本記事は、BIPROGY / ユニアデックス社内AWSコミュニティ「BIPROGY AWS SPARK」の定期投稿企画第2回目の記事です。他の定期投稿企画の記事は、インデックスページをご覧ください。
はじめに
これまでにCLF・AIFを取得し、「SAAも2か月くらいでいけるでしょ」と意気込んだものの、結果は約4か月。
もっと時間をかけずに取りたかった…!
もちろん、時間をかけて取るのが悪い!と言いたいわけではありません。
振り返って「もっと効率的に勉強できたな」と感じた点が多かったので、簡単に反省点と「こうすればよかった!」をまとめてみました。
これからSAAを受験する方や、できるだけ短期間で合格したいと考えている方へ、少しでもお役に立てれば幸いです。
AWS資格取得状況
これまでの取得資格はこんな感じです。
CLF:2025年12月
AIF:2026年1月
SAA:2026年6月
ファンデーショナル資格(CLF、AIF)を取ってからアソシエイト資格に臨むという、王道の流れですね。
ただ、個人的にはCLFを取得した後にすぐSAAを取ればよかったなと感じています。
理由は次の章でお話します。
やってしまった遠回り
① CLF取得からSAA勉強開始まで間が空いた
CLF受験後すぐAIFを受験し、その後1か月勉強をさぼってしまった←のですが、
個人的にこれが一番の反省点です。
今だったらこうする
・CLF受験後は、すぐSAAの勉強を始める!
SAAはCLFの延長線にあるので、CLFの知識をそのまま活かすことができます。
短期間でSAA取得したい場合は、CLF受験後すぐにSAAの勉強を始めるのがお勧めです。
② 自分に合わない教材を選んでしまった
最初にUdemyのハンズオン動画講座から始めたのですが、これが私には合わず、途中で挫折してしまいました。(おそらく1/5くらい)
その理由は2つあります。
1つ目は、動画だけで50時間以上ある教材を選んでしまったことです。
「短期間で資格を取りたい!」と思っていたのに、これでは動画視聴だけで2か月くらいの時間が必要になります。
「Udemyで評価が高いから」と安直に選んでしまったのですが、もう少し短時間で学べるものを選ぶべきでした。
今だったらこうする
・自分の要件(短期資格取得、時間かけて勉強したい等)に合った教材を吟味する
2つ目は、長期間インプットが続いてしまったことです。
私はインプットだけが続いてしまうと、飽きる&忘れるでモチベーションが下がってしまうタイプでした。
そのため、ハンズオン講座を使った長時間のインプットが合わず、挫折につながりました。
このタイプは、インプットはなるべく短期間に抑え、問題演習に時間をかけることがお勧めです。
今だったらこうする
- インプットはなるべく短期間で行う
- 問題演習に時間をかける
私はハンズオン講座に挫折した後、Ping-Tを使って問題演習中心の勉強法に切り替えたのですが、これがかなり向いていました。
Ping-Tでは、サービスごとに学習テキストと基礎演習問題が用意されています。
そのため、いきなり総合問題を解くのではなく、サービスで絞ってインプットの一環として問題演習できる点が魅力でした。
これにより、飽きることなくサービスの基礎知識をインプットすることができました。
補足: ハンズオンしてよかったこと
今回の私の要件に合わなかっただけで、ハンズオンをしてよかった点も多くあります。
特によかった点として、ハンズオンした部分は記憶に残りやすいと感じました。
全部ハンズオンすると大変ですが、覚えにくいサービスなど部分的に活用すると効率的かと思います。
今だったらこうする
- ハンズオンは知識の補完に活用する
③ 「構成」の理解をおろそかにしていた
これは、問題演習中の反省点です。
個々のサービスの特徴ばかり暗記してしまい、「この要件ならどのようなシステム構成になるか」を考えずに問題演習を重ねてしまいました。
このような勉強法をすると、選択肢のアーキテクチャ比較問題で苦戦してしまいます。
今だったらこうする
- 問題を見たら構成図をイメージする
- 解説と照らし合わせてズレを確認する
例えば、
「グローバルユーザー向けのWebサイトで、高速配信と可用性を求められている」
といった要件の問題であれば、
・高速配信と書いてあるからCloudFrontを選択しよう
・可用性が求められるから、ALBで負荷分散かな
と暗記ベースで考えるのではなく、
以下のような構成図を思い浮かべながら解くことをお勧めします。
SAAはサービスの暗記試験ではなく、「要件を読んで最適なアーキテクチャを選ぶ試験」です。
構成図を考えなくても解ける問題もありますが、早めに構成図に慣れておいた方が、複雑な問題に出会ったときの理解度がぐんと上がり、結果的に効率よく勉強を進めることができるはずです。
個人的には、問題文をそのままAIに投げて「この構成ってどうなる?」と聞くのもかなり有効でした。
SAA勉強法まとめ
これらを踏まえ、今の私が2か月でSAAを取るならこのように勉強します!
⓪前提
- CLF合格後、すぐにSAAの勉強を始める
①基礎知識のインプット&アウトプット(3週間)
- サービスごとに”学習テキストを読む→その問題を解く”を繰り返す
おすすめの教材
・Ping-T
サービスごとに学習テキスト、基礎問題が用意されており、
飽きずにインプット→アウトプットのサイクルを回すことができました。
各サービス8割程度正答できたら次のサービスの学習へ進むのがお勧めです。
- 覚えにくい部分はハンズオンで補強
- 全部やると時間がかかってしまうので、効率重視の方には部分使いがお勧め
おすすめの教材
・Udemyのハンズオン講座
絶対にこれが良い!というわけではないのですが、使用した講座は下記です。
ご参考までに。
『【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座』
②模擬問題をたくさん解く(4~5週間)
- 模擬問題をたくさん解き、知識を補強する
- システム構成図をイメージしながら問題を解く
おすすめの教材
・Ping-T
「試験レベル」の問題が300問ほど提供されています。また、「模擬試験モード」で本番と同じ環境(制限時間130分、65問)で腕試し可能です。
私は、「試験レベル」問題でミスがなくなるまで周回し、「模擬試験モード」で85%くらい正解できるようになった段階で受験しました。
※「模擬試験モード」では新出問題でなく、「試験レベル」問題がランダムで出題されます。解いたことがない問題で腕試ししたい場合には、別途Udemyなどで模擬問題集を購入することがお勧めです。
おわりに
SAAの学習を振り返って、遠回りしてしまった部分も多かったですが、その分「効率的に学ぶには何が必要か」を身をもって学べた期間でもありました。
特に「構成図をイメージしながら解く」という視点は、SAA合格後の実務やさらに上位の資格学習にもつながる大事な考え方だと感じています。
これからSAAに挑戦する方の学習期間が、少しでも短縮できるお手伝いになれば嬉しいです。
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