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革命前夜 (文春文庫 す 23-1)
購入オプションとあわせ買い
密告しないか、するか──。
第18回大藪春彦賞受賞作!
革命と音楽が紡ぎだす歴史エンターテイメント
バブル期の日本を離れ、ピアノに打ち込むために東ドイツのドレスデンに留学した眞山柊史。
留学先の音楽大学には、個性豊かな才能たちが溢れていた。
中でも学内の誰もが認める二人の天才が──
正確な解釈でどんな難曲でもやすやすと手なづける、イェンツ・シュトライヒ。
奔放な演奏で、圧倒的な個性を見せつけるヴェンツェル・ラカトシュ。
ヴェンツェルに見込まれ、学内の演奏会で彼の伴奏をすることになった眞山は、気まぐれで激しい気性をもつ彼に引きずり回されながらも、彼の音に魅せられていく。
その一方で、自分の音を求めてあがく眞山は、ある日、教会で啓示のようなバッハに出会う。演奏者は、美貌のオルガン奏者・クリスタ。
彼女は、国家保安省(シュタージ)の監視対象者だった……。
冷戦下の東ドイツで、眞山は音楽に真摯に向き合いながらも、クリスタの存在を通じて、革命に巻き込まれていく。
ベルリンの壁崩壊直前の冷戦下の東ドイツを舞台に一人の音楽家の成長を描いた歴史エンターテイメント。
解説の朝井リョウ氏も絶賛!
この人、〝書けないものない系〟の書き手だ──。
圧巻の音楽描写も大きな魅力!
本作を彩る音楽は……ラフマニノフ 絵画的練習曲『音の絵』バッハ『平均律クラヴィーア曲集』第1巻 『マタイ受難曲』リスト『前奏曲(レ・プレリュード)』
ラインベルガー オルガンソナタ11番第2楽章カンティレーナ ショパン スケルツォ3番 ブロッホ『バール・シェム』より第2番「ニーグン」 フォーレ『エレジー』 ベートーヴェン 『フィデリオ』 ……etc.
- 本の長さ480ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2018/3/9
- 寸法10.6 x 1.9 x 15.2 cm
- ISBN-104167910314
- ISBN-13978-4167910310
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋
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- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 480ページ
- ISBN-10 : 4167910314
- ISBN-13 : 978-4167910310
- 商品の重量 : 216 g
- 寸法 : 10.6 x 1.9 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 54,281位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- ドイツ・オーストリア史 - 8位
- 経済・社会小説 (本) - 39位
- 文春文庫 - 590位
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音楽物、歴史もの、いやいやそれだけではありません
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
ピアニストから見たワルシャワ侵攻
2026年3月5日に日本でレビュー済み第2次世界大戦の発端であるドイツのポーランド侵入前後のワルシャワに事情を市民目線で記述しています。ピアニストでの視点が新鮮です
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面白いが読みやすくは無い
2026年5月4日に日本でレビュー済み読むのにパワーはいるけどその時代感や土地の雰囲気はリアルだった
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映画化して欲しい作品です
2018年5月12日に日本でレビュー済み私の中ではかつて読んだ物語の中で最高傑作と言えます。
私もピアノをやる者であり、また1989年から1990年にかけて西ドイツにおりました。ただ、家にテレビが無かったので今ひとつドイツ統一までの動きが伝わって来なかったのです。気付いたらベルリンの壁が崩壊していた、という有様でした。この物語を読んで、当時の思いが手に取るように甦り、まるでその場にいるような臨場感でした。作者は音楽の専門家では無いと思われますが、まるで耳元で音楽が流れているかのような音楽的表現、知識の豊富さには脱帽です。
ストーリーも珠玉のもので、最後の2ページ、泣かされました。
スケールの大きな作品ですので難しいかも知れませんが、是非日独合作で映画化して欲しい作品です。
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著者の音楽知識は美事
2021年5月18日に日本でレビュー済み物語の展開がスリリング。ただ内容はやや通俗的。
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全体的にもの足りなく感じます。
2020年5月18日に日本でレビュー済みこの作品の三つの要素、すなわち、人物・社会・音楽、いずれの表現についても共感するものがありませんでした。
この小説は、日本人留学生マヤマを主人公として東欧民主化の状況を描いた作品です。ところがマヤマは一貫して歴史の傍観者にすぎず、何らかの事件に関わることがありません。もちろん作者の狙いがそうしたところになかったのだから仕方のないことですが、盛り上がりに欠ける感があります。また細かなことですが、至近距離から拳銃で撃たれそうになると手刀で拳銃を払い落として応戦するシーンは、ふだんピアノの演奏しかしていない人間の行動としては不自然に思いました。
そして、一人称という形式をとったが故に、全ての事象がマヤマの目を通してしか描かれないため、ベルリンの壁崩壊へのうねりが表面的で真に迫る感じがしません。
さらに、作中に具体的な曲名や音楽の専門的なことが述べられますが、そうした知識のない者には何のことなのかさっぱり分からず置いてけぼりです。もっともこの点に関しては、作者の須賀しのぶさんの力量不足というわけではなく、そもそも文章で音楽を表現することには限界があるということなのかもしれません。
以上、批判的なレビューになってしまいましたが、総じて皆さんが高く評価していますので、単に私の読解力が足りないだけということも考えられます。
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面白い
2025年1月16日に日本でレビュー済み当時の時代背景や音楽に関する事、当時の人々の想い等、タイトル通り革命前夜が良くわかる勉強にもなった
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ただの音楽小説ではない
2020年5月19日に日本でレビュー済み前半は暗い重苦しい展開で読むのに時間がかかってしまったが、後半はミステリ的でテンポがよく、スラスラ読めた。読後感のよい終わり方も良かった。
朝井リョウも解説で書いていたが、東ドイツの空気感、生活感、一人一人がそこで生きていたことを、さも自分が体験したことのように書いている筆者の取材力や想像力、筆力は恐ろしい。
また、人生において何を表現し、何を残せるのか、という問題は個人的にも考えるところが多く、心惹かれるテーマだった。
今までこの作家さんを読んでこなかったことを後悔しつつも、まだまだ読めていない物語がたくさんあると思うとわくわくする。
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クラシックの世界と人間模様に引き込まれました
2020年8月16日に日本でレビュー済み音の世界に遊ぶのは聴くだけで、音符の世界に弱いので曲名を見ても全くメロディーが思い浮かばず、作者の表現に頼るのみで、少しハードルが高かったのですが、歴史的事実に合わせ、そこに息づく人間模様に引き込まれ、何度も読み返しをしています。物語を深めるどんでん返しの連続に そうなんだ そうだったのかと読み深めました。 「また、桜の国で」とは違ったジャンルの物語とはいえ主人公の姿が重なるように思えたのは・・・私だけでしょうか。
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