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王陽明研究
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- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社明徳出版社
- 発売日1981/3/1
- ISBN-104896190068
- ISBN-13978-4896190069
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商品の説明
著者について
大正11年に東京帝国大学法学部政治学科を卒業
昭和2年に金鶏学院を設立。
陽明学者、東洋思想家。
終戦の詔の起草者の一人。
昭和58年死去
著書
『易學入門』『全訳 為政三部書』『東洋思想と人物』『暁鐘』『王陽明研究』『陽明学十講』『朝の論語』『東洋学発掘』『新編 経世瑣言』『新憂楽志』『老荘思想』『古典を読む』『人物・学問』『光明蔵』『政治と改革』『古典のことば』『この国を思う』『儒教と老荘』『旅とこころ』『王陽明と朱子』『人間維新III』『憂楽秘帖』『明治の風韻』『天子論及び官吏論』(明徳出版社)
登録情報
- 出版社 : 明徳出版社
- 発売日 : 1981/3/1
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 260ページ
- ISBN-10 : 4896190068
- ISBN-13 : 978-4896190069
- 商品の重量 : 381 g
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 274,001位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 哲学・思想 (本) - 8,311位
- カスタマーレビュー:
著者について

明治31年大阪市生まれ。大正11年東京帝国大学法学部政治学科卒業。昭和58年12月死去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『洗心講座―聖賢の教えに心を洗う』(ISBN-10:4884748980)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
陽明学や安岡正篤先生の考え方がわかる名著
2022年1月27日に日本でレビュー済み孔子やその弟子たちの回想シーンが多く、言葉を調べながらの読み進めたので時間がかかりましたが、その分陽明学と安岡正篤先生の考え方がより深くわかったような気がします。他の本も読んだみたいです。
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東洋思想は死んだか
2019年5月3日に日本でレビュー済み昭和の碩学安岡正篤が25歳の時に執筆した出世作。先ず東洋精神論を概説し、王陽明の伝記と学説とを論じ、その他陸象山の伝記等から成る。著者は終戦の詔勅を刪修し、「平成」の元号の発案者でもあり、政財界に多くの心酔者を持つ大物として知られている。その博覧強記は吾人の及ぶところでないが、本書は若年の頃に書いたもののためか精神論が多く、内容は伝習録や年譜の焼き直しであり、独自の識見は見られない。
本書で「東洋思想が今日のやうに青少年から嘲侮し遺却せられるやうになった」ことを嘆き、原因を東洋思想の「権威」を理解せぬ「評者の無知」に求めているが心得違いではないか。例えば、儒学の経典が後世加上されていることは、内藤湖南によって既に精密に分析されている。安岡の書いたものはそのような新発見を無視して、江戸時代と同様に経典の過去の権威に拠って上から押し付けている。宋学の如きいくら体系が精密であっても、構成要素がそもそもフィクションなのだから現代人に受け入れろと言う方に無理がある。
漢籍を学ぶ者は年々減る一方である。それは漢文が難しいのではなくコンテンツに魅力がないからである。つまり現代に通用しないことに原因がある。安岡が哲学者であり思想家であるなら、為すべきだったことは西洋科学に木っ端微塵に打ち砕かれた東洋思想を再構成して現代に甦らせる作業だったのではないか。そうしない限り古典漢籍は人生の指針から功成り名を遂げた者の装飾物に成り下がるだけではないか。安岡が一代の碩学であっただけに惜しまれてならない。
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現代社会への警鐘
2013年4月29日に日本でレビュー済み物質と精神。ものと心。物質と心は違うものなのであろうか?物質から心が形成されるのであろうか?心から物質が生じるのであろうか?
精神保健の分野では生理的欲求、社会的欲求、自己実現の欲求はピラミッド型になっており、ボトムアップ型に説明されている。生理的欲求が満たされると社会的欲求が生じて、最後に自己実現の欲求が生じるのだという。欲求不満や葛藤により様々な防衛機制が生じるが、精神的健康とは適応と自己実現が実現されている状態とされる。
生命科学の進歩は目覚しくiPS細胞による再生医療分野には大きな期待がもたれている。臓器医療により生理的欲求、社会的欲求は満たされるであろう。
しかし、「自己実現の欲求」はボトムアップ的に形成されるものなのであろうか?
天文学の領域では宇宙初期の物質が重力で集まって星が形成され、恒星内部で合成された元素が超新星爆発によって拡散され、拡散した物質が再び重力で集められて新たな星が形成されるということが解明されてきた。宇宙自体も動的なものであり拡充と進展をしているかのようである。我々も宇宙の一部であり自然の法則に従っているはずである。だから、われわれは自然や宇宙を理解できる。閉ざされた非常に狭い領域ならば、我々はあたかも自然を操作できるかのような錯覚も覚える。しかし、我々は自然の一部なのであり自然全てを支配することはできない。それは人間の傲慢である。
物と心についての思索的苦悩はいにしえの時代から先哲達によって深く洞察され、東洋思想の仏教、道教、儒教すべて真理についての思索と実践であるとのこと。「一即多」「格物至知」は「放心」について現代人に内省を促し、「自己実現」の真の意味について考えさせてくれると思う。
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世界最高の本の一つ
2013年2月11日に日本でレビュー済み我々は誰しも、自由であること、
楽しいことを望むわけですが、
かといって、「楽しきゃいいじゃん」
と言って放縦な生活を送ってしまえば、
人格にまとまりを欠き、いつ何をどうしたら
いいのか判断のつかない人間になって
しまうことも、誰でも知っています。
では、楽しく自由でありつつ
統一性の取れた人格をつくりあげるには、
何を人生の基礎とし、どのように考え、
どのように行動したらいいのか。
この本にはその課題に対する
普遍性を持った答えが書いてあります。
論語、孟子、大学、中庸と、伝習録には
目を通しておく必要がありますが、
十分その労力に見合う価値がある本だと思います。
追記:
ただ、ひとこと書いておかなければならないのは、
安岡師の議論では、功利主義を排するあまり
経済の問題が軽視されているということです。
この本のみならず、『東洋倫理概論』などでも
職業について論じられていますが、論旨は、
「職業は生活のためというよりも理想実現を本分とする」
「学者はよろしく清貧たるべし」
というようなことであり、
経済力を蓄えて、それを理想実現のために生かす、
という視点がほとんど見受けられません。
この点は、やや力強さに欠けるのではないでしょうか。
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少々手強いが、言うべきものを持っている人間の迫力を感じさせる著作!
2009年5月10日に日本でレビュー済み戦後日本の政財界にカリスマとして君臨した著者の、いわゆる「処女作」とされているもの。卒業論文がベースとなっているそうであるが、これがその卒業論文そのままということではににしても、二十台そこそこでこれだけのものを書き上げるというのは、やはり驚異的なことであろう。それは本書から伺うことのできる圧倒的な漢文の読解力や、該博な知識、教養のことではない。そうしたものは確かに素晴らしいものなのであるが、戦前の教育体系の中にあっては、しばしば生じたものである。そうではなくて、本書を通じて著書が追求している哲学的、倫理的な問題意識の強靱さと深さである。時代を憂い、世を憂い、悲憤慷慨するということは、若い人間なら少々の才能があれば説得的な形で表現することができるであろう。しかし本書の主題は、そうしたものよりも遙かに深く、老成しているのである。こうした老成は、例えば吉田松陰や橋本左内といった、時代の転換点の、しかも不幸な時代に居合わせた、才能ある若者のものである。だから改めて、昭和という時代の思想的な不幸を思わずにはおれない。最後に、本書、内容的に高度であり、文体も硬いので、入門書ではない。また、思想的な問題意識が強いので、普通の意味での研究書というわけでもない。むしろ王陽明を手がかりにした一種の思想書というべきであろう。手に取る人は、そのつもりで!
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「四書」以上の薫陶を受けます!
2009年4月25日に日本でレビュー済み「陽明学」と名の付く著者の作品の中では、最も若い時の作品と言われる本書が一番内容が深かったと思います。
「陽明の学説」の章では、誰かが考えた道徳に盲従するのでなく、常に自分の心に偽りがないか自問自答して行動すること、常に自分の心を働かせていることの大切さを考えさせられました。
また、「大学論」の章では、「格物」の解釈を読むことで、「人間と禽獣の違いは何か?」「何故に天地自然は人間に心を与えたのか?また、高い造化の能力を与えたのか?」「生きることが私から求めていることは何か?」といった問いへの答えを自分なりに得ることが出来ました。
自己の哲学的探究心を偽れないというような方に是非読んで頂きたい本です。
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若い安岡先生の思想に触れる!
2006年8月4日に日本でレビュー済み若いころの安岡先生の原点に触れる思いのする本である。
言葉遣いは非常に口語的で難しい(「畢竟〜」的な言葉遣い)が、
あふれる若い情熱的な思いが伝わってくる。すばらしい。
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苦境にある方へ
2022年8月18日に日本でレビュー済み私が若くして精神的苦境に陥ったときに救ってくれた本である。
この本を初めて読んでからすでに四半世紀がたった。
この間、同じように精神的苦境に陥った人へ、私はこの本を贈ってきた。
配偶者に騙された人、病に倒れた政治家、仕事の相棒に裏切られた人.....
難しいかもしれないし、人を選ぶかもしれない。
しかし、酒や自堕落に逃げるのではなく、自己の魂を見つめて再浮上しようとするのに、この本より相応しい本を私は知らない。
今回も贈り物としてこの本を購入しよう。
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