2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

B 0131:2017

ページ

序文 ··································································································································· 1

1 適用範囲························································································································· 1

2 分類······························································································································· 1

3 用語及び定義 ··················································································································· 1

(1)

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

B 0131:2017

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人ター

ボ機械協会(TSJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改

正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格であ

る。

これによって,JIS B 0131:2002は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(2)

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

日本工業規格

JIS

B 0131:2017

ターボポンプ用語

Glossary of terms for turbopumps

序文

この規格は,1975年に制定され,その後3回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2002年に

行われたが,その後の関連するJIS及び学術用語との整合性を図るとともに,キャビテーションなどに関

する近年の用語に対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1

適用範囲

この規格は,一般に使用されるターボポンプ及びその部品,並びに関連する水力学の用語(以下,用語

という。)の定義について規定する。

2

分類

用語は,次のとおり分類する。

a) 形式

b) 性能・設計

c) 運転・試験

d) 部分・部品

e) 附属品

f)

機場関係

g) 水力学

3

用語及び定義

用語及び定義は,次のとおりとする。

なお,参考のため慣用語,対応英語,量記号及び単位記号を示す。

注記1 用語の一部に丸括弧( )を付けてある場合は,丸括弧の中の用字を含めた用語と,丸括弧

の中の用字を省略した用語の二通りあることを示す。

注記2 二つ以上の用語を並べてある場合は,その順位に従って優先的に使用する。

注記3 用語欄で,用語の下の( )内の平仮名書きは,読み方を示す。

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2

B 0131:2017

a) 形式

a.1) 主分類

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

ターボポンプ インペラをケーシング内で回転させ,液体

に旋回を付与してエネルギーを与える機

械。

遠心ポンプ,斜流ポンプ,軸流ポンプなど

の総称。

遠心ポンプ

インペラから吐き出される流れが主として

主軸に垂直な面内にあるポンプ(図1〜図7,

図10〜図26及び図28〜図31参照)。

渦巻ポンプ

遠心ポンプで,インペラの吐出し側に直接

渦巻ケーシングをもつポンプ(図1〜図3,

図5〜図7,図10〜図16,図19,図21,図

24〜図26及び図28〜図31参照)。

二重渦巻ケーシングをもつものを二重渦巻

ポンプ(double volute pump)という(図3

参照)。

ディフューザ

ポンプ

遠心ポンプで,インペラの吐出し側にガイ

ドベーン形のディフューザをもつポンプ。

ディフューザの外側に渦巻ケーシングがあ

っても,このようにいう(図17,図18,図

20,図39,図40及び図12参照)。

斜流ポンプ

インペラから吐き出される流れが主軸の中

心線を軸とする円すい面内にあるポンプ

(図32,図33及び図36〜図38参照)。

渦巻斜流ポン

斜流ポンプで,インペラの吐出し側に直接

渦巻ケーシングをもつポンプ(図38参照)。

ディフューザ

形斜流ポン

斜流ポンプで,インペラの吐出し側にガイ

ドベーン形のディフューザをもつポンプ

(図32,図33,図36及び図37参照)。

軸流ポンプ

インペラから吐き出される流れが主軸と同

心の円筒面内にあるポンプ(図34,図35及

び図41参照)。

量記号 単位記号

a.2) 一般的な形式を示す呼び方

a.2.1) 主軸の方向による呼び方

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

横軸(形)

主軸が水平に配置されているもの(図1〜図

3,図5,図7,図10〜図21,図29及び図

32〜図35参照)。

立軸(形)

主軸が鉛直に配置されているもの(図6,図

22〜図26,図28,図30,図31及び図36〜

図42参照)。

斜軸(形)

主軸が水平面に対してある角度傾いて配置

されているもの。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

a.2.2) ケーシングの割り方による呼び方

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

軸垂直割形

ケーシングを主軸に垂直な平面で分割する

構造(図1,図2,図5〜図7,図10,図11,

図14〜図18及び図29参照)。

輪切形

軸垂直割形の多段ポンプで,1段ごとに分割

する構造(図15〜図18参照)。

サイドカバー

軸垂直割形の単段ポンプで,ケーシングの

一側面をカバーにした構造(図1,図2,図

5〜図7,図10,図11及び図14参照)。

両カバー形

軸垂直割形の単段ポンプで,ケーシングの

両側面をカバーにした構造(図29参照)。

中央割形

軸垂直割形でケーシングのボリュート中央

断面で分割した構造。

軸平行割形

ケーシングを軸平面で分割した構造(図13

及び図19参照)。

水平割形

軸平行割形で分割面が水平の構造(図13及

び図19参照)。

鉛直割形

軸平行割形で分割面が鉛直の構造。

斜め割形

軸平行割形で分割面が水平面に対してある

角度傾いている構造。

量記号 単位記号

a.2.3) インペラの段数による呼び方

番号

用語

定義

単段(形)

インペラが1段だけ設置された構造(図1,

図2,図5〜図7,図10〜図14,図23〜図

26,図28〜図38及び図41参照)。

慣用語

対応英語

多段(形)

インペラが直列に2段以上設置された構造。

インペラの段数によって2段,3段,…と呼

ぶ(図15〜図22,図39,図40及び図42参

照)。

量記号 単位記号

a.2.4) 羽根の取付け方による呼び方

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

可動羽根

羽根が可動な構造。

固定羽根

羽根が固定されている構造。

量記号 単位記号

a.2.5) インペラの吸込形式による呼び方

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

片吸込(形) インペラの吸込口が片側だけにあるもの

(図1,図2,図5〜図7,図10〜図12,図

15〜図17,図20,図22〜図26,図28〜図

34及び図36〜図42参照)。

両吸込(形) インペラの吸込口が両側にあるもの(図13,

図14,図19及び図21参照)。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

a.2.6) ポンプの支持方式による呼び方

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

フートサポー

ト(形)

ポンプケーシングに脚を設け,支持する構

造。

ブラケットサ 軸受ケーシングでポンプケーシングを支持

ポート(形) する構造。

センタライン

サポート

(形)

量記号 単位記号

横軸高温用ポンプで,駆動部との熱膨張に

よる軸心の狂いを防ぐため,軸心を含む水

平面,又はこれに近い水平面をポンプ脚下

面とした構造。

a.2.7) インペラの支持方式による呼び方

番号

用語

片持(形)

定義

慣用語

インペラの片側だけに軸受がある構造(図

1,図2,図5〜図7,図10〜図12,図23〜

図26,図28〜図31,図36〜図38及び図41

参照)。

対応英語

両持(形)

インペラの両側に軸受がある構造(図13〜

図22,図32,図39及び図42参照)。

量記号 単位記号

a.2.8) 軸封構造による呼び方

番号

用語

定義

シール(形) パッキン,メカニカルシールなどの軸封を

用いる構造(図1,図2,図5〜図7,図12

〜図26,図28〜図32,図36,図38及び図

40〜図42参照)。

シールレス

(形)

軸封を用いない構造(図10及び図11参照)。

慣用語

軸 封

(形)

対応英語

量記号 単位記号

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a.2.9) ポンプの駆動方式による呼び方

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

直結式

原動機とポンプとを軸継手によって結合す

る方式。

直動式

単一の軸を原動機とポンプとが共有する方

式(図5,図6,図10,図24〜図26及び図

28参照)。

ベルト駆動式 原動機とポンプとの間にベルト装置を設け

て駆動する方式。

変速機付き

原動機とポンプとの間に歯車などの変速機

構を設けて駆動する方式。

量記号 単位記号

a.3) 特殊な形式を示す呼び方

a.3.1) ポンプの据付け方を示す呼び方

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

インライン形 管路の一部に簡易に取り付けることができ

る構造(図6参照)。

一床式

(いっしょう

しき)

立軸ポンプで,駆動部をポンプのケーシン

グ上部に直接取り付けた構造[図44 a)参

照]。

二床式

(にしょうし

き)

立軸ポンプで,ポンプと駆動部とを上下

別々の床に据え付ける構造。

ほかにもっと細かく三床,四床に分けるこ

ともある[図44 b)参照]。

可搬式

ポンプ及びその原動機を固定位置に据え付

けず,希望の場所に運搬して使用すること

ができる構造。

量記号 単位記号

a.3.2) ポンプの特殊構造を示す呼び方及び特有なポンプ

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

槽内形

立軸ポンプで,ポンプ本体を吸込水槽内液

中につり下げて据え付ける構造(図30,図

36,図37,図39,図41及び図44参照)。

槽外形

立軸ポンプで,ポンプ本体を吸込水槽外側

のドライピットに据え付ける構造。

通常は管路でポンプ吸込口と水槽とを連結

する(図31参照)。

二重ケーシン

グ形

摩耗,腐食などによるケーシングの保守・

取替えを容易にするためケーシングを二重

にした構造。

主に外部ケーシングによって強度を保た

せ,内部ケーシングは耐摩耗材又は耐腐食

材で構成される。

バレル形

内部ケーシングの外側に,更に吐出し圧を

保持する円筒状の外部ケーシングを設けた

構造。

主に高圧多段ポンプに用いられる。

量記号 単位記号

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番号

用語

定義

慣用語

対応英語

ピットバレル

立軸ポンプで,主に有効吸込ヘッドを大き

くとる手段として,そのピットがケーシン

グの一部を形成する構造。

復水ポンプなどに用いられる(図40参照)。

プルアウト形 大形立軸ポンプで,その分解点検を容易に

するため,つり下げ管は据え付けられたま

まで,インペラ,ガイドベーンなど点検に

必要な部分を取り出すことができる構造

(図37参照)。

バックプルア

ウト形

横軸片吸込遠心ポンプで,軸受側にケーシ

ングカバーをもち,吸込管,吐出し管を外

すことなく,回転部を軸受ハウジングごと

取り外すことができる構造(図1参照)。

自吸ポンプ

揚液用のインペラが呼び水作用も行うこと

ができるようにした構造のポンプ。

チューブラポ

ンプ

槽外に置き,円筒状ケーシングの内部に駆

動部をもつ構造の軸流又は斜流ポンプ(図

43参照)。

水中モータポ

ンプ

ポンプ全体を電動機ごと液中につけて使用

するポンプ。

この目的に用いられる電動機には,内部を

水封入,ガス封入又はキャンドとしたもの

がある。

ガスを封入してポンプとの間にメカニカル

シールを設けて電動機内へ流体が浸入する

のを防ぐ構造のものは乾式水中モータポン

プと呼ばれる(図23〜図26及び図28参照)。

ダウンホール

ポンプ

水中モータポンプの一種で地熱水のくみ上

げなどに用いられるポンプ。

キャンドモー

タポンプ

固定子の内側に密閉用キャンをもつ電動機

が駆動するポンプ。

キャンの内側はポンプ内部と連通してお

り,軸封部がないので揚液の漏れが生じな

い。回転子の外側にもキャンを設けて回転

子の腐食を防ぐようにしたものもある(図

10参照)。

マグネット駆

動ポンプ

原動機に取り付けられた駆動マグネット

と,ポンプ軸に直結する従動マグネットと

が非接触カップリングを形成する構造をも

ち,その間にある圧力保持ケーシングによ

って軸封部をなくしたポンプ(図11参照)。

ノンクロッグ

ポンプ

遠心又は斜流ポンプで流体中の繊維又は固

形物などのきょう(夾)雑物が内部に塞が

らないような通路形状をもつポンプ(図25

参照)。

スクリューイ

ンペラ渦巻

ポンプ

インペラが,ら旋状に形成された一つの流

路をもち,固形物が容易に通過するような

構造のポンプ(図12参照)。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

ブレードレス

ポンプ

インペラが一つの流路で形成され,流入し

た固形物が内部に詰まることのないような

構造のポンプ。

ボルテックス

ポンプ

片吸込形ポンプのオープンインペラをケー

シングの軸受側に設けた部屋に後退させた

構造のポンプ。

インペラによってケーシング内に旋回流を

生じさせ,その遠心力によって揚水する。

インペラが揚液流路中にないため,固形物

が混在しても通過することができる(図26

参照)。

量記号 単位記号

a.3.3) ポンプの軸スラストバランス方式を示す呼び方

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

バランスピス

トン形

ポンプの軸スラストを,バランスピストン

を用いて釣り合わせる形式(図16参照)。

バランスディ

スク形

ポンプの軸スラストを,バランスディスク

を用いて釣り合わせる形式(図15,図17及

び図20参照)。

セルフバラン

ス形

多段ポンプで,軸スラストをインペラの配

列方法によって釣り合わせる形式(図18及

び図19参照)。

バランスホー

ル形

インペラにバランスホールを設けて軸スラ

ストを釣り合わせる形式(図1及び図40参

照。

なお,図5〜図7,図30,図31及び図39も

バランスホール形ポンプである)。

量記号 単位記号

a.3.4) 軸受潤滑方式を示す呼び方

番号

用語

定義

グリース形

グリースを軸受潤滑材として使用する方

式。

内外輪間に取り付けたシール又はシールド

によって封入されたグリースで転がり軸受

を潤滑する方式。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

オイルバス形

(油浴形)

軸受の一部を油槽に浸し潤滑する方式。

横軸形の軸受ハウジング下部の油槽から,

軸に掛かって回転するリングによって上部

の回転軸受を潤滑するオイルリング方式,

及び回転軸に固定された油か(掻)きによ

って,油槽から潤滑油を軸受に給油するオ

イルフリンガ方式とがある。

強制潤滑形

油ポンプを用いて潤滑油に圧力を与え,強

制的に軸受に給油する方式。

強制的に軸受にミスト状で給油するオイル

ミスト方式もある。

自己液潤滑形 ポンプの自己吐出し揚液を軸受潤滑材とし

て使用する方式。

量記号 単位記号

a.4) 用途別ポンプの呼び方

a.4.1) 主として上水道関係に用いるポンプ

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

取水ポンプ,

原水ポンプ

河川の水,海水,又は地下水を取り入れる

ポンプ。

送水ポンプ

浄水を浄水場から送水するポンプ。

配水ポンプ

浄水を末端需要先まで配水するポンプ。

表洗ポンプ

ろ過池の表面にたまった汚泥を洗い取るポ

ンプ。

逆洗ポンプ

ろ過池内にたまった汚泥を,水を下方から

逆流させて洗い取るポンプ。

増圧ポンプ,

ブースタポン

送水管路の途中に取り付け,主として圧力

を増大させることを目的とした加圧ポン

プ。

洗浄排水ポン

ろ過池から逆洗によって排出させた濁質を

含む洗浄排水を水処理施設へ返送するポン

プ。

排泥ポンプ

沈殿池にたまった汚泥を排出するポンプ。

量記号 単位記号

a.4.2) 主として下水道関係に用いるポンプ

番号

用語

定義

雨水ポンプ

主として雨水を河川,海などに排出するポ

ンプ。

慣用語

対応英語

汚水ポンプ

下水(雨水又は汚水)を処理場に送るポン

プ。

汚泥ポンプ

汚泥を輸送するポンプ。

汚物ポンプ

汚物,固形物,残し(滓)などの混入した

汚水をくみ上げるポンプ。

下水処理場,建物の汚水槽などで用い,ノ

ンクロッグ形になっている。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

中継ポンプ

下水を地表近くまで揚水し,次のポンプ場

又は処理場へ送水する汚水ポンプ。

特にマンホールの中に組み込まれたものを

マンホールポンプと呼ぶこともある。

グラインダポ

ンプ

吸込口にグラインダ(破砕)機構を装備し,

揚液中のビニール,布などを細かく破砕し

圧送するポンプ。

先行待機ポン

降雨などによって急激な出水が予想される

場合に,事前にポンプ運転を開始しておき,

始動時間による対応の遅れを防止する運転

方法を採用するポンプ。

量記号 単位記号

a.4.3) 主として農業及び河川関係に用いるポンプ

番号

用語

定義

かんがいポン

かんがい用として河川から水をくみ上げる

ポンプ。

直接田畑に水をくみ上げるものを“用水ポ

ンプ”,高所のかんがい用貯水池まで水を送

るものを“揚水ポンプ”ということもある。

慣用語

対応英語

排水ポンプ

大雨などで田畑,市街地などがかん水する

のを防ぐために,比較的小さな河川から大

きな河川,海などに排水する目的のポンプ。

低揚程大水量のポンプが多い。

救急排水ポン

台風,大雨などの非常時に中小河川の氾濫

による洪水を防ぐために配置される可搬式

水中ポンプ。

量記号 単位記号

a.4.4) 主として発電関係に用いるポンプ

番号

用語

定義

慣用語

ボイラ給水ポ

ンプ

加圧したボイラ内に水を送り込むポンプ。

復水ポンプ

復水器内の復水を抽出するポンプ。

吸込側が高真空になるので高い吸込性能が

要求される。

循環水ポンプ 復水器へ冷却水(主に海水)を送るポンプ。

ボイラ循環ポ

ンプ

主給水ポンプ 沸騰水型原子力発電設備で原子炉に給水す

るポンプ,又は加圧水型原子力発電設備で

蒸気発生器に給水するポンプ。

一次冷却材ポ

ンプ

加圧水型原子力発電設備で,原子炉の冷却

材(水)を循環するポンプ。

(原子炉冷却

材)再循環

ポンプ

沸騰水型原子力発電設備で,原子炉の冷却

材(水)を循環するポンプ。

インターナル

ポンプ

改良沸騰水型原子力発電設備で,原子炉圧

力容器に直接取り付けられ,原子炉の冷却

材(水)を循環するポンプ。

ボイラ水を循環させるために使用するポン

プ。

原子炉

給水ポ

ンプ

対応英語

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

溶融金属ポン

プ,

液体金属ポン

溶融金属(ナトリウムなどの)を送るポン

プ。

高速増殖炉による原子力発電設備で,冷却

材を循環するポンプなどがある。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

a.4.5) 主として船舶関係に用いるポンプ

番号

用語

定義

カーゴオイル

ポンプ

油輸送船で主に船内の原油を船外に送り出

すポンプ。

慣用語

対応英語

バラストポン

船荷に応じて船内の水槽へ海水を出し入れ

して適切な喫水を保たせるポンプ。

ヒーリングポ

ンプ

船の釣り合いをとるために,右げんと左げ

んとの水槽間に水を移動させるポンプ。

トリミングポ

ンプ

船首尾の喫水差(トリム)を調整するため

に,船首尾内の水槽へ海水を出し入れする

ポンプ。

ウォータジェ

ット推進ポ

ンプ

船底から水を吸い込んで加速し,後方へ噴

出した反力で,船を動かすポンプ。

ビルジポンプ 船底にたまった水を船外に排水するポン

プ。

量記号 単位記号

a.4.6) 主として鉱山,鉄鋼関係に用いるポンプ

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

採炭ポンプ

水力採炭用モニタに圧力水を送る高圧ポン

プ。

坑内排水ポン

坑内の湧き水を坑外に排出するポンプ。

石炭輸送ポン

坑内の石炭を水に混入させて坑外に送るポ

ンプ。

デスケーリン

グポンプ

製鉄工場で,製造中の鋼材表面のスケール

を取り除くために用いる高圧ポンプ。

量記号 単位記号

a.4.7) 主として土木関係に用いるポンプ

番号

用語

定義

ドレッジポン

主に水底の土砂を水とともに吸い上げて輸

送するポンプ。

耐摩耗材料を用いた大動力のポンプが多

い。

サンドポンプ 土砂を含有した水を送る耐摩耗材料ででき

ているポンプ。

ボアホールポ

ンプ

原動機が地上にある深井戸用くみ上げポン

プ。

建物の冷房用などの目的に使用される。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

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B 0131:2017

a.4.8) 主として建築設備関係に用いるポンプ

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

揚水ポンプ

建築物の衛生設備などで一般清水の供給用

として使用されるポンプ。

自動給水ポン

建築物の飲料水などの加圧給水に使用さ

れ,圧力タンク,制御盤などを附属したポ

ンプユニット。

インバータなど仕様によってポンプ回転速

度を運転制御するものがある。

循環ポンプ

建築物の空調設備などで温水又は冷却水の

循環用として使用されるポンプ。

消火ポンプ

火災に対して消火のために用いられるポン

プ。

可搬式のものもある。

量記号 単位記号

a.4.9) 主として化学及び石油化学工業関係に用いるポンプ

番号

用語

定義

プロセスポン

化学及び石油化学工業用装置で製造工程中

の原料又は製品を輸送するポンプの総称。

慣用語

対応英語

パイプライン

ポンプ

原油又は精製油を遠隔地へ輸送するための

パイプラインで使用するポンプ。

パルプポンプ 製紙用として紙パルプを送るポンプ。

ブラインポン

冷媒を送るポンプ。

濃縮海水を送る用途のポンプも,この名称

で呼ばれる。

耐酸ポンプ

硫酸などの酸を送るポンプ。

熱媒ポンプ

熱媒を送るポンプ。

熱油ポンプ

石油精製などで高温の油を送るポンプ。

LPGポンプ

液化石油ガスを送るポンプ。

LNGポンプ

液化天然ガスを送るポンプ。

極低温ポンプ 液体水素など極低温の液化ガスを送るポン

プの総称。

スラリポンプ スラリを含有した溶液を送るポンプ。

量記号 単位記号

a.4.10) その他特殊分野に用いるポンプ

番号

用語

定義

ロケット用液

体燃料ポン

液体水素(LH),炭化水素系などの燃料をロ

ケット燃焼器に移送するポンプ。

慣用語

対応英語

ロケット用酸

化剤ポンプ

液体酸素(LOX)などの酸化剤をロケット

燃焼器に移送するポンプ。

マンガン団塊

揚鉱用ポン

水深4 000〜6 000 mの海底に分布している,

マンガンモジュールを海水とともに採鉱船

まで長距離スラリ輸送するポンプ。

血液ポンプ

血液を送るポンプ。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

人工心臓ポン

血液を圧送する心臓の機能を補助,又は代

替する血液ポンプ。

弱った心臓を補助する血液ポンプを補助人

工心臓(ventricular assist device),摘出した

心臓の機能を代替する血液ポンプを全人工

心臓(total artificial heart)と呼ぶ。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

b) 性能・設計

b.1) 作動状態

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

運転点

性能曲線図上で実際にポンプが運転される

状態を示す点。

そのときの揚程曲線と抵抗曲線との交点と

なる。

仕様点

性能曲線図において,使用者の示す揚程及

び流量とから決まる点。

規定点

ポンプ性能が仕様点から許容値範囲内であ

ることを製造業者(又は供給者)が保証し

た点。

多点仕様

複数の仕様点を規定している仕様。

二つの仕様点を規定した場合,二点仕様又

は二点要求と呼ぶ。

設計点

性能曲線図に示された設計揚程と設計吐出

し量とから決まる点。

規定条件

吐出し量,全揚程,動力,効率,NPSH,吸

込圧力,温度,密度,粘度及び回転速度を

含む,指定された保証点における運転条件。

運転条件

与えられた用途及び揚液によって定まる全

ての条件(例えば,運転温度,運転圧力)。

注記 これらの要素は,構造及び構成材料に

影響を及ぼす。

常用条件

通常の運転が想定される条件。

許容運転範囲 供給されるポンプの,指定された運転条件

における吐出し量又は全揚程の範囲。

この範囲は,キャビテーション,温度上昇,

振動,騒音及びその評価基準によって制約

される。

許容運転範囲の上限及び下限を,それぞれ,

最大連続吐出し量及び最小連続吐出し量と

いう。

最高効率点

ポンプ効率が最高となる運転点。

定 格

( 運

転)点

量記号 単位記号

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B 0131:2017

b.2) 流量

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

吐出し量

量記号 単位記号

ポンプが単位時間に吐き出す液体の体積。

流量

規定吐出し量 受渡当事者間の契約で取り決めた吐出し

量。

規定流

設計吐出し量 ポンプを設計するときに設定する吐出し

量。

規定流

部分流量域

最高効率点より少ない吐出し量の運転域。

低流量域ともいう。

過大流量域

最高効率点より多い吐出し量の運転域。

b.3) ポンプ揚程

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

揚程

ポンプによって作動流体が得る単位重量当

たりのエネルギー。

高さの次元をもつ。通称でヘッドと呼ばれ

る。

全揚程

ポンプの吐出し口及び吸込口における全ヘ

ッドの差。

全揚程は,次の式で定義される。

ここに,

H: 全揚程(m)

p2: ポンプの吐出し口の静圧(Pa)

p1: ポンプの吸込口の静圧(Pa)

V2:ポンプの吐出し口の断面平均速度

V1:ポンプの吸込口の断面平均速度(m/s)

h: ポンプの吐出し口と吸込口との高さ

の差(m)

ρ: 密度(kg/m3)

g: 重力加速度(m/s2)

実揚程

ポンプ装置における吐出し液面と吸込液面

との間の実高さに,吐出し液面と吸込液面

との圧力ヘッド差を加えたもの。

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B 0131:2017

番号

用語

理論揚程

定義

インペラ流路内で損失ヘッドがないと仮定

した場合にインペラが流体に与える全揚

程。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

ここに,

Hth:理論揚程(m)

u1: インペラの羽根入口の周速度(m/s)

u2: インペラの羽根出口の周速度(m/s)

Cu1:インペラの羽根入口直前における流

体の絶対速度の周方向成分(m/s)

Cu2:インペラの羽根出口直後における流

体の絶対速度の周方向成分(m/s)

g: 重力加速度(m/s2)

なお,上記の式は,インペラ羽根入口半径

をr1,出口半径をr2,軸トルクをT,流体の

密度をρとするときの角運動量の式

及び流体の得る単位時間当たりの仕事(仕

事率)P=TωがP=ρQ(gHth)とも表し得るこ

とから導くことができる。

締切揚程

締切運転時の全揚程。

規定揚程

受渡当事者間の契約上で取り決められた規

定吐出し量における全揚程。

設計揚程

ポンプを設計するときに設定する全揚程。

ポンプ基準面 吐出しヘッド,吸込ヘッドなどを計算する

とき,位置ヘッドの基準となる水平面。

ポンプの外面に,ポンプ基準面の位置が明

示されていることがある。

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番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

NPSH基準面

NPSHを計算するときに位置ヘッドの基準

となる水平面。

ポンプの形式によって定められている。一

般的にはインペラの羽根入口外周端を通る

円の中心点を含む水平面として規定する。

a) 多段ポンプの場合は,一段目のインペラ

について上記の規定を適用する。

b) 両吸込ポンプの立軸又は傾斜軸の場合

は,上側になる羽根部分に上記の規定を

適用する。

c) 可動羽根の場合は羽根板の回転中心軸

とインペラの回転軸との交点を含む水

平面とする。

吐出し全ヘッ

ポンプ吐出し口の全ヘッド。

吸込全ヘッド ポンプ吸込口の全ヘッド。

吐出し(圧力)

ポンプ吐出し口の圧力ヘッド。

ヘッド

吸込(圧力)

ヘッド

ポンプ吸込口の圧力ヘッド。

吐出し圧力

ポンプ吐出し口における静圧。

吸込圧力

ポンプ吸込口における静圧。

押込圧力

大気圧以上の吸込圧力。

吸込高さ

吸込液面から測ったポンプ基準面の高さ。

ポンプ基準面が吸込液面より上にあるとき

は正(+),下にあるときは負(−)とする。

吐出し高さ

ポンプ基準面から測った吐出し液面の高

さ。

ポンプ基準面より吐出し液面が上にあると

きは正(+),下にあるときは負(−)とす

る。

実高さ

吸込液面から測った吐出し液面の高さ。

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B 0131:2017

b.4) 軸,軸回転

番号

用語

回転速度

定義

回転体が単位時間に回転する数。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

規定回転速度 受渡当事者間の契約で取り決められた回転

速度。

試験回転速度 性能試験時に運転されるポンプの回転速

度。

設備の都合などで変更することができる。

変更可能な範囲については,ポンプごとに

試験方法のJISで規定されている。

最大許容連続

回転速度

製造業者(又は供給者)が連続運転を許容

する最高回転速度。

トリップ回転

速度

原動機を停止させるため,独立した緊急過

速度防止装置が作動する回転速度。

危険速度

回転系が共振する回転速度。

一次危険速度 軸及び軸受系の質量,並びに剛性によって

決まる一次(最低)横固有振動数にジャイ

ロ効果を補正した回転周波数に対応する軸

の回転速度。

無拘束速度

ポンプ入力遮断時の逆転逆流領域における

ポンプの最大回転速度。

主軸の振れ

主軸に軸受を取り付けて水平状態で手回し

し,軸受ハウジングに対して主軸の位置を

測定するとき,計器が示す半径方向の全変

位(ランナウト)。

主軸の半径方向の円周振れ。

面振れ

主軸に軸受を取り付けて水平状態で手回し

するとき,主軸と共に回転する計器が示す,

スタフィングボックスの外側垂直面におけ

る軸方向の全変位(ランナウト)。

注記 垂直面とは,シール構成部品の心出し

の基準となる面である。

主軸のたわみ インペラに作用する半径スラストによって

起こる,主軸の幾何学的中心からの変位量。

注記 主軸のたわみは,軸受隙間内における

傾きに起因する主軸の動き,及びイン

ペラの不釣り合い又は軸振れによる

曲げは含めない。

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B 0131:2017

b.5) 仕事,エネルギー

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

水動力,

ポンプ出力

ポンプが単位時間に液体に与える有効エネ

ルギー。

次の式のPwをいう。

ここに,

Pw:水動力(W)

ρ: 密度(kg/m3)

g: 重力加速度(m/s2)

Q:吐出し量(m3/s)

H: 全揚程(m)

軸動力,

ポンプ入力

原動機がポンプ軸に伝達する動力。

駆動機動力

ポンプの駆動機によって吸収される動力。

規定軸動力

規定条件においてポンプに必要な動力。

注記 ポンプの保証点(仕様点)における計

画軸動力をいう。

締切軸動力

締切運転したときのポンプ軸動力。

原動機入力

原動機に供給される動力。

軸継手サービ

スファクタ

ポンプ及び原動機からの周期的なトルク変

動に対する十分な余裕を見込み,十分な軸

継手寿命を確保するために原動機の呼びト

ルクTnに乗じる係数。

定格トルクTnと呼びトルクとの間には,Tk

=κTnが成り立つ。

原動機定格出

明確に指定された条件下で許容される原動

機の最大連続出力。

b.6) 効率

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

ポンプ効率

水動力と軸動力との比。

次の式のηをいう。

ここに,

η: ポンプ効率(−)

Pw:水動力(W)

P: 軸動力(W)

ηは水力効率,機械効率及び体積効率の積に

等しくなる。

ボウル効率

立軸ディフューザポンプで吐出しケーシン

グを吐出しボウルだけとみなしたときのポ

ンプ効率。

吐出しエルボ又は揚水管内の損失ヘッドが

ないとしたときのポンプ効率となる。

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

機械損失

軸受,軸封装置などに働く機械的な摩擦抵

抗及びインペラシュラウドの外側面に働く

流体摩擦抵抗(円板摩擦抵抗)のために消

費する動力。

機械効率

インペラを通過する液体に伝達される動力

と軸動力との比。

次の式のηmをいう。

ここに,

ηm:機械効率(−)

Pm:機械損失(W)

P: 軸動力(W)

漏れ損失

インペラが液体に与える動力のうち,ケー

シング内で高圧側から低圧側へ漏れる液体

又はケーシング外部へ漏れる液体に与えた

損失動力。

体積効率

ポンプ吐出し量とインペラを通る流量との

比。

次の式のηvをいう。

ここに,

ηv: 体積効率(−)

Q: 吐出し量(m3/s)

Q':インペラを通る流量(m3/s)

吐出し量よりも漏れ流量ΔQ分だけ多い。

水力効率

全揚程と理論揚程との比で,次の式のηhを

いう。

ここに,

ηh: 水力効率(−)

H: 全揚程(m)

Hth:理論揚程(m)

Pw:水動力(W)

P: 軸動力(W)

Pm:機械損失(W)

η: ポンプ効率(−)

ηm:機械効率(−)

ηv: 体積効率(−)

水動力と,ポンプから吐き出される液体に

インペラが伝達した動力との比と一致す

る。

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B 0131:2017

番号

用語

総合効率

定義

慣用語

ポンプ,伝達装置及び原動機を含めたポン

プ装置全体としての効率。

原動機駆動の場合は,水動力と原動機入力

との比。

次の式のηgrをいう。

対応英語

量記号 単位記号

ここに,

ηgr:総合効率(−)

Pw:水動力(W)

P1:原動機入力(W)

η: ポンプ効率(−)

ηd: 原動機効率(−)

ηt: 伝達装置効率(−)

最高効率

効率曲線上で最高の効率を示す点の値。

可動羽根の場合,効率曲線群中の最高の点

の値。

保証効率

製造業者(又は供給者)の保証するポンプ

のポンプ効率。総合効率の場合もある。

b.7) 性能,性能曲線

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

性能

ポンプを運転したときの回転速度,全揚程,

吐出し量,軸動力,効率などの値及びその

相互関係。

特性

ポンプの種類と形状とが定まれば,ポンプ

の大小に関係なく決まるポンプの性能上の

特徴。

性能曲線

ポンプの性能をグラフ上に示した曲線。

このグラフを“性能曲線図”という。

特性曲線

ポンプの特性をグラフ上に示した曲線。

百分率表示,無次元表示などがある。この

グラフを“特性曲線図”という。

代表性能曲線 同一機種で同一仕様のポンプの基準となる

性能を示した曲線。

一般的には“機種の基準となる代表性能曲

線”と表現。量産の汎用ポンプに多く利用

されている。

裕度

ポンプの性能の保証値と試験結果との差の

許容範囲。

揚程曲線

性能曲線の中で,吐出し量と全揚程との関

係を示す曲線。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

効率曲線

性能曲線の中で,吐出し量と効率との関係

を示す曲線。

効率には,主にポンプ効率をとるが,総合

効率の場合もある。

軸動力曲線

性能曲線の中で,吐出し量と軸動力との関

係を示す曲線。

完全特性

ポンプの正転逆転,正流逆流領域にわたる

全般的な特性。

通常のポンプの特性は正転正流の領域で,

逆転逆流を水車領域,正転逆流を制動領域,

逆転正流を逆転ポンプ領域という。

等効率曲線

ポンプの回転速度,インペラの外径又は羽

根の取付け角度を変えたときの数本の揚程

曲線上で,ポンプ効率の値が等しい点を結

んだ曲線。

抵抗曲線

吸込管入口と吐出し管出口とにおける全ヘ

ッド差に管路系の損失ヘッドを加えたもの

と,吐出し量との関係を示す曲線。

下降(右下が

り)特性

吐出し量の増加とともに全揚程が減少する

ポンプ特性。

山形(右上が

り)特性

全揚程の最大値が締切揚程よりも大きいポ

ンプ特性。

不安定領域

ポンプの運転状態が不安定となるような運

転範囲。

量記号 単位記号

b.8) 相似則

番号

用語

比速度

定義

慣用語

対応英語

次の式のnsをいう。

ns(エ

ヌ・エ

ここに,

ス)

ns: 比速度(1/min,m3/min,m)

n: 軸回転速度(1/min)

Q: 吐出し量(両吸込インペラのときは,

吐出し量の半分をとる。)(m3/min)

H: 全揚程(多段ポンプのときは一段当た

りの全揚程をとる。)(m)

この式はポンプの水力学的相似則から導か

れる。通常,比速度は最高効率点の性能に

対して求め,相似形のポンプにおいては,

大きさ,回転速度の大小にかかわらずほぼ

一定となる。したがって,比速度はポンプ

分類の目安となる。

量記号 単位記号

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番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

形式数

(けいしきす

う,かたし

きすう)

次の式の無次元量(K)をいう。

ここに,

K: 形式数

n: 回転速度(l/s)

Q: 吐出し量(m3/s)

H: 全揚程(m)

g: 重力加速度(m/s2)

この式はポンプの水力学的相似則から導か

れる。形式数は比速度と同じく最高効率点

での初段の全揚程,インペラ目玉当たりの

通過流量に対して用いられる場合と,仕様

点に対して用いられる場合とがある。した

がって,形式数を示すときは,その条件を

明示する必要がある。

吸込比速度,

限界吸込比速

次の式のSをいう。

ここに,

S: 吸込比速度(1/min,m3/min,m)

n: 軸回転速度(1/min)

Q: 吐出し量(両吸込インペラのときは,

吐出し量の半分をとる。)(m3/min)

Hsv:必要吸込ヘッド(m)

吸込比速度は,ポンプのキャビテーション

に対する吸込性能及び特性を示す。

特に記載がない場合は最高効率点での値を

使う。

運転吸込比速

吸込比速度の式において必要吸込ヘッドHsv

の替わりに有効吸込ヘッドhsvを用いたも

の。

流量係数

ポンプ特性のうち,吐出し量を表す無次元

数。

次の式のφをいう。

ここに,

φ: 流量係数

Q: 吐出し量(m3/s)

A2:インペラ出口面積(m2)

u2: インペラの羽根出口代表径での周速

度(m/s)

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番号

用語

揚程係数

定義

ポンプ特性のうち全揚程を表す無次元数。

次の式のψをいう。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

ここに,

ψ: 揚程係数

H: 全揚程(m)

u2: インペラの羽根出口代表径での周速

度(m/s)

g: 重力加速度(m/s2)

なお,

と定義する場合もある。

軸動力係数

ポンプ特性のうち,軸動力を表す無次元数。

次の式のνをいう。

ここに,

ν: 軸動力係数

P: 軸動力(W)

ρ: 密度(kg/m3)

A2:インペラ出口面積(m2)

u2: インペラの羽根出口代表径での周速

度(m/s)

なお,ν=P/(ρA2 u23)と定義する場合もある。

周速度定数

インペラ出口周速度とポンプ全揚程との間

の関係を与える定数。

次の式のKuをいう。

ここに,

Ku:周速度定数

u2: インペラの羽根出口代表径での周速

度(m/s)

g: 重力加速度(m/s2)

H: ポンプ全揚程(m)

流量定数

インペラ出口のメリディアン速度成分とポ

ンプ全揚程との関係を与える定数。

次の式のKmをいう。

ここに,

Km:流量定数

cm2:インペラ出口のメリディアン速度成

分(m/s)

g: 重力加速度(m/s2)

H: ポンプ全揚程(m)

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B 0131:2017

b.9) キャビテーション・混相流

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

ポンプのキャ

ビテーショ

ポンプ内部に生じるキャビテーション。

羽根入口などの高速低圧部に発生し,騒音

及び振動の原因となり,キャビテーション

にさらされた面に損傷が生じることがあ

る。発達すると性能の低下を生じる。

キャビテーシ

ョン係数,

キャビテーシ

ョン数

キャビテーションの発生条件を表す係数。

次の式のkをいう。

量記号 単位記号

ここに,

k: キャビテーション係数

p: 十分上流における静圧(Pa)

pv: 飽和蒸気圧(Pa)

ρ: 密度(kg/m3)

V: 十分上流における流速(m/s)

トーマのキャ

ビテーショ

ン係数

有効吸込ヘッド又は必要有効吸込ヘッドを

全揚程で除した値。

Net Positive Suction Headの略。

NPSH基準面において液体がもつ全圧(絶対

圧)がその液体のその温度における飽和蒸

気圧(絶対圧)よりどれだけ高いかをヘッ

ドで表したもの。

キャビテーションに対する余裕度を表す。

キャビテーションを検討するときに用い,

次の式で定義する。

ここに,

Ps: 全圧(絶対圧)(Pa)

Pv:飽和蒸気圧(絶対圧)(Pa)

ρ: 密度(kg/m3)

g: 重力加速度(m/s2)

NPSHを圧力の単位で表したもの。

NPSHを比エネルギーの単位で表したもの。

有効吸込ヘッ

ド,

ポンプの据え付け状態等を考慮した,実際

の運転状態におけるNPSH。

規定有効吸込

ヘッド

規定の運転状態における有効吸込ヘッド。

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

必要有効吸込

ヘッド,

ポンプのある運転状態において,キャビテ

ーションによる性能低下を避けるためにポ

ンプとして必要な有効吸込ヘッドで,ポン

プに固有な値。

吸込比速度,トーマのキャビテーション係

数又は実験から求める。

有効吸込ヘッ

ド曲線,

NPSHA曲線

吐出し量と有効吸込ヘッドとの関係を示す

曲線。

必要有効吸込

ヘッド曲

線,

NPSHR曲線

性能曲線の中で,吐出し量と必要有効吸込

ヘッドとの関係を示す曲線。

初生NPSH

NPSHを下げていったときキャビテーショ

ンが発生しはじめるNPSH。

ポンプ1段目の全揚程が3 %低下するとき

の必要有効吸込ヘッド。

性能曲線図で標準的な基準として用いる。

キャビテーシ

ョン性能,

吸込性能

キャビテーション発生状態におけるポンプ

性能。

キャビテーシ

ョン脈動

キャビテーション発生によって引き起こさ

れる圧力及び流量の変動。

混相流性能

固液,気液,又は固気液の混相流動時のポ

ンプ性能。

エアロック現

ポンプへの気体の混入によって揚水不能に

なる現象。

量記号 単位記号

b.10) インペラの流れ

番号

用語

絶対速度

静止座標系における流れの速度。

定義

相対速度

回転する羽根に対する流れの速度。

周速度

回転体の円周方向の速度。

メリディアン 流れの子午面(回転軸を含む平面)上の速

速度(成分) 度成分。

相対予旋回量

ここに,

cu1:インペラ羽根入口における絶対流速

の周方向成分

u1: インペラ羽根入口半径における周速

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

通常,予旋回はcu1/u1で表される。

目玉周速

インペラ羽根入口端チップ部の円周方向速

度。

遠心羽根車においては,羽根入口部の目玉

径Deにおける周方向速度を用いる場合があ

る。

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B 0131:2017

番号

用語

定義

速度三角形,

速度線図

流れの絶対速度,相対速度及びインペラの

周速度の関係を示すベクトル線図。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

c: 流れの絶対速度

w: 流れの相対速度

u: インペラの周速度

cm:絶対速度cのメリディアン方向成分

cu: 絶対速度cの円周方向成分

wu:相対速度wの円周方向成分

α: 絶対速度方向と円周方向とのなす角

β: 相対速度方向と円周方向とのなす角

すべり率,

すべり係数

羽根出口におけるすべりを表す無次元数。

次の式のμをいう。

ここに,

μ: すべり率

cu2:羽根数が有限な場合のインペラ出口

における絶対速度の円周方向成分

cu2∞:羽根数が無限大と仮定した(流体が

羽根出口角と同じ流出角度で流出

する)場合のインペラ出口における

絶対速度の円周方向成分

(羽根の)取

付け角

軸流ポンプのインペラの外周又は斜流ポン

プのオープンインペラの側面において翼弦

が円周方向となす角。

圧力面

羽根板のインペラの回転方向に面した側。

負圧面

羽根板の圧力面の裏側。

予旋回

インペラに流入する液体がインペラ直前で

もつ周方向速度成分。

入口逆流

低流量域運転でインペラ入口ケーシング側

に発生する逆流。

逆流開始流量 インペラの吸込側の逆流が始まる流量。

b.11) スラスト

番号

用語

定義

軸(方向)ス

ラスト,

軸(方向)推

主軸に働く軸方向の流体力。

主としてポンプ回転体に作用する圧力によ

る力の軸方向分力と流体の運動量変化によ

って生じる力の軸方向分力との和で表され

る。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

半径(方向)

スラスト,

半径(方向)

推力,

心向きスラス

主軸に働く半径方向の流体力。

主としてポンプの運転状態に応じて生じる

インペラ下流の固定水路内の圧力分布の不

均一に起因する。

設計ラジアル

荷重

最高回転速度による性能曲線上で,設計揚

液(通常1 000 kg/m3)を用いて製造業者(又

は供給者)が規定する範囲内で運転する場

合の,インペラに作用する半径スラスト。

最大ラジアル

荷重

指定された最大密度の揚液を用いて最高回

転速度による性能曲線上の全ての点で運転

する場合の,インペラに作用する最大の半

径スラスト。

量記号 単位記号

b.12) 寸法,スケール

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

口径

ポンプの吸込口又は吐出し口の直径。

ハブ比

軸流ポンプにおけるハブの直径とインペラ

外径との比。

(ポンプの)

大きさ

ポンプの寸法を代表する数値。

吸込口径と吐出し口径との呼び径によって

表す。

吸込口径と吐出し口径とが等しいものでは

その呼び径,異なるものでは両者の呼び径

を併記して表す。例えば,吸込口径の呼び

径150,吐出し口径の呼び径100の場合には

150×100と表す。口径のほかにインペラ外

径を併記する場合がある。

寸法効果

幾何学的に相似なポンプで,流入状態が同

一でも大きさ又は回転速度が異なることに

よって性能が相違すること。

主としてレイノルズ数の相違による摩擦損

失の相違によって引き起こされる。

性能換算

模型性能の実測値から実物のポンプの性能

を予測する計算。

主に寸法効果を考慮する。

粘度補正

流体の粘度が異なる場合のポンプ性能補

正。

量記号 単位記号

Dd(吐

出し

口径),

(吸込

口径)

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

表面粗さ

壁面の凹凸の大きさ。

算術平均粗さ(Ra),最大高さ粗さ(Rz),

十点平均粗さ(Rz JIS)などで表す。

実用管については,等価砂粒粗さεが求めら

れている。流体力学的には,粗さレイノル

ズ数Re=εV*/ν(V*は摩擦速度)によって,

水力学的滑らかな面,還移領域の面,完全

粗面に分けられる。

運転隙間

回転体外周面とこれに対向する固定壁との

運転中の隙間。

先端隙間

軸流ポンプのインペラの外周端,又は斜流

及び遠心ポンプのオープンインペラの側面

と,これに対向する壁との隙間。

b.13) 設計

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

設計値

許容配管荷重 配管によってポンプが受ける力で,ポンプ

の強度及び運転の面から許容できる力。

許容配管モー

メント

配管によってポンプが受けるモーメント

で,ポンプの強度及び運転の面から許容で

きるモーメント。

最大許容作用

圧力

使用材料及び計算規則に基づいて求められ

る,指定運転温度における圧力保持部品の

耐圧力。

基本設計圧力 使用材料の許容応力から求められる,20 ℃

における圧力保持部品の耐圧力。

最大吐出し圧

規定条件における,最大吸込圧力及び供給

インペラによる最大差圧の和。

規定吐出し圧

規定吐出し量,規定回転速度,規定吸込圧

力及び規定密度での保証点におけるポンプ

の吐出し圧力。

最大吸込圧力 運転中にポンプが受ける最大吸込圧力。

規定吸込圧力 保証点における運転条件としての吸込圧

力。

最大許容温度 指定された運転圧力において指定された揚

液を取り扱う場合に,装置(又は装置の特

定部分)が許容する連続運転が可能な最高

温度。

ポンプの性能,最小許容肉厚及び部品ごと

の物理的特性を決定するために,設計にお

いて用いる値。

注記 全ての用語において設計という用語

(例えば,設計圧力,設計動力,設計

温度又は設計回転速度)は,使用者の

仕様書の中では使用しないほうがよ

い。この用語は,装置設計者及び製造

業者(又は供給者)だけが使用するこ

とが望ましい。

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B 0131:2017

番号

用語

定義

最大動的シー

ル圧力

始動時及び停止時を含む全ての指定された

運転条件において,軸シール部に予想され

る最大圧力。

注記 この圧力の決定には,最大吸込圧力,

セルフフラッシング圧力又はエクス

ターナルフラッシング圧力及び内部

隙間変化の影響を考慮する。

最小許容吐出

し量(ステ

ーブルフロ

ー)

規定された振動の制限値を超えずにポンプ

が運転できる吐出し量。

一般に最小連続安定吐出し量として使われ

る。

最小許容吐出 ポンプ作動流体の温度が上昇しても運転が

し量(サー 阻害されない最小の吐出し量。

マルフロー)

腐食代

最も厳しい運転条件で,与えられた圧力限

界に耐える理論上の肉厚を超えて附与され

る揚液接液部の肉厚。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

c) 運転・試験

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

操作

入力又はその他の方法によって,対象とす

る機器に所定の状態変化を行わせること。

制御

対象とする機器に所定の操作を加えなが

ら,ある目的に適合する状態を保持させる

こと。

作動

ある操作が行われることによって,機器が

その操作されたように状態の変化を行うこ

と。

手動操作

人力によって,直接的又は間接的に行う操

作。

自動操作

人力によらず,電気的又は機械的にある操

作の必要を検知し,機器に行わせる操作。

手動運転

手動操作による運転。

自動運転

自動操作による運転。

連動運転

操作しようとするポンプを含む数個の機器

類を1回の手動操作によって順次自動操作

させ始動停止するか,又は運転状態を変え

る運転。

単独運転

ポンプを含む数個の機器類を,各々独立に

手動操作する運転。

機側操作

(きそくそう

さ)

操作場所が機械の近くにあり,各機器の状

態を直接確認しながら行う手動操作。

遠隔操作

機器から離れた場所で行う操作。

多くの場合,操作される機器を直接見るこ

とができないので,機器の状態を知る信号

などによって操作を行う。

遠方連動操作 連動運転を遠隔操作によって行う操作。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

機側単独操作 単独運転を機側操作によって行う操作。

(きそくたん

どくそうさ)

自動制御

制御装置によって,自動的に行わせる制御。

回転速度制御 回転速度を変化させることによって行われ

る制御方法。

よく使われる方法として,インバータ(周

波数変換装置)による電動機の回転速度制

御がある。

交互運転

2台以上のポンプを一つの管路系に並列に

設置している場合,並列運転するほど流量

がない場合に一定時間ごとに切り替えて運

転する方式。

並列運転

2台以上のポンプの揚水が,一つの管路に合

流するように送水する運転方法。

直列運転

2台以上のポンプを,一つの管路系に直列に

置いて送水する運転方法。

締切運転

ポンプ吐出し側のバルブなどを締め切っ

て,吐出し量をゼロにした状態の運転方法。

待機運転

先行待機ポンプにおいて,流入量の変動に

よって吸込水位が低下した場合に揚水を停

止して,水位の急上昇に備えて全速運転を

続ける運転方法。

待機運転状態として,インペラが没水せず

に空運転される状態の“気中運転”と,イ

ンペラ入口部に空気層ができインペラの回

転でポンプ内の水を保持する状態の“揚水

遮断(エアロック)運転”とがある。水位

上昇に伴って,ポンプに空気を吸い込みな

がら揚水される状態の“気水混合運転”を

経て,通常能力での揚水運転に移る。

管理運転

使用したいときに正常に稼働できるよう

に,システムの故障発見又は機器・操作制

御設備の機能保持を目的として実負荷又は

それに近い状態で行う運転。

遠方監視運転 ポンプの運転状態を機場から離れた制御室

で監視しながら行う運転。

ターニング運

分解点検などで組み立てた後,起動前に行

う初期なじみ運転。

クーリングダ

ウン

高温ポンプなどにおいて,軸の曲がり防止

などの理由から温度を降下させ冷却しなが

ら停止させること。

呼び水

始動前にポンプ及び吸込管内を満水にする

こと。

水封

外気の侵入を防ぐために軸封部に注水する

こと。

外部注水

ポンプの軸封部,水中軸受などへ,外部水

源を用いて行う注水。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

自己注水

ポンプの軸封部,水中軸受などへ,そのポ

ンプの揚液の一部を利用して行う注水。

暖機

高温用ポンプで,始動前あらかじめポンプ

及び管路などを暖めること。

性能試験

全揚程,吐出し量,回転速度,軸動力,効

率などのポンプ性能を求める試験。

運転試験

ポンプの振動,騒音,漏水,軸受温度など

の運転状態を確かめる試験。

実負荷試験

ポンプが実負荷で異常な振動,騒音,軸受

の温度上昇などがなく,しかも連続して運

転に耐え得ることを確認する試験。

水圧試験,

耐水圧試験

液圧を受ける部分に所定の水圧をかけて,

異常の有無を確かめる試験。

模型試験

実物ポンプの性能を推定するために模型を

用いて行う試験。

キャビテーシ

ョン試験

所定の運転条件でキャビテーション発生に

よる運転状態の異常の有無を確かめる試

験。

必要有効吸込

必要有効吸込ヘッドを求める試験。

ヘッド試験,

NPSH試験

水撃試験

ポンプを含めた管路系の水撃作用及びこれ

に対する装置の機能を確かめる試験。

工場試験

ポンプの性能その他について,製作工場で

行う試験。

現地試験

ポンプの運転状態その他について,使用場

所で据え付け後に行う試験。

試験揚液

性能試験,運転試験などの際に使用する液。

臨界没水深さ 吸込水槽水位が低下して水面に渦が発生

し,空気が連続して吸込口に入るような状

態になるときの吸込口の没水深さ。

ミニマムフロ

異常な温度上昇,騒音,振動などを生じる

ことなく,ポンプを連続運転できる最小の

吐出し量。

つれまわり

流体継手,油圧クラッチなどにおいて,継

手,クラッチを断の状態にしても油の粘度

の影響でポンプ軸が回る現象。

水柱分離

ポンプが動力を失った後,管路の状態によ

っては,その一部に著しい負圧を生じ,管

中の水柱が分離する現象。

この分離した水柱は,その後再結合するが,

この際に急激な圧力上昇が発生することが

ある。

浸食,

壊食

主に揚液中の土砂,スラリなどによって,

材料が物理的に侵される現象。

腐食

海水,酸,アルカリ,その他の腐食性揚液

によるか又は接液部材料の電位差によっ

て,材料が化学的に侵される現象。

ピッチング

局部的又は点状に生じた浸食又は腐食。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

キャビテーシ

ョン損傷

キャビテーションによって羽根などが物理

的,化学的又は双方の相乗作用によって侵

される現象。

ゲージ圧

大気圧を基準にとった圧力。

セルフフラッ

シング

シールで発生する熱の除去,軸封部の正圧

維持又はシールの使用環境を改善するため

の処置として,外部配管又は内部通路によ

って高圧領域から軸封部への揚液の戻し。

注記 場合によっては,軸封部から低圧領域

(例えば,吸込側)へ循環させるほう

が望ましいことがある。

エクスターナ

ルフラッシ

ング

適切な(清浄性,相性)液体を,外部の供

給源から軸封部へ注入し,揚液内へ導くこ

と。

注記 エクスターナルフラッシングの目的

は,セルフフラッシングと同一である

が,特にシールの使用環境の改善であ

る。

クエンチ

メインシールの大気側に,スタフィングボ

ックス内よりも低圧の適切な(清浄性,相

性など)流体を連続的又は間欠的に導くこ

と。

注記 クエンチの目的は,空気又は湿気の排

除,堆積物(氷を含む。)の防止又は

除去,補助シールの潤滑,発火の防止,

及び漏れの希釈・加熱・冷却である。

バリア

プロセス液を周囲環境から完全に切り離す

ために,二つのメカニカルシールの間に流

体を注入すること。これに用いる流体をバ

リア流体という。

注記 バリア流体の圧力は,シールされてい

るプロセス圧力よりも常に高い。通

常,バリア流体は揚液よりもシールす

ることが容易で,漏れたとしても危険

の発生は少ない。

バッファ

潤滑剤又は緩衝材として,二つのメカニカ

ルシールの間に流体を注入すること。これ

に用いる流体をバッファ流体という。

注記 バッファ流体の圧力は,シールされて

いるプロセス圧力よりも常に低い。通

常,バッファ流体は揚液よりもシール

することが容易で,漏れたとしても危

険の発生は少ない。

量記号 単位記号

d) 部分・部品

d.1) ケーシング関係

番号

用語

定義

ケーシング

揚液の流路を形成するポンプの胴殻の総

称。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

渦巻ケーシン

グ,

ボリュート

インペラから吐き出される揚液を集めるた

めの渦巻状のケーシング(図3参照)。

二重渦巻ケー

シング

インペラの吐出し側に,渦巻ケーシングの

中に仕切壁を設けて二重の流路を形成した

ケーシング。

半径方向スラストを低減させるために用い

られる。

ディフューザ

ケーシング

インペラの吐出し側に,ガイドベーン形の

ディフューザをもつケーシング(ディフュ

ーザの外側に渦巻ケーシング部をもつケー

シングもディフューザケーシングとい

う。)。

上部ケーシン

水平割形ポンプのケーシングの上の半分。

下部ケーシン

水平割形ポンプのケーシングの下の半分。

吐出しケーシ

ング

軸垂直割形ポンプで,吐出し口をもつか,

吐出し口に通じるケーシング。

このケーシングが複数部品からできている

ときはそれらを総称して吐出しケーシング

という。

吸込ケーシン

軸垂直割形ポンプで,吸込口をもつか吸込

口に通じるケーシング。

このケーシングが複数部品からできている

ときは,それらを総称して吸込ケーシング

という。

中間ケーシン

軸垂直割形ポンプで,吸込ケーシング又は

吸込カバーと吐出しケーシングとの間に取

り付けられるケーシング。

吐出しボウル 立軸ポンプで,斜流ポンプ又は軸流ポンプ

のガイドベーンをもつ吐出しケーシング。

(米),

(pump) bowl(欧)

吐出しエルボ 立軸ポンプの吐出し口をもつ曲管部。

揚水管

立軸ポンプで,その下部にある揚水作用を

行う部分から吐出し口へ液体を導く垂直

管。

つり下げ管を兼ねている場合もある。

lifting pipe(つり

下げ管と区別

する場合),

column pipe(つり

下げ管兼用の

場合)

つ(吊)り下

げ管

立軸ポンプで,その下部にある揚水作用を

行う部分をつり下げている管。

揚水管を兼ねる場合は“揚水管”と呼ぶ。

吸込エルボ

ポンプの吸込側に付ける曲管状のケーシン

グ。

ベルマウス,

吸込ベル

らっぱ状に広がった吸込ケーシング又は吸

込カバー。

中間ボウル

立軸多段斜流ポンプ又は立軸多段軸流ポン

プのガイドベーンをもつ中間ケーシング。

(stage) bowl(米),

(pump) bowl(欧)

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

内部ケーシン

バレル形,ピットバレル形,プルアウト形

及び二重ケーシング形ポンプの内側のケー

シングの総称。

外部ケーシン

バレル形,ピットバレル形,プルアウト形

及び二重ケーシング形ポンプの外側のケー

シングの総称。

バレル形ポンプの場合は,その外部ケーシ

ングを“バレル”(barrel)と呼ぶこともある。

エルボ台

立軸ポンプの揚水管と吐出しエルボとの間

に置かれ,ソールプレートにポンプを固定

する部分。

圧力ケーシン

ユニットの全ノズル及び取り付け部品を含

む,全ての圧力保持部品類。

吸込口

ポンプの揚液を吸い込む入口。

吐出し口

ポンプの揚液を吐き出す出口。

吸込流路

ポンプの吸込口からインペラ入口に近づく

流路の部分。

クロスオーバ 多段ポンプで,前段から後段に揚液を導く

管状の流路の部分。

戻り流路

多段ポンプの中間段の流路で,外周からイ

ンペラアイに向かって内向きに揚液を導く

部分。

(ボリュート) 渦巻ケーシング(ボリュート)の巻き始め

巻き始め, の部分。

舌部

スロート

ディフューザ インペラの吐出し側で,速度ヘッドの一部

を圧力ヘッドに変換する広がり流路。

ガイドベーンを設ける場合(vaned diffuser)

と設けない場合(vaneless diffuser)とがある

が,ポンプでは前者を用いる場合が多い。

回り止め

渦巻ケーシング(ボリュート)から吐出し

口に至る管状流路の入口部分。

インペラ上流側で予旋回を防止又は制限す

る作用をもつ板状の部分。

対応英語

量記号 単位記号

d.2) カバー関係

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

ケーシングカ

バー

ケーシングに取り付け,ケーシングの一部

を形成するカバー。

バレル形ポンプの場合は,“バレルカバー”

(barrel cover)と呼ぶこともある。

吸込カバー

吸込口をもつか吸込口に通じるケーシング

カバー。

バランス室カ

バー

軸スラスト釣合い装置が設けられている室

に取り付けるカバー。

点検(孔)カ

バー

ポンプ内部を点検するための窓に取り付け

るカバー。

ジャケットカ

バー

水冷室又は保温室に取り付けるカバー。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

メカニカルシ

ールカバー

メカニカルシールの固定環を支持するカバ

ー。

グランドカバ

軸封部の外部に水が飛散するのを防ぐため

に取り付けるカバー。

量記号 単位記号

d.3) インペラ関係

番号

用語

定義

インペラ,

羽根車

揚液にエネルギーを与えるための羽根をも

つ回転体。

揚液の流れの方向によって遠心インペラと

軸流インペラ及び両者の中間の斜流インペ

ラの区別がある。

慣用語

クローズドイ

ンペラ

遠心ポンプ及び斜流ポンプで側板のあるイ

ンペラ(図4参照)。

オープンイン

ペラ

遠心ポンプ及び斜流ポンプで側板のないイ

ンペラ。

このうち主板が羽根外周まであるものを

“セミオープン形インペラ(semi-open type

impeller)”,主板を極力短くしたものを“フ

ルオープン形インペラ(full open type

impeller)”と区別して呼ぶこともある(図4

参照)。

ノンクロッグ

形(インペ

ラ)

主に遠心ポンプ及び斜流ポンプで,揚液中

の固形物が内部に詰まらないような通路形

状にしたインペラ(図25及び図29参照)。

(インペラの) インペラハブに取り付け,揚液にエネルギ

羽根,

ーを与える部品。

(羽根車の) 特に裏羽根と区別する場合は,“主羽根(し

羽根

ゅばね)”と呼ぶ。

(インペラ)

ハブ

主軸に固定され,インペラの羽根を取り付

ける回転体。

インペラリン

ライナリングの滑り部に対向してインペラ

に取り付けるリング。

インペラキャ

ップ

インペラハブの先端に設けるキャップ。

インデューサ 吸込性能を向上させるために,インペラ(多

段ポンプの場合には,初段インペラ)の直

前に,それと同軸に取り付ける補助インペ

ラ。

主板

インペラを形成する側壁のうち,ハブに連

なる側。

“心板(しんばん)”と呼ぶこともある。

back shroud(横軸

片吸込形の場

合)

側板

(そくばん)

インペラを形成する側壁のうち,羽根に支

えられる側。

(インペラ)

アイ

インペラの羽根直前の円形流路部分。

目玉部分ともいう。

シュラ

ウド

対応英語

front shroud(横軸

片吸込形の場

合)

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

(インペラの) 遠心羽根車の正規の羽根より半径方向長さ

中間羽根

の短い,正規の羽根の間の羽根。

裏羽根

軸スラストを軽減する目的で,主板又は側

板の裏側に取り付けられる補助羽根。

主板に付くものを“後(うしろ)裏羽根”,

側板に付くものを“前(まえ)裏羽根”と

呼ぶ。

側板滑り部

(そくばんす

べりぶ)

ライナリングに対向する側板の滑り部。

バランスホー

インペラの主板に設けられた軸スラストを

軽減するための孔。

釣合い

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

d.4) 主軸関係

番号

用語

主軸

インペラに動力を伝達する軸。

上部軸

立軸ポンプの最上部の主軸。

下部軸

立軸ポンプの最下部の主軸。

中間軸

立軸ポンプの上部軸と下部軸との中間にあ

る主軸。

中間軸継手

ポンプケーシング内で2本の主軸を連結す

るための継手の総称。

スリーブ形(sleeve type),ねじ込み形

(screwed type),フランジ形(flange type)

などがある。

スプラインシ

ャフト

断面が多角形の形状をした軸。

プレス型の多段ポンプに多く採用される。

インペラなどの回転体の内径も軸と同様形

状とし,両者のはめあいで回転体にトルク

を伝達する。

量記号 単位記号

d.5) 軸スリーブ,ナット,その他主軸に取り付ける部品

番号

用語

定義

(軸)スリー

主軸にはめる円筒形の部品。

パッキンスリ

ーブ

主軸のパッキン滑り部にはめる軸スリー

ブ。

水中軸受スリ

ーブ

主軸の水中軸受滑り部にはめる軸スリー

ブ。

中間スリーブ 多段ポンプの,各インペラパブの間にはめ

る軸スリーブ。

スリーブナッ

減圧スリーブ 軸封部の圧力を減らすために用いる軸スリ

ーブ。

バランススリ

ーブ

軸スラスト釣合いに用いる軸スリーブ。

バランスブッシュに対向して用いられる。

軸スリーブを主軸に固定するためのナッ

ト。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

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36

B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

バランスディ

スク

軸スラスト釣合い装置で,バランスシート

に対向して回転側に設ける滑り端面をもつ

円板状の部品。

(米),

balancing disk(英)

バランスディ

スクシート

必要に応じてバランスディスク側面に取り

付け,滑り端面を構成する部品。

バランスピス

トン,

バランスドラ

軸スラスト釣合い装置で,バランスリング

に対抗して,回転側に設ける滑り外周面を

もつ円筒状の部品。

バランスピス

トンリング

バランスピストン外周にはめ込まれ,滑り

外周面を構成する管状の部品。

インペラナッ

インペラを主軸に固定するためのナット。

割りリング

インペラなどを主軸に固定するための二つ

割りのリング。

調整リング

部品相互の軸方向の位置調整のため,主軸

にはめるリング。

インペラキー 主軸とインペラとを固着するためのキー。

水切りつば,

デフレクタ

回転する主軸に沿って流れる液体を振り切

り,又は異物が軸受部に侵入するのを防ぐ

ため,主軸に取り付けるつば。

砂よけカラー 水中に混入している土砂及び異物が水中軸

受などに侵入するのを防ぐため,主軸に取

り付けるつば。

メカニカルシ

ールスリー

メカニカルシール装着部の主軸にはめられ

る軸スリーブ。

対応英語

量記号 単位記号

d.6) 軸封装置に用いる部品

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

(グランド)

パッキン

スタフィングボックスに収容する軸封用詰

め物。

メカニカルシ

ール

軸にほぼ垂直な二つの平面間の接触圧力に

よって,回転部分の密封を行う緩衝機構。

一つの軸封部に一つのメカニカルシールを

使用する方式をシングルシール,二つのメ

カニカルシールをセットにして一組のシー

ルとした方式をデュアルシールと呼ぶ。ま

た,二つのシールを同方向に向けて取り付

けた形式をタンデム形と,二つのシールを

逆方向に向けて取り付けた形式をダブル形

と呼ぶ。デュアルシールは一般に,毒性,

可燃性など,大気へ漏れてはならない揚液

に対して使用される(図8及び図9参照)。

オイルシール フェルト,合成ゴム,合成樹脂などの変形

可能な材料を用い,先端を軸などの回転部

と摩擦接触させて密封作用を行う部品。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

フローティン

グリング

軸封部に,軸にもケーシングにも固定され

ないリングを,ケーシングに固定されるリ

ングと交互に重ねて挿入し,ごく狭い流路

を構成して水の漏れを制限する機構。

フラッシング

配管

主としてメカニカルシールを使用するポン

プで,取扱い液又は外部からの清浄液をス

タフィングボックスへ導く配管。

メカニカルシール周辺の液を入替えて,し

ゅう(摺)動面に発生する摩擦熱の除去,

又は液中のごみを流し去り,シール周辺の

温度を下げるために用いられる。

クエンチング

配管

メカニカルシールの冷却,しゅう動面の凝

固防止,しゅう動面付近の洗浄又は氷結防

止のため,清水,スチーム,N2ガスなどを

大気側からしゅう動面へ送り込むための配

管。

シールクーラ フラッシング配管の途中に取り付け,フラ

ッシング液を冷却する装置。

量記号 単位記号

d.7) ケーシングに取り付ける部品

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

ガイドベーン, 揚液の流れを望む方向に導くため又は速度

案内羽根

ヘッドの一部を圧力ヘッドに替えるための

羽根をもつ部品。その羽根部分だけを指す

場合もある。

仕切板

多段ポンプのケーシングなどに取り付け,

圧力の異なる二つの部屋を区切る部品。

diaphragm(多

段ポンプの場

合)

ケーシングラ

イナ

オープンインペラ又は裏羽根の羽根滑り部

に対向して,ケーシング内面に取り付ける

固定側のライナ。

インペラの前後両側に設けられる場合は,

それぞれ“前(まえ)ケーシングライナ”“後

(うしろ)ケーシングライナ”と呼ぶ。

side plate(主にオ

ープンインペ

ラに対向する

とき),

wear plate(主に耐

摩耗用として

取り付けると

き)

ライナリング インペラ又はインペラリングの滑り部に対

抗して,ケーシングに取り付けるリング。

軸封部,

スタフィング

ボックス

主軸がケーシングの外部に貫通する箇所

で,外部への液漏れ又は空気の吸込みを防

止する装置が施されている部分。グランド

パッキン及びメカニカルシールをその内部

に収容するための部品。

パッキン押さ

スタフィングボックス内のグランドパッキ

ンを押さえる部品。

パッキンと主軸との密着性を増大させるた

めに用いられる。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

ランタンリン

スタフィングボックスの内部に液封,減圧,

潤滑,冷却などのために設ける溝付きのリ

ングの総称。

seal cage(米),

lantern ring(欧)

封水リング

主に水封のために設けるランタンリング。

seal cage(米),

lantern ring(欧)

ネックブッシ

スタフィングボックスの最も奧に取り付け

るつば付きのブッシュ。

bushing(米),

neck bush(欧)

中間ブッシュ 中間スリーブ又はインペラハブの滑り部に

対向して取り付ける固定側のブッシュ。

減圧ブッシュ 減圧スリーブの滑り部に対向して取り付け

る固定側のブッシュ。

バランスブッ

シュ

バランススリーブの滑り部に対向して取り

付ける固定側のブッシュ。

バランスシー

バランスディスクの滑り部に対向して取り

付ける固定側のシート。

バランスリン

バランスピストンの滑り部に対向して取り

付ける固定側のリング。

封水管

水封用の液体を注入する管。

バランスパイ

主に軸スラストを釣り合わせるため,釣合

室を減圧する目的で釣合室と低圧部とを結

ぶ管。

排気管

ポンプ始動時に,真空ポンプなどでポンプ

内の空気を抜き出す管。

通気管

ポンプ内に入ってくる空気及び気体を外部

に出す管。

締付ボルト

主として輪切形ポンプの中間ケーシングを

吸込ケーシングと吐出しケーシングとによ

って締め付けているボルト。

パッキン押さ

えボルト

パッキンを締め付け,その締め加減によっ

てパッキンの状態を適正に保つための調整

用ボルト。

ガスケット

静止部分に用い,液体の漏れを止めるため

のパッキン。

配管継手フランジ面,ポンプケーシング割

り面などからの揚液の漏れを止めるのに用

いる。

スロットルブ

ッシュ

シールが破損した場合に漏れを減少させる

ために,メカニカルシールの外側に設けて,

主軸(又はスリープ)との隙間を小さく制

限するためのブッシュ。

量記号 単位記号

d.8) 軸受部品

番号

用語

定義

転がり軸受

回転軸にかかる力を支え,かつ,相対運動

する部品間の転がりで機能する軸受。

慣用語

対応英語

すべり軸受

回転軸にかかる力を支え,かつ,相対運動

する部品間のすべりで機能する軸受。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

水中軸受

揚液又は潤滑水に直接とり囲まれ,その揚

液又は潤滑水で潤滑を行う軸受。

玉軸受

転がり軸受の一種で,球によって軸を支え

るもの。

ころ軸受

転がり軸受の一種で,ころによって軸を支

えるもの。

動圧流体軸受 対向面を持ち,その相対運動によって,金

属接触を起こさずに回転軸に加わる力を支

えるためのくさび状油膜を形成する軸受。

動圧流体ラジ

アル軸受

ジャーナル又はティルティングパッド形式

の構造の軸受。

動圧流体スラ

スト軸受

マルチセグメント又はティルティングパッ

ド形式の構造の軸受。

静圧軸受

軸と軸受との間に潤滑のための流体を充満

しその圧力によって軸を保持する軸受。

磁気軸受

軸を磁気浮上によって支持する軸受。

潤滑油が不要であるため真空機器等にも用

いられる。

駆動側軸受

原動機に近い方の軸受。

反駆動側軸受 原動機に遠い方の軸受。

軸受カバー

軸受ハウジングに取り付けられるカバー。

軸受ハウジン

軸受の支持,潤滑の維持,潤滑油飛散防止,

放熱及び軸受の保護を目的とした軸受を内

蔵する箱。

軸受支え

軸受を支持する部品。

水中軸受支え 立軸ポンプで,水中軸受を支持する部品。

オイルリング 横軸形の軸受ハウジング下部の油槽から上

部の軸受に給油するために,軸に掛かって

回転するリング。

オイルフリン

軸受ハウジング下部の油槽から上部の軸受

に給油するために,軸に固定される油か

(掻)き揚げ用部品。

オイラ

重力又は圧力によって,潤滑油を軸受に自

動的に供給する部品。

量記号 単位記号

d.9) シールレスポンプ用部品

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

ステータ組立

(品)

主にモータの固定子と,固定子を密閉する

部品とで構成されるユニット部品。

ロータ組立

(品)

主にモータの回転子と主軸(モータ軸がポ

ンプ主軸を兼ねている。)とから構成される

ユニット部品。

通常回転子は完全に密閉されている。

ステータキャ

モータ固定子を揚液から保護するために,

固定子の内側を密閉する薄い非磁性体の耐

食性スリーブ。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

ロータキャン モータ回転子を揚液から保護するために,

回転子外周を密閉する薄い非磁性体の耐食

性スリーブ。

サーキュレー

ションチュ

ーブ

ポンプの差圧を利用し,揚液をモータ部分

に導くためのチューブ。

ベアリングの潤滑,及びモータ冷却のため

に用いられる。

駆動マグネッ

原動機軸に取り付けられる磁石で,リアケ

ーシングの外周(大気側)からリアケーシ

ング内の従動マグネットを駆動する磁石。

従動マグネッ

ポンプ主軸に取り付けられ,リアケーシン

グ内(揚液内)で回転する磁石。

通常,磁石を揚液から保護するために,非

磁性体の薄い耐食スリーブで密閉されてい

る。

リアケーシン

駆動マグネットと従動マグネットとの間に

位置し,揚液の圧力を保持する非磁性体の

耐食性隔壁。

ブラケット

駆動マグネット及び原動機をポンプ部分に

正確に組み付けるための部品。

シェルが破損した場合の2次的な圧力容器

として設計される場合がある。

量記号 単位記号

d.10) その他の部品

番号

用語

定義

原動機架台

立軸ポンプで原動機,ギヤヘッドなどを載

せる台。

慣用語

対応英語

吸気管

先行待機ポンプで使用されるポンプ内に空

気を導くための管。

保護管

立軸ポンプで,つり下げ管,揚水管中の軸

及び軸受を周囲から保護し,かつ,その軸

受の潤滑液の通路となる軸を取り巻く固定

管。

吸込ストレー

槽内形立軸ポンプ,水中モータポンプなど

の吸込口に取り付けるストレーナ。

フレーム

ポンプケーシング,軸受などを支持する台。

区別して用いる必要がある場合には“ケー

シングフレーム”,“軸受フレーム”という。

管内クーラ

ポンプの吐出し管の途中に設置され,ポン

プ吐出し液によって直接冷却される熱交換

器。

量記号 単位記号

e) 附属品

番号

用語

ベース

定義

機器をその上に取り付けて基礎に固定する

台の総称。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

共通ベース

一つのベースで,その上に二つ以上の機器

を一緒に取り付けるもの。

明確さを必要とする場合には,上に載せる

機器の名称を入れ,例えば“ポンプと歯車

変速機との共通ベース”という。

単独ベース

一つの機器を取り付けるベース。

割りベース

製作上又は輸送上の必要性から二つ以上に

分割したベース。

張付けベース 機械の側面に取り付けたベース。

架台

主に形鋼を組み合わせたベースで,その上

に立軸ポンプ,変速機,駆動機などを載せ

る台。

ソールプレー

機器の脚(あし)を載せるため,コンクリ

ートに埋め込む金属の板。

sole plate(米),

(欧)

連結軸

ポンプと駆動部とが離れて設置されている

場合に,それらをつなぐ主軸。

軸継手,

カップリング

ポンプの主軸と駆動部の主軸とを連結する

ための継手の総称。

フランジ形固定軸継手(rigid flanged shaft

coupling),フランジ形たわみ軸継手(flexible

flanged shaft coupling),自在軸継手(universal

joint),スペーサカップリング(spacer type

coupling)などがある。

軸継手ガード,

軸継手の周囲に設ける安全のための囲い。

カップリング

ガード

呼び水じょう

呼び水を行うための注水じょうご。

満水検知器

呼び水が完了したことを検知する機器。

真空破壊弁

ポンプの停止の際,外部からケーシング内

部へ空気を導入して真空を破壊する弁。

過熱防止装置 締切運転又はそれに近い運転の際に,ポン

プ内部の水の過熱を防止するため,適量の

水を循環させる装置。

空気抜き弁

ポンプ始動時にケーシング内の空気を抜く

弁。

自動空気抜き

内圧によって,ポンプ及び配管内部にある

空気を外部へ完全に排除すると,自動的に

閉鎖する空気抜き弁。

槽内形立軸ポンプなどの空気抜きに使用す

る。

空気抜きコッ

ポンプ始動時にケーシング内の空気を抜く

コック。

排気弁

排気管に取り付け,ポンプ始動時に真空ポ

ンプに空気を送り出す弁。

ドレン弁

ポンプ内の残留液を抜く弁。

ドレンコック ポンプ内の残留液を抜くコック。

呼び水弁

呼び水コック 呼び水を行うための注水コック。

呼び水を行うための注水弁。

慣用語

対応英語

フレー

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

止水弁

止水を目的とした弁。

主に仕切弁(gate valve)が用いられる。

逆止め弁

流体の背圧によって弁体が逆流を防止する

ように作動する弁の総称。

フート弁

ポンプの吸込管下端に取り付ける逆止め

弁。

フラップ弁

低揚程ポンプの吐出し管先端に取り付ける

逆流防止用弁。

吐出し弁

ポンプの吐出し側をせき止めたり吐出し量

を調整する目的に使用する弁の総称。

逃がし弁

上流側の液体の圧力が所定の値以上になる

と,自動的に開く機能をもつ弁。

安全弁

主に蒸気又はガスを逃がし,機器の安全確

保のために取り付ける弁。

上流側の圧力が所定の値以上になると自動

的に瞬時に作動する機能をもつ。

圧力計

流体の圧力を測定する計器の総称。

特に真空計又は連成計と対比して用いる場

合は,正のゲージ圧を測定する計器。

連成計

正及び負のゲージ圧を測定する計器。

真空計

負のゲージ圧を測定する計器。

差圧計

二点間の圧力差を測定する計器。

圧力スイッチ 流体の圧力が,設定値に達したときに作動

するスイッチ。

フローリレー 管内の流量が設定値になったことを検知

し,電気的信号を発する計器。

サイクロン

(セパレー

タ)

流入速度を利用して流体を旋回させ,その

遠心力によって流体中の異物又は気泡を分

離させ取り除く機器。

ストレーナ

土砂,ごみなどの機器への流入を防ぐため

に設けるこし器。

逆流防止器

主に水道本管から取水するポンプ設備内に

おいて,液体が逆流によって水道本管へ混

入することを防止するための装置又は弁。

基礎ボルト

機械及び構造物を土台に据え付けるための

ボルト。

浸水検知器

広義には密閉された室内又は装置内へ水が

浸入したことを検知する検知器。

狭義には乾式水中モータの軸封装置から漏

水が発生し,室内に水が浸入したことを検

知する検知器。

着脱装置

主に水中ポンプにおいてポンプを上下に移

動させるための装置の総称(図27参照)。

安全カバー

原動機台などの開口部に設ける安全のため

のカバー。

電磁弁

主に電磁力で開閉する弁。

チェッ

キ弁,

逆止弁

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

オリフィス

管路の断面積を急激に絞るための板で,板

の前後の圧力差から流量を求める。

f)

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

機場関係

番号

用語

吸込水槽

定義

慣用語

ポンプ装置で,吸水のためにポンプ又は吸

込管を水中に潜没させた水槽。

一般には,水槽の水面上が大気圧の場合を

いう(図45参照)。

対応英語

吐出し水槽

ポンプ装置で,吐出し管につながる水槽。

一般には,水槽の水面上が大気圧の場合を

いう。

沈砂池

(ちんさち)

主として吸込水槽の上流側に設け,水中に

含まれる土,砂,れきなどを流速を落とす

ことによって沈殿させるための池。

スクリーン

水中の大形浮遊物がポンプ内に流入するの

を防ぐため,吸込水槽又は沈砂池の上流側

に設ける格子状の設備。

除じん機

大水量の施設又は多量のごみ類の流入があ

る場合,スクリーンに付着するごみ類のか

き揚げ装置。

スルースゲー

沈砂池,吸込水槽などの入口又は大きなポ

ンプ設備において個々のポンプ吸込管の入

口に取り付ける上下に開閉する扉。

角落し

(かくおと

し)

開水路の両壁に設けた垂直の溝に角材又は

板材をはめ込んで水をせき止める装置,又

はそのような仕切り用角材若しくは板材。

せき,

越流せき

(えつりゅう

せき)

流量を測定するか,又は上流側の水位を高

めることを目的として,水路の途中又は先

端を板又は壁でせき止め,その上を越流さ

せる装置。

分割壁

一つの吸込水槽から2台以上のポンプが吸

水する場合,各吸込口の中間で流水方向に

設けた壁(図45参照)。

渦流防止壁

(かりゅうぼ

うしへき)

吸込口付近の旋回流防止のため,吸込水槽

に設けた構造物(図45参照)。

整流壁

水路,吸込水槽などで,水流が一様化する

ように設けた壁(図45参照)。

吸込管

ポンプの吸込側に接続する配管。

取入れ口

河川,海などから水を取り入れる構造物。

吐出し管

ポンプの吐出し側に接続する配管。

たわみ管継手 取付部分がある程度たわみ得る管継手。

基礎の不等沈下による管路に働く力の軽減

対策又は既設配管間の接続などに使用す

る。

吐出しヘッダ ポンプ吐出し管路に設け,流入圧力を一様

化させることを目的として,複数配管を集

めた1本の共通な太い管。

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

導水路,

水路

水を必要な目的地まで導くための構造物。

吸込水路,

引込水路

取入れ口から沈砂池又は吸込水槽に至る水

路。

吐出し水路

吐出し水槽から貯水池などまでに水を送る

水路。

開水路

大気に接する自由水面をもつ流れの水路。

管路

自由水面をもたず加圧状態になっている流

れの水路。

暗きょ

主に地中に埋設した管又は密閉蓋のある水

路。

自由水面をもつ場合と,もたない場合とが

ある。

開きょ

上部に蓋がない水路。

アキュムレー

ポンプ吐出し管に連結し,吐出し量及び吐

出し圧力の瞬時的変動を緩和する装置。

上部の空気だまりによって,この作用を行

うタンクを“エアチャンバ(air chamber)”

と呼ぶことがある。

圧力タンク

ポンプの吐出し管に連結した密閉タンク。

タンク上部の空気だまりによって揚液を加

圧状態に保持し,ポンプ停止中でもこのタ

ンクから給水ができるようにしたもの。

調圧水槽

ポンプ吐出し管に連結し,主に吐出し管の

圧力変動を緩和する目的に用いる水槽。

サージタンク 管路において,主に負圧防止の目的で設け

る水槽。

水位

基準水平面から水面までの高さ。

高水位,

満水位

水槽,タンクなどで,常時到達する水位の

うち最も高い水位。

低水位

水槽,タンクなどで,常時到達する水位の

うち最も低い水位。

始動水位

ポンプが始動するときの水位。

停止水位

ポンプが停止するときの水位。

水位計,

水面計

水位を測る計器。

水槽に取り付けて直接水面の高さを測る目

盛を“量水標(りょうすいひょう)”と呼ぶ

ことがある。

水位検知器

水位が設定された値に一致したときに作動

するスイッチ。

軸心高さ

横軸ポンプで,基準水平面からポンプ基準

面までの高さ。

羽根車入口高

基準水平面からポンプ基準面までの高さ。

真空ポンプ

主に起動時にポンプ内に水を充満させるた

め,一般にポンプの最上部から抽気する補

助ポンプ。

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B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

(真空ポンプ

の)補水槽

水封式真空ポンプに水を供給する水槽。

注水ポンプ

主として軸封部,水中軸受などに注水する

ポンプ。

pump(軸封部

の場合),

pump(水中軸

受の場合)

ドレン排水ポ

ンプ

主として機場内又はピット内の機器のドレ

ンを排水するポンプ。

冷却水ポンプ 主として軸封部,軸受などを冷却するため,

冷却水を送るポンプ。

給水タンク

ヘッドタンク, 給水を行うため,高い位置に据え付けたタ

高架水槽

ンク。

圧油タンク

密閉状態で上部の空気だまりによって油を

加圧状態に保持し,必要に応じて給油する

密閉タンク。

主にバルブ又はポンプの可動羽根機構の動

力源及び潤滑用として用いる。

排水ピット

主として機器のドレンなどを集合させ排水

するためのピット。

吐出樋管

(としゅつひ

かん)

吐出し水槽から河川などへ水を送るために

堤防の中を横断して設けられたかんきょ

(函渠)。

冷却水槽

冷却水を貯水する水槽。

給水を行うためのタンクの総称。圧力タン

ク,ヘッドタンクなどがある。

対応英語

量記号 単位記号

g) 水力学

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

密度

単位体積当たりの質量。

圧縮性

圧力に応じて流体の体積が変形する性質。

この規格の適用対象であるターボポンプが

扱う液体の場合は,一般に無視できる。

粘性

流体を変形させるときに抵抗を示す性質。

せん断変形に対するせん断粘性と,体積変

化に対する体積粘性とがある。通常はせん

断粘性をいう。

粘度

粘性の大小を示す物性値で,次の式のμを

いう。

ここに,

μ: 粘度(Pa・s)

τ: 層流において,流れ方向に作用する粘

性せん断応力(Pa)

du/dy:流れに直角方向の速度勾配(l/s)

水,空気などのニュートン流体の場合は一

定値となる。

粘性係

量記号 単位記号

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B 0131:2017

番号

用語

動粘度

定義

次の式のνをいう。

慣用語

対応英語

動粘性

係数

量記号 単位記号

ここに,

ν: 動粘度(m2/s)

μ: 粘度(Pa・s)

ρ: 密度(kg/m3)

流路の断面を単位時間当たりに通過する質

平均速度

流れの軸方向平均速度で,吐出し量Qを管

の断面積Aで除したもの。

圧力

流体中のある点における単位面積に垂直に

働く力。

静圧

一般に流れに平行な面に及ぼす流体の圧

力。

単に“圧力”と呼ぶ場合もある。

動圧

流れの運動エネルギーを圧力に換算したも

の。

次の式のqをいう。

ここに,

q: 動圧(Pa)

ρ: 密度(kg/m3)

V: 流速(m/s)

全圧

静圧と動圧との和。

重力加速度,

自由落下の加

速度

物体を自由落下させたとき,重力によって

生じる加速度(m/s2)。

一般に9.8(m/s2)又は9.81(m/s2)の値を

用いる。より正確な標準値としては9.806 65

(m/s2)を用いる。実際の重力加速度の値は

場所によって異なるため,より正確な値が

必要な場合には緯度と標高とから計算す

る。

流線

流動している流体中に,ある瞬間一つの曲

線を考え,その線上の全ての点の接線の方

向が,その点における流れの速度の方向と

一致するような曲線。

流管

側壁が流線によって形成される流れ中の仮

想的な管。

流量

流路の断面を単位時間内に通過する流体の

体積。体積流量とも呼ぶ。

質量流量

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47

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番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

レイノルズ数 流体のもつ慣性力と粘性力との比に対応す

る無次元数。

次の式のReをいう。

ここに,

Re:レイノルズ数

V: 流れの場の代表速度(m/s)

l: 物体の代表寸法(m)

ν: 動粘度(m2/s)

フルード数

流体のもつ慣性力とそれに働く重力との比

に対応する無次元数。

次の式のFrをいう。

ここに,

Fr: フルード数

V: 流れの場の代表速度(m/s)

L: 物体の代表寸法(m)

g: 重力加速度(m/s2)

ストローハル

周期的に変動する流動現象の非定常性を表

す無次元数。

次の式のStをいう。

ここに,

St: ストローハル数

f: 周波数(1/s)

l: 代表寸法(m)

V: 流速(m/s)

粘性流れ

流体の粘性によるせん断応力の影響を無視

できない流れ。

せん断流れ

速度勾配のある平行流。

定常流

規定する座標系の任意の点で速度,圧力,

密度などの全ての状態が時間的に変わらな

い流れ。

乱流の場合には,その時間的平均値が変わ

らない流れ。

非定常流

規定する座標系の任意の点で,速度,圧力,

密度などが時間的に変わる流れ。

乱流の場合には,その時間的平均値が変動

する流れ。

一次元流れ

一つの曲線に沿う流れで,その状態が曲線

に垂直な方向に変わらないもの。

流れの状態が一つの曲線上の値で代表でき

る流れ。

二次元流れ

一平面に沿う流れで,その状態が平面に垂

直な方向に変わらないもの。

流れの状態が一つの曲面上の値で代表でき

る流れ。

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48

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番号

用語

定義

慣用語

対応英語

三次元流れ

流線が三次元曲線で表される流れ。各点の

速度は,三次元の速度成分をもつ。

一次元又は二次元流れでない一般の流れ。

軸対称流れ

一つの軸に関して対称な流れ。

層流

流体の粒子が巨視的なスケール又は時間平

均の速度の方向にだけ移動している流れ。

レイノルズ数が小さい場合に見られる。

乱流

流れの中に大小様々の大きさの渦が存在

し,この渦によって流体の粒子が巨視的な

スケール又は時間平均速度の向きとは異な

る方向にも運動している流れ。

レイノルズ数が大きい場合に見られる。

混相流

気体,液体又は固体の混合した流れ。

溶解しない異種の液体の流れも含む。この

うち二相からなる場合を“二相流(two-phase

flow)”と呼ぶ。

縮流

流体がオリフィスなどを通過して噴流とな

るとき,オリフィスなどの開口部の面積よ

り噴流の断面積が狭くなる現象。

縮流係数

次の式で表される係数。

量記号 単位記号

ここに,

Cc:縮流係数

Ac:噴流の最小断面積(m2)

Ao:オリフィスなどの開口部の面積(m2)

ひろがり流れ 流路の断面積が流れの方向に増大する流

れ。

細まり流れ

流路の断面積が流れの方向に減少する流

れ。

境界層

物体表面付近の流れにおいて,速度が表面

上のゼロから主流の値まで急激に変化する

範囲。

剝離

物体表面付近の主流が物体に沿って流れ

ず,物体から剝がれる現象。主流が剝離す

る点を剝離点といい,その下流では逆流域

又は死水域が生じる。

ポテンシャル

流れ

特異点を除いた大半の領域で渦度が0とな

る,非粘性流体(μ=0)の仮想的な流れ。

“渦なし流れ”又は“非回転流れ”ともい

う。

渦度

(うずど)

流れている流体の微小部分の変形は,一般

に伸縮,せん断変形及び回転運動の合成と

して表され,そのうちの回転運動を表すベ

クトル又はその成分。ベクトルの方向は回

転運動の回転軸に平行であり,回転角速度

の2倍の大きさをもつ。

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49

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番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

循環

流体中に閉曲線を考え,この曲線上の各点

における速度の接線方向の成分を,この曲

線に沿って線積分した値。

周囲の流れに旋回を誘起する強さを示す。

回転運動をしている流体の部分。

自由渦

渦度が中心に集中した渦。

“渦なしの渦”ともいう。流線は同心円と

なり,周方向速度の大きさは半径に逆比例

する。エネルギー損失を伴わない。

外力が作用せず流れに乗って対流する渦を

いう場合もある。

強制渦,

剛体渦

至るところ一定の渦度をもつ渦。エネルギ

ー損失を伴う。

流線は同心円となり,周方向速度の大きさ

は半径に比例する。

組合せ渦,

ランキン渦

回転軸からある半径以内は強制渦,それよ

り外側は,自由渦となっている渦。

カルマン渦列 流れの中に置かれた物体背後で,交互に吐

き出される回転方向が逆な周期的な渦の

列。

チップボルテ

ックス

インペラの羽根端(チップ)から発生する

渦。

空気吸込渦

吸込水槽の自由表面からベルマウスまで,

断続的又は連続的な空気の吸込みを伴う

渦。

水中渦

一端が吸込口内にあり,他端は水槽底面,

側壁又は後壁面にある渦で,渦中心が空洞

を形成しているもの。

没水深さ

自由表面をもつ吸込水槽において,吸込液

面とポンプ吸込管の入口管端との距離。

基準面からの

高さ

基準面から当該点までの高さ。

比エネルギー 流体の単位質量当たりのエネルギー。

ヘッド,

水頭

単位重量の流体がもつ機械的エネルギー。

通常その流体柱の高さで表す。

圧力ヘッド,

圧力水頭

単位重量当たりの圧力エネルギー。

圧力に対して流体を押し込むのに必要なエ

ネルギー。

pで表される。

ここに,

p: 静圧(Pa)

ρ: 密度(kg/m3)

g: 重力加速度(m/s2)

位置ヘッド,

位置水頭

流体がもつ単位重量当たりの位置のエネル

ギーで,基準面からの高さで与えられる。

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番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

速度ヘッド,

速度水頭

流体がもつ単位重量当たりの運動エネルギ

ーで,V2/2gで与えられる。

ここに,

V: 流速(m/s)

g: 重力加速度(m/s2)

全ヘッド,

全水頭

流体がもつ圧力ヘッド,位置ヘッド及び速

度ヘッドの総和。

損失ヘッド,

損失水頭

流体が粘性によって失う機械的エネルギー

をヘッドで表したもの。

摩擦損失ヘッ

ド,

摩擦損失水頭

流体が固定表面との摩擦によって失う機械

的エネルギーをヘッドで表したもの。

圧力勾配

単位長さ当たりの圧力の変化割合。

通常は流れに沿った変化割合をいう。圧力

をp,主流方向をxとするとき,dp/dx>0を

逆圧力勾配,dp/dx<0を順圧力勾配という。

圧力係数

流れの場における圧力と基準圧力との差

を,流れの代表速度の動圧で割って無次元

化した値。

次の式のCpをいう。

ここに,

Cp:圧力係数

Δp:流れの場における圧力と基準圧力と

の差(Pa)

V: 流れの代表速度(m/s)

ρ: 密度(kg/m3)

摩擦抵抗係数 流体の摩擦によって生じる抵抗力の無次元

量。

次の式で表される。

ここに,

Cf: 摩擦抵抗係数

F: 摩擦によって生じる力(N)

ρ: 密度(kg/m3)

V: 流体の代表流速(m/s)

A: 流れに接している固体の表面積(m2)

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番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

管摩擦係数

管内面の摩擦力によって生じる管軸方向の

圧力勾配の無次元量。

次の式のλをいう。

ここに,

λ: 管摩擦係数

Δp:管内の定常流による長さlの間の圧力

降下(Pa)

l: 管の長さ(m)

d: 管の内径(m)

ρ: 密度(kg/m3)

V: 管内の断面平均流速(m/s)

円管以外の場合には,上記の式のdの代わ

りに等価直径deを使用する。

円板摩擦

流体中で円板を回転させるとき,流体摩擦

によって生じる抵抗。

相対粗度,

相対粗さ

壁面の凹凸の大きさの平均値εと,物体の代

表寸法Lとの比ε/L。

水力学的滑ら

壁面粗さが乱流における粘性底層内にある

こと。

水力半径

(すいりきは

んけい),

水力平均深さ

(すいりきへ

いきんふか

さ)

管路又は水路内の流れの代表長さ。次の式

のrhをいう。

ここに,

rh: 水力半径(m)

A: 流れの断面積(m2)

s: 流体に接する周辺の長さ(ぬれ縁長

さ)(m)

等価直径

次の式のdeをいう。

ここに,

de: 等価直径(m)

rh: 水力半径(m)

円形以外の断面形状をもつ管又は水路の摩

擦を,ほぼこれと等しい円形断面に置き換

えたときの等価な直径に相当する。

バイパス(管

路)

必要に応じて一つの送水系の2か所を結ぶ

補助管路。

サイホン

液体が充満している逆U字形管路で最高点

の圧力が大気圧以下のもの。

相当管長,

等価管長

管路中の曲管,バルブなどの抵抗値を,そ

れと同一の抵抗値となる同径の直管に置き

換えた場合の直管の全長。

翼形

羽根断面の形状。

翼弦

翼形の前縁(ぜんえん)と後縁(こうえん)

とを結ぶ線分。

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52

B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

翼弦長

翼弦の長さ。

翼列

同じ形状の翼が規則的に配列されているも

の。

一平面上で一直線に並んだものを“直線翼

列”,円周上に並んだものを“円形翼列”と

いう。また,流れが翼列を通過して圧力上

昇を伴うものを“減速翼列(ポンプ翼列)”,

圧力低下を伴うものを“増速翼列(タービ

ン翼列)”という。

ピッチ,

スペーシング

翼列の隣り合った翼の対応する点の間の距

離。

円形翼列では,円周に沿った距離をいう。

節弦比

ピッチと翼弦長との比。

節弦比の逆数を“ソリディティ”と呼ぶ。

そり

翼形の中心線をキャンバ線といい,その曲

がりの程度を中心線と翼弦との距離によっ

て表した値。

そりの翼弦長に対する比率の最大値で曲が

りの程度を代表させることが多い。

翼形の入口角 翼前縁でキャンバ線の接線と翼列線への垂

線とのなす角。

翼形の出口角 翼後縁でキャンバ線の接線と翼列線への垂

線とのなす角。

羽根入口角

インペラ又はガイドベーンの入口で,円周

に対する接線と羽根中心線の接線とがなす

角。

羽根出口角

インペラ又はガイドベーンの出口で,円周

に対する接線と羽根中心線の接線とがなす

角。

流入角

流入速度の方向と翼列線への垂線とがなす

角。

流出角

流出速度の方向と翼列線への垂線とがなす

角。

入射角

翼前縁における翼キャンバ線の接線と流入

速度とがなす角。

偏差角

流出角と翼形の出口角との差。

転向角

流入角と流出角との差。

揚力

翼に働く力の流入速度方向に垂直な分力。

直線翼列では,流入速度と流出速度との幾

何平均速度の方向に垂直な分力。

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番号

用語

揚力係数

定義

次の式のCLをいう。

慣用語

対応英語

量記号 単位記号

ここに,

CL:揚力係数

L: 揚力(N)

V: 流入速度(単独翼)又は平均速度(直

線翼列)(m/s)

A: 翼面積(m2)

ρ: 密度(kg/m3)

抗力

物体に働く力の流入速度方向の分力。

直線翼列では,流入速度と流出速度との幾

何平均速度方向の分力。

抗力係数

次の式のCDをいう。

ここに,

CD:抗力係数

D: 抗力(N)

V: 流入速度(単独翼)又は平均速度(直

線翼列)(m/s)

A: 基準面積。ただし,翼では翼面積,円

柱及び角柱では流れに垂直な最大断

面積(m2)

ρ: 密度(kg/m3)

迎え角

翼への流入速度方向と翼弦とのなす角。

直線翼列では,流入速度と流出速度との幾

何平均速度方向と翼弦とのなす角(揚力が

ゼロの場合の迎え角を“無揚力角”と呼

ぶ。)。

失速

迎え角が過大になり翼面に顕著な剝離が起

こる現象。

失速を生じると揚力係数は減少し,抗力係

数は増大する。

旋回失速

失速域が翼列の揚力方向に次々と伝ぱ(播)

する現象。

動翼列,又は静止翼列のどちらにおいても

迎え角が大きくなると発生し得る。

ディフューザポンプを低流量で運転すると

ガイドベーンに発生することがよくある。

サージング

ポンプ及び配管を含めた系で,特に周期的

な負荷変動などを与えないのに一種の自励

振動が発生し,周期的に圧力及び流量が変

動する現象。

系に空気だまりのようなばね作用が存在す

る場合に発生し,配管などに激しい振動を

伴うことがある。

サージ圧(力) 配管系統内において,過渡的に上昇した圧

力の最大値。

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54

B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

水撃

配管系において,流量を急に変化させると

き,揚液の圧縮性が原因となって起こる激

しい過度的圧力変動。

(−ΔV)の急減速によって

の圧力上昇が生じる。

ここで,

Δp:圧力上昇量(Pa)

ΔV:瞬時減速量(m/s)

a: 音速(m/s)

ρ: 密度(kg/m3)

キャビテーシ

ョン

流動している液体の圧力が局部的に低下し

て相変化を生じ,蒸気の泡が発生する現象。

さらに流れが低圧になるか高速になって,

その部分に空洞を生じる現象もキャビテー

ションという。

なお,圧力の低下と共に含有気体の泡が発

生する現象はエアレーションというが,こ

の現象もキャビテーションに含められるこ

とがある。

キャビテーシ

ョン流れ

キャビテーションを伴った流れ。

気泡

キャビテーション中に発生している個々の

気体の泡。

ボイド率

気液二相流体における気相の占める体積比

率。

キャビティ

キャビテーション中に発生している個々の

気泡集団の領域を表現する場合に使用す

る。

キャビテーシ

ョンの初生

流速を増加させたとき又は圧力を低下させ

たとき,気泡発生が開始すること。

キャビテーションの初生点は,目視,音響

など観測方法によって異なるので注意が必

要である。

キャビテーシ

ョンの消滅

流速を減少させたとき又は圧力を増加させ

たとき,発生していた気泡が発生しなくな

ること。

一般に,キャビテーションの消滅点のキャ

ビテーション係数は,初生点のそれより高

い。

初生キャビテ

ーション

流動している流体の圧力が低下したとき,

最初に発生するキャビテーション。

バブルキャビ

テーション

低圧部で発生し,下流側に流出しながら成

長・崩壊する気泡。

トラベリングキャビテーション(traveling

cavitation)とも呼ばれる。

量記号 単位記号

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55

B 0131:2017

番号

用語

定義

慣用語

対応英語

シートキャビ

テーション

羽根に付着して発生する気泡。

前縁付近に先端をもち,気泡後端は変動し,

気泡群の放出を行う場合もある。フィック

スドキャビテーション(fixed cavitation)と

も呼ばれる。

渦キャビテー

ション

渦中心の低圧部に発生する気泡で,多数の

気泡列又は集合体からなる糸状のキャビテ

ーション。

クラウドキャ

ビテーショ

シートキャビテーションなどの後端から流

れの中に放出される多数の気泡の集合体。

この中心は渦キャビテーションからなって

いる場合が多い。シートキャビテーション

及びクラウドキャビテーションを総称して

クラウドキャビテーションという場合もあ

る。

パーシャル

(サブ,部

分)キャビ

テーション

羽根(翼)面に生じるキャビテーションの

うち,キャビティ長が羽根よりも短いキャ

ビテーション。

スーパーキャ

ビテーショ

羽根(翼)面に生じるキャビテーションの

うち,キャビティ長が羽根よりも長いキャ

ビテーション。

通常,明瞭な気液界面が観察される。

負圧面キャビ

テーション

羽根負圧面上に発生するキャビテーショ

ン。

圧力面キャビ

テーション

羽根正圧面上に発生するキャビテーショ

ン。

隙間キャビテ

ーション

オープンインペラのケーシングとの隙間に

発生するキャビテーション。

チップボルテ

ックスキャ

ビテーショ

オープンインペラのチップ隙間の漏れ流れ

とチップボルテックスとによって発生する

渦キャビテーション。

逆流渦キャビ

テーション

低流量域で運転する場合など,インペラ入

口部の逆流中に発生する渦キャビテーショ

ン。

噴流キャビテ

ーション

水中噴流中において,噴流界面の渦に起因

するキャビテーション。

キャビテーシ

ョンサージ

キャビテーションの発生によるサージング

現象。

旋回キャビテ

ーション

ポンプインペラ入口部にキャビティが非軸

対称に発生し,その発生パターンがインペ

ラの回転速度と異なる速度で円周方向に伝

ぱ(播)する現象。

キャビテーシ

ョン強さ

キャビテーションの崩壊に伴い発生する単

位面積当たりかつ単位時間当たりのエネル

ギー。

エロージョ

ン・コロー

ジョン

流れによる機械的作用と腐食とが重畳して

起こる損傷。

量記号 単位記号

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56

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番号

用語

定義

慣用語

対応英語

キャビティ長

さ,

キャビテーシ

ョン長さ

羽根面上に発生するキャビテーションにお

いて,先端から後端までのキャビティの長

さ。

キャビテーションの観測ができず,キャビ

テーションの損傷痕がある場合は,羽根前

縁から損傷痕後端までの長さ。

音響インピー

ダンス

音圧に対する媒質粒子速度の比。

キャビテーションによるエロージョンに影

響を与える。

流れ解析

液体及び気体が対象をどのように流れる

か,速度及び量を表して解析すること。

数値流体力学, 流体の運動に関する方程式をコンピュータ

で解くことによって流れをシミュレートし

解析する手法。略称CFD。

量記号 単位記号

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57

B 0131:2017

番号

用語

ケーシング

ケーシングカバー

インペラ

バランスホール

主軸

インペラナット

グランドパッキン

ライナリング

軸封部

パッキン押さえ

封水リング

パッキン押さえボルト

フレーム

共通ベース

軸継手

呼び水じょうご

基礎ボルト

図1−横軸片吸込渦巻ポンプ(フートサポート形)

番号

用語

ボリュート

吸込口

吐出し口

吸込流路

(インペラの)羽根

(インペラ)ハブ

主板

側板

(インペラ)アイ

側板滑り部

軸封部

空気抜きコック

呼び水コック

図2−横軸片吸込渦巻ポンプ(ブラケットサポート形)

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58

B 0131:2017

番号

用語

ボリュート

吐出し口

(ボリュート)巻き始め

スロート

ディフューザ

(インペラの)羽根

図3−渦巻ケーシング(ボリュート)

図4−インペラ

番号

用語

(インペラの)羽根

主板

側板

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59

B 0131:2017

番号

用語

ケーシング

ケーシングカバー

インペラ

主軸

インペラナット

メカニカルシール

ライナリング

共通ベース

図5−横軸直動式片吸込渦巻ポンプ

番号

図6−インラインポンプ

用語

ケーシング

ケーシングカバー

インペラ

主軸

インペラナット

メカニカルシール

ライナリング

空気抜きコック

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60

B 0131:2017

番号

図7−横軸片吸込渦巻ポンプ

図8−シングルメカニカルシール

用語

ケーシング

ケーシングカバー

メカニカルシールカバー

インペラ

インペラリング

主軸

インペラナット

インペラキー

メカニカルシールスリーブ

メカニカルシール

ライナリング

軸受カバー

軸受ハウジング

オイルフリンガ

オイラ

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61

B 0131:2017

図9−ダブルメカニカルシール

図10−キャンドモータポンプ

番号

用語

ケーシング

インペラ

水中軸受

ステータ組立(品)

ロータ組立(品)

ステータキャン

ロータキャン

サーキュレーション

チューブ

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62

B 0131:2017

番号

用語

ケーシング

ケーシングカバー

インペラ

水中軸受

駆動マグネット

従動マグネット

リアケーシング

ブラケット

図11−マグネット駆動ポンプ

番号

図12−スクリューインペラ渦巻ポンプ

用語

吐出しケーシング

吸込ケーシング

ケーシングカバー

インペラ

主軸

パッキンスリーブ

インペラキー

(グランド)パッキン

パッキン押さえ

封水リング

軸受カバー

軸受ハウジング

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63

B 0131:2017

番号

用語

上部ケーシング

下部ケーシング

インペラ

インペラリング

主軸

パッキンスリーブ

スリーブナット

インペラナット

インペラキー

水切りつば

(グランド)パッキン

ライナリング

パッキン押さえ

封水リング

ネックブッシュ

封水管

軸継手

図13−横軸水平割り形両吸込渦巻ポンプ

番号

図14−横軸サイドカバー形両吸込渦巻ポンプ

用語

ケーシング

ケーシングカバー

インペラ

主軸

(軸)スリーブ

スリーブナット

インペラキー

(グランド)パッキン

ライナリング

パッキン押さえ

封水リング

封水管

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

64

B 0131:2017

番号

用語

吐出しケーシング

吸込ケーシング

中間ケーシング

バランス室カバー

インペラ

主軸

パッキンスリーブ

スリーブナット

バランスディスク

水切りつば

(グランド)パッキン

ライナリング

パッキン押さえ

ランタンリング

封水リング

中間ブッシュ

バランスブッシュ

バランスシート

バランスパイプ

締付ボルト

軸継手

呼び水じょうご

図15−横軸輪切形渦巻ポンプ(バランスディスク形)

番号

用語

吐出しケーシング

中間ケーシング

バランス室カバー

インペラ

主軸

パッキンスリーブ

スリーブナット

バランスピストン

インペラキー

水切りつば

(グランド)パッキン

ライナリング

パッキン押さえ

封水リング

中間ブッシュ

バランスリング

図16−横軸輪切形ポンプ(バランスピストン形)

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

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B 0131:2017

番号

用語

吐出しケーシング

吸込ケーシング

中間ケーシング

バランス室カバー

インペラ

主軸

(軸)スリーブ

スリーブナット

バランスディスク

インペラキー

水切りつば

(グランド)パッキン

ガイドベーン

ライナリング

パッキン押さえ

封水リング

中間ブッシュ

バランスブッシュ

バランスシート

封水管

バランスパイプ

締付ボルト

軸継手

呼び水じょうご

図17−横軸輪切形ディフューザポンプ(バランスディスク形)

番号

用語

吐出しケーシング

中間ケーシング

ケーシングカバー

インペラ

図18−横軸輪切形ディフューザポンプ(セルフバランス形)

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B 0131:2017

番号

用語

上部ケーシング

下部ケーシング

メカニカルシールカバー

インペラ

インペラリング

主軸

(軸)スリーブ

中間スリーブ

スリーブナット

メカニカルシールスリーブ

メカニカルシール

ライナリング

スタフィングボックス

中間ブッシュ

減圧ブッシュ

軸受支え

図19−横軸水平割り形多段渦巻ポンプ(セルフバランス形)

番号

図20−横軸輪切形多段ディフューザポンプ

用語

吐出しケーシング

吸込ケーシング

中間ケーシング

ケーシングカバー

メカニカルシールカバー

インペラ

インペラリング

主軸

バランスディスク

インペラキー

水切りつば

メカニカルシール

ガイドベーン

ライナリング

スタフィングボックス

バランスブッシュ

締付ボルト

すべり軸受

軸受ハウジング

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B 0131:2017

図21−横軸多段渦巻ポンプ(バレル形)

番号

用語

内部ケーシング

外部ケーシング

ケーシングカバー

吸込カバー

メカニカルシールカバー

インペラ

主軸

(軸)スリーブ

バランススリーブ

割りリング

インペラキー

デフレクタ

メカニカルシール

ライナリング

中間ブッシュ

バランスブッシュ

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

68

B 0131:2017

番号

図22−立軸多段ポンプ

用語

上部ケーシング

下部ケーシング

吸込ケーシング

中間ケーシング

外部ケーシング

ケーシングカバー

インペラ

スプラインシャフト

インペラナット

メカニカルシール

ライナリング

締付ボルト

水中軸受

原動機架台

軸継手

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69

B 0131:2017

番号

用語

ケーシング

吸込ケーシング

インペラ

主軸

インペラナット

砂よけカラー

メカニカルシール

ライナリング

吸込ストレーナ

軸継手

図23−設備排水用水中モータポンプ上軸内装形(キャンド式)

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B 0131:2017

番号

用語

ケーシング

インペラ

主軸

インペラナット

インペラキー

メカニカルシール

ガスケット

吸込ストレーナ

ベース

図24−設備排水用水中モータポンプ下軸外装形(乾式)(セミオープンインペラ使用)

番号

用語

ケーシング

吐出しエルボ

ケーシングカバー

吸込カバー

インペラ

主軸

インペラナット

メカニカルシール

原動機架台

図25−設備排水用水中モータポンプ下軸外装形(乾式)(ノンクロッグポンプ)

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71

B 0131:2017

番号

用語

ケーシング

吐出しエルボ

ケーシングカバー

インペラ

主軸

インペラナット

メカニカルシール

原動機架台

図26−設備排水用水中モータポンプ下軸外装形(乾式)(ボルテックスポンプ)

図27−着脱装置

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

72

B 0131:2017

番号

図28−工事用水中ポンプ(内装形)

用語

ケーシング

外部ケーシング

吸込カバー

インペラ

主軸

インペラナット

インペラキー

メカニカルシール

吸込ストレーナ

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

73

B 0131:2017

番号

用語

ケーシング

ケーシングカバー

吸込カバー

インペラ

裏羽根

主軸

パッキンスリーブ

(グランド)パッキン

ケーシングライナ

スタフィングボックス

パッキン押さえ

封水リング

図29−横軸片吸込渦巻ポンプ(ドレッジポンプ)

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74

B 0131:2017

番号

用語

ケーシング

揚水管

つり下げ管

吸込カバー

インペラ

上部軸

下部軸

中間軸継手

インペラナット

ライナリング

水中軸受

水中軸受支え

原動機架台

吸込ストレーナ

フレーム

軸継手

図30−立軸片吸込渦巻ポンプ(槽内形)

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

75

B 0131:2017

番号

用語

ケーシング

吐出しエルボ

揚水管

吸込エルボ

吸込カバー

インペラ

主軸

インペラナット

ライナリング

図31−立軸片吸込渦巻ポンプ(槽外形)

番号

図32−横軸斜流ポンプ(クローズドインペラ)

用語

上部ケーシング

下部ケーシング

吸込ケーシング

点検(孔)カバー

インペラ

インペラキャップ

主軸

パッキンスリーブ

水中軸受スリーブ

インペラキー

水切りつば

(グランド)パッキン

ライナリング

パッキン押さえ

封水リング

水中軸受

軸継手

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

76

B 0131:2017

番号

用語

吐出しケーシング

吸込ケーシング

インペラ

主軸

割りリング

ケーシングライナ

図33−横軸斜流ポンプ(オープンインペラ)

番号

用語

吐出しケーシング

インペラ

主軸

インペラナット

ケーシングライナ

水中軸受

図34−横軸軸流ポンプ(インペラ一体形)

番号

用語

吐出しケーシング

(インペラの)羽根

(インペラ)ハブ

図35−横軸軸流ポンプ(インペラ組立形)

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B 0131:2017

番号

用語

吐出しボウル

吐出しエルボ

揚水管

吸込ベル

インペラ

上部軸

下部軸

中間軸継手

パッキンスリーブ

インペラナット

(グランド)パッキン

ケーシングライナ

ライナリング

パッキン押さえ

ランタンリング

水中軸受

水中軸受支え

保護管

ソールプレート

軸継手

図36−立軸斜流ポンプ(オープンインペラ)

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78

B 0131:2017

番号

用語

吐出しボウル

揚水管

吸込ベル

外部ケーシング

インペラ

インペラナット

ケーシングライナ

水中軸受

保護管

図37−立軸斜流ポンプ(プルアウト形)

番号

用語

ケーシング

ケーシングカバー

インペラ

主軸

インペラナット

パッキン押さえ

フレーム

図38−立軸渦巻斜流ポンプ(オープンインペラ)

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

79

B 0131:2017

番号

用語

吐出しボウル

揚水管

吸込ベル

中間ボウル

インペラ

上部軸

下部軸

中間軸継手

ライナリング

水中軸受

保護管

図39−立軸多段ディフューザポンプ(オープンインペラ)

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

80

B 0131:2017

番号

用語

ケーシング

吐出しボウル

揚水管

吸込ベル

中間ボウル

外部ケーシング

インペラ

バランスホール

主軸

パッキンスリーブ

水中軸受スリーブ

ライナリング

パッキン押さえ

ランタンリング

水中軸受

水中軸受支え

原動機架台

軸継手

図40−立軸多段ディフューザポンプ(ピットバレル形,クローズドインペラ)

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81

B 0131:2017

図41−立軸軸流ポンプ

番号

用語

吐出しボウル

吐出しエルボ

揚水管

吸込ベル

(インペラの)羽根

(インペラ)ハブ

上部軸

下部軸

中間軸継手

水中軸受スリーブ

インペラナット

(グランド)パッキン

スタフィングボックス

パッキン押さえ

水中軸受

水中軸受支え

原動機架台

保護管

ソールプレート

軸継手

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

82

B 0131:2017

番号

図42−水中モータポンプ(深井戸用)

用語

ケーシング

吸込カバー

インペラ

中間軸継手

(軸)スリーブ

中間スリーブ

インペラナット

インペラキー

砂よけカラー

ライナリング

中間ブッシュ

水中軸受

吸込ストレーナ

フレーム

ベース

空気抜き弁

吐出し管

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B 0131:2017

番号

用語

チューブラポンプ

逆止め弁

吐出し弁

吸込管

ベルマウス

吐出し管

たわみ管継手

番号

用語

吐出しボウル

吐出しエルボ

揚水管

吸込ベル

原動機架台

架台

連結軸

軸継手

図43−チューブラポンプ

a) 一床式

b) 二床式

図44−ポンプ据付方法の例

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B 0131:2017

番号

図45−吸込水槽

用語

吸込水槽

分割壁

渦流防止壁

整流壁