バックパック製品開発の旅 #1
<この記事を読んで欲しい方>
・バックパックをmyogしてる方、または作ってみたいと思っている。
・バックパックが欲しくて探している。
・モノづくりが好き、興味がある。
・Zubari Packs のプロダクトに興味がある。
はじめに
こんにちは。
先日、山梨の山奥で行われた120人限定のレイヴパーティーに参加してきました。
場所は公表していないシークレットパーティーで、都内から2時間ほど車を走らせた山奥の会場で土曜の昼からオールナイトで日曜の夕方までパーティーが行われていました。
会場の装飾の一部を知人がやっていたのでその作り込みのプロ仕事に刺激をもらったり、自然の中で開放的な気持ちで踊ったりと楽しい時間を過ごせました。




今回一緒にパーティーに参加した友達が私の処女作バックパックを愛用してくれていたので今回はその友人が使ってくれている初めて自作したバックパックを起点に新しいバックパックを開発したよ!という記事です。
現在私は日帰りハイキングやサイクリング、普段使いに使いやすいサイズ感でバックパックを開発しています。
見た目を作り替えながらVol.8まで開発が進んでいます。このタイミングで初期モデルに立ち返る良い機会になりました。
初期モデルのバックパック
こちらがそのBackpack。その名もPutter vol.1。

自転車に乗る時に使うバックパックを想定しており、Putterという名前は自転車のポタリングから来ている。
ポタリングとは
ひとことでいえば「自転車散歩」。目的地を決めずに気ままに自転車でのんびり散策することだ。「ぶらつく」「のんびりする」という意味のアメリカ英語「Putter」が語源らしい。
自転車に興味のない人には聞き慣れない言葉だと思うが、80年代後半にはすでにあった言葉だそうだ。
歩くよりも早く、どこでも立ち寄れ、ガソリンも不要の自転車はぶらり旅にふさわしいと思う。
ちなみに「ポタリング」は日本人が作った和製英語。
自転車用ということで3M社製のリフレクターもつけた。
初めて作ったバックパックということもありシェイプはかなり適当、特にサイドパネルはフリーハンドシェイプ笑
前面、背面、底面、側面を繋ぎ合わせた5枚の生地をくっつけている。
ウルトラライトバックパックによくあるロールトップ型のバックパックです。自分なりに考えたギミックはモノの出し入れがしやすいようにロールトップからだけでなく、ビスロンジッパー部分から中にエントリーできる。こうすることによって毎回ロールトップを巻き巻きする手間がなくモノの出し入れができる。
前面にはメッシュポケットがついておりEVERNEWのFPマット100がブッ刺せるサイズにしており、かなりの斬新設計。
ショルダーパットが短すぎて身体が大きい人が背負うとシルエットがいまいちだったり、肩の負担が大きかったりとショルダーはかなり不出来な印象。



初期モデルのバックパックを見て感じたこと
ひさしぶりに見た自分のバックパックだが、『この形、結構かっこいいかも』と思い直した。
現在、改善?迷走?しながら開発が進んでおり、サイズ感は大きくは変わらないが見た目が変わって最新のVol.8で割と仕上がってきたかなと思っていた。


このタイミングで改めて初代バックパックを再考することは必要な過程なように感じる。
ビスロンジッパーの無骨さ、メッシュポケットにエイドや本などを入れた時のビジュアル、現行よりも少し小さいサイズ感等、今のVol.8とは違った魅力を改めて感じた。
初期モデルをリシェイプ
ということでPutter vol.1をリシェイプして作り直したVol.1改がこちら。





※レンズの故障でピントが合いませんでした。
工夫したポイント
大きく違うのは生地の繋ぎ合わせ方。縫う箇所を極力少なくして一枚布を合わせて作ったので初代のものよりも縫い目が極端に少なく、耐久性も向上している。生地は初代と同様にX-gridという生地を採用。
5枚の生地を繋ぎ合わせるということは糸で縫う箇所が多いということ。
糸の縫う箇所が少ない方が勿論耐久性は高い。
一枚の生地にすることでサイドパネルとフロントパネルが一体化し、フロント部分のメッシュが広く取れる。スリーピングマットだけではなくいろんなものを突っ込める仕様になった。サイドパネルが無い分丸みが増し、よりスタイリッシュに。
ビスロンジッパーはそのまま採用。紫のジッパーを選んだがいろんな色で作ってもいいと思っている。
私はモノトーンカラーの生地の色が好きで、作品を作る時のカラフルな色遊びはパーツで取り入れることにしている。
ロールトップ部分は通常20mmのバックルを使用していたが今回15mmのバックルで蓄光を使ってみた。
蓄光ってだけでワクワクするのは私だけでしょうか。
今後の改善点
改善の余地があるのはやっぱりショルダーパット。初代よりもショルダーの長さが伸びてシルエットは整ったがクッション性がないこの薄いショルダーに限界を感じつつある。ポリウレタンフォームやベルポーレンなどのクッション材を使うべきか?厚さはどれくらいがいいか?などの課題を解決して仕上げていきたい。
最後に
今回紹介したバックパックは今後のイベントで販売しようと考えています。絶賛試行錯誤しながら意欲製作中です。
私はハイキングやバイクパッキングなどの旅を通してインスピレーションをもらいものづくりに昇華しています。
ここ数ヶ月はアウトドアイベントでの出店や他の仕事が忙しくあまりフィールドテストに行けていなかった。今一度気合を入れ直してフィールドに出かける機会を増やしていこうと思っています。
タラタラとまとまりのない文章を書いてみました。最後まで読んでくださった方ありがとうございます。ミシンや写真も勉強中ですが文章を書くことも勉強中です!成長は実践で得るタイプ!ガンガンアウトプットしていきたいです。
よかったらInstagramで日々の活動や製品写真、イベント出店情報を載せているのでぜひアカウントも併せてチェックしてみてください。
