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Noveljam参戦記 後日譚

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――もう、今から一年ほど前の出来事になるのか。

専門学生だった自分は、小説の技術について学び、
いい気になっていたのかもしれない。

自分はもう、面白い作品を書けるんだ、と。

ただ、それでも現実の結果は正直だった。
新人賞に応募しても、二次選考で止まってしまう。そんなことが続いた。

なんとかその先に行きたい。いきなり受賞なんて我儘は言わないから。
まずは二次選考。これを突破しないことには何も始まらないんだ。

そんな気持ちに駆られながら、いくつも小説を書き出しては途中で止めた。
書いている途中に何となく分かる。
「この話は、多分二次突破できないだろうな」
明確な根拠はない。だけど、書いていて何の手応えもない。
それが「面白くない」と判断できる何よりの証だった。

書いては止め、また書き出し。そしてまた、止まる。
無限の繰り返しを続けながら、「これが自分と戦うってことなのか」と悟った自分に浸っていたとき。

転機が訪れた。
有名編集者が、自分の書いた10万字の作品を読み、講評してくれる。
その学内イベントは、十数人の生徒の中から、編集者がピックアップした数人だけが本人直々に講評してもらえ、さらに質問できるというもの。

学生生活最後となる、講評会イベント。当然、他の生徒も熱意が上がる。
「ここしかない。ここで、自分に何が足りないのかを聞くしか」
と、自分も滾る生徒の例にもれず、死に物狂いで原稿を書く。

そして講評会当日。自分は無事に選ばれていた。
事実を噛みしめながら、自分の順番をじっと待つ。
いよいよ自分の作品に対する講評が終わり、
編集者が「何か質問ありますか?」と声を発した。

すかさず自分は立ち上がり、欠けている物の答えを求める。
「新人賞で受賞するのに、僕に足りないものは何なのか。教えてください」
我ながら不躾な質問だと思いつつ、様子を伺う。
しかし、編集者は顔色を変えることなく率直に告げた。

「ああ、簡単ですよ。プロットが地味なんです。
ログラインの時点で、読者の興味を引ける物語を考えればいいと思います」

図星だったからか、自分とプロの実力差からきた羞恥心か。
「ありがとうございます」と返すのに必死で、
それ以外の言葉が見つからない。

――そして、今もなお。
地味、という2文字が脳に刺さって抜けそうにない。

……はいw
ちょっと小説風に書いてみましたが、実話です。
フィクションではありません!w

3日目の夜、
僕は電車の中で、この「地味」という言葉がずーっとリピートされてました。

理由はプレゼンテーションで、他の参加者の方々の作品を見てしまったからですねw

個人的に、キャラクターと文章力についてはそこそこ自信あって。
だから内容で劣っているとはまったく思わないんです。が。

こう、なんというか。人に「面白そう!」と思わせる訴求力がまるで無い。

いや、僕は「これ絶対面白いでしょ!」と思って書いてんですけどね⁉
後から冷静に思い返すほど、「地味だなぁ」と思わざるを得ない。
自分が書いた作品一つだけなら気付かないんですけどね。
他の方の書いた作品を見て、悉く思い知らされたわけです。

そんなこんなで、最終日の打ち上げは他の参加者の方々と同じ空間にいるのが苦しくてですねw
唯一の知人にずっと「地味だよ」と愚痴っていたわけです……。
他の参加者の方々、申し訳ない! 許してつかぁせぇ。

というか、
販売数で競ってる期間に自分の作品のネガキャンしてどーすんだ⁉

……まぁええか。事実だしな。

とはいえ、ご安心くだされ!
本文読んで貰えれば絶対に笑わせますから! 絶対!

と、苦し紛れのフォローを入れつつw
このnoteはこれから、
「地味な作家もどきがいかにして、地味を脱却し作家になるか」
という過程を日記風に記していこうかなと思います。

そういうわけで、Noveljam2025の参戦記はこの記事で終わりの予定です。

本当に楽しかったですし、たくさんの学びがあった最高のイベントです!
小説家を目指してる人や、物書きになりたいという方は、
一度でもいいので参加しておくと吉!
と、強くおすすめします!

最後に、この記事を読んだ人へ。
何でもいいので僕が地味を脱却できる方法教えてくれませんか⁉w
……やっぱ、自分で見つけなきゃダメっすかねw

なんて話してたら2000字近くになってるので、今回はこの辺で。
また次の記事でお会いしましょう!



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