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  • ふしぎな図書館 (講談社文庫 む 6-33)

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ふしぎな図書館 (講談社文庫 む 6-33)

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図書館の地下にふしぎな老人と羊男。ぼくはここから脱出できるのか?

図書館で「オスマントルコ帝国の税金のあつめ方について知りたいんです」とたずねたぼくに、老人の目がきらりと光った。案内された地下の閲覧室。階段をおりた奥から、羊男が現れて……。はたしてぼくは、図書館から脱出できるのか? 村上春樹と佐々木マキが贈る、魅力溢れる大人のためのファンタジー。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/1/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 98ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062759489
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062759489
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 0.28 g
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 0.6 x 14.8 cm
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 231,690位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.5 (68)

著者について

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村上 春樹
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1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。

1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
68グローバルレーティング

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    はじめての村上春樹
    2022年10月30日に日本でレビュー済み
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    軽く読めて佐々木マキさんの挿絵も大好き。

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  • 星5つ中5つ
    不穏でたのしい
    2021年9月28日に日本でレビュー済み
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    不穏な内容のわりにトボけたイラスト。これがなんかクセになるのだ・・時々読み返してしまう。

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  • 星5つ中4つ
    「図書館奇譚」を絵本として改稿した作品
    2026年8月8日に日本でレビュー済み
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    村上春樹(1949~)が、1982年に「図書館奇譚」として雑誌「トレフル」に発表したのち、短編集『カンガルー日和』に収録し、その後絵本として改稿した「ふしぎな図書館」(2005年)を手に取ってみた。

    主人公であるぼくは、市立図書館に行き、「潜水艦の作り方」と「ある羊飼いの回想」という2冊の本を返却し、“オスマントルコ帝国の税金のあつめ方”に関する本を借りようとした。ところがぼくの知らない107号室という地価にある部屋に行きなさい、と言われたのだった。そこでぼくは、ふしぎな体験をするという設定である。

    挿し絵は、佐々木マキが担当し、カラー作品を提供している。絵本だけあって、作品も短く、また原作の「図書館奇譚」よりも平易な言葉が用いられていて、子どもたちが親しめるようにしている。

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  • 星5つ中5つ
    面白い
    2019年9月3日に日本でレビュー済み
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    村上春樹ファンとしてはとても面白いと思った。

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  • 星5つ中5つ
    村上ワールドのエッセンスが凝縮されている。
    2019年11月27日に日本でレビュー済み
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    主人公の少年の一人称で語られ、さらに描写が大袈裟でいて鋭く、ユーモアに溢れている表現がディケンズの小説のようで大変面白い。佐々木さんのイラストもストーリーを引き立てていて(さながらディケンズ小説の挿絵の現代版のよう)素晴らしい。

    可能であれば、この設定での長編小説版を読んでみたい。

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  • 星5つ中5つ
    物語は読み終えたときに終わらない
    2008年1月21日に日本でレビュー済み
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    またしても放り出されてしまった

    図書館に本を借りに行った少年が「運悪く」図書館の地下牢に閉じ込められ強制的に本を読まされ脳みそをちゅうちゅう吸われそうになる話。

    読み進めていくうちに、淡々と語られる普通だけれども少しおかしな世界に連れ込まれてしまう。そしてそのまま置き去りにされてしまう。またしても放り出されてしまった。

    村上春樹の話を読んでいると、昔、国立博物館で見た埴輪のイメージが不思議と浮かんでくる。空洞になっている中身のふしぎな存在感。

    流れに逆らわず、素直に牢屋に入り鉄の鎖を足に巻かれる少年。しかし、少年は母親を心配させないために牢屋を抜け出そうと決心する。その後、少年の周りからは大切にしていた多くのものが失われてゆく。それに対して少年のコメントは一切ない。

    少年が予定調和的(滑稽ではあるんだが)な世界を否定し、何かを変えてゆこうとして動き出す点に希望が感じられる。「神の子はみな踊る」や「アンダーグラウンド」あたりから感じられる積極的に現実世界に絡んでいく姿勢の萌芽がこの物語にもあったのかもしれない。

    物語の終焉で少年の回りから失われていく大切なものがスーパーヒーローのように少年を救ってくれる。

    とても考えさせられる物語だが、何を考えてよいのかわからない。また迷子になってしまった。なにか構造があるのかもしれないしないかもしれない。ただ、この物語の存在する意味はある。それは直感のようなもので、誠実に物語を書くという村上春樹に対する信頼感に支えられている。

    物語は読み終えたときに終わらない。読み終えたときに始まる。そう確信できるほど、後味に広がりがある。少し強引だけれど、よい刺激をもらった。

    32人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中4つ
    読みやすい本
    2025年6月28日に日本でレビュー済み
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    本が薄くて小さいサイズ

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  • 星5つ中5つ
    印象的
    2009年4月24日に日本でレビュー済み
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    村上春樹さんが書いた絵本。

    イラストがとっても可愛かったです。

    村上ワールドそのままの、ちょと謎に満ちた内容でした。

    「ぼく」はある日、図書館で、図書係の老人と出会う。

    だけれど、その老人に騙されて「ぼく」は牢屋に閉じ込められてしまう。

    羊男と一緒に。

    牢屋は、羊男が住んでいる部屋だった。

    ある日、二人は脱出を試みるが、迷路のような部屋が続き、、、。

    ちょっとグロテスクな部分もあり、最後は少し寂しい終わり方だった。

    印象に残る一冊。

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