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  • ドリーム・ハラスメント 「夢」で若者を追い詰める大人たち (イースト新書)

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ドリーム・ハラスメント 「夢」で若者を追い詰める大人たち (イースト新書)

5つ星のうち4.0 (74)

あなたも、既に加害者かもしれない


<各界絶賛>

■武道家 内田樹氏
呪符として機能している「夢を持て」「自分らしく生きろ」という言葉の負の効果に、
我々はもっと恐怖心を持つべきである。

■思想家 田坂広志氏
若者に「夢を持て」と語る大人は、必読!

■経営学者 野中郁次郎氏
計画・分析偏重の呪縛から逃れよ。「いま・ここ」の直接経験から見えてくるのが「生き方」だ。

■教育改革実践家 藤原和博氏
私には夢がなかった。リクルートに憧れはなかったし民間校長になる夢を見たこともない。
「教育改革実践家」は52歳の私があとづけで付与した肩書きだ。



夢の強要。その罪と害

犯行の凶器は、「夢」でした。タチの悪い悪意無き共犯者たちによる「夢を持て」の大合唱。その陰に隠れて黙殺されてきたドリーム・ハラスメントという実態。数々のインタビュー・文献調査から浮き彫りになったのは、夢を持てずに苦しむ直接的被害者と、意外な間接的被害者の存在。誰も夢から逃れられないのに、誰も夢の持ち方は教えてくれない。夢に支配されない生き方も提示されない。只々「夢は善」と妄信させるだけ。夢を持てないとヒトは死ぬのか。そんなにも社会は生きづらいのか。教育関係者自らが、教育界の長年のタブーをえぐり出す。

はじめに

第一章 夢に食い殺される若者たち
どこへ行っても夢まみれの社会
夢はただの後付け物語
夢にねじ曲げられる若者の個性
正解志向と忖度力は当然の帰結

第二章 職業以外の夢が認められない異常
「夢=職業」という画一的な夢観
曖昧にしてきた夢の定義
職業観の変遷と夢化

第三章 タチの悪い悪意無き共犯者たち
悪意無き教師と保護者
教師という職業的宿命
教師を動かしたもう1人の犯人
夢は大量生産できなかった日本

第四章 夢を持たないとヒトは死ぬのか
『夢をかなえるゾウ』の空白地帯
夢を持たない生き方
大きな夢より小さな成功体験

第五章 それでも夢を持たせたいならば
近くを見よという逆説
夢は宿るもの
実現しても終わりではない夢の続き
夢のある社会への改築こそ大人の仕事


おわりに

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商品の説明

著者について

高部大問(たかべ・だいもん)
1986年大阪府生まれ。慶應義塾大学商学部卒。中国留学を経てリクルートに就職。自社の新卒採用や他社採用支援業務などを担当。教師でも人事でもなく、子どもたちを上から目線で評価しない支援を模索すべく、多摩大学の事務職員に転身。現在は大学以外にも活動領域を広げ、自らが手掛ける中学、高校(生徒・保護者・教員)向けキャリア講演活動は延べ56回・13,000人を超える。また、新聞やニュースサイトでの寄稿など執筆も多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ イースト・プレス
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/6/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 280ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4781651240
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4781651248
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 190 g
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.4 x 17.3 cm
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 352,453位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.0 (74)

著者について

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高部大問
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1986年淡路島生まれ。慶應義塾大学商学部卒。中国留学を経てリクルートに就職。自社の新卒採用や他社採用支援業務などに従事した後、大学事務職員にキャリア・チェンジ。入口の学生募集業務から出口の進路支援業務まで10年間従事し、現在はインクルーシブ保育・教育を実践する社会福祉法人に所属。1年間の育児休業も踏まえ、乳幼児教育から高等教育まで教育現場のリアルを執筆・講演活動などで幅広く発信。著書に『ドリーム・ハラスメント 「夢」で若者を追い詰める大人たち』(イースト・プレス)、『夢想勒索:協助被「夢想」壓迫的年輕人,在絕望中找到前進的動力』(真文化)、『サステナビリティ時代の会社 21世紀のコーポレート・エコノミ―』(慶應義塾大学出版会)※共編著、『ファスト・カレッジ ~大学全入時代の需要と供給~』(小学館)、『謎ルール: 10代から考える 「こんな社会」を生き抜く解放論』(時事通信出版局)。NPO理事、慶應義塾大学准訪問研究員。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
74グローバルレーティング

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    おすすめ
    2021年6月1日に日本でレビュー済み
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    スゴく納得しました❗おすすめします。

    2人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中4つ
    "夢ハラ"という視点は斬新。願わくば継続的な調査を。
    2020年8月15日に日本でレビュー済み
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    生徒への進路指導に対し「夢」ばかりを追いかけることの弊害を

    筆者なりの情報収集や知見から明らかにした本。

    若者にはしばしば”やりたいこと”を強制しがちであり、

    私自身もこの本に出会うまで、そのことを疑ったことがなかった。

    筆者によれば、やりたいことを求めていつまでも迷い続ける「モラトリアム」、

    その果てにある「フリーター」「ニート」の原因もこの「ドリームハラスメント」だという。

    今後は(ある程度の夢は見させつつも)現実をもとに

    「何ができそう?」的なアプローチを模索したいと思った。

    ただ、本書のようなアプローチは斬新な反面、

    世間一般に浸透するにはある程度の時間がかかると思われる。

    筆者には願わくば、この点について継続的な調査をお願いし、

    多くの読者を納得させるような精緻な分析をお願いしたい。

    そうした期待を込めての★4とさせていただく。

    12人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中3つ
    夢の押し売りを「不快」と感じる人へ
    2026年1月28日に日本でレビュー済み
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    「将来の夢はなんですか?」

    と聞かれて嫌な気持ちになったことがある人には刺さる内容。自分自身はどうだったか覚えていないが、明確な“目標“のようなものは持ったことがない。

    夢なんてプライベートなものを子供といえど軽々に尋ねるのは日本くらいのもの、と何かで聞いたことがある。

    夢の押し売りがいかに若者を傷つけてきたか、政府主導の教育なるものがどれほど的外れであるのかを様々な視点から書いている。

    が、冗長感は否めず。主張には共感できるし面白いのだが、同じことの繰り返しが多い。全体的に引っ張りすぎである。

    「じゃあどうすればいいの?」の答えも割と普通で驚きはなかった。

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  • 星5つ中5つ
    面白かった
    2021年2月5日に日本でレビュー済み
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    理想として挙げられる人生の路に載せようとしてくれる人、載せようとする人、載せようとする社会がどうやって成り立っているか。興味深く読ませていただきました。

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  • 星5つ中2つ
    まあまあ
    2021年5月7日に日本でレビュー済み
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    一冊使って解説する程の事ではなかったかな?前半だけで十分理解ができた。

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  • 星5つ中5つ
    著者は本当に若者のことを想う希有な大人
    2024年2月12日に日本でレビュー済み
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    夢を持たない生き方は許容されないのだろうか? ある特定の時期に皆が夢を持たなければ、ろくな生き方ができないのだろうか? 計画性が重視されるキャリア教育のもとでは働き始めてから夢を見つけるのは、許されないことなのだろうか? キャリアとは後から振り返ったときの足跡や履歴。直線的なキャリアにのみ価値があり、曲線的なキャリアは許されないのだろうか? 考えるに「当てもなく歩く」時期は排除されているようだ。計画的ではあっても「遊び」や「無駄」がなく極めて窮屈で退屈なキャリアばかりが推奨されている。

    若者たちの就職活動を応援する就職情報会社という会社がある。彼らの商売上の手口は、「皆さんがやりたい仕事を決められないのは情報がないがゆえ。さあ、情報収集を。」 こうして情報不足という危機を煽り、就職情報サイトに巧みに誘導する。「なぜ夢ややりたい事がないといけないのか?」 ということは一切問われない。夢を持って就職活動を行い社会に出ていくということが、疑う余地のない前提とされている。彼らは表向きは情報を販売しているが、実際は画一的な生き方を押し売りしている。情報会社の割には情報が偏っていないか? あらゆる一歩に意味を求め過ぎている。意味=価値。一歩一歩に価値がないと認めない。「急がば回れ」や「果報は寝て待て」は認めない。人生100年時代といわれているのに今まで以上に若者を生き急がせて何になるのか? 何がどこでどう役に立つのかは予測不能。キャリア教育は働く前に働く意味を過剰に考えさせるが、働いたこともない若者にどれほどのことが分かるというのか? 結局は意味の病に取り憑かれ、「事前に価値を見出だせなければ動けない。」という若者を量産するだけではないのか?

    経営学者の野中郁次郎氏は、昨今の日本の企業経営に見られる「三大疾病」に警鐘を鳴らす。「オーバーアナリシス・オーバープランニング・オーバーコンプライアンス」という3つの過剰。若者たちに過剰に自己を分析させ、過剰に人生を計画させ、過剰に統制する。働く前からあるべき人材条件を提示し、それに敵うように個人を矯正し、そこから外れると社会で生きていけないぞという同調圧力をかける。

    実際は若者たちを、「経済界」「産業界」「国家」の望む人間に改造しようという謀みではないのか?

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  • 星5つ中4つ
    社会のための子供、強者のための子供
    2021年2月23日に日本でレビュー済み
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    人間組織の宿命で、ほとんどのことは組織の維持拡大のためになるように収斂していく。

    夢をもてとの強要もそうだったのか、、、

    しかもこの手のことは、直接強要している本人自体は、組織の戦略を汲みとって強要しているわけでない。

    夢をもてとの強要はもはや仕組み化していて、大人達は何も意図せず強要してしまう。

    この本は、この仕組みに異議を唱えて仕組みを変えようと提唱してるわけだが、このような一旦できた流れを変えるのはメチャ困難だ。

    ただ、一個人としては背中で語るを意識したことはなかったので、実践してみたいと思った。

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  • 星5つ中5つ
    いいです!
    2020年9月1日に日本でレビュー済み
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    我が子が小学校卒業前の授業参観で一人ずつ夢を発表する時、みんなが医者、先生、世界で活躍すると言ってる時に「出来ないことは言いたくありません。中学生になったら忘れ物をしないようにしたいです。」と発表した息子。まだまだ可能性が未知で、ちょっと発達障害疑いと出ていたし、ギャフンときました。まあ、、、自分のことをわかるのって大事だな、と考え直した私。

    その後、息子は好きなことがたくさんできて、大学生になりました。

    学校で、今後の目標を書きなさいと言われる今中学生の次男。真面目なのでいちいち困っている。そうだよねー、と思います。

    目標、夢を持てる子はそれでいい。そうじゃない子もいる、というのをずっと思ってきた。

    嘘っぽいそれ、意味あるのか?と。

    それを言ってくれるのがとてもありがたいです。

    肩の力、抜けます。

    11人のユーザーが役に立ったと感じています
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