ナゾテックの名前で模型・ジオラマ用のLED電飾コントローラーや配線済みチップLEDの販売などを行っている者です。
想定読者
電子工作始めたいからググってみて「ブレッドボード」とやらが出てきたけどこれって何?
くらいの人へ。
目次
見たこともないって人へ
各部の役割
電源用の部分
電子部品などを配置する部分
電子部品の配置と接続
見たこともないって人へ
ブレッドボードとは元々は電子回路を試作などする時に、パンを切る板(まな板みたいなもの)の上に釘などをさして電線や部品を繋いでいた事から来ているそうです。こんな見た目の物です。

縦横に小さな穴が空いていて、そこにICや抵抗、LEDなどの部品を差したりケーブルなどを使って接続するなどして電子回路を簡易的に作るためのものです。
これらの穴の中には金属の板が並べられていて、穴同士が電気的に繋がっている部分と繋がっていない部分に分かれています。
各部の役割
ブレッドボードはいくつかの部分に分かれて役割があります。
電源用の部分

このように+-の記号がついている部分です。赤い線と青い線が引かれていますが、赤い線に沿った部分の穴が全部繋がっていて、青い線に沿った部分の穴も全部繋がっています。もちろん赤側と青側は繋がっていません。
一般的には赤がプラス側、青がマイナス側として使用します。
ただし、注意が必要な部分があって、この画像のように赤・青の線が途切れていない物と、

この画像のように線が途切れているものがあります。線が途切れている部分は電気的には繋がっておらず、別々の電源を接続する用になっています。もし一列全部を同じ電源で使いたい場合は線が途切れている部分でジャンパーワイヤーなどで接続する必要があります。

ジャンパーワイヤーはこんなやつです。

引用元:秋月電子の販売ページ
ケーブルタイプもあります。
電子部品などを配置する部分

まず、中央に溝がありますが、これの左右は電気的には繋がっていません。溝の左右のそれぞれは横一列で電気的に繋がったものです。
つまり、数字の1の列のa,b,c,d,eは繋がっています。同様にf,g,h,i,jが繋がっています。画像の縦方向は繋がっていません。

画像の同じ色の点線で囲まれた部分は接続されており、色が違う部分同士は接続されていません。
例えば、a-1の穴に差した部品とc-1に差した部品は接続された状態になり、e-1に差した部品とf-1に差した部品は接続されていないと言うことです。f-1とh-1の部品は接続されます。
a-1とa-2や、j-1とj-2は接続されていません。
この穴は縦横それぞれに2.54mmの間隔を開けて並んでいます。電子部品についている端子類もその多くは2.54mm(もしくはその倍数)の間隔になっているので、そのままブレッドボードへ差し込むことができます。
ICなどの形状は「パッケージ」と呼ばれ様々な形があり、とくに端子の並べ方で呼び名が決まっています。
例えば下記の画像はDIP(デュアルインラインパッケージ)と呼ばれています。

引用元:秋月電子の販売ページ
デュアル=2列、インライン=直線と言うことで、左右二列に端子が並んでおり、この端子の間隔が2.54mm単位になっています。
左右のピンの間隔は2.54mmX3=7.62mmになっていて、ブレッドボードの中央の溝を挟んだ左右の穴の間隔と同じになっており、このようなICチップをそのまま差し込んで使うことができます。

なお、ICチップの端子は柔らかいので、ICチップをブレッドボードへ差す時に端子と穴がずれていたりすると簡単に曲がってしまいますから注意が必要です。
また、抜き取る時も斜めに抜くとやはり端子が曲がってしまうので、真っ直ぐ上方にゆっくり抜きましょう。
電子部品の配置と接続
前記したように電子部品はブレッドボード穴に差し込む形で配置します。
配線にはジャンパワイヤーを使用します。

この画像のマイコンはPIC16F1827で電源マイナス(VSS)が5番ピン、電源プラス(VDD)が14番ピンなので、それぞれを電源端子とジャンパワイヤーで接続します。
横並びの接続された穴同士に差し込んだ部品は互いに接続された状態になります。
LEDとマイコンを接続した例です。


以上、ブレッドボードの使い方 基本編でした。
