2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

日本工業規格

JIS

B 0122-1978

加工方法記号

Symbols of Metal Working Processe

1. 適用範囲 この規格は,主として金属に対し一般に使用する二次加工以降の加工方法を,図面,工程

表などに表示するのに用いる記号について規定する。

引用規格:

JIS H 0404 電気めっきの記号による表示方法

2. 分類 分類は,次による。

(1) 鋳造

(2) 塑性加工(鍛造,プレス加工,スピニング,転造,圧延,押出し及び引抜き)

(3) 機械加工(切削,研削及び特殊加工)

(4) 手仕上げ

(5) 溶接

(6) 熱処理

(7) 表面処理

(8) 組付け

(9) その他

3. 記号の形式 記号は,ラテン文字のアルファベット大文字1字又は数文字を組み合わせたものとする。

備考 記号の数をそろえる必要のある場合は,空白を埋めるためにアルファベットのうちXを使用す

る。加工方法記号としては使用しない。

4. 記号 記号は,次による。

なお,引用した英語を参考に示す。太字体は,引用した文字を表す。

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

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B 0122-1978

(1) 鋳造C Casting

加工方法

砂型鋳造

生型鋳造

表面乾燥型鋳造

乾燥型鋳造

自硬性鋳型鋳造

流動性鋳型鋳造

CO2プロセス

Vプロセス

フルモールドプロセス

シェルモールドプロセス

金型鋳造

精密鋳造

ロストワックスプロセス

ショウプロセス

ダイカスト

遠心鋳造

低圧鋳造

減圧鋳造

高圧鋳造

連続鋳造

記号

参考

(2) 塑性加工P (1) Plastic Working

注(1) この記号は,単独に用いる場合のほかは原則として省略する。

(a) 鍛造F Forging

加工方法

自由鍛造

延べ

タップかけ

幅ひろげ

すえ込み

穴抜き

心金延べ

穴ひろげ

曲げ

ねじり

切断

型鍛造

すえ込み

ヘッデング

スエージング

押出し

穴抜き

ばり抜き

サイジング

圧印

記号

参考

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B 0122-1978

(b) プレス加工P Press Working (of Sheet Metal)

加工方法

せん断(切断)

曲線切断

スリッティング

プレス抜き

切断

打抜き

穴抜き

切欠き

切込み

分断

トリミング

突切り

切曲げ

半抜き

精密打抜き

シェービング

曲げ

プレス型曲げ(3)

折曲げ(3)

ロール曲げ

プレス絞り(絞り)

再絞り

逆絞り

しごき絞り

フォーミング

バルジング

フランジング

ネッキング

コルゲーティング

バーリング

ステーキング

ビーディング

カーリング

縁曲げ

シーミング

ワイヤリング

エンボシング

エキスパンディング

ハイドロリックフォーミング

ラバーフォーミング

引張り成形

ロールフォーミング

スタンピング(圧縮成形)

コイニング

すえ込み

インデンティング

仕上げ打ち

刻 印

記号(2)

参考

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B 0122-1978

注(2) 他の加工方法記号と紛らわしくないときは,一宇目の記号を省略しても差し支えない。

(3) 曲げ加工で加工形状を示したいときは,次に示す加工形状記号をハイフンを用いて続ける。

例:プレス型によるV曲げ加工 PBD-V

曲げ加工の形状を示す場合の記号

加工形状

V曲げ

U曲げ

L曲げ

Z曲げ

O曲げ

W曲げ

箱曲げ

カール曲げ

縁曲げ

記号

参考

(c) スピニングS Spinning

加工方法

絞りスピニング

しごきスピニング

チューブスピニング

エキスパンディング

記号

参考

(d) 転造RL Rolling

加工方法

記号

参考

ねじ転造(4)

歯車転造

冷間転造

熱間転造

スプライン転造

セレーション転造

ローレット切り

バニシ仕上げ

注(4) 使用するダイス記号を示したいときは,次に示すダイス記号をハイフンを用いて続ける。

例:丸ダイスによるねじ転造 RLTH-C

使用するダイス記号

使用するダイス

記号

丸ダイス

平ダイス

プラネタリダイス

(e) 圧延R Rolling

(f) 押出しE Extruding

(g) 引抜きD Drawing on Drawbench

参考

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B 0122-1978

(3) 機械加工M (1) Machining

(a) 切削C (1) Cutting

加工方法

旋削

外丸削り

テーパ削り

面削り

ねじ切り

突切り

心立て

逃げみぞ切り

丸み付け

スカイビング仕上げ

皮むき

穴あけ(きりもみ)

リーマ仕上げ

タップ立て

中ぐり

フライス削り

平フライス削り

正面フライス削り

側フライス削り

エンドミル削り

組合せフライス削り

総形フライス削り

みぞ削り

倣いフライス削り

型彫り

すり割り

平削り

形削り

立削り

ブローチ削り

のこ引き

歯切り

創成歯切り

ホブ切り

歯車形削り

荒歯切り

歯車シェービング仕上げ

歯車面取り

記号

参考

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B 0122-1978

(b) 研削G Grinding

加工方法

円筒研削

内面研削

平面研削

心無し研削

倣い研削

ベルト研削

ねじ研削

歯車研削

センタ穴研削

研削切断

ラッピング

ホーニング

超仕上げ

記号

参考

(c) 特殊加工SP Special Processing

加工方法

放電加工

電解加工

電解研削

超音波加工

電子ビーム加工

レーザ加工

記号

参考

備考 機械加工方法の後に,その加工に用いる工作機械の種類を示したいときは,参考に示す工

作機械の種類を表す記号をハイフンを用いて続ける。ただし,他の記号と紛らわしくない

ときは,その一部を省略しても差し支えない。

例:中ぐり 普通旋盤 B-L

(B) 精密中ぐり盤 B-BF

(4) 手仕上げF Finishing (Hand)

加工方法

はつり

研摩布紙仕上げ

やすり仕上げ

ラップ仕上げ

つや出し

リーマ仕上げ

きさげ仕上げ

ブラッシ仕上げ

記号

参考

(5) 溶接W Welding

加工方法

アーク溶接

抵抗溶接

ガス溶接

ろう付け

はんだ付け

記号

参考

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B 0122-1978

(6) 熱処理H Heat Treatment

加工方法

記号(2)

焼ならし

焼なまし

完全焼なまし

軟化焼なまし

応力除去焼なまし

拡散焼なまし

球状化焼なまし

等温焼なまし

箱焼なまし

光輝焼なまし

可鍛化焼なまし

焼入れ

プレス焼入れ

マルテンパ(マルクエンチ) HQM

オーステンパ

光輝焼入れ

高周波焼入れ

炎焼入れ

電解焼入れ

固溶化熱処理

水じん(靭)

焼もどし

プレス焼もどし

光輝焼もどし

時効

サブゼロ処理

浸炭

浸炭浸窒

窒化

軟窒化

浸硫

浸硫窒化

参考

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B 0122-1978

(7) 表面処理S Surface Treatment

加工方法

洗浄

アルカリ洗浄

脱スケール

電解洗浄

エマルジョン洗浄

電解酸洗い

酸洗い

溶剤洗浄

超音波洗浄

水洗

研摩

バフ研摩

ベルト研摩

バレル研摩

化学研摩

電解研摩

液体ホーニング

タンブリング

ブラスチング

グリットブラスチング

ショットグラスチング

サンドブラスチング

ウォータブラスチング

機械的硬化

ショットピーニング

ハードローリング

陽極酸化

硬質陽極酸化

化成処理

ベーマイト処理

クロメート処理

りん酸塩処理

被覆法

セラミックコーティング

グラスライニング

プラスチックライニング

溶融めっき(5)

電鋳

ほうろう

エッチング

金属溶射法(5)

着色

黒染め

蒸気処理

塗装

はけ塗り塗装

浸せき塗装

電着塗装

静電塗装

記号(2)

参考

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B 0122-1978

加工方法

記号(2)

粉体塗装

ローラ塗装

スプレ塗装

めっき(5)

電気めっき(6)

無電解めっき

イオンめっき

スパッタリング

蒸着

金属浸透法(5)

参考

Diffusion Coating〔Zementation(独語)〕

注(5) これらの記号の後に,使用する元素名を続けて用いる。

(6) 種類の記号は,JIS H 0404(電気めっきの記号による表示方法)による。

(8) 組付けA Assembly

加工方法

記号(2)

参考

結合

ねじ締め

リベット結合

はめ込み

圧 入

打込みばめ

焼ばめ

そう入

コーキング

スエージング

接着

バランシング

現物合わせ

選択

手直し

刻印

配 線

配管

調整(7)

運転(7)

注(7) 加工方法ではないが,使用上の便から規定する。

(9) その他Z

加工方法

ひずみ取り

枯らし

けがき

かえり取り

ばり取り

検査(7)

試験(7)

記号(2)

参考

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B 0122-1978

参考

加工方法に使用する場合の工作機械の種類を表す記号

工作機械の種類

記号

参考

旋盤

普通旋盤

卓上旋盤

タレット旋盤

倣い旋盤

自動旋盤

立旋盤

ボール盤

直立ボール盤

ラジアルボール盤

卓上ボール盤

多軸ボール盤

中ぐり盤

横中ぐり盤

立中ぐり盤

ジグ中ぐり盤

精密中ぐり盤

フライス盤

ひざ形フライス盤

万能フライス盤

卓上フライス盤

ベッド形フライス盤

倣いフライス盤

プラノミラー

平削り盤

形削り盤

立削り盤

ブローチ盤

金切りのこ盤

研削盤

円筒研削盤

万能研削盤

内面研削盤

平面研削盤

心無し研削盤

ベルト研削盤

表面仕上盤

ホーニング盤

超仕上盤

ラップ盤

バフ盤

歯切り盤

LE又はL

ホブ盤

歯車形削り盤

歯車研削盤

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B 0122-1978

工作機械の種類

記号

歯車仕上盤

特殊加工機

放電加工機

電解加工機

電解研削盤

超音波加工機

数値制御工作機械

数値制御旋盤

数値制御立形ボール盤

数値制御中ぐり盤

数値制御フライス盤

数値制御平削り盤

数値制御研削盤

数値制御歯切盤

マシニングセンタ

その他の工作機械

ねじ切り盤

ねじ立て盤

参考

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B 0122-1978

工作機械部会 加工方法記号専門委員会 構成表

(委員会長)

(専門委員)

(事務局)

氏名

伊 藤 鎮

上 田 重 朋

遠 藤 幸 雄

神 谷 清 弘

熊 田 成 而

中 林 正 義

五月女 郁 雄

嵯 峨 敏 郎

阪 部 喜代三

佐 藤 紀 八

鈴 木 直 道

高 橋 豊

千々岩 健 児

中 嶋 一 浩

葉 山 房 夫

福 永 太 郎

本 田 巨 範

益 子 正 巳

山 口 文 雄

若曽根 和 之

内 藤 俊 雄

桜 井 俊 彦

津 金 秀 幸

所属

上智大学理工学部

早稲田大学理工学部(金属表面技術協会)

株式会社光陽社(研磨布紙協会)

株式会社不二越(日本工具工業会)

日産自動車株式会社工機工場

労働省職業訓練局

社団法人日本産業機械工業会

高周波熱練株式会社(日本金属熱処理工業会)

株式会社日本製鋼所(日本鋳鍛鋼会)

社団法人日本ダイカスト協会

通商産業省機械情報産業局

日本工作機械工業会

東京大学工学部

三井研削砥石株式会社(研削砥石工業会)

早稲田大学理工学部

東京都立工科短期大学

幾徳工業大学

武蔵工業大学

松原工業株式会社(日本金属プレス工業協会)

工業技術院標準部

日本国有鉄道鉄道技術研究所

工業技術院標準部機械規格課

工業技術院標準部機械規格課