ChatGPT と GitHub を連携する手順をまとめました。
基本は画面に沿って進めるだけですが、1 箇所だけ素直に進むとつまずくポイントがありました。
GitHub App の認可が Authorize と Install の 2 段になっていて、ChatGPT の接続フローだけだと Install まで辿り着かない点です。
実際、連携できたつもりなのにリポジトリ一覧が 0 件で見えない、という状態になります。
これに対して、GitHub App のページを直接開いて Install すれば連携は完了します。
この記事では、連携の手順とつまずいたポイントをスクショ付きで解説します。
検証環境は ChatGPT Plus、2026 年 6 月時点の挙動です。
GitHub 連携を実機で確認できたのは Plus で、Pro など他の有料プランでも公式に提供されていますが、Free と Go については未確認です。
UI や動線は、今後のアップデートで変わる可能性があります。
ChatGPT に GitHub を接続しようとしたきっかけ
1. ChatGPT に GitHub を連携する
GitHub 連携のセットアップを進めていきます。
ChatGPT の設定を開き、アプリの一覧へ進みます。
一覧から GitHub を検索して選びます。
GitHub コネクタに接続します。
注意書きを読んで GitHub に進みます。
GitHub の Authorize 画面に移ります。
サインイン中のアカウントを確認して進めます。
要求された権限を確認して Authorize します。
Authorize が終わると、ChatGPT 側に戻ります。
ここで「リポジトリ一覧を見せて」と頼むと、表示できるリポジトリは 0 件と返ってきます。
おかしいと思ってアプリの状態を確認しますが、正しく接続できていそうです。
補足しておくと、これは初回の連携で起きるギャップです。
既に一度 GitHub 側で Install が終わっているアカウントでは再現しません。
2. つまずきの正体は Authorize と Install の 2 段認可
ChatGPT の画面上のラベルは「GitHub」コネクタですが、その実体は GitHub App です。
正式名称は ChatGPT Codex Connector で、提供元は OpenAI となっています。
そして GitHub App の連携には、性質の違う 2 段階の認可があります。
それぞれが何を渡すのかを並べると、こうなります。
| 認可ステップ | 何を渡すか | リポジトリ権限 | GitHub 側の表示 |
|---|---|---|---|
| OAuth の Authorize | 本人確認・メールの読み取り (あなたが誰か) | 含まれない | Authorized GitHub Apps に出る |
| App の Install | 対象リポジトリの読み書き (どこを触ってよいか) | 含まれる | Installed GitHub Apps に出る |
ChatGPT の接続フローは、このうち Authorize までで完結します。
先ほどの Authorize の画面で求められたのは本人確認とメールアドレスの読み取りなどで、リポジトリへのアクセス権限は含まれていませんでした。
つまり「接続済み」が指しているのは Authorize までで、リポジトリ権限を渡す Install は別ステップとして残ったまま、ということでした。
GitHub 側で確認する
この 2 段階の差異は、GitHub の設定画面で確認できます。
GitHub の Settings → Applications を開くと、Authorized GitHub Apps には ChatGPT Codex Connector が出てきます。
ところが Installed GitHub Apps の方には出てきません。
Authorized GitHub Apps に表示されているアプリの詳細を開くと、どのアカウントにもインストールされていない旨が書かれています。
ChatGPT Codex Connector has not been installed on any accounts you have access to.
Authorized には出るが Installed には出ない。
これが「連携できたのにリポジトリが見えない」の正体でした。
3. アプリページから Install して仕上げる
足りていないのは Install の 1 段だけなので、そこを直接設定します。
GitHub App のページを開きます。
まだ Install していないアカウントなら、緑色の Install ボタンが出ます。
既に Authorize 済みのアカウントだと、ここが Configure 表示になります。
Install を進めると、最初に飛ばされていた 2 段目がここで出てきます。
まずインストール先のユーザーを選びます。
続いて対象リポジトリを選んで権限を承認します。
これで Installed GitHub Apps の側にも ChatGPT Codex Connector が並びます。
ChatGPT 側に戻って改めてリポジトリを尋ねると、今度はちゃんとリポジトリを名前で拾ってきました。
リポジトリは 1 つしか許可していなかったので、正常な挙動です。
なぜ Install に辿り着きにくいのか
Authorize の画面には、実はアプリページへ飛べるアプリ名のリンクが置かれていました。
そこを辿れば Install にも行けるのですが、Authorize を終えると次に進んでしまい、そのリンクも見えなくなります。
入り口は確かにあるのに、認可を終えると通り過ぎてしまう。
これが「画面の流れだけだと Install に辿り着きにくい」の中身でした。
まとめ
やることは、欠けていた Install の 1 段を手で踏み直すだけでした。
一度この 2 段認可の構造を知ってしまえば、次からは迷わず連携できます。
画面の案内だけでは、最後の 1 段に届かないこともあります。
そんなときは公式アプリのページから直接辿ると上手くいくかもしれないという話でした。
今日も小さな学びを。
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