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Claude Codeに毎日3回「挨拶ハラスメント」して5時間の使用枠で作業を止まらなくするClaude活用術

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Last updated at Posted at 2026-08-18

日頃からお世話になっている社内のUさん(@haru-qiita)と一緒に業務をしていて教えていただいた最強Claude活用術です!

はじめに

Claude Codeのクラウドルーティン(定期実行エージェント)で、平日の7時・12時・17時に「挨拶を返すだけ」の超軽量なジョブを走らせています。目的はタスク処理ではなく、5時間ごとにリセットされる使用枠の開始位置を、業務時間に揃えることです。

対象読者は、Claude CodeをPro/Maxプランで日常的に使っていて、使用量の上限にたまに当たる人です。

問題: 5時間枠がローリングだと、切れ目が業務時間とずれる

Pro/Maxプランの使用量は、ローリングの5時間ウィンドウと週次ウィンドウの2段構えで管理されています。5時間枠は固定サイクルではなく、その日の最初のリクエストから回り始めます。

なので朝10時47分に最初のプロンプトを投げると、以降は10:47起点の中途半端な位置で枠が回っていきます。午後の一番集中したい時間帯に枠が切れたり、逆に退勤後に枠が余ったりするのはこのせいです。

解決策: 7時に極小のリクエストを1回投げておく

始業前にルーティンから挨拶を1回投げておけば、その時刻を起点に枠が回ります。自分は7時・12時・17時の3つに置いていて、枠は7-12 / 12-17 / 17-22になります。就業時間10-19に重ねると、始業から昼までの「午前の枠」、昼休み明けから定時前までの「午後の枠」、定時前後から夜の自習までの「夕方・残業の枠」という乗り方です。

7:00 ──────── 12:00 ──────── 17:00 ──────── 22:00
  │ 午前の枠     │ 午後の枠      │ 夕方・残業の枠
  ▼             ▼              ▼
 挨拶           挨拶            挨拶
       10:00 ══════ 就業 10-19 ══════ 19:00

7時起点だと10時までの3時間は使わずに終わりますが、それは問題にしていません。自分にとって大事なのは作業中に5時間制限で手が止まらないことであって、枠を使い切ることではないからです。枠が余った状態で次の枠に切り替わるぶんには何も困らないし、むしろ切れ目が昼休みと定時付近に来るこの並びのほうが、集中したい時間帯の途中で止められるリスクが小さくなります。結果として、就業時間のあいだに5時間枠を3回まるごと回せる形になります。

もう一つ大事な点として、ルーティンはクラウド側で実行されるので、朝にPCを起動しておく必要がありません。手元のcronやlaunchdで同じことをやろうとするとMacがスリープしていたら動きませんが、クラウドルーティンなら出社前でもリモート勤務でも7時に確実に挨拶が飛びます。

設定は/scheduleで作ります。プロンプトはこれだけです。

こんにちは

(これは私からの挨拶メッセージです。日本語で挨拶を返すだけで終了してください。
ファイルの読み書き、コマンド実行、その他の作業は一切不要です。)

括弧書きの部分が肝で、これがないとClaudeは律儀に「せっかく起動されたのだから何か役に立とう」としてリポジトリを覗きに行きます。やらないことを明示的に書くのがこの手の軽量ジョブでは効きます。モデルは挨拶を返すだけなのでclaude-haiku-4-5-20251001を指定しています。

cronはUTC指定なので、JSTに合わせるとこうなります。7時だけ日付をまたぐので曜日指定がずれる点に注意です。

0 22 * * 0-4   # 7:00 JST(UTC 22:00・前日なので日〜木の指定になる)
0 3 * * 1-5    # 12:00 JST(UTC 03:00・同日)
0 8 * * 1-5    # 17:00 JST(UTC 08:00・同日)

7時のジョブを0 22 * * 1-5と書くと火曜〜土曜の朝に動きます(土曜に挨拶されて気づきました)。

作成したルーティンの詳細画面はこうなります。①がプロンプト、②が実行スケジュール(cronはUTCで登録しますが、画面上はJSTに変換されて表示されます)、③はアカウントに接続済みのコネクタが自動で付いたもので、挨拶には使われません。

02_routine_annotated.png

効果

枠が7:00-12:00、12:00-17:00、17:00-22:00の3つに揃うので、枠の切れ目が予測できるようになりました。切り替わりが昼休み明けと定時前後に来るので、「昼の枠が始まったから重いリファクタリングは今から回す」「定時までに使い切っていいから残りは全部投げる」という判断ができ、5時間刻みで区切られることで長時間セッションを引きずらず/clearする回数も自然に増えました。挨拶が返ってこない日はルーティン基盤かアカウント側の異常なので、死活監視にもなっています。

設定コストはプロンプト数行とcron式3本、消費はHaikuの1往復×3回/日だけです。使用枠の切れ目に振り回されている人は試してみてください。

追記(2026-08-20): コメントで教えてもらった知見

ありがたいことに初めてqiita記事週間トレンドに載りました…!Qiitaの人気記事を紹介するbotにも拾ってもらい、Xでもたくさんの方に見ていただけたようです!コメントでもいろいろ教えてもらえたので、埋もれさせるのはもったいなく、ここにまとめて追記します!

その1: プロンプトは「とだけ」まで削れる

タスクスケジューラで同じことをしている方から、プロンプトは

「おはようございます」とだけ返して。

の一文で済んでいるそうです。本文では括弧書きで禁止事項をズラズラ並べましたが、「〜とだけ返して」の一言で「他は何もするな」まで伝わるようです。こっちのほうが断然スマートですね。私もさっそく削ってみます!

その2: /usageを打つだけでも5時間枠が始まるらしい

メッセージを送らなくても、Claude Codeで/usageコマンドを実行するだけで5時間枠がスタートする、という報告をいただきました(Macのターミナルで確認、Windowsは未検証とのこと。)。朝イチに/usageを打てば、使用状況の確認と枠の起点作りが同時にできることになります。PCを開ける日はこちらのほうが合理的ですね!

閲覧してくださった皆さん、コメントくださった皆さん、ありがとうございました!!!

次回予告

今回は「挨拶するだけ」でしたが、同じクラウドルーティンの仕組みで、毎朝7時にSlack・Gmail・Googleカレンダーを読みに行かせて、その日のタスクと予定を1本のブリーフィングにまとめて届けさせる運用もしています。この「朝のスケジューラー」の作り方(コネクタの紐づけ、プロンプト、ハマったところ)を続編として公開しました!

👉 Claude Codeを毎朝7時に一足先に「出社」させて、今日の予定と「Slackの宿題」を1通で提出させる

参考

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