ソフトウェアプロセスアセスメントモデ丿レの模擬実験と適合性
サンテック1松下テクノリサーチ2′新日鉄ソリューションス3′名市工研4
川口直彦1磯田悟2馬場俊光′北野敏明3斉藤直希′小川清4
情報処理学会第67回全国大会 2F-2
NaokiSait0′KiyoshiOgawa(NMIRI)4 ToshimitsuBaba,ToshiakiKitano()ssolution
Sat0「uIsoda(MatsushitaSO代Resea「(h)2 Naohik0Kawaguchi(Suntec)
Confor and fast assessment
Software Process Assessment Model
主張する際には′Conformanceとともにその経験
経験を積んたモデル提供者は′モデルの妥当性を
するとよいかを判断てきるようになる。そのため′
現場とアセッサの経験によりとのプロセスて集計
て′評価をせさるを得ない。こういった評価は′
とこに含まれるかは′その無限に近い場合に対し
の組みあわせは2の40乗を超え′ある活動が
0を超えるプロセスの場合には′プロセス選択
の重複が課題となる。ISO/IEC12207における4
となる。プロセスを追加する場合には′プロセス
は′プロセスの漏れをとのように埋めるかが課題
いるわけてはない。サプセットを利用した場合に
も′プロセスの漏れと重複がないことを保証して
そのフルセットをアセスメントて利用したとして
ISO/IEC15288て規定しているプロセスとてある。
Amd1,Amd2において規定しているプロセスと′
15504Pa2て言及しているのは′ISO/IEC12207
プロセスの区切りについてISO/IEC
重要である。
トの仕組みとしてアセッサの能力を高めることが
を補完するものではない。そのため′アセスメン
を強化するためのものであるが′アセッサの能力
Conf0「manceは′アセッサの能力によらない部分
の能力と関係するかもしれない。モデルの
か′アセスメントの実施時に埋めるかはアセッサ
現実とのギャップをアセスメントモデ丿レで埋める
モデ丿レが分離できるという仮定を置いているが′
ISO/IEC15504part2では′形式的にニ次元に
とがある。
おいてニ次元に分離して評価する手続きを取るこ
に切り離せるものでない場合には′評価の過程に
ロセス次元と能力次元は′現場では論理的に明確
形式的なConfo「mance手続きは必要である。プ
のモデ丿レを用いた評価間の情報交換のためには′
抽象的なモデ丿レが多数存在する場合′それぞれ
ある必要がある。
アセスメントプロセスの両方がConfo「manceで
Confo「manceのためにはアセスメントモデ丿レと′
手続きとその妥当性について検討した。
ISO/IEC15504 part2に基ついたConformance
3 規格の適合住
もアセスメント実施の際の留意点である。
モデ丿レと現場の作業の実態との乖離を埋めること
ス定義が必要な場合がある。そのため′抽象的な
提供を行っている企業ては′抽象度の高いプロセ
多品種の生産′複数のソフトウェア・サ-ヒスの
いる企業ては′具体的な作業標準が重要てある。
て′抽象度に違いがある。単-の製品を製造して
的な側面と具体的な現場の作業そのものの記述ま
することが必要てある。プロセスモデルは′抽象
異なる場合には′現物を見て′現場て現実を観察
業ことに対象物がなったり′基盤となる技術が
る上からの取組みが必要な場合がある。個別の作
り′下からの積み上げが必要な場合と′組織によ
作業檸準は′現場の作業主体の合意が重要てあ
15504pa「t5が発行され′試行を継続して来た。
にアセスメントモデ丿レの例としてはISO/IECTR
のモデ丿レの共通部分を規定したもので′1999年
CMMIを始めとするプロセスアセスメントのため
て改善していくことである。ISO/IEC15504は′
あり′現場′現物′現実を′原理′原則に基づい
ば′作業改善と工程改善がプロセス改善の基本で
プロセススタンダードが作業標準であるとすれ
2 作業標準(process standard)とモデ丿レ
流を深めてきた。
の簡易診断という視点の両面から検討と経験の交
Confo「manceという形式的な視点と′改善のため
ることを確認してきた。今年度は規格の
スメントにおいて′参考になる情報が含まれてい
TRでよいことを提案し′現場の改善のためのアセ
は′Conf0「manceの記述を簡略にし′モデ丿レは
究している。ISO/IEC15504の作成過程において
ISO/IEC15504part5を利用した改善について研
づいたAssessmentModelのexempla「である
part3′part4の適合性の確認と′国際規格に基
国際規格であるISO/IEC15504pa1′pa2′
なっている。研究会ではP「ocessAssessmentの
ム技術研究会の参加企業との共同研究は5年目に
Assessmentの標準化に取り組んでおり′システ
名古屋市工業研究所では1993年からP「ocess
1 概要
を併記することが大切である。しかし′企業の規
模′対象プロジェクトの違いにより′実際にアセ
スメントを改善にどうやって生かすかについては
結論は出ていない。アセスメントモデ丿レのガイト
をめさして′さまさまな討論を行ってきた。各企
業での改善事例の紹介′アセスメントの報告など
を通して′経験を交流してきた。
4アセスメントと健康診断
アセスメントは′組織的な活動のある状態を表
現するものである。そのため′健康診断に模して
説明を詳細化した。
定期的な健康診断は′簡易なものを行うことが
多い。その際に′精密検査が必要であるかどうか
の判定のために行なう。その場合にも′本人の自
覚のある症状があるかどうかは一つの判断項目に
なる。作業診断も′作業者自身が問題があると感
しているかどうかは重要な指標で′問題を感して
いないところに改善の糸口が見出しにくい点は健
康診断に類似している。
自覚症状がある場合は検査結果の数値だけに拘
らず′精巒検査(アセスメント)をするとよい。
この方法に従えば′簡易診断(アセスメント)は
数時間以内に終了するとよいかもしれない。また
プロジェクトマネージャまたは開発′調達担当者
が異常を訴えれば′精密検査を行なうことも必要
な場合がある。精巒検査は,1日から数日かけて′
実施し′自覚症状のある事象から′健康な状態に
なるための道筋を明確にするとよい。
ソフトウェア業界は過酷な競争にあるため′単
に健康であるだけでは生き残れない。そのため′
アセスメントは健康診断としてだけでなく′競争
に勝っためプロスポ-ツ選手向け運動測定の側面
も有している。どれくらいの運動したかの測定を
し′どういう運動をしたらどういう結果がてたか
から′どういうやり方がよいかを考えていく必要
がある。この面から′作業記録は常時必要てあり′
その記録を利用した改善のための活動は常時必要
てある。これらを検討するために′やっていたよ
かったことをアセスメントモデルに埋め込み′ア
セッサの教育に利用していくことによりより競争
力のある状態に改善てきる可能性がある。
具体的には′簡易診断として短時間ての聞き取
り調査を行い′より精密な診断の必要性があるか
どうかを実験した。また′個別の診断対象にはオ
-プンソ-スのプロジェクトを対象にして′共通
に課題を検討てきるようにした。
名古屋市工業研究所て取り組んたオ-プンソ-
スプロジェクトを対象に′開発結果がすてに公開
されているものの今後の改善のためのアセスメン
合には′極めて有効であることがわかった。
する場合には′担当者の「気づき」を促進する場
た。また′簡易診断を証拠書類によらないで実施
定期的なアセスメントが有効であることがわかっ
に定期的な見直しが必要なプロセスについては′
と未処理の事項があることがわかった。このよう
てこないこと′見直しが定耳月的に行われていない
いても′分類が不十分であると文書が短時間で出
このアセスメントの結果として′文書化をして
確認することができるためである。
的な作業を間接的な作業が助けているかどうかを
間接的な作業の両方を診断することにより′直接
再利用プロセスである。これは′直接的な作業と′
にあるシステム試験プロセス′文書化プロセス′
理プロセス′対象にした。また′同時にTR段階
part5で新たに追加されたプロセスである知識管
トを実施した。具体的には′ISO/IEC15504
5まとめ
規格のConfo「manceを検討するとともに′規格を管理たけでなく′改善に重点を置いた利用を図ってきた。改善があってこそ調達にも利用できるというのがこれまでの経験則である。改善は現場で現物を手にとって現実に解決していくことが重要で′その際に′原理,原則を確立することと′診断と改善の計画の重要性を確認した。また他者による診断はReviewの一つと考え積極的に活用することが重要である。アセスメントモデ丿レを簡易診断のための手段として有効に使うことができた。
参考文献
[1]ソフトウェアプロセスアセスメントの試行について、電気関係学会東海支部′2001
[2]ソフトウェアプロセスアセスメントのガイトについて、電気関係学会東海支部′2002について、電気関係学会東海支部′2002
[3]IOS/IECTR15504(標準情報X0021)SPA http.//www.jisc.0「g/t「X00212.htm
[4]経済産業省プロセス改善委員会 http:〃wwwmeti.go.jp/kohosys/p「eSS/0002639/
[5]情報処理学会情報規格調査会SC7専門委員会 http:〃www.itscj.ipsj.0「.jp/domestic/sc07/
[6]プロセス改善の制度化、プロセスにおける測定、規格の翻訳について′電気関係学会東海支部, 2003
[7]ソフトウェアプロセスアセスメントのConformanceについて、電気関係学会東海支部′2004