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漢字と日本人 (文春新書 198)
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- ISBN-104166601989
- ISBN-13978-4166601981
- 出版社文藝春秋
- 発売日2001/10/19
- 言語日本語
- 本の長さ256ページ
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出版社より
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋
- 発売日 : 2001/10/19
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 256ページ
- ISBN-10 : 4166601989
- ISBN-13 : 978-4166601981
- 商品の重量 : 1 g
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 104,857位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
知的好奇心が大いに刺激された
2023年11月22日に日本でレビュー済み日本語における漢字について、知らないことばかりでとても面白かった。
日本人は会話の中で、コウエンと聞いて、公園、公演、講演、後援を文脈の中で判別する。
コウエンと聞いたときに、ぴったりする漢字を無意識に頭に思い浮かべる。
漢字が言語に張り付いていて、そのような意味で、日本語という言語はかなり特異な言語であるという。
平安以前や鎌倉のころに入ってきた漢字やその成り立ち、英語・中国語などとの比較論、音節との関係、明治に入って漢字廃止論から昭和の常用漢字ができるまでのこと、など。
特に前半が興味深かったが、読後に振り返ってみると、
後半で筆者は昭和の国語改革における漢字の制限や漢字の簡略字化について批判しているが、前半ではかな文字というのは、漢文しかなかった書物を読みやすいように端書きすることによって成立したと論じており、漢字もかなも含めた言語を表す文字の総体としてみれば、つまるところ文字というものは時代を経て簡略化していくものであり、たしかに国語改革によるそれは人為的なものであるものの、大きな流れとしては批判するものではないのかな、と感じた。
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漢字について興味があれば面白い
2025年7月19日に日本でレビュー済み日本には字が無かったのか、という事を再認識させられた。漢字の文字だけを取り入れて、音(読み)は取り入れず、元来の大和言葉を使ったっていうことが、目から鱗でした。作者の思想がやや煩い。
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文句なくおもしろけど、たぶん著者はパワハラ気味の人。
2026年7月16日に日本でレビュー済み何故日本人が漢字を選んだのか。というか選んだ理由は文字がなかったからであるが、何故英語ではなく感じだったのか。今文字を選ぶとしたら感じを選ぶか?その選択を1500年前にしたことによって日本語、日本人にどのような影響があったのか?
ちょっと良くわからないと思うけど、本書をまとめるとこういうこと。「漢字と日本人」というタイトルはまさにこれを示していますね。漢字を選択したってどういうこと?というのは本書を読んだ後の今なら理解は早いのですが、読む前は難しいでしょう。本書を読んでみましょう。
「もし漢字と同時にアルファベット文字が日本に入ってきていたら、日本人は考慮の余地なくアルファベットを採用していただろう」
「もしこの世にあなたの体に合わせて作った服しかないとしたら、Aさんはそれを着るほかない。どんなに不便な、窮屈なことであろう」
「漢語と日本語とがあまりにもかけへだたっていたために日本語を漢字で書く、ということには非常な困難と混乱とがともなった」
これらをイントロを読んだときには、正直あまりわからなかったんですけどね。面白い本です。明治あたりで文明開化、欧米の強大な力を目にして英語を採用しよう、という世論もあったところで、圧倒的に言葉が増えてしまって、さすがにそこから英語に行くことはできなくなってしまった。
1,この50年でPTAはピーテーエーから、ピーティーエーとなった。NTTもエヌテーテーからエヌティーティーになった。日本語の音節は限られている、が、増えてもいる。
2,ハハは昔パパだった(平安時代まではhはp音だった)
3,昔は漢字のことを本字といった。カタカナは本当に仮の仮名だったのである。
4,江戸時代までの和製漢語と明治以降のそれを比べると明らかに違う。江戸時代より前の和製漢語は中国人には意味がわからない(家来、野暮、世話)。一方明治時代以降はわかることが多い(製紙、静止、静止とか)。
5,奈良時代に朝廷からの命令で国名は全て二文字にしろといったのは漢語かぶれ。音節が整うことならともかく、字数は日本語にとっては関係ない。よって上野、安房、武蔵に加えて、和泉(本来泉一文字でいい)、播磨(は、と、まなので、本来3文字なのに2文字にした)という無茶がおきた。
6,「バーレーの万国史」の中で半文明人とされた日本人は、ふざんけんな、お前の物差しで測るな、と言わずに、我々は彼らに追いつかないといけないんだと、思って、「進歩」という江戸時代にはなかった言葉まで発明した。
7,「人類の文字は象形文字から、音標文字へと進む」というのは中国人も思っている、つまり、漢字ではなくアルファベット。
8,今日では人がどういう字を書くかを決めるのはその人の知識でも手もなく、機械にあらかじめ組み込まれている文字(JIS)。JISに言葉が登録されているかどうかである。著者はJISがマジで嫌い。
9,日本語の特殊性は音声が無力であるために、文字の裏付けなしに意味を持たない、という点で、これは世界でもおそらく唯一の言語。
10,「泣く子と編集者には勝てないから」で始まる後書きの最後、軽快で好きだ。
新書らしい、新書。こういう学者が一般ピーポー向けに書いた本はありがたい。
あと、「本が好き、悪口言うのはもっと好き」というエッセイのタイトルもあるので、私のこのレビューのタイトルの指摘はあながち間違えていないと思う。本書でも、間違っていると思う主張にはとんでもなく叩いている。
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日本語にとって漢字は単なる表記法ではない
2026年2月6日に日本でレビュー済み日本人(日本語を母語とする人)にとって漢字とは何か、一度は考えておくべきこと。漢字は日本語にとって宿命であり、良くも悪くもこれを離れて日本語は有り得ない。
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「漢字とかなのバランス」ではなく,「どれだけ厳選された言葉を使うか」という問題か?
2010年3月31日に日本でレビュー済み仕事上,例えば,「とる」は「取」「採」「執」のいずれか,
また,「あげる」は「上」「挙」か等々
悩むこともしばしばである。
これからは悩み迷わず「とる」「あげる」と書きたい。
しかし,漢字とかなのバランスにより,文章が締まったり,
冗長になったりする。そう感じるのが可笑しいのだろうか?
英語の文章でも,引き締まったものとそうでないものがある。
「漢字とかなのバランス」ではなく,「どれだけ厳選された
最適な言葉を使うか」という問題とも思う。
「分かり易い文章」「説得力のある文章」・・・
ますます分からなくなってきた。
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最高峰にAudible化できない
2025年7月20日に日本でレビュー済み同音異義語の多さ、漢字簡略化の害、なーんにも意識してなかったな…と痛感しました。面白さは間違いないのですが、音声では漢字が不明になるので目で読むしかありません。大変よい本でした!
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今まで気付かなっかた視点
2021年4月7日に日本でレビュー済み単に漢字の事だけでなく日本語や他の言葉との違い、音節の説明について目からうろこであった。
英語を学習する中学生高校生の時に読んでいたらなぁと思った。
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同音意義語の歴史
2024年9月19日に日本でレビュー済み日本語入力はこれで正しいのか?とずっと疑問に思っていて、漢字変換の鬼門、同音意義語はもともとどうなってたんだっけ、というのを調べるのにとても役にたちました。
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