無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
「やさしさ」の免罪符 暴走する被害者意識と「社会正義」
購入オプションとあわせ買い
表現・出版へのキャンセル
ALPS処理水海洋放出
原発再稼働
ワクチン…
情報災害はなぜ再び繰り返されるのか?
被害者を護る「優しさ」を掲げて行動すれば
当事者の現実と乖離しても「正しい」のか?
救われるべき弱者・被害者を決めているのは誰?
身勝手な「社会正義」と
安易な優しさを免罪符に掲げた風評加害者は
流言蜚語は拡散を続ける。
国内にはびこる
メディア、活動家、政治家らデマゴーグ
中・韓・北・露など国家規模の風評加害と
我々はどう闘うべきか。
『「正しさ」の商人』で注目の気鋭、最新刊。
<目次>
第1章 被害者文化という侵略者
「絶対的弱者性」は免罪符になるのか
「社会運動」は何を達成すれば終わるのか
ファクトよりも感情が正当化される
善と悪、敵と味方の二元論で語る危うさ
「被害者文化」に蝕まれる「社会正義」・他
第2章 処理水海洋放出と情報災害
被災地の声を踏みにじった「社会正義」
「フクシマ」神話とオリエンタリズム
東京新聞は「なぜIAEA考査に触れないか」
権力監視は「事実を伝える」ことより優先・他
第3章 海外からの加害行為
国連広報センターが処理水へのフェイクを拡散
北朝鮮に踊らされた韓国社会
東京五輪に向けられた非常識な偏見と捏造情報
伊達市及び市議会に「偏見差別の拡散」を糾す
「被曝の世界チャンピオン」独公共放送の悪辣
他
第4章 風評加害との対峙
『「食べて応援」は自殺行為』をめぐって
「日本の基準値は安全とは言えない」のか
「汚染」呼ばわりに加担し続ける国会議員達
「根拠を示せ」と朝日新聞記者からの挑発
「被曝で鼻血」を訴えつつ、病院にも行かない人々
他
第5章 「やさしさ」は福島のためか
海洋放出で炙り出された「立場」と「本音」
公教育の場で平然と広がる「嘘と偏見」
声を聞くべき弱者と、対応されるべき被害
災禍の中で宗教が果たすべき役割とは・他
第6章 はずれた予言がもたらすもの
「宗教の代替」と化した「社会正義運動」
先鋭化していく歪んだ正義感
ターゲットを変えて繰り返される「予言」
メディアの暴走を誰が止めるのか他
終章 能登半島地震と情報災害
能登地震での印象操作を糾す
忘れるな!「デマは人を殺す」
政府と外務省による誤情報への反撃
田中角栄の言葉と社会への希望・他
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2024/4/1
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104198657750
- ISBN-13978-4198657758
よく一緒に購入されている商品

この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
出版社より
商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 徳間書店
- 発売日 : 2024/4/1
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 416ページ
- ISBN-10 : 4198657750
- ISBN-13 : 978-4198657758
- 商品の重量 : 1 g
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 240,697位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 原子力・放射線 - 17位
- 核・原発問題 - 25位
- ノンフィクション (本) - 51,017位
- カスタマーレビュー:
著者について

著者の本をもっと見つけたり、似たような著者を調べたり、おすすめの本を読んだりできます。
関連書籍
カスタマーレビュー
SNS時代の「攻性防壁」
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
「風評加害」が如何にして行われてきたか、アーカイブとして、歴史教科書の副読本として、そして全国の図書館に残しておくべき本。
2024年4月6日に日本でレビュー済み福島第一原子力発電所の処理水の件で、二年前の6月に当時ツイッターで以下のように呟きました。
「処理水を「安全だというなら、安全かどうか飲んでみろ(証明しろ)!」という風評加害者には、「危険だというなら、自分で飲んで危険だということを証明してみろ!」と逆に言いたい。証明責任は風評加害者の方にあると思う。もしお腹壊したら、それがトリチウムが原因であることの証明も。」
僕は嘗て1990年から1999年までの9年間、日立製作所で福島第一原子力発電所を含めた沸騰水型軽水炉の核燃料の研究開発に携わっていました。そんな僕にとって、あまりにも非科学的なデマで原子力発電が批判され、世の中が反原子力発電に動いていくことは僕の人生を否定されているように思え、憤りを感じたからです。
「風評加害者」という言葉を使ったのは、その当時ふと目にした本、
林智裕 (著)「『正しさ』の商人 情報災害を広める風評加害者は誰か」で、「風評加害」という言葉を知ったからでした。
この本「『正しさ』の商人」には「風評加害者」という聞き慣れない言葉があり、当時の僕のモヤモヤとした感情を代弁してくれているように感じました。そこで思い切って書評動画を作ることにしたのです。
【研究者の書評-54】林智裕 (著)「「正しさ」の商人」。一般の人々が、知らないうちに風評加害者にならないようにするための必読書。
その書評動画は、言論プラットフォームアゴラでも取り上げていただきました。
そんな林智裕さんの「情報災害」と「風評加害」に関する本の第二弾が、2年間の時を経て「「やさしさ」の免罪符」として出版されると聞いて、アマゾンでキンドル版の事前予約をしました。本は出版当日の2024年4月1日の深夜1時、日本時間の午前0時に僕のキンドルオアシスの中に配本されました。
本書は、前作に比べより多くの書籍や影響力のある著名人や政治家、政党の発言を集めて、その証拠としてのリンクも示し、「暴走する被害者意識と「社会主義」」へ警鐘を鳴らす本だとの印象を受けました。特に特定の個人や政党を直接的に批判している点は、前作よりも数段エネルギー状態が高い林智裕さんの熱意と執念、そして憤りをより直接感じるものでした。
おそらく名指しされた特定の個人や政党は猛反発するか、本書が売れないように、人の目に触れ何ように何らかの行動を起こすようにも思えます。全国の書店で本書をあまり取り扱わないということが起こっているようですが、脅しなどの違法行為がない限り、書店が仕入れるか、仕入れないかの判断に文句を言うことはできません。つまり紙の本だと、書店の一存で読者の目にとまるか否かが決まるわけです。
その点、アマゾンのキンドルだと読者が自分の判断で購入して本書を読み、自分の頭で考えることができるので、電子本の真骨頂を示すことができる本だとも思えます。
前置きが長くなってしまいましたが、全7章と「はじめに」と「おわりに」「謝辞」を含めた10の章の僕の感想は以下のとおりです。
「はじめに」
本書の「つかみ」部分は、現在大きなニュースとなっている熊による被害のことです。冬眠から覚めた熊たちが住宅地にやってきて人的被害が頻発しています。人間の命や資産は熊の命よりも優先して守られるので、その熊たちは駆除されています。この身近な問題に対する一般の人々の感想から「やさしさの免罪符」は始まります。
第1章「被害者文化という侵略者」
この章では、「被害者文化」を定義、一般化するために多くの書籍を引用されています。その多くが海外、特にアメリカのものであり、読みはじめに直接福島の話になるのかと予測していた僕は意表を突かれました。
ヘレン プラックローズ (著), ジェームズ リンゼイ (著), 山形 浩生 (翻訳)「「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて」
など、僕も読んだことがある本も多く引用されて、主に先進国でのポリティカル・コレクトネスとそれに反発する言動を紹介されています。つまり、「「やさしさ」の免罪符」は日本固有の問題ではなく、世界中、特に先進国において一般的に起こり得る現象だということを作者の林さんは仰りたいのだと感じました。
そして問題点を指摘された風評加害者特有の反応を列挙されています。
1. 謝罪にならない他責的な言い逃れ
2. 詭弁を用いた批判や論点のすり替え
3. 批判や証拠を徹底的に無視し、ダブルスタンダード的な他者批判を繰り返す
4. 単なる事実の提示や反論さえ「加害」と訴え、「被害者性」「弱者性」で開き直る
これは、「風評加害者あるある」反応として、本書に出てくる事例のみならず、自分の身近な会話や仕事関係でも体験するものです。
第2章「処理水海洋放出と情報災害」
この章は主にメディア関係の人々、文化人などに関する話です。特に平素から「すべての差別に反対します」「弱者の人権を護れ」「戦争反対!世界に平和を」など「社会正義」を強く掲げている人々こそが、風評加害の中心勢力だったとのショッキングなことを多くの事例を挙げて、その実態を炙り出しています。林さんはメディア関係の方なので、そのメディア業界にいる同業者の方々への批判には相当勇気が必要だったのでは?と心配してしまいます。
第3章「海外からの加害行為」
ここで驚いたのは、国連の機関である「国連広報センター」が処理水へのフェイクを拡散したということです。そして、こともあろうか、そのツイートに対して「科学的根拠に基づかない主張である。」とのコミュニティーノート(デマや誤情報、誤解を招く表現などにユーザーが反論や注釈をつける機能)までつけられて、ツイートは大炎上したとのことです。それに対して国連広報センターが行った行動には正直驚かされました。内容は本書をじっくりお読みになることをお勧めします。
第4章 「風評加害との対峙」
この章は読むのが辛かったです。風評加害者には科学が通じません。それが個人ではなく、政治団体になると尚更です。科学的事実に基づかない、デマを根拠とした政策を主張される政党の方針は民主主義を著しく毀損するものだとこの章を読んで改めて怖くなってしまいました。
例えば、「相次いだ立憲民主党への批判」と題して「おしどりマコ」問題に言及されています。そこでは、言論プラットフォームアゴラでの池田信夫さんの記事「おしどりマコは放射能デマの元祖」も引用されているので、言論プラットフォームアゴラの執筆陣の片隅にいる僕は、その状況が手に取るようにわかりました。
美味しんぼの原作者の「鼻血」問題の経緯も詳細に記載されていてます。グルメ漫画「美味しんぼ」はオーストラリアが舞台となることもあり、結構好きな漫画だったのですが、当時の「鼻血」エピソードから僕はこの原作者を軽蔑して、それ以降の漫画を読まなくなりました。いくら本人が2年間かけて福島を取材したとしても、福島で鼻血が出やすくなることは科学的にありえません。鼻血が出やすくなる(つまり血小板の減少)放射線量(500ミリグレイ以上の放射線を一度に被ばくすると、血液細胞をつくる骨髄に障害が起き、白血球や赤血球、血小板が減少するため、感染症が起きやすくなったり、貧血になったり、出血が止まらなくなったりする)は放射線医学で科学的にわかっていて、福島ではその放射線量を浴びることはありえないので、完全なるデマです。
第5章 「「やさしさ」は福島のためか」
ここで怖かったのは、中学生への授業で生徒を科学的根拠に基づかずに「ALPS処理水」を「汚染水」と表現、誘導させるような教育が行われている可能性があることです。教師による思想教育の怖さを考えさせられました。逆に、ALPS処理水についての地元高校生などが科学的事実を学び伝えようとする様子を、「高校生を利用したPR」だとする反原子力団体の存在も炙り出しています。
よく、「地獄への道は善意で舗装されている」といわれますが、メディアや教育を通じて、もしくはアジテーションによって、知らず知らずのうちに一般の人々の「善意」や「やさしさ」が「風評加害」になってしまうことの恐ろしさもこの章からは感じ取れます。
第6章 「はずれた予言がもたらすもの」
この章では宗教団体とのやりとりがメインですが、「中世の聖職者が物質主義に異を唱えたように・・・「皆で貧しくなろう」的な主張を公言するインテリはこれまで無数に見られてきた。」という部分は印象的でした。
エネルギー問題や地球温暖化問題の解決の最終目的は、「現在生きる人間が(精神的にも物理的にも)より豊かで安全な生活を送ること」のはずです。貧乏になると科学技術も衰退し、豊かで安全な生活を送るのが難しくなってしまいます。現在生きる人間が貧乏になると、未来に生まれてくる子供たちも不幸になりますし、もしかしたら生まれてこなくなるかもしれません。宗教は主に精神的な豊かさを人間にもたらすものだと思いますが、物理的な豊かさとトレードオフの関係にあるわけではないということを再認識させられました。
終章 「能登半島地震と情報災害」
この章では、「風評加害者」に対してどう対処していけば良いのかの対応が示されています。それらは、
1. 政府や行政機関が正確な情報発信に留まらず、積極的に「反論」をしていくこと。
2. 一般人もSNSなどを駆使して反論すること。弱者に寄り添う「やさしさ」を装いながら、実際には風評を広めたり、当事者の自立を阻(はば)んだり、問題の解決を遅らせているような人々に対しては、ファクトとエビデンスを示したうえで、「風評加害者」と指摘すること。
3. 社会を希望で照らすこと。これが一番重要で、なぜなら、災害時など、生命の瀬戸際にある人間を最後の最後に繋ぎ止めるのは「希望」だから。
「おわりに」
「おわりに」では、「個人や組織が自ら誤りを認め、軌道修正する勇気が求められる。社会側にも、人の過ちと謝罪を許容できる社会の寛容と冗長性」が必要との提案。これは、まさしくネガティブケイパビリティのことで、僕もその「おわりに」に共感しています。
「謝辞」
そして、おそらく問題視されるであろう本書を僕も豪州から購入して読むことができたので、勇気を持って出版された徳間書店の編集者の方に、僕も感謝しています。
最後に、実は僕の名前も「豪州クイーンズランド大学の野北和宏教授」と謝辞に入れていただいています。これは、前作「『正しさ』の商人 情報災害を広める風評加害者は誰か」の書評動画に対してだと思いますが、僕は誰にも忖度することなく、思ったまま、感じたままに書評を動画にしただけなのに、謝辞に入れていただき、すごく光栄に思っていることろです。
なお、本書に掲載されているリンクは、本書の根拠となるものなので、それを保存しておくことも大切です。
その経緯を示した言論プラットフォームアゴラの記事は、「林智裕 『「やさしさ」の免罪符』の脚注リンクとWEB魚拓について」にあります。
139人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
能登半島地震の被災者として感謝を伝えたい
2026年3月1日に日本でレビュー済み2024年1月1日、能登半島地震が発生してから、私はずっと孤独を抱えていました。それは自然災害そのものが理由ではなく、被災地の現実を伝える私の声が誤情報や風評に埋もれていくのを目の当たりにしていたからです。「いつかはわかってくれるだろう」という楽観はすぐに薄れました。デマ、ミスリード、誇張表現で被災地を政治闘争の場に変質させる言論が止まらないのです。政治家、活動家、言論人、有名インフルエンサーや有名バンドマンですら自称被災者の言葉に自身の主義主張を重ねました。それは被災地の実情とはかけ離れたものであったのに……
「誰にもわかってもらえない」という絶望感に苛まれ、もうこの状況は覆せないのではないかと何度も泣きました。そんな中で出会ったのが、林智裕さんの著書『「やさしさ」の免罪符 暴走する被害者意識と「社会正義」』(徳間書店、2024年4月刊)です。
この本は、福島の原発事故をめぐる情報災害を深く掘り下げ、安易な「やさしさ」や「社会正義」を掲げて風評加害を繰り返す人々の心理と構造を鋭く分析しています。著者の林智裕さんは福島県出身のジャーナリストで、自ら情報災害の渦中に身を置き、情報災害に抵抗し必死に抗い続けてきた方です。原発処理水の海洋放出や風評被害を例に、善意を装った行動が当事者をどれほど傷つけるかを、具体的な事例と論理で解き明かしています。
衝撃でした。読み進めるうちに能登の情報災害も福島と同じ構図だと気づいたからです。現実の被災者を置き去りにし、自身の一方的な「やさしさ」を振りかざす人々が、どれほど無自覚に害を及ぼしているか。この本はそんな苦しみを言葉にしてくれていました。
誰かに気づいてもらいたいと思っていた。誰にも気づいてもらえないと諦めかけていた。でも、書いてくれていた。著者の孤独と憤り、悔しさや悲しみが同質のものだと気づいた瞬間、手を差し伸べてもらっていたような安堵感が込み上げ涙が止まりませんでした。
この本は、ただの批判書ではありません。日本が天災の多い国である以上、いつかまた起きる災害で生じる情報災害から、私たちを守るための手引き書になります。思想信念に都合のいい弱者を決めつけるのではなく、敵味方を二分する思考の罠を避けること、本当の共感とは何かを教えてくれます。もしあなたが、本当に「被災地の声に耳を傾けたい」と思ってくれるなら、ぜひ手に取ってみてください。その時初めて、きっと、福島や能登の被災者を照らしてくれるはずです。
17人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
安易な正しさ、やさしさへの警鐘
2025年6月28日に日本でレビュー済み現代社会に対して、大いに感じてきた違和感のネタバレをしてくれるような内容です。
世界や国内の情勢不安が高まる中、氾濫する情報とどう向き合っていくか、その指針にもなるような本だと思いました。
3人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中4つ
被害者を僭称する加害者
2024年8月15日に日本でレビュー済みやさしさのナラティブを背景に、「被害者」ポジションをとる加害者が増えています。「被害者」最強・最恐の世の中。そんな世の中に確かな一石を投じています。
10人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
多くの人に読んで貰いたい本
2025年6月3日に日本でレビュー済み書籍は去年出た時すぐに買いましたが、今回は先日あった講演会に参加できなかったので、電子書籍の方を応援買いしました。
普段紙の本を好んで購入する方なんですが、電子書籍も待ち時間に読めたり、良いものですね。
内容は重厚かつ緻密なもので、ページを進めるのにパワーが必要な所もありますが、Kindleのほうが読み返しのハードルが低くなる気がします。
5人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
「やさしい物語」は正義なのか
2025年8月5日に日本でレビュー済み「やさしさ」を全面に押し立て、理不尽な情報をばらまきほくそ笑んでいる人々の実態を多数の事例をもとに描いている。
本当に多くの人に読んでほしい。
2人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
#風評加害者の立場で「林智裕氏の『やさしさ』の免罪符」に抗議します
2024年5月7日に日本でレビュー済み本当に酷い本を読んだ。これは悪質なデマを流して風評加害を現在に至るまで広げている人々にとって、天地開闢以来最も劣悪極悪凶悪最悪な書籍である。この本のどこがそんなに酷いのか、嬉々として悪質なデマを流している風評加害者の代弁者たる私が断固抗議していきたい。
まず、著者が自身のイデオロギーに傾かないように、できるだけフラットな立ち位置でデマ拡散への批判や、ファクトチェックの大切さ、そして風評被害者の立場に立つという形で論旨が展開されているのが許しがたい。この書籍では、自分が被害者あるいは弱者だというポジションを取り続けることで、実際はある程度の権力があったとしてもそれを無視して周りを攻撃することができるという、被害者ビジネス、弱者ビジネスといったものの問題点を鋭くあぶり出しているが、これこそ風評加害者としては甚だ迷惑な話である。せっかくのビジネスチャンスなのに、放射能デマで苦しむ福島県民のような愚民ごときのために何で我々が弱者を辞めなければならないのか。何で風評加害を辞めなければならないのか。そもそも人間はセンセーショナルな情報に飛びつく生き物なのだ。我々は「原発で福島が死の土地になる!」みたいな事を言った方が、人気も出るし金も儲かるのである。我々が金儲けさえできれば、福島の人間がどれだけ苦しもうが知ったこっちゃないのだ。確かに傍から見れば、林氏は本当になかなか声を上げられない弱者のために寄り添おうと日々デマと戦っている素晴らしい方ではあるが、風評加害者の我々からすれば甚だ邪魔な存在なのだ。我々のビジネスの邪魔だけはしないでいただきたい。
それだけではない。林氏は著書の中で「社会は善悪、敵味方の二項対立ではできてない」だの「弱者や強者は状況や立場次第で容易に変動する」などとほざいているが、これも風評加害者たる我々からすれば大いなる誤りである。
「完全悪は存在する。日本政府である」
要するに、現政権がどれだけ国益に貢献することをやっても無駄だということだ。なぜなら政府は完全悪なのだから。こう書くと「そんな決めつけは良くない」と言い出す愚民……、いや、人々がいるだろうが「誰が何を言おうと政府は完全悪でなくてはならない」。理由は、そう考えたらその場で思考停止できるからである。
だいたい、いろんなことをごちゃごちゃ考えるのって面倒くさいではないか。私だってゴールデンウィークの昼間からこんな感想文じゃなくて抗議文を書かずに、何も考えずグータラ昼寝したいのに。それがこんな素晴らしいじゃなくて悍ましい本を読んだせいでこうなっているのだが、まあそれは置いといて。とにかく考えるのは面倒くさいのだ。
そもそも林氏が言うように「社会は善悪の二項対立でできていない」というのはまさにその通りで、だからこそ政府は周囲の状況を鑑みながらできる限りの最適解を出そうと努力しているのである。しかしそうなると物事は何事も複雑化するのが当然で、処理水の問題ひとつ取ってみても、ある程度の知識を持たなければ理解できない。でもそんなの今更勉強するのなんか面倒くさいではないか。思考停止状態で「処理水は汚染水で危険だ!」とギャーギャーわめいている方が何も考えなくて良くて楽だし、それに政府をより一層悪魔化もできるしで一石二鳥なのだ。まさに林氏の言っていることは正論で、皆がそうやって考えることが風評加害を無くす第一歩ではあるのだが、しかし我々風評加害者からしてみれば、非常に都合の悪い言説なのである。繰り返しになるが本当に我々のビジネスの邪魔だけはしないでいただきたい。
そして林氏はこうした「情報災害」を減らしていくために三つの提言を行っている。私は風評加害者としてどれも素晴らしいじゃなくて悍ましい提言だと思っているが、個人的に特に良いじゃなくて許せないと思うのは「政府や行政機関が積極的に反論する」である。
これは能登半島地震の際もデマが飛び交った時に岸田総理や馳石川県知事らの反論によってある程度デマが沈静化されたように、効果があるものだと私は考えている。これを我々風評加害者は「権力者による言論の自由の弾圧」と言いがちだが、むしろそれぐらいの方が良いのかもしれない。SNSの影響で先鋭化した我々風評加害者を抑えつけるには結局力が必要なのだ。憲法九条で戦争が止められないのと同じである。私は個人的には権力者がもっと情報発信に対する圧力をかけてもいいんじゃないのと考えている。もちろんそれが最終的に行き着く先は独裁者でそれはあってはならないことだが、今のように好き勝手民衆がデマを流して多くの人が風評被害で苦しむ現状があるのなら、少しぐらい締め付けがキツくなった方が案外バランス取れるんじゃないかなと考えている。これに関しては悪いのはSNSでデマを流す我々風評加害者が悪くて、ある意味普通の国民は関係ないが、まあしゃーないと私は思っている。一部の不良によって学校全体の規則がめっちゃきつくなるのはあるあるやし。
結局我々風評加害者は「自分が金儲けできて有名になれたら他の愚民が苦しもうがどうなろうが知るか」という考え方しかできないから話しても無駄である。しかしSNSはエコーチェンバーの影響でこうした誤った情報の方が事実より広まりやすい環境である。ただ、そんな中でもどれだけ我々の流すような悪質な風評加害を少しでも食い止めることができるか。などといったことを色々と考えさせられたとても良い書籍でした。
……といったことは一切なく、というか最後の方は私の実際の人格の方が丸出しになっていた気がするけど、とにかくそんなことは一切なく、これは本当に我々風評加害者からすれば天地開闢以来最も劣悪極悪凶悪最悪な書籍である。こんな風にイデオロギーに左右されずにできるだけフラットに物事を考え、デマを減らして風評被害に苦しむ人々を少しでも救おうとする人が増えるようなことがあれば、我々のような思考停止の愚民を操って金儲けしたいだけの俗物たる風評加害者としては非常に迷惑なのである。これこそ、最近ネット上でも広がっている、事実で人を殴りつける「事実陳列罪」「ファクトハラスメント」そのものではないか。林氏はそんな「ファクトハラスメント」を駆使して我々風評加害者を苦しめるのだけは辞めていただきたい。しかしどうしても「ファクトハラスメント」を辞めないというのならば、民主主義と言論の自由の名のもとに、林氏からSNSでの発信や書籍執筆の権利を取り上げ、拷問したうえで我々風評加害者の一員となるように思想改造することも考えなくてはなるまい。どうかこの感想文を読んだ皆様も、この「『やさしさ』の免罪符」がどれだけしっかりした素晴らしいじゃなくてどれだけ杜撰で悪辣な書籍なのかをこの目で確かめて欲しいので、ぜひ買って読んでみてください。ちなみにこれは宣伝ではありません。林氏による風評被害、情報災害の撲滅の取り組みがどれだけ素晴らしいじゃなくて悪辣なのかを知らしめるためのネガティブキャンペーンです。というわけで長くなりましたがこの辺で感想文じゃなくて抗議文を終わらせていただきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
435人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
必読の書
2024年7月13日に日本でレビュー済み右左問わず必読の書である。
元は左だったとする林智裕さんが何故左から中道右派に来たのかが理解出来る。
逆に右は自らのエビデンスのない誤情報に踊らさせるのを辞めるべきだということが再確認出来る名著。
26人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください











