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花森安治伝: 日本の暮しをかえた男
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2013/11/22
- 寸法13.7 x 2.6 x 19.6 cm
- ISBN-104103185325
- ISBN-13978-4103185321
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登録情報
- 出版社 : 新潮社
- 発売日 : 2013/11/22
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 318ページ
- ISBN-10 : 4103185325
- ISBN-13 : 978-4103185321
- 商品の重量 : 360 g
- 寸法 : 13.7 x 2.6 x 19.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 209,048位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- ノンフィクション (本) - 44,770位
- 文学・評論 (本) - 52,797位
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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
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花森安治伝: 日本の暮しをかえた男
2016年11月13日に日本でレビュー済み花森安治伝: 日本の暮しをかえた男
きれいでした。内容も面白かったです。
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母へのプレゼント
2026年3月19日に日本でレビュー済み母に頼まれて購入しました。
朝ドラの影響もあって楽しく読んでいたようです。
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面白い本!
2016年11月8日に日本でレビュー済み・花森安治のことを知らなかったので、この本からよく理解できました。
・戦後の大変な時代に「お客様のための商品づくり」をリードして、それぞれの業界を世界に誇れるレベルに引き上げる原動力としての活躍をされたことに頭が下がりました。
2人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
花森安治と「暮しの手帖」の根底にあるもの
2013年12月14日に日本でレビュー済み花森安治が編集長を務めた「暮しの手帖」は、企業からの口出しを排除するため広告を取らなかった。同誌で長きに渡って続けられた「商品テスト」は、雑誌の企画とは思えないほど徹底したものだった。
「暮しの手帖」を読んだことがない評者が同誌に対する知識はこんな程度なので、「暮しの手帖」はガチガチの雑誌だという印象を勝手に持っていた。
そんなわずかな知識しかない評者がずっと疑問に思っていたのが、どうしてこの雑誌が100万部も売れたのかということ。
その理由が全く理解できなかったのが、戦中、大政翼賛会という体制側に属していた花森安治が何故このような雑誌をつくり上げたかということ。
そして何より不思議でならなかったのが花森の女装だった。
本書は、そんな花森安治の生涯、特に思想の根底にあるものに焦点をあてた作品。
「暮しの手帖」そのものよりも、花森自身に対する人間的興味が強かった評者には、非常に興味深い作品だった。
著者は、多くの媒体で書いて(語って)いた花森が、自分自身の戦中(大政翼賛会で自身の仕事)のことは書かず、また語ることもほとんどなかったとし、「暮しの手帖」が軌道に乗ってからは徐々に同誌以外では文章を書かなくなり、最後には「暮しの手帖」の中に閉じこもってしまうかのようになったとしている。
そして、著者は、花森が自身の戦中のことを書かなかった、あるいは語らなかった理由を、“避けた”“逃げた”のではないとし、その理由に多くのページを割いているが、オビ(そして本文)に、花森のことばとして、紹介されている次の文章がもっともそれを言い表しているように思う。
「ボクは、たしかに戦争犯罪をおかした。……これからはぜったいにだまされない、だまされない人をふやしていく。その決意と使命感に免じて、過去の罪はせめて執行猶予にしてもらいたい、と思っている。」
評者には、自らを戦争犯罪人と語った花森の「黙して語らず」が正しかったのかどうかまではわからない。
ただ、解るのは、花森と「暮しの手帖」の根底にあるものが、前記の文章にあるのだとすれば「語る(言い訳する)だけで何もしない」人たちよりも、行動で示した花森の方がきちんと責任を取ったのではないか、ということだけだ。
著者は、花森の女装の理由の考察にもページを割いている。
花森安治が生前、その理由を語って(書いて)いなかったようなので、本当のところはわからないにせよ、なるほどなぁと思わせるものであった。
読了後に感じたのは、もしかしたら花森安治も戦後出現した「怪物」たちの一人だったのかもしれない、ということだ。
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大いなる格闘の物語
2016年8月6日に日本でレビュー済み今年の春、NHKの朝ドラのことを知らないまま書店に行ったところ、津野さんの花森伝が新潮文庫になっていたので、あれあれと不思議に思いつつ購入。冒頭の「異形」の写真に促されてすぐに読み始めたものの、中盤の戦時期の記述がやや重く、実はいったん中断していた。でもそのままオサラバするのはどうしても惜しくなって、仕事のすき間にもう一度手に取ると、あとは一気に読了。
戦後の『(美しい)暮らしの手帖』の編集の話がやはり断然おもしろい。花森の卓抜なデザイン力・演出力にあらためて脱帽するとともに、有名な商品テストがここまで徹底したものだったことに心底驚いた(現在の某通販雑誌とは似て非なるものだ)。「紙の砦」への立てこもりと、それを通してこそ社会へと開かれた訴求力――この二つが表裏一体となったものとして出版という営みのあることがよくわかる。そのことを、自らも名編集者だった津野が、自他のスタイルの違いもたしかめながら、時代とともに浮かび上がらせていく。いつもの軽みのある文体が、時折苦しげに見えるのは、この巨人との格闘の大きさを物語っているのだろう。
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花森伝の決定版
2016年11月14日に日本でレビュー済み花森安治伝の決定版。戦後、昭和二十年代の末、すでに何冊も単行本を持ちマスコミの人気者だった花森が暮しの手帖という「紙の砦」になぜ立てこもったのか。著者はそのきっかけとして逆コースへの危機意識を見る。この補助線の引き方は、総説的な酒井や、距離の近い大橋や小榑、唐沢では得られない、直接の面識がなくあの時代を学生として生きていた津野ならではだろう。饒舌でワン・センテンスがながく韜晦を含んだマスコミの人気者時代の花森の単行本と、のちの「一銭五厘の旗」に典型的な、これでもか、これでもかというような直情の詩とはかなり落差があったのだ。その道のりこそが花森在世中の「暮しの手帖」だったわけである。巻末の年表で花森が「青年文化会議」のメンバーだったことがわかるのも面白い。内田義彦が「これは あなたの 手帖です」というあのエピグラムを、気に入っていることは有名だが、花森は、まことに市民社会青年アカデミズムとぶつける形で語られてもいいのである。
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