするとほくろ多いし、そんなビジュの良さもそんな際立たず、声も若干野太くてそこそこ低い印象。でも、「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」で仮面ライダーミューズの変身者・胡桃玲菜役の福田ルミカほどはおかしな挙動じゃなかったから思ってたよりかはまあよかったんじゃないかと。
4.小沢澄子は未曾有の危機への対抗手段として、レストラン「AGITΩ」を25年経営してる津上翔一を訪ねるが、彼から、自身がアギトの力を失ったことをカミングアウトされ断念
→客として食事してた美杉ファミリーはいまだに一緒に住んでんのか(まあ住んでるんだろうな)ってくらい大の仲良し。そして案の定、葵るり子はアギトをリスペクトしてる設定。
5.童謡を歌いながら凍結や炎の能力を操る鬼頭春馬、ピンポンスタイルで感電させる“渋川”、自分が息を止めてる間に時間を止めることが可能な“速見”が登場。アギトやギルスに似た見た目であることから“ギル・アギト”と呼ばれることに。
そんでGユニットのメンバーは太刀打ちできず敗戦逃走することに。
→with BのバイクシーンがすっごくわかりやすいCGだったのがちょっと冷めた。あと、ギル・アギトの超能力者連中おまいら全員親でも殺されたんかってくらい、なんの躊躇もなく無差別大量殺人しててちょっとドン引き。アギト本編に出てきたアンノウンって人類側に怨みや妬みがあって、超能力持っててアギトになる可能性のある人間を襲ってたわけだけど、一応、ギル・アギトって元々はみんな人間なわけだよね?なんでここまで酷いことできるの?って疑問に思ったけど、こいつらってアンノウンよりも仮面ライダー555のオルフェノクに近いのかもなぁと解釈。ほら?あいつら弱い人間を躊躇なくコロしてたじゃん?現実社会でいじめする奴もそうだけど、頭と心と性根が腐ってるからこういう糞なことしちゃうんだろうなきっと。
6.↑の3人よりも残忍でクセ強なクロスドレッサー“ルージュ”登場。彼はテレポーテーション(物体操作?)能力で、その辺にいる人の心臓を勝手に抜き取ったり、人間ごと空高く浮遊させ地面に叩きつけたりして仮面ライダー史に残るほどのグロ殺戮してアクセサリー奪う気狂い。すぐに現場に向かった小沢さんと北条さんだったが、メインキャラなので、もちろん舐めプされて無事生存。
→HUNTER×HUNTERのオマージュ?でも、ガチの極悪人が一般市民相手にそれやんのはダークでシリアス過ぎるだろって思ってたら、北条さんには名シーン再現のためにおふざけ演出してそれを小沢さんが撮影して遊んでて急にふざけてきやがった。しかもそのあと北条さん分裂してるし…NARUTOの影分身ですか?それとも「涼宮ハルヒの分裂」って分厚いラノベが昔あったけど、そういう感じですか?カブトの地獄兄弟みたいな内輪ノリに感じたよね。
7.(話はちょっと前後するけど)婚約者を殺されてその捜査からも外され、結果氷川誠が犯人ということで決着がつき絶望し警察を辞めて悲しみを背負った私立探偵となった北条透が満を持して参戦!
→犬猿の仲だった小沢澄子が直々に訪ねて行ったわけだから、憎まれ口を叩き合いながらも、相変わらずお互いに実力を認めあってるのがいいよね。…けどやっぱりさ、歳月の経過による北条さんの変貌っぷりには驚いたよ。555リゲインドに出てなかったのも世界観壊しかねない存在だったろうからってのである意味納得だよ。たしかにね、北条さんの面影もある。喋り方も大体そんな感じ。でもね。婚約者役のベッキーと車の中で恋人として一緒に映るシーンさ、あれもう明らかにお父さんとその娘にしか見えんのよ。もっと年配の女優さんをあてがうべきだったよね。
※私の独断と偏見でTier表を作ってみた。
💠25年前との比較Tier表(ランク高いほどアギト本編の容姿やキャラの面影を維持・再現してる)
Sランク:申し分なし!お見事!
・氷川誠(え?あなたほんとに人間ですか?第一線のメインキャストで活躍し続ける役者って改めてすごいなあと)
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Aランク:よくやった
・秋山莉奈(オシリーナすごいよ)
・美杉義彦(升毅すごいよ)
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Bランク:まあ年月重ねたらこうなるよね
・津上翔一
・尾室隆弘
・美杉太一
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Cランク:時の経過は残酷だけど仕方ないよね
・小沢澄子(私は23歳とか部下からの美貌ベタ褒めなどのイタい発言なければBランクだったかも)
・北条透(勘違いしないでね?面影も話し方もちゃんと北条透は残ってんだよ?…でも、でもね)
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Dランク:お前誰やねん
・木野薫(あくまで作中の人格面という意味で。なんなら見た目だけならAランク)
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8.多分、順番前後してるだろうけど、氷川誠の刑務所パートをまとめると、
①ベッキー殺しの罪で刑務所に収監される
②ムショで虐められるけど一切抵抗も反論もしない氷川
③大川が入所し、ムショ内のボスをボコって、大川が新しいボスになる
④昼食で大川がコロッケ好きだから全員献上しろとかいう理不尽と、平岡が飼ってたチキン(ネズミ?)をが喰われたことに氷川はとうとうブチギレて大川をやっつける
⑤翔一がボランティアでムショに美味しいご飯を届けにくる。このとき、特に悪かった連中がアヴェ・マリアを合唱
⑥元々は小沢の計画で尾室の協力を得て氷川を逃がす予定だったけど、尾室の裏切りでそうは問屋が卸さない展開になるも、翔一の協力もあり、氷川は無事脱獄(変な日本語)
→豆腐を箸でつかめない氷川の名シーンや尾室が足を引っ張ったり許しを乞うシーンの再現が懐かしかった。あとここで気になったのは、大川は氷川との決闘の最中に超能力に目覚めたのかな?てかそうじゃなきゃ、大川が刑務所に入れられるわけないような気もするし。あと、大川が透明化したとき、氷川は水を床に撒くんじゃなくて、もっと周囲にぶっかけるように撒いた方が良かったんじゃないか…って思ったの私だけ?
9.無事、脱獄してシャバに復帰した氷川はG7を装着して、フレイザ…じゃなくて鬼頭を難なく撃破
→G6を軽く凌駕するであろうスペックや武器に、ギル・アギトを余裕で殲滅可能な武器の修復機能まで、何から何まで至れり尽くせりなG7様…ねえ小沢さん?るり子やwith Bをもっとまともに戦えるように出来ませんでしたかねー?
10.ここで戦いはいったん小休止…かと思いきや、るり子は氷川への嫉妬で山籠りするとか言って勝手に出ていく…まあ案の定ノープランなわけだけど、くっきー!が店長やってるうどん屋で紅生姜のかき揚げ食ったおかげ(?)で偶発的に炎の超能力が発現
→今んとこG6ではそれほどいい所見せれてないゆうちゃみに随分と都合のいいパワーアップしイベントが発生。結局Gユニットでまともに戦力になるのはG7だけなのかよ。あと、関係ないけど、くっきー!って自身がやってるYouTubeチャンネルでベッキーに●EXしたいって公言してて家族ぐるみで仲良いから、きっとこの共演も偶然じゃない気がする。
11.電撃で急死に一生を得て覚醒した黒谷が俺も仲間に入れてくれって申し出てきて新戦力加入
→この後もめっちゃ活躍。こいつなんで裏表もなくてこんないい奴なんだ?なお、この黒谷と北条だけは最後までギル・アギトに変身した姿を見せなかったね。
12.with Bが黒死病みたいなのに発症し戦線離脱
→昔、NHK教育でやってたバナナインパジャマのバナナ兄弟みたいなやりとりを想起させる杵島くんと香川くんがここで退場。アギト本編で活躍したG3とG3-Xは全くと言っていいほど見せ場なくやられっぱなしで出番終了。ゆうちゃみと要潤を活躍させるためとはいえ、ちょっとひど過ぎる扱いだよなあ。
13.氷川が事件の原因について捜索開始。すると、死んだはずの木野薫が患者を無料で診察や治療してる小さな診療所を発見し、そこで氷川は再会した木野に迫った際、ルージュの超能力攻撃を受けて意識を失う
→アギト本編視聴者の99.999%は「たしか木野薫って死んだはずでは?」と思ってたはずなので、こんなふうにろくに説明もなく、木野さんが闇堕ちどころかサイコパス科学者みたいな外道に成り下がってたこの展開は、この映画でおそらく最も批判が殺到するポイントだろう。
何気に、葦原が木野薫の元を訪ねててもう死んでて、しかもその遺体で大量殺戮兵器のギル・アギトを量産してるんだから、皮肉すぎるだろ。田崎竜太と井上敏樹は葦原を憎しみぶつけ過ぎだろ。
あとさ、アギト本編では「アギトは俺だけでいい」って思想からアギトやギルスをムッコロそうとしてたのに対して、今作では人間の進化のために弱者が犠牲になるのは仕方ないとか、ルージュのことを「そんなに悪い奴じゃない」とかフォローして殺戮マシーンども量産して彼らを援護してる諸悪の根源だから余計タチ悪いんだよなぁ。
14.木野の診療所で目覚めた氷川は、分身体の北条のおかげもあって窮地を脱し、さらに刑務所でボコった大山の協力もあって黒死病を治すための液体(それほんま大丈夫か?)を奪い、尾室と黒谷がそれを病院に届けるために逃し、残ったメンバーらで戦いは一気に最終局面へ
→ルージュは、分裂した北条さんの心臓を2人分ほど抜き出したりもしたけど、結局本体(?)は無事だし、氷川も含めて致命症になるような攻撃はしてこないからココ完全舐めプしてるよね。
でも、仲間を救うために薬品を盗み出しそれを逃がすために他のメンバーが盾になる展開って、古典的だけどちょっとアツいよね。
15.なんはかんやあって以下のマッチアップへ
G7氷川&北条VSルージュ(岩永洋昭)
るり子(ゆうちゃみ)VS速見(はんにゃ.金田)
黒谷(今井悠貴)VS渋川(青島心)
→もちろんギル・アギトを全部やっつけちゃうんだけど、トドメ刺したのほぼG7氷川という展開。G6ゆうちゃみは、結局離脱オマージュもあって、モブのギル・アギト2体しか倒せてないという/そこそこひどい戦績。あと、ゆうちゃみのあのお色気シーン(?)エロいって思った人どのくらいいる?多分あんまりいないよね?
16.超能力を使ってこない量産型ギル・アギトが大量発生し、少し前に超能力を発現したるり子が“トリニティ・ギル・アギト”へ、助っ人しに来た翔一くんがノーマルアギトへ、木野薫がなんか“シャイニング・ギル・アギト”へ、それぞれ変身
→るり子が短期間であっさり人間辞めてて草。しかも他のギル・アギトと違ってトリニティ化したってことは、もちろんファンを喜ばすための演出やデザインなのはまあそうなんだけど、るり子ってさ、木野薫からの治療も受けず、G6になった状態でギル・アギトと戦って超能力発現&他とは異なる容姿のギル・アギトに変身できたのはおそらく、ルージュ以外の3人の超能力者との戦闘経験があったからなんだろうけどさ、ま、それでも随分と都合主義が過ぎるんだけどね。
17.翔一はアギトの力を引き出せず、よくわからんけどなんか氷川が無理に無理を重ねて限界突破しまくったおかげでシャイニング・ギル・アギト木野薫を撃破
→木野薫が化け物になったやつCGかぁ…なんか龍騎のテレビスペシャルはじめ過去のライダー作品に数多く出てきたっぽいモデルの敵キャラさんだなぁ。あとトドメを刺したシーン、氷川さんとG7が今作の主人公だし、翔一くんの力を借りた氷川が倒してめでたしめでたしなのはわかるんだけど…せっかくキャラ3人揃ってたんだし、個人的にはせめてトリプルライダーキックでやっつけて欲しかったかな。あと、木野さんと翔一の会話の絡みが全くなかったよね?翔一と話せてたらまたなんか違う展開があったような気もするからここもなんか惜しいんだよなぁ。
18.ギル・アギト壊滅祝いにみんなで焼肉
→そしてここでまさかの神威…これはよくできてる!アギトがなければ存在しなかったかもしれない現実世界での友井さんの焼肉屋。「勝手に葦原を殺しちゃったお詫びに君の焼肉屋を使わせてもらうね」とかいう後日談を期待してます。(あと、豆腐を箸で掬で掬えてよかったね氷川さん)
19.終盤で突如明かされる真魚ちゃん別居報道
→ひょっとしたら“ベッキー”と“別居”をかけてるのかもしれない(んなわけ!爆)
もうさ、いっそのことその旦那と別れてさ、どうせまだ結婚してないであろう翔一くんか太一か氷川さんあたりと一緒になっちゃえよ。ファンを安心させる目的で(どういう目線だよ)あとちょっと気になったのは、役名が“風谷真魚”のままだったこと。ん?もう離婚してる?それとも結婚して夫婦別姓スタイルとっちゃった?
20..全員で自首しますエンド
→いや、どんな終わり方やねん!ドンブラで味しめたか?これも賛否分かれそうだなぁ。あと、エンディングというか主題歌は「ドラマティック平凡」歌ってるのORANGE RANGEなのね。最後の最後で平成感もってきたねー!
…とまあなんだかんだ色々言わせてもらったし、なんか変な映画だったのも間違いないんだけど、個人的には、最後まで楽しく観させてもらいました。
実際、多様な価値観が溢れてかえったこの令和という時代に、25年前に放送された仮面ライダーという人気コンテンツの続編映画をつくるって相当難易度の高いコンテンツだしね。
古参ファンだけじゃなく、リアルタイムでアギトを視聴していない人にも観てもらう作品に仕上げるってのは、設定やバランスの配慮が悩ましかったんじゃないかな。
まあ、木野薫や葵るり子や北条透の設定に関しては賛否あるだろうけど、いい映画だったと思います。
ありがとうございました。

