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『ドミノ』の可能性を考えて、1年間書いてみる。[12:12]

はい。ついに最後の回がやってまいりました。

よく知られている割には、マイナーな存在のボードゲーム「ドミノ」。
いままでたくさんのゲームルールがあったのですが、まだまだ可能性があるんじゃないか、ということで、

第1回目は表明をして終わりました。

第2回目から、ドミノ(もしくはドミノの変形版)を使って新しいルールを探っていきました。
どんなことを考えていたのかなあ、と、ある程度時系列に沿って、簡単に振り返ってみます。

ハナヤマ「ドミノ牌」いじり

日本で入手しやすいドミノ牌は、ハナヤマで販売しているドミノ倒し向けのドミノだったりします。

なので、通常は1セット28枚なのですが、最低90枚入りで流通しています。
しかし、色数が7色あるので使い分けの可能性があります。
2月の回では、それを利用して既存のゲームルール『フラワーアンドスコーピオン(花とサソリ)』をドミノ牌だけ使う派生ルールを考えました。

3月の回は、2つ記事を書きました。
前半は、ハナヤマ「ドミノ牌」に対しての不満点や収納ケースの検討など、ゲームルールは特に考えませんでした。

後半は、ハナヤマ「ドミノ牌120」を使って、4色4セットすべて駆使して遊ぶ『フォー・セット・オン・ザ・フェンス』を考えてみました。
これも既存のドミノのルールを基にしたのですが、意外とゲームになったのでちょっとした手応えがありました。

いきなり番外編

3月になって、早くも番外編である、ドミノの派生ボードゲーム『Tri-ominos』を取り扱いました。
きっかけは、実際に『Tri-ominos』を遊んでみたところ、感想としてあまり面白くない(運要素強すぎ)と言う人が半分くらいいました。

なるほど、じゃあいじってみよう、となりました(結局note4本書きました)。

前半は、『Tri-ominos』の呼び方と、それ以外の『Tri-ominos』に似た三角形タイルのボードゲームの紹介です。
うんちくの回です。

第3回目では、基本のゲームルールを崩さないバリアントを3つ考えてみました。
アンマッチ」:
同じ数字ではなく、異なる数字をあわせる。
合計10」:
ドミノのルールの1つ「ファイブアップ」のように、1つの頂点に集まった数字の合計が10になると、得点が入る。
ナベアツ」:
単なるアホです。

4回目では、基本のルールを思いっきり無視して、他のゲームルールを当てはめました。
T3(トリックテイキングトライオミノス)」:
ドミノにも「42」というトリックテイキングゲームがあるので、当てはめてみました。
T3のバリアント(ミゼール)」:
ミゼールルール(トリックを取らない)のほうが面白かったかも。
T3のバリアント(ミゼール)
おにぎり長天(無理矢理略して「天むす」)」:
天九牌(中国ドミノ)のゲーム「長天(チェーテン)」のルールを当てはめてみる。
Twitterで草場純さんが、なにそれ?と食いついたのは、ガッツポーズ。
Big Point-Ingenius(ポイント絶好調)」:
2つのボードゲーム『Big Point(もしくは、BITE)』『Ingenius(頭脳絶好調)』のルールをごちゃまぜ。

本編よりも豪華になってしまった。
しかもよく1ヶ月でこれだけの内容を書いたなあ、と呆れる。

新型コロナとNestorDomino

4月になると、新型コロナにおののいて、なかなか遠出できなくなったので、

市内のホテルで缶詰をする

ことをやり始めました(実は、今回のnoteも缶詰中の執筆)。

そんな事情に合わせて、1人でも遊べるルール「Domingo(ドミンゴ)」を考えました。
トランプのソリティアで、ビンゴのように並べて手役で点数を競う物があったので、それを踏襲。
noteにも書かれているKazbianさんが、リプレイをTwitterであげていただいて、ガッツポーズ。
新型コロナ収束を願って、多人数ルールも用意していました。

この回から、このあとちょくちょく登場するNestorgamesが製作したドミノについて書きました。
この時期は、スペインから日本への発送ができない状況でしたか。
最近の送料は高いなんて、愚痴ってる場合でなかったのだ。

今回もソリティア(1人専用ゲーム)。
『Yavalath』を1人で遊ぶという無謀なアイデアが、なぜかうまく機能できるようにしてしまった「Monopolath(モノポラス)」。

このあと番外編で、既存の1人用ドミノルールを3回にわたって紹介しました(第2回から第3回に2ヶ月ブランクがあったのは、気分のせいです。ごめんなさい)。


5月は、『Qwirkle(クワークル)』のルールを踏襲しつつ、1人でも遊べるパズルのルール(問題)を考えていました。

多人数で遊ぶルールも考案していましたが、タイトルをつけ忘れていました
なんかいいのがあれば、つけてあげてください。


6月も、1人で遊べる「鉄道を敷設する」箱庭ゲームルール
ガタンゴトン」。
作ってみると、交渉しない『カタン』っぽくなってしまったので、タイトルを「カタンゴトン」にしてもよかった。
箱庭系ゲームは、紙ペンゲームのように100人プレイ化しやすい。
プレイ人数ごとの調整をしなくてすむのが、楽。


タイトル用のイラストを作らなくなる

第1回目から作ってきたイラスト。
これを作りたくて、連載を始めたといってもいいです。
番外編でも作らなかったのですが、ついに本編でも写真になりました。

だって、いちいち作るの面倒くさい。
写真のほうが内容がわかりやすく伝わる。

すごく当たり前なことに、半年たって気づきました。

7月は、今までドミノのルールにはなかったゲームメカニズム「バースト(ドボン)系」に手を出しました。

30年以上前からあるバースト系カードゲーム『ニムト』のルールを踏まえつつ、「Dominimmt(ドミニムト)」考えてみました。
バーストしたときの処理がやや複雑(手順や向きが逆になる可能性がある)なので、アプリなど自動処理したほうがいいかも知れません。
だれか作ってくれないかな。


Game System ミーツ Game System

通常、本編は月と日がゾロ目になるときに記事をUPしているのですが、8月は、考えてみたゲームの特徴に合わせて、わざとずらしました。

NestorDominoを敷き詰めて盤面にしました。
6月の「ガタンゴトン」でもドミノを盤面にすることをやっていますが、さらに脇役としての立ち回りになります。駒(ミープル)が主役の「N in Row(N目並べ)」のゲームルール「Tower of Renju(連珠の塔)」です。

さらに次回では、通常のドミノでもできるようなルールにしました。

通常のドミノ牌と「Looney Pyramids」。
2つのGame Systemをかけ合わせたツープラトンボードゲーム「NikoTama(二子玉)」です。
実は、この2つをかけ合わせたゲームルールは、自分調べでは2個くらいしかなく、レアケースだったのは驚きでした。

二番煎じという選択

5月に、『Qwirkle(クワークル)』と掛け合わせたパズル的ルールを考えたのですが、再度9月にもやっていました。
結果、二番煎じ的創発チャレンジの連続となりました。
HexAlone」:
NestorDominoでのソリティア(1人用ゲーム)です。
ドミノに書かれる記号(数字)の種類とドミノに接する数のバランスを利用しましたが、このルールが通常のドミノへ当てはめたときの雛形として活躍しました。
TetrAlone」:
通常のW6ドミノにHexAloneのルールを当てはめ、
OctAlone」:
W9ドミノ(1セット55枚)にもルールを当てはめてみました。
OctAloneは、2人以上でも遊ぶルールができるのでは?という推測を立てたのですが、(次回のnoteで)痛い目にあいます。
PentAlone」:
またもう一度、通常のW6ドミノでTetrAloneのルールを少し変えて当てはめました。

10月で、とんでもないことをしてしまいます。
先月のゲーム、OctAloneを複数人数プレイできるようにルールを考えてみました。
複数人数ゆえのルールの穴が発覚して、失敗しました。
そこで、その失敗を書きました。
その後、失敗を踏まえつつ、なんとかルールを考えてみました。
なんとかなりそうだったのですが、完成まで過程がどうもnoteに書くには面白くないと思い、未完成で止めました。

そういう、変な回です。

10月は、更に番外編を書きます。
しかし、本当に書きたかったテーマは、別のGame System「Looney Pyramids」のゲーム『Martian Chess(火星のチェス)』でした。

ただ、書く内容を組み上げているうちに、ドミノを使ったゲームDominoboard Chess(ドミノ盤面チェス)になってしまった。
8月では、逆にドミノテーマだったのに「Looney Pyramids」を登場させるきっかけの記事になってしまったので、お相子にして扱いました。

ラスト手前の回顧ダッシュ

11月になって書いたのは、何ヶ月たっても(ルール説明が面倒臭くて)書く気が起こらないアイデアでした。
そのアイデアは、盤面やサイコロを使うルールが先にできていて『Ingenius(頭脳絶好調)』の得点システムを使う、プレイヤー4人前後のゲームでした。
ところが、締切の2日3日くらいになって、「マッチングした手持ちのドミノ牌をどんどん捨てていく」がひらめく。
書ける動機(100人ゲーム化)もうまれて作ったのが「DDornanza(ドドーナンザ)」。
保留して待ってみるもんだ。

これを思いつくことができたのは、連載最初期のハナヤマ「ドミノ牌」の経験があったからです。
長く連載してみるものだ。

『ドミノ』の可能性を考え終えて……

ということで、「『ドミノ』の可能性を考えて、1年間書いてみる。」。
これにて終了です。

……というか2日前に、

書いた記事のために、今まで書いたドミノの記事をまとめた

マガジンを用意したのです。

……あ、マガジンいらねえじゃん。

とならないように、これからも「ドミノ」をネタにした記事をUPしていくと思いますので、マガジンに追加していきます。
はい、作ってよかった。

では。


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