はじめに
『Delphi 4』 についての概要です。
概要
製品概要です。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 製品名 | Delphi 4 |
| コードネーム | Allegro |
| 発売年 | 1998 |
| 発売元 | Inprise Corporation |
| ビルドバージョン | 4.0 |
| コンパイラバージョン | 12.0 |
| BDS バージョン | - |
| サポートプラットフォーム | Windows |
前バージョンとの違い
- 動的配列がサポートされた
- メソッドのオーバーロードがサポートされた
- ルーチンにデフォルトパラメータが設定できるようになった
- 64 ビット整数型
Int64が追加された - 符号なし 32 ビット整数型
LongWordが追加された - Real 型が 48bit ではなく 64bit になった
- 後方互換性を保つため、従来の 48bit 実数型は Real48 として残された
-
[プロジェクトマネージャ]が追加された - クラス補完等の入力支援が追加された
- IDE に
[CPU ウィンドウ][イベントログ]等のデバッグ用機能が追加された - アクションリスト (
TActionList) が使えるようになった - フォームに
Anchorsプロパティが実装された - 2000 年問題対応
その他
- コンパイラバージョン 11.0 は『C++Builder 3』
- Netmasters FastNet が付属するようになった
-
NetManage の インターネット ActiveX コンポーネントはインストールされなくなった (互換性維持のため、インストール CD-ROM の
Info\extras\NetManageには収録されている) - IBX (Interbase Express) が付属するようになった
- インストール CD 内に『Delphi 1.0』が収録されている
- 上位 SKU にリモートデバッガが付属するようになった
- Professional 版では WebBroker が付属せず、オプション販売となった
-
Delphi Direct はレジストリの
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Borland\Delphi\4.0\Known IDE Packages]にある$(DELPHI)\Bin\direct40.bplを削除すると無効化できる (後続のバージョンでは [ツール | 環境オプション] から無効化できる) - TBitmap にバッファオーバーフローの脆弱性がある
- W32/Induc-A に感染する
- 社名が Inprise に変更になった
- 1998 年は『Windows 98』が発売された年です
おわりに
『C++ Builder』がリリースされた事もあってか、型に対する変更が多いです。
48bit 実数型
詳しくはこちら。
See also:
- Delphi 4 製品概要 (Inprise: Internet Archive)
- Delphi 4 機能評価ガイド (Inprise: Internet Archive)
- インプライズ、Windows 98 対応の Delphi 4 (PC Watch)
- Delphi 1~4 でコンソールアプリケーションを作る (Qiita)
- Delphi および C++ Builder における VCL Bitmap LoadFromFile の脆弱性について (Support Wiki)
- W32/Induc-A Virus (Compile-A-Virus)に関する Q&A (Internet Archive: EDN)
索引
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