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藤原定家による、平安王朝和歌のアンソロジー・小倉百人一首の案内書。
別冊太陽の創刊第一号「百人一首」から四十年、愛蔵版を含めて四冊目となる最新版です。
最新の研究成果、豪華な絵画と貴重な書、美しい風景写真を、オールカラーかつ大画面で味わうことができます。
従来のムック本には無い幻の書画、上句・下句含め全二百点の光琳かるた(百人分)を掲載。巻末には全和歌の英訳もあります。
百首の解説は吉海直人氏が執筆、簡潔にまとめられており、大変読みやすいです。
新しい発見と解釈も多く、百人一首の成立と選歌基準の謎についても細かく説明されており、氏の百人一首にかける情熱が伝わってきます。
久保田淳・谷知子・有吉保氏らの寄稿のほか、漫画『ちはやふる』の作者・末次由紀氏のインタビューや、定家のくせのある書風を愛した茶人・小堀遠州の話など、珍しいテーマのコラムもあります。
表紙は江戸時代前期に描かれた『百人一首手鑑』の「式子内親王」像(狩野探幽筆)。この絵に惹かれる方にはおすすめです。
※一部内容に誤りがあります。平凡社による訂正「本文154頁(右側、中段)の図版説明に誤りがありました。正しくは【本阿弥光悦筆、俵屋宗達下絵「蓮下絵百人一首和歌巻断簡(小倉山荘色紙和歌五首切)」。江戸初期 昭和美術館蔵】」
押し絵のヒントになるものはないかと探していました。別冊太陽を思い出し久し振りに読んでみたいと思いました。古書ですが、綺麗で読んでいくうちに百人一首をしたくなるほど興味深いものでした。ありがとうございました!
包装はきちんとしていて、気持ちよく読んでいます。
内容面では、いろいろと新しい発見もあり興味深く読んでいます。
本の内容紹介には、主要な目次程度までは紹介してもらうと有難いのですが。
この本の内の光琳かるたに関してのみ書きます。
確かに百人分の光琳かるたは載っているのですが、横3cm、縦4.5cmの小さな小さなサムネイルx200枚
では鑑賞するという気分ではありませんでした。
200のうち、人物をピックアップした絵が別ページに載っています。
①猿丸大夫を大きく1ページに写したもの
②横8.3cm、縦12.5cmの上下句の絵が8枚
③正方形にトリミングされた7.4cm四方の男と女の絵が22枚
①はよく撮れていると思うのですが③については特に着物の模様にピントがあっていない、
もしくは解像度の足りない画像を引き伸ばしてぼけているようにみえます。
また、③とサムネイルは①②と比べると顔の描線の眼、鼻だけがやけに黒く太くなっているのが気になります。
(バージョンの違いなのでしょうか)
純粋な絵としての魅力で言えば絵肌も見える学習研究社の「百人一首 再現!!不滅の歌かるた」(絵は全首揃っていません)
のほうが良いです。例えば学習研究社の本では持統天皇の鼻の穴は象徴程度に、絵肌なのかほこりなのか
ほとんどあるかないかわからない程度に描かれている(もしくは描かれていない)のですが、
百人一首への招待では黒々とした点で表現されているのです。
それ以来持統天皇のことが気になって気になって夜も眠れません。
新書というコンパクトなサイズの本でありながら、百人一首にまるわる多くのことを盛り込んだ野心的な本。
百人一首の成立についての経緯、成立以降、どのように扱われ、解釈されてきたか、を論じている。
面白い部分では、パロディ、英訳、漫画、などについての話題も、書かれている。
後半は、百首を紹介し、歌の解釈や、作者のエピソード、解釈を巡る歴史的な論争など、最後まで、読者を飽きさせない工夫がされている。