湖畔に咲く「ピンク」の爆発! エドワード・クキュエル『アカサンザシのそばで』。光と色彩が躍る、極上の休日なのだ!
みんな、こんにちはなのだ!「ずんだもん美術館」へようそこなのだ! 今日パトロールするのは、アメリカ出身でドイツを拠点に活躍した印象派の異才、エドワード・クキュエルが描き上げた、眩しい太陽の光が溢れ出す傑作。『アカサンザシのそばで』なのだ!

「うわっ、色が鮮やかすぎて目がチカチカするのだ!」と思った君。それこそがクキュエルの狙いなのだね。 彼はミュンヘンの芸術家グループ「シュレ(Die Scholle=大地)」の一員として、光と色彩のエネルギーをキャンバスに叩きつけたのだ。この「生命感」に満ちた夏の昼下がりの秘密を、一緒に目撃していくのだ!
燃えるような「赤」と「緑」の対比! アカサンザシの魔法なのだ
まず、画面左側を埋め尽くす、燃えるようなピンク色のアカサンザシ(赤山査子)に注目してほしいのだ。

補色のエネルギーなのだ
クキュエルは、花のみずみずしいピンクと、背景の草や葉の鮮やかな緑色を隣り合わせに置いているのだね。この「補色」の関係が、画面全体にパンチの効いたコントラストを生み出し、まるで花が飛び出してくるような躍動感を与えているのだ。厚塗りの質感なのだ
筆の跡(タッチ)がすごくはっきりしているのが分かるかな? 彼はたっぷりと絵具を使い、力強い筆致で光の反射を描き出したのだ。この凹凸のある質感が、夏の強い日差しの「熱」まで伝えてくるような気がするのだね。最高にパワフルで、エネルギッシュな表現なのだ!
エメラルドの湖と白いドレス。一瞬の安らぎなのだ!
次に、右側に広がる美しい湖と、そこに佇む女性をじっくり見てほしいのだ。

水面に映る「真夏の空」なのだ
ターコイズブルーからエメラルドグリーンへと変化する湖面。 遠くに見える白い帆船が、心地よい風の存在を感じさせるのだね。クキュエルは、シュタルンベルク湖やアマー湖といったドイツの美しい湖畔を好んで描いたのだ。光を纏う白いドレスなのだ
女性の白いドレスには、空の青、サンザシのピンク、そして太陽の黄色が複雑に反射しているのだね。
彼女は花を摘んでいるのか、あるいは遠くの船を眺めているのか……。この「優雅な余暇(レジャー)」の風景こそ、19世紀末から20世紀初頭にかけて、人々が追い求めた理想の幸福のカタチだったのだね。最高に贅沢で、眩しすぎる「一瞬の楽園」なのだ!
🎨 「ずんだもん美術館」でさらなる名画の深淵へ!
クキュエルが描き上げた、光と色彩のシンフォニー。みんなはこの眩しい湖畔の中に、どんな「心躍る夏休み」の予感を感じたかな? これからも、表面的な綺麗事だけではない、芸術の真の面白さを僕と一緒に探求していくのだ!
👇 YouTube『ずんだもん美術館』本編はこちらからなのだ! https://www.youtube.com/@zunda_museum
編集後記(めたん)
『アカサンザシのそばで』。 エドワード・クキュエルの絵には、常に「生きる喜び」が満ち溢れているわね。
かつての印象派が追い求めた「光の科学」は、彼の筆にかかると、より華やかで、より享楽的な「美の祝祭」へと進化したのよ。 けれど、この強すぎる光と鮮やかすぎる色彩の裏側には、失われゆく穏やかな時代への、ある種の執着のようなものも感じられる気がするの。 あなたがもし、日常の灰色な景色に疲れてしまった時は、このアカサンザシの激しいピンクを思い出してみて。世界はこんなにも色彩に満ちていて、ただそこに光があるだけで美しい……そんな力強い真実を、この絵はそっとパトロールさせてくれるはずよ。
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