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恋人じゃない。でも特別。―完全版―

※この作品は、以前投稿した同タイトルのエッセイを、今の自分の感情で書き直したものです。
“恋人じゃない、でも特別”な関係に心を置いたことのある人へ。


名前のない関係にも、ちゃんとあたたかさはある。

誰かを想う気持ちは、いつだって少し不器用で、そして綺麗だ。

恋人じゃないのに、
あの人の一言で、心が波立つ夜がある。

連絡が来ると嬉しい。
来ないと、少しざわつく。
でも「好き」とは言えない関係。
名前のつかない“なにか”に、心を置いている。

たとえば、帰り道。
イヤホンから流れる曲に、ふとその人を思い出す。
恋人みたいに何もかもを知ってるわけじゃないけど、
他の誰よりも、自分の弱い部分を見せられる気がする。

言葉にならない距離。
触れたら壊れそうで、離れるのも惜しい。
そんな“曖昧さ”の中に、
少しの甘さとたくさんの切なさが混ざっている。

人は名前のない関係に、不安を感じる生き物だ。
安心できる肩書きがあれば、
自分の立ち位置を信じられるから。

でも、
“恋人じゃないのに特別”という関係は、
形がないぶん、心の温度でしか確かめられない。

それが怖い夜もあるけれど、
同時に、
そんな不安さえも含めて“特別”なのかもしれないね。

無理に答えを出さなくてもいい。

恋の輪郭は、いつも変わるから。
いまこの瞬間、誰かを想っている自分がいる――
その事実だけで、十分に美しい。


あなたの恋が、少しだけ軽くなりますように。

#恋愛エッセイ #恋愛心理 #曖昧な関係 #夜に読むnote #恋のかたち

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