はじめに — YouTuber へのビジネス連絡がとにかく面倒
YouTuber にコラボ依頼や案件提案のメールを送りたい。しかしメールアドレスを探す作業が地味にきつい。
チャンネル概要欄に書いてある人もいれば、動画説明文の奥に埋もれている人もいる。1 チャンネルあたり 5〜10 分、数十件ならまだしも 100 件超えると丸一日溶ける。
既存の手段を試してみたが、どれも一長一短だった:
| 手段 | 問題点 |
|---|---|
| 手動で概要欄を巡回 | 時間がかかりすぎる |
| YouTube「メール表示」ボタン | 1 日 5〜10 回でレート制限 |
| 有料 SaaS(Modash 等) | 月 $100〜。日本の YouTuber カバー率が低い |
| 外注 | 数日待つ + 品質のばらつき |
「公開情報からメールを自動で引っ張る」ところまでは自動化できるはずなのに、どのツールも使い始めるまでのステップが多い。OAuth 認証、シートのコピー、権限許可… ここで離脱する人がかなりいるのではないかと感じていた。
なので作った → YouTube Email Finder
ブラウザで開いて URL を貼るだけ。ログインもアカウント作成もいらない。
作るときに意識したこと
やっていることはシンプルで、YouTube チャンネルの概要ページ、動画説明欄、Linktree 等のプロフィールリンク先を自動スキャンして、メールアドレスのパターンを正規表現で抽出・バリデーションしているだけ。
ただ、既存ツールを使っていて一番ストレスだったのが「使い始めるまでの手順の多さ」だったので、そこを削ることにフォーカスした:
- ログイン不要 — アカウント作成も OAuth も挟まない
- 環境構築ゼロ — ブラウザで URL を開くだけ
- 公開情報のみ — reCAPTCHA 突破や非公開 API は使わない
- メールが見つからなかった場合は使用回数にカウントしない
実際の画面
ページを開くと入力エリアがすぐに見える。「単一検索」と「一括検索」のタブがあり、一括なら最大 20 件の URL をまとめて処理できる。
URL を貼って「一括検索」を押すと、数十秒で結果が返ってくる。
4 件投げて 3 件ヒット。見つからなかった 1 件は使用回数にカウントされていない(画面下部の「使用回数」表示に注目)。
技術的な補足
取得ロジックは以下の公開情報をソースにしている:
- チャンネル概要ページ(About) — ビジネスメール欄、説明文内のアドレス
- 動画の説明欄 — 最新動画を中心に複数本スキャン
- リンク先ページ — Linktree、lit.link 等プロフィールサービス経由
抽出したアドレスは MX レコード検証で実在確認し、明らかに無効なもの(noreply@ 等)はフィルタしている。YouTube の内部 API を叩いたり、reCAPTCHA を突破したりはしていないので、規約面のリスクはない。
発見率について
公開情報ベースなので、全 YouTuber のメールが取れるわけではない。体感では 30〜50% 程度の発見率。残りはそもそもインターネット上のどこにもメールを出していないケースが多い。
見つからなかった場合の代替手段:
- YouTube の「ビジネス関連の問い合わせ先を表示」ボタン(ただしレート制限あり)
- Twitter/Instagram の DM
- 所属事務所の問い合わせフォーム
まとめ
YouTuber のメールアドレス収集を手作業でやるのがしんどかったので、URL を貼るだけで済むツールを作った。公開情報ベースなので発見率は 100% ではないが、手動巡回の時間を大幅に減らせている。
同じ悩みを持っている方はどうぞ → YouTube Email Finder


