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新井英樹の「宮本君から君へ」が復刻されていることを知った直後に全巻をクリックしていた。
将来の事を漠然と考えていて、殆どの野郎はサラリーマンになるんかなと絶望してた厨二病の時期、
あぁそうか、平和なツマンネー世の中でも闘争は存在するんだと、
生きるということはこういう事なのかとショックを受けながら読んだ漫画があった。
人に勧めたことは無い。勧められる訳が無い。
カッコ悪いし。頭悪すぎるし。熱すぎて触れたら黒焦げになってしまいそうな。
でも、ずっと読み続けていたそんな漫画。
サラリーマンになる奴は読んでおきなさいと云いたい作品。
主人公の宮本君、全く上手く生きられていない男ですが
なぜか魅力(というか目が離せない引力)を持ってます。
ゴロゴロしながら読むには重く、居住まいを正して読むには馬鹿馬鹿しい話でした。
ただ、心が揺さぶられ涙が出ました。(若干のご都合主義もありますが、そこは創作なんで)
血とか、涙とか、汗とか、鼻水とか、セックスとか、暴力とか、くどい言い回しとか
の描写が苦手な人はオススメしません。
誰にでもハマる漫画出ないのは承知の上で、それでも人に薦めてしまう。
最後まで読まないと、この衝撃は理解できない。
この漫画ほどの熱量を持った漫画を、僕はまだ知らない・・・!
登場人物は人間味があり生き生きとしているが、ストーリ全体は勢いで押すような内容であり、半分も過ぎるとまたこの展開かと感じてしまう。唯一大手メーカーとの営業合戦だけはおもしろい。
社会人版「海賊王」が、この宮本から君への主人公こと「宮本浩」です。
ていうか作者の理想の男です。
いつまでも見つからない「ひとつなぎの大秘宝」より、
「人繋ぎの大秘宝」はいかが?
(なんちって)
このマンガははっきりいってきついです。
青臭い宮本が公私ともに痛くてつらい思いをしながらまさに「もがき苦しみながら乗り越えていく」様子をまざまざと描いています。
しかも読者を「あー宮本も大変だねー」とか「ああ俺もこんなことあったなあ」とかで終わらせるのではなく、「もう止めてくれ!これ以上、俺をいじめないでくれ!!」と思わせてくるほど感情移入させてきます。
このマンガには、学生、社会人関係なく心揺り動かさせる何かがあります。是非とも多くの人々、特に就活生や若いサラリーマンに読んでほしいです。
でも好き嫌いが分かれるマンガだと思いますので、とりあえず1巻は友達に借りるかネットカフェで試し読みすることをお勧めします。
うーん、、、
作品の時代設定が古いのか、全く同感できない部分が多々あり、不快感さえ覚える。
宮本が非常に子ども地味ているのは、まだ若いので納得いくが、『人生には勝ち負けがある』だの、『サラリーマンなら社長にならないと負け』だのという言葉は、現代の価値観にはそぐわないと思った。
月並みだが、人生は楽しんだもの勝ち。他人や自分の社会的地位がどうであろうと、自分がどれだけ幸せかどうかが最も大切なことだと思う。
勝ち負けや、他人の自分に対する評価を気にしている登場人物には、魅力を感じられないし、子どもっぽいとも思う。
また、所々にジェンダーに対する凝り固まった考えがあるのも、いただけない。
この作品を読んで、楽しいと感じることができるのは、宮本と同じ新入社員世代の男性、しかも男は働き、女は家を守るとかいう思想の持ち主だと思う。
それ以外の人達は、一歩引いて読むことをお勧めする。
とにかく隅々までエネルギーに溢れた漫画です。
社会人漫画としては、陰謀も展開しないし、大金も動かない。汚職もない。と表面上地味ですが、それらの一般的な漫画より遥かに人生に迫って、面白く読ませます。
現在はこういう漫画が連載され、しかも続くような環境がなかなか整っていないと感じさせられますが、それでも漫画を読み続けるのは、またこんな傑作が世に出てくるのを期待することを止められないからなんでしょうね。