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2007年の出版ですが、1995年に太陽出版から出された「家族の誰かが呆けたとき−届けたい介護者の声」をもとにして用語などを全面的に書き改めて新しい資料を加えたうえで再刊行されたものです。認知症の(義)父母や伴侶の介護をする8名の方について、介護の内容が経過とともに記されています。経験のない私にはその内容が大変勉強になりました。当時はまだ介護保険が始まっていませんので、行政の対応がとても悪かったようで、介護者の苦労はひとからならないものがあったようです。現在は、介護保険が始まっており、そのときよりは改善されているとは思いますが、介護する家族の方が情報不足である場合、同じように苦労すると思われますので、介護保険に関する勉強や、周囲の人と接する中で情報を得ることがとても重要だと思いました。自分自身にとっても、老親の介護の問題がいつ起きてもおかしくない状態ですので、誰が介護を行うのか、仕事を辞めざるを得ないのか、そのときどうやって暮らしていくのかなどを、この本を読んだ後に真剣に考えようと思うようになりました。ほとんどの方に関係することだと思いますので、一読することをお薦めしたいと思います。