2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
B 0142:2011
目
次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 分類······························································································································· 1
4 用語及び定義 ··················································································································· 2
附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 40
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
B 0142:2011
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フル
ードパワー工業会(JFPA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格
である。これによって,JIS B 0142:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
B 0142:2011
油圧・空気圧システム及び機器−用語
Fluid power systems and components-Vocabulary
序文
この規格は,2008年に第2版として発行されたISO 5598を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,航空機及び圧縮空気供給設備の分野を除く全ての油圧・空気圧システム及び機器に関する
用語及び定義について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 5598:2008,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8393 空気圧−標準参考空気
注記 対応国際規格:ISO 8778,Pneumatic fluid power−Standard reference atmosphere(IDT)
3
分類
この規格の用語の分類は,次による。
a) 基本用語
1) 一般
2) 作動流体
3) 流れ・流量
4) 圧力
5) 現象・特性
6) 管路
7) その他
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2
B 0142:2011
b) ポンプ,モータ及び空気圧縮機に関する用語
1) ポンプ・空気圧縮機
2) モータ
3) ポンプ及びモータの特性
c) シリンダに関する用語
d) 弁,バルブに関する用語
1) 制御・操作方式一般
2) 制御弁
3) 弁体の位置
4) 圧力制御弁
5) 流量制御弁
6) 方向制御弁
7) 取付方式
e) 制御及び回路に関する用語
f)
アクセサリに関する用語
1) 接続及び結合
2) 電気機器,計測器及び表示器
3) フィルタ・セパレータ・調質機器
4) エネルギー容器(アキュムレータ・ガス容器)
5) 熱交換器
6) シール
7) その他
4
用語及び定義
用語及び定義は,次による。
注記1 用語の一部に角括弧[ ]を付けてある場合は,角括弧の中の用字を含めた用語と,角括弧
の中の用字を省略した用語の二通りあることを示す。
注記2 二つ以上の用語を併記してある場合は,上位の用語を優先的に使用する。
注記3 <油圧>又は<空気圧>と付記してある場合は,その用語がいずれかの分野に限定して用い
られることを示す。ただし,用語の使用分野が自明である場合は,この表示を省略してある。
a) 基本用語
1) 一般
番号
用語
定義
対応英語(参考)
油圧・空気圧[技
術],
油空圧[技術]
加圧した流体(油及び空気)を媒体として信号及びエネルギー
を伝達,制御又は分配可能とする技術。
油圧[技術]
液体を動力伝達の媒体として用いる技術。
空気圧[技術]
圧縮空気及び不活性ガスを動力伝達の媒体として用いる技術。 pneumatics
フルードパワー
油圧及び空気圧に水圧を加えた技術。
流体力学
流体の運動及び流体と境界との相互作用を論じる力学。
油圧静力学
<油圧>静止液体が固体壁に,又は固体壁が流体に及ぼす力を
扱う油圧の一分野。
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3
B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
油圧動力学
<油圧>発生させる力とは別に,液体の動きの結果として液体
によって生み出された力を扱う油圧の一分野。
油空圧システム
油空圧のエネルギーを生成,伝達,制御及び変換するために相
互に依存する機器の集合。
サブシステム
油空圧システム内で指定機能を提供する相互に連結したシス
テムの一部。
油空圧源
加圧流体を発生及び維持するエネルギー源。
原動機
システムの駆動に使うことを主目的とした動力発生装置。
例 電気モータ,内燃機関
設置動力
設備に使用する原動機の動力の総和。
機器
油空圧システムの機能部分となるように設計した一つ以上の
部品からなる配管を含まない独立した機器。
例 シリンダ,モータ,バルブ,フィルタ
アセンブリ
二つ以上の相互に連結した機器から構成するシステム又はサ
ブシステムの下位要素。
組立トルク
連結を完成するために必要なトルク。
油圧動力
<油圧>作動油の流量と圧力との積。
静的状態
関連するパラメタが時間によって変化しない状態。
動的状態
関連するパラメタが時間によって変化する状態。
定常状態
動的状態でパラメタが時間によってほとんど変化しない状態。 steady state
定常運転状態
運転が安定した後に関連するパラメタが定常状態にある運転
状態。
断続運転状態
休止(停止又は空転)期間によって分断された運転状態。
周期的安定状態
関連するパラメタが周期的に変化する状態。
不安定運転状態
関連するパラメタが運転中に安定しない運転状態。
定格条件
試験によって確認され,かつ,機器又は配管の寿命を満足する
条件。
運転条件
機器,配管又はシステムが実際に機能する条件。
注記 運転中に変化することがある。
無負荷条件
機器,配管又はシステムにおいて,流れに外部負荷による抵抗
がない状態の条件。
限界運転条件
機器,配管又はシステムが,特定の使用方法において,所定の
時間,満足な運転が保証できる運転条件。最大値及び最小値で
表す。
指定条件
満足な稼動及び試験に必要な条件。
サイクル,
周期
定期的又は周期的に繰り返す事象又は状態における一つの完
結した組合せ。
周囲環境
機器,配管又はシステムが稼動している環境の状態。
例 圧力,温度
周囲温度
機器,配管又はシステムが稼動している環境の温度。
定格温度
試験によって確認され,かつ,機器又は配管の寿命が満足され
る温度。
実流体温度
特定の時間及び位置で測定した流体の温度。
実機器温度
特定の時間及び位置で測定した機器の温度。
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B 0142:2011
番号
用語
機能試験
定義
入力に対して出力機能が正しく応答していることを確認する
試験。
対応英語(参考)
2) 作動流体
番号
用語
定義
対応英語(参考)
作動流体
油空圧システムにおいて,動力伝達媒体として使用する液体又
は気体。
ニュートン流体
せん(剪)断速度に影響を受けない粘性をもった流体。
適合性流体
機器,配管,システム又は他の作動流体の特性及び寿命に影響
を与えない流体。
非適合性流体
機器,配管,システム又は他の作動流体の特性及び寿命に悪影
響を及ぼす流体。
作動油
<油圧>油圧システム内で使用する作動流体。
石油系作動油
<油圧>各種精製法によって製造された石油系炭化水素を主
成分とする作動油。他の成分を含んでもよい。
難燃性作動油
<油圧>火災の危険を最小限に抑える燃えにくい作動油。
水溶性作動油
<油圧>主成分として水を含む作動油。
例 O/Wエマルション,W/Oエマルション,ポリグリコール溶
液
O/Wエマルション <油圧>小さな油滴が水の連続相の中に分散している液体。
W/Oエマルション <油圧>乳化剤,安定化剤,防せい(錆)剤などが添加された
石油系作動油中に,小さな水滴が分散している液体。
ポリグリコール溶
液,
ウォータポリマー
溶液
<油圧>主成分が水と1種類以上のグリコール又はポリグリコ
ールとから成る難燃性作動油。
合成系作動油
<油圧>異なる製法によって合成されたエステル,ポリグリコ
ール,ポリアルファオレフィンなどを主な基油として用いる作
動油。他の成分物質を含んでもよい。
注記 ここで定義する合成系作動油は,成分として水を含まな
い。
りん酸エステル系
作動油
<油圧>りん酸エステルを主成分とする合成系作動油。
塩素系炭化水素作
動油
<油圧>芳香族又はパラフィン系炭化水素中の一部水素原子
が,塩素に置き換わった作動油で,水を含まず,難燃性の合成
系作動油。
注記 塩素系炭化水素作動油の使用は,環境への危険性及び生
態系蓄積の理由によって広く禁止されている。
生分解性作動油
<油圧>環境に流出した場合でも,微生物によって速やかに分
解され,環境に悪影響を及ぼさない性質をもつ作動油。
例 植物油(トリグリセリド),ポリグリコール,合成エステ
ル
粘性
内部摩擦によって生じる流れにおける流体の抵抗。
粘性摩擦
流体の粘性に起因する摩擦。
粘度
作動流体の変形又は流れ抵抗の測定単位。作動油のせん断応力
とせん断速度との相関関係として表す。
動粘度
作動流体の流動抵抗で粘度と作動流体の密度との比で表す。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
粘度指数
流体の粘度温度特性の便宜的尺度。
注記 粘度変化が少ないと粘度指数は高い。
密度
特定温度において流体の質量をその体積で除した値。
体積弾性係数
流体に加えられた圧力変化を,そのときに生じる体積変化で除
した値。
圧縮率
流体の体積変化を圧力の変化で除した値。
注記 体積弾性係数の逆数である。
潤滑性
<油圧>規定された運転条件の下で,しゅう動面に形成された
油膜によって金属間同士の接触を防止する作動油の性能。
防せい(錆)性
<油圧>金属の腐食を防止する作動油の性能。
注記 これは水溶性作動油の場合,特に重要である。
せん断安定性
<油圧>流体がせん断にさらされるときに粘性を維持する能
力。
放気性
<油圧>作動油中に発生した微細な分散気泡が浮上して外部
に分離する作動油の性能。
気泡分離性
<油圧>作動油中に存在する気体が気泡として析出する作動
油の性質。
消泡性
<油圧>作動油表面に発生した気泡を早期に消失させる作動
油の性能。
液体混和性
<油圧>どのような比率で混合しても他に悪影響を与えず,混
ぜ合わせることができる性能。
作動油の安定性
<油圧>特定の条件の下において作動油特性の変化に対する
抵抗性。
エマルション安定
性
<油圧>指定された条件の下での,エマルションを保持する能
力。
エマルション不安
定性
<油圧>エマルションが2相に分離する能力。
作動油劣化
<油圧>作動油の化学的又は物理的性能の低下。
溶解空気
<油圧>作動油の中に分子レベルで溶解している空気。
エアレーション
<油圧>作動油中に空気が細かい気泡の状態で混じる現象,又
は混じっている状態。
混入空気
<油圧>液体とエマルションとを形成している空気又はガス。
泡は液相から分離する傾向がある。
空気混入量
<油圧>システムの作動油中の混入空気の容積。
注記 混入空気量は,容積比率(%)として表す。
溶解水分
<油圧>作動油の中に分子レベルで溶け込んでいる水分。
含水量
<油圧>作動油中に含有される水分量。
遊離水
<油圧>油圧システムにおいて作動油体との密度の違いによ
って分離した水分。
引火点
<油圧>指定された条件の下で作動油を徐々に加熱した場合
に,発生する可燃性ガスが着火源によって引火する最低温度。
燃焼点
<油圧>指定された条件の下で,炎によって液体に引火したと
き,炎を遠ざけても作動油が十分な蒸気を放出して,空気中で
燃え続けることのできる温度。
自然発火温度
<油圧>他に発火源がなくても,作動油が炎を上げて燃え上が
る温度。
注記 実際の数値は幾つかの認定された試験のうちの一つの
試験によって定める。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
高圧噴霧点火試験
<油圧>制御された点火源を用いて,作動油の昇圧した噴射又
は微細化された噴霧の引火性を測定する試験。
流動点
<油圧>特定の条件の下で,作動油が流動状態を保つことがで
きる最低温度。
作動流体調整
<油圧>所望する作動流体特性を得るための処理工程。
例 加熱,冷却,洗浄,添加剤の添加
添加剤
<油圧>新しい特性を得るために,又は機能向上のために作動
油に添加する化学物質。
粘度指数向上剤
<油圧>粘度の温度特性を改良するために加える化合物。
防止剤
<油圧>腐食又は酸化のような化学反応を鈍らせる,抑制する
又は改良するために作動流体に添加する物質。
汚染
汚染物質の混入又は存在。
蒸気汚染
特定の使用温度における蒸気の質量当たりの汚染物質の質量
として表示される蒸気形態の汚染。
汚染物質
油空圧システムに悪影響を与える全ての物質又は混入物(固
体,液体又は気体)。
発生汚染物質
システム又は機器の作動によって生成する汚染物質。
周辺汚染物質
システムを汚染する,周囲に存在する物質。
粒子
固体又は液体の小さな固まり。
汚染粒子
粒子状の汚染物質。
汚染度レベル
<油圧>汚染の程度を定量的に表示する方法。
清浄度レベル
<空気圧>清浄の程度を定量的に表示する方法(JIS B 8392-1
参照)。
汚染度コード
<油圧>作動油中の汚染物質を,粒子径ごとの個数分布で簡潔
に表す方法。
粒子個数を数字で置き換えるコードで表示する(JIS B 9933参
照)。
汚染粒子分布
粒子径範囲ごとの汚染粒子の数の分布。表又は図で表示する。 contaminant particle
初期汚染
作動流体,機器,配管,サブシステム及びシステムに存在又は
組立時に発生する使用前の汚染。
汚染感度
<油圧>汚染物質で生じる性能低下の度合い。
流体採取
システムからの流体サンプルの採取。
粒子計数分析
一定時間における一定サンプル量の流体中の固体粒子の大き
さの分布を測定するための計数方法を用いた汚染分析。
自動粒子計数
自動手段による流体中に浮遊している粒子状汚染物質の測定。 automatic particle
目視粒子計数法
光学的手段を用いた流体中の固体粒子汚染の測定。
オフライン汚染分
析
油空圧システムに直接接続していない計測器で流体サンプル
に対して行う汚染分析。
オンライン汚染分
析
油空圧システムに直接接続した計測器に供給される流体に対
して行う汚染分析。
標準参考空気
<空気圧>JIS B 8393に規定するとおり,温度20 ℃,絶対圧
力0.1 MPa,相対湿度65 %の湿り空気。
単位の後に略号ANRを付けて表す。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
標準状態
温度20 ℃,絶対圧力101.3 kPa,相対湿度65 %の空気の状態。 standard condition
基準状態
温度0 ℃,絶対圧力101.3 kPaでの乾燥気体の状態。
比熱比
断熱変化
定圧比熱と定積比熱との比。
ここに,κ:比熱比
Cp:定圧比熱
Cv:定積比熱
比熱比をκ,圧力をp,体積をvとした場合pvκ=一定となる状
ポリトロープ変化
態変化。
注記 比熱比κを断熱指数ともいう。
ポリトロープ指数をn,圧力をp,体積をvとした場合pvn=一
定となる状態変化。
等温変化
温度一定で,圧力をp,体積をvとした場合pv=一定となる状
態変化。
露点
湿り空気を定圧のままで冷却していき,空気中の水蒸気が液化
し始める温度。
圧力露点
圧力が加わっている状態における露点。
大気圧露点
大気圧における露点。
相対湿度
同一の温度における,飽和蒸気圧力に対する水蒸気の分圧の割
合(JIS B 8392-1参照)。
絶対湿度
気体の単位体積中にある水蒸気の質量。
圧縮空気
動力伝達媒体として使用する,大気を圧縮した空気。
自由空気
標準参考空気で等量になるように表された実際の状態におけ
る空気。
圧縮乾燥
<空気圧>高圧に圧縮し冷却した後に凝縮した水分を抽出し,
最終的に要求圧力へ膨張させることによって行う乾燥。
蒸気
等温圧縮によって液化する臨界温度以下にある気体。
3) 流れ・流量
番号
用語
定義
対応英語(参考)
流れ
圧力差によって発生する流体の運動。
流量
流路の断面を単位時間に通過する作動流体の量。
体積流量
流路の断面を単位時間に通過する作動流体の体積。
質量流量
流路の断面を単位時間に通過する作動流体の質量。
定格流量
試験によって確認され,かつ,機器又は配管が機能することを
保証する流量。
吐出し量
<油圧>一般にポンプが単位時間に吐き出す液体の体積。
供給流量
供給源から供給する流量。
入口流量
入口ポートを通過する流量。
負荷流量
負荷圧力によって弁の出口ポートを通過する流量。
制御流量
制御を行うための流量。
総流量
パイロット流量,内部漏れ流量及び出口流量の総和。
パイロット流量
パイロット管路又はパイロット回路における流量。
漏れ
有効な仕事をせず,エネルギー損失を引き起こす比較的少量の
流体流れ。
内部漏れ
機器の内部隙間を通る漏れ。
外部漏れ
機器又は配管の内部から外部への漏れ。
空気消費量
<空気圧>空気圧機器又はシステムがある条件の下で消費す
る空気量又は空気流量。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
排気
<空気圧>大気への気体の流れ。
層流
流体の層が規則正しく通過することを特徴とする流れ。
乱流
流体の無秩序な動作を特徴とする流れ。
チョーク流れ
機器の上流側圧力が下流側圧力に対して高いとき,流路のある
部分で速度が音速になる流れ。
亜音速流れ
流路内で気体の速度が音速に達しない流れ。
レイノルズ数
慣性力と粘性力との比で表した無次元数。
ここに,Re:レイノルズ数
u:流速
D:物体の大きさを表す代表長さ
ν:動粘度
臨界レイノルズ数
与えられた流れの条件によって,流れが層流か乱流かの境界を
示すレイノルズ数。
流量脈動
<油圧>作動油の流れにおける細かな流量変動。
流量サージ
<油圧>ある時間幅で生じる流量変動。
流量の非対称性
正負の信号極性に対する公称定格流量ゲインの偏差。
注記 二つのゲインの差を大きいほうのゲインで除して百分
率で表す。
流量の非線形性
正規の流量曲線と,正規の流量ゲインと等しい傾きをもつ理想
化した流量曲線との間に生じる偏差。
流量回復率
供給流量に対する吐出しポートの無負荷時流量の比。
縮流
流体がオリフィスなどを通過して噴流となるとき,オリフィス
などの開口部の面積よりも噴流の断面積が狭くなる現象。
自由流れ
流量を制御しない流れ。
制御流れ
流量を制御した流れ。
インタフロー
バルブの切換途中で,過渡的に生じるバルブポート間の流れ。 interflow
ドレン<油圧>
機器の通路(又は管路)からタンク(又はマニホールドなど)
に戻る液体又はその流れ。
ドレン<空気圧>
空気圧機器及び管路内で,流動若しくは沈殿状態にある水,又
は油水混合の白濁液。
カットオフ
ポンプ出口側圧力が設定圧力に近づいたとき,吐出し量制御が
働いて,流量を減少させること。
フルカットオフ
ポンプのカットオフ状態で流量がゼロになること。
4) 圧力
番号
用語
定義
対応英語(参考)
圧力
流体の拘束に対抗して発生する単位面積当たりの法線力。
注記 p=F/A ここに,p:圧力 F:力 A:面積
全圧
流体の流れをせき止めたときの静圧。
静圧
流線に平行な面に及ぼす流体の圧力。
動圧
全圧と静圧との差で,非圧縮性の場合は,次の式で示される。
ここに,ρ:密度(kg/m3)
V:速度(m/s)
大気圧
特定の場所及び時間における大気の絶対圧力(図1及び図2参
照)。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
標準大気圧
海面上の平均大気圧(=101 325 Pa)。
真空
大気圧より低い状態。
絶対圧力
絶対真空を基準として表した圧力(図1及び図2参照)。
ゲージ圧力
大気圧を基準として表した圧力(図1及び図2参照)。
注記 ゲージ圧力は,絶対圧力の計測値から大気圧を減じた値
で,正又は負の圧力で表記する。
呼び圧力
呼称の便宜を図るために,機器又はシステムに対して用いる圧
力。
差圧
異なる二点間に生じる圧力の差。
破壊圧力
機器又は配管の外壁が実際に破壊する内部圧力(図2参照)。
耐圧力
定格圧力を超えた所定の圧力を所定の時間,機器又は配管に加
えた後,最高使用圧力に復帰したとき,性能が保証されなけれ
ばならない圧力(図2参照)。
最高圧力
機器又はシステムの性能及び寿命に悪影響を与えない過渡的
に発生する最高の圧力(図1参照)。
最高使用圧力
機器,配管又はシステムを定常運転状態で運転をするための最
高圧力(図1参照)。
最低使用圧力
機器,配管又はシステムを定常運転状態で運転をするための最
低圧力(図1参照)。
定格圧力
試験によって確認され,かつ,機器又は配管の寿命を満足する
圧力で設計及び使用上の基準となる圧力(図2参照)。
最低作動圧力
機器の作動を保証できる最低の圧力。
始動圧力
機器が作動を始める最低の圧力。
試験圧力
機器,配管,サブシステム又はシステムの試験のために供給す
る圧力(図2参照)。
サイクル試験圧力
サイクル試験中の試験圧力。
サイクル試験最高
圧力
サイクル試験の全てのサイクル中で必要な上限の圧力。
サイクル試験最低
圧力
サイクル試験の全てのサイクル中で必要な下限の圧力。
使用圧力範囲
システム又はサブシステムが定常運転状態で意図した運転を
するための圧力の限度の範囲(図1参照)。
運転圧力範囲
機器,配管又はシステムが機能している間に加えられ,また発
生する圧力の範囲(図1参照)。
参照基準圧力
基準として確立している圧力の値。
要求圧力
指定された位置及び時間において必要な圧力。
実圧力
特定の位置及び時間における実際の圧力。
設定圧力
圧力制御機器で調節した圧力。
内部圧力
機器又はシステムの内部に作用している圧力。
外部圧力
機器又はシステムに外部から作用する圧力。
供給圧力
圧力源から供給される圧力。
背圧
回路の戻り側,排気側又は圧力作動面の背後に作用する圧力。 back pressure
負荷圧力
外部負荷によって生じる背圧。
予負荷圧力
<油圧>機器又はシステムにかけるあらかじめ設定された背
圧。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
残圧
圧力供給を遮断又は排気した後に,回路系又は機器内に残る望
ましくない圧力。
入口圧力
機器,配管又はシステムの入口ポートにおける圧力。
出口圧力
機器,配管又はシステムの出口ポートにおける圧力。
パイロット圧力
パイロット管路又はパイロット回路の圧力。
ヘッド
液柱の基準からの高さ。
圧力ヘッド
ある圧力で生成される液柱の高さ。
応答圧力
機器の機能し始める圧力。
閉止圧力
機器が定められた条件の下で閉じる圧力。
制御圧力
制御機能を与えるため制御ポートに加える圧力。
切換圧力
機器又はシステムが起動,停止及び反転するときの応答圧力。 switching pressure
圧力勾配
定常状態時の流れ方向の圧力の変化率。
圧力降下
流れに対する抵抗の高圧力側と低圧力側との差(図1参照)。
圧力損失
流れに対する抵抗によってエネルギーの損失を伴う圧力降下。 pressure loss
圧力変動
時間経過とともに生じる制御できない圧力変化(図1参照)。
圧力パルス
圧力の短時間における上昇及び下降,又はその逆(図1参照)。 pressure pulse
圧力脈動
圧力の周期的な変動(図1参照)。
圧力脈動
流量脈動とシステムとの相互作用によって生じる流体におけ
る細かな圧力の変動。
圧力波
比較的低い振幅と長い周期とをもつ圧力の周期的変動。
圧力ピーク
定常状態の圧力を超え,最高圧力も超える圧力パルス(図1参
照)。
圧力サージ
流れの過渡的な変動によって生じる圧力変動(図1参照)。
圧力減衰時間
流体圧力がある特定のレベルからそれより低い特定のレベル
へ減少するまでにかかる時間。
クラッキング圧力
弁が開き始める圧力で,ある一定の流量が認められるなどの条
件を満たす圧力。
レシート圧力
チェック弁,リリーフ弁などでバルブの入口側圧力が降下し,
バルブが閉じ始めて,バルブの漏れ量がある規定の量まで減少
したときの圧力。
オーバライド圧力
圧力制御弁で,ある最小流量から最大流量までの間に増大する
圧力。
アイドリング圧力
装置又は機器のアイドリング時に流量又は負荷の維持に必要
な圧力(図1参照)。
クッション圧力
シリンダクッションの全運動質量の減速時に発生する圧力。
充てん圧力
機器に充塡する圧力,又は機器を膨張させる圧力。
注記 封入圧力(1466),予負荷圧力(1435)及び設定圧力(1429)
を参照。
チャージ圧力
<油圧>作動油を補充するときの圧力。
注記 通常,閉回路又は2段ポンプで用いる。
吸込み圧力
<油圧>ポンプ入口の圧力。
循環圧力
<油圧>再循環するときの,装置又は装置の一部の圧力。
封入圧力
<油圧>作動油注入前のアキュムレータの気体圧力。
戻り圧力
<油圧>油の流れ又は密封タンクの抵抗によって生じる戻り
管路の圧力。
ゼロ点圧力
<油圧>油圧ゼロ点において連続制御弁の両方の作動接続口
に存在している均一にされた圧力。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 0142:2011
5) 現象・特性
番号
用語
定義
対応英語(参考)
動力消費量
指定された条件の下で,機器及びシステムで消費した合計の動
力。
動力損失
機器及びシステムに吸収された動力。
圧力特性
<空気圧>指定された流量で測定した,入口圧力の変化による
設定圧力からの出口圧力の変化。
増幅率
入力信号に対する出力信号の比率。
圧力ゲイン
制御圧力変動に対する出力圧力変動の比。
圧力補償
機器又は回路内における圧力を所定の値に保持する機能。
臨界圧力比
<空気圧>機器の流路で気体の速度が音速に達したときの上
流側絶対圧力p1に対する下流側絶対圧力p2の比p2/p1。
流動損失
<油圧>液体の動きによって生じる動力の損失。
流量特性
関係するパラメタの変化に対する流量変化の特性。
流量係数
油空圧機器及び配管流れの流量特性を表す係数。
流量ゲイン
制御流量変動に対する出力流量変動の比。
音速コンダクタン
ス
<空気圧>チョーク流れ状態の機器の体積流量を上流絶対圧
力で除した値。
有効断面積
<空気圧>空気圧機器と実流量とが等しいオリフィスの断面
積の値。
注記 単位はmm2。
流体力
通過する流体の流れによって機器の流路壁に及ぼされる力。
チャタリング
減圧弁,チェック弁,リリーフ弁などで,弁座をたたいて比較
的高い音を発する一種の自励振動現象。
流体固着現象
<油圧>圧力不均衡によってピストン又はスプールが固着す
る状態。
衝撃波
高速気流中で発生する不連続波面。その波面を通して流速が超
音速から亜音速に急激に変化する。
水撃,
油撃
<油圧>油圧回路内の急激な流速の低下による圧力の増加。
キャビテーション
<油圧>流動している液体の圧力が局部的に低下して,蒸気及
び含有気体を含む泡が発生する現象。
残留空気
<油圧>油圧システムの中に入り込んでいる凝縮,乳化,又は
溶解していない圧縮性のあるガス,空気又は蒸気。
シルティング
流体によってシステムの特定の場所に運ばれた細かな汚染粒
子の蓄積。
シルトロック
汚染物によるピストン又はスプールの望ましくない固着。
スティクション
静止状態からの動き出しにおける望ましくない抵抗となる静
摩擦。
スティック
望ましくない力による機器内の可動部品の固着。
スティクスリップ
滑り面の運動が間欠的となる現象。
しきい値
入力の大きさによって二つの異なる状態をとる機能をもつ制
御弁においてその境界となる入力の値。
膨張係数
<空気圧>流れが亜音速のときに,気体の圧縮性の影響を考慮
する係数。
負荷曲線
出力流量の関数として表した出力圧力の曲線。
ヒステリシス
全信号域の完全なサイクルで発生する同一入力信号に対する
出力量の最大差。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
受動出力
入力信号だけで得られる出力。
操作時間
操作信号のONとOFFとを切り換える時間。
応答時間
バルブ,回路などに入力信号が加わったときから,出力がある
規定の値に達するまでの時間。
立下り時間
特定の高いレベルから低いレベルにパラメタが下がるのに要
する時間。
ドリフト
基準値と比べ時間とともにゆっくりと変化していく好ましく
ない特性。
ゼロ点ドリフト
作動条件若しくは環境の変化又は入力信号に関する長期効果
の結果として生じるゼロ点バイアスの変化。
ゼロ点バイアス
油圧ゼロ点にするためにバルブに必要な入力信号。
摩耗
固体表面が他の物質の干渉によって,逐次減量する現象。
フレッチング摩耗
二表面における周期的なしゅう動又は圧縮による摩耗の形態
で,微細な粒子状物質を発生する現象。
エロージョン
流体若しくは浮遊する微粒子の衝突又は噴流によって表面に
生じる侵食。
破裂
封入された内容物が外部に流出する過大圧力による外部構造
上の損傷。
6) 管路
番号
用語
定義
対応英語(参考)
流路
流体の流れる通路。
圧力供給管路
流体が,圧力源から制御機器まで供給されるときの流路。
動力伝達管路
アクチュエータに流体を送る流路。
戻り管路
<油圧>油タンクに戻る流体の流路。
ドレン管路
<油圧>内部漏れをタンクに戻す流路。
パイロット管路
パイロット方式で作動させるための作動流体を導く流路。
ポート
配管を接続するための機器流路の開口部分。
ねじポート
ねじのある配管ができるポート。
フランジポート
フランジ継手を取り付けることができるように設計されたポ
ート。
バルブメインポー
ト
操作機構が動作することによって,接続が変わるバルブのポー
ト。
入口ポート
入口流量を通過させるポート。
出口ポート
出口流量を通過させるポート。
動力伝達ポート
動力伝達管路に使用するポート。
戻りポート
<油圧>油タンクに戻る管路に接続するポート。
排気ポート
<空気圧>排気するためのポート。
ドレンポート<油
圧>
ドレン管路に接続するポート。
ドレンポート<空
気圧>
空気圧システムからドレンを排出するポート。
パイロットポート
パイロット管路を接続するポート。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
空気抜き
<油圧>油圧システム中に閉じ込められた空気を除く操作。
空気抜き管路
<油圧>空気抜きをするための管路。
ベント<油圧>
流体を外部に排出するための穴。
ベント<空気圧>
大気圧へ通じている穴。
排水管
<空気圧>た(溜)まった汚染物質を排出するために配置され
た圧縮空気管路の垂れ下がり部。
7) その他
番号
用語
定義
対応英語(参考)
スプール
円筒形滑り面に内接し,軸方向に移動して流路の開閉を行う串
形の構成部品。
スリーブ
ピストン,スプールなどの案内をするハウジングに挿入する円
筒形の構成部品。
絞り
流れの断面積を減少し,管路又は流路内に抵抗をもたせる機
構。
オリフィス
長さが断面寸法に比べて比較的短い絞り。
チョーク
長さが断面寸法に比べて比較的長い絞り。
ノズル
滑らかに形成された入口をもち,滑らかに形成された出口又は
急速に開放された出口をもつ絞り。
呼び寸法
参照するのに便利なように製造上の寸法を適切に丸めた数値。 nominal size
フラッシング
<油圧>
特別な洗浄油(フラッシング油)を用い,低圧で内部通路及び
キャビティを洗浄するためのシステムの運転。
フラッシング
<空気圧>
配管の内部のごみ,さびなどを除去するため,接続する前に空
気を吹き込んで清浄にする行為。
無給油機器
<空気圧>あらかじめグリースなどを封入し,ルブリケータに
よる給油を必要としない機器。
b) ポンプ,モータ及び空気圧縮機に関する用語
1) ポンプ・空気圧縮機
番号
用語
定義
対応英語(参考)
油圧ポンプ
<油圧>機械的エネルギーを流体エネルギーに変える機器。
容積式ポンプ
<油圧>ケーシングとそれに内接する可動部材などとの間に
生じる密閉空間の移動又は変化によって作動油を吸込み側か
ら吐出し側に押し出す形式のポンプ。
ターボポンプ
<油圧>羽根車をケーシング内で回転させ,作動油に運動エネ
ルギーを与え,作動油を吐き出す形式のポンプ。
定容量形ポンプ
<油圧>1回転当たりの理論吐出し量が変えられないポンプ。 fixed displacement
可変容量形ポンプ
<油圧>1回転当たりの理論吐出し量が変えられるポンプ。
ギヤポンプ
<油圧>ケーシング内でかみ合う2個以上の歯車によって,作
動油を吸込み側から吐出し側に押し出す形式のポンプ。
外接ギヤポンプ
<油圧>歯車が外接かみ合いをする形式のギヤポンプ。
内接ギヤポンプ
<油圧>歯車が内接かみ合いをする形式のギヤポンプ。
ベーンポンプ
<油圧>ケーシングに接しているベーン(羽根)をロータ内に
もち,ベーン間に吸い込んだ作動油を吸込み側から吐出し側に
押し出す形式のポンプ。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
平衡形ベーンポン
プ
<油圧>ロータにかかる半径方向の圧力が釣り合っているベ
ーンポンプ。
ピストンポンプ
<油圧>ピストンを往復運動させて,作動油を吸込み側から吐
出し側に押し出す形式のポンプ。
アキシアルピスト
ンポンプ
<油圧>ピストンの往復運動の方向がシリンダブロック中心
軸にほぼ平行であるピストンポンプ。
斜軸式アキシアル
ピストンポンプ
<油圧>駆動軸とシリンダブロック中心軸とがある角度をも
った形式のアキシアルピストンポンプ。
斜板式アキシアル
ピストンポンプ
<油圧>駆動軸とシリンダブロック中心軸とが同一直線上に
ある形式のアキシアルピストンポンプ。
回転斜板式アキシ
アルピストンポ
ンプ
<油圧>駆動軸に斜板が固定されていて回転する斜板式アキ
シアルピストンポンプ。
ラジアルピストン
ポンプ
<油圧>ピストンの往復運動の方向が駆動軸にほぼ直角で放
射状に配置されたピストンポンプ。
インラインピスト
ンポンプ
<油圧>共通平面上で互いに平行な軸に配列された幾つもの
ピストンをもつピストンポンプ。
オーバセンタポン
プ
<油圧>駆動軸の回転方向を変えることなく流れ方向の反転
が可能なポンプ。
可逆回転形ポンプ
<油圧>駆動軸の回転方向を変えることで流れ方向の反転が
可能なポンプ。
単流ポンプ
<油圧>流れの方向が,駆動軸回転方向にかかわらず同じ方向
のポンプ。
ねじポンプ
<油圧>ケーシング内で,ねじをもつロータを回転させて,作
動油を吸込み側から吐出し側に押し出す形式のポンプ。
手動ポンプ
<油圧>手動操作による油圧ポンプ。
ジーロータポンプ
<油圧>一つ以上のジーロータ要素をもつ油圧ポンプ。
エアハイドロポン
プ
<油圧>圧縮空気によって駆動する油圧ポンプ。
多段ポンプ
<油圧>2個以上のポンプ作用要素が直列に作動するポンプ。 multi-stage pump,
多連ポンプ
<油圧>同一軸上に2個以上のポンプ作用要素をもち,それぞ
れが独立したポンプ作用を行う形式のポンプ。
チャージポンプ
<油圧>他のポンプの吸込み圧力を上昇させるための油圧ポ
ンプ。
空気圧縮機
<空気圧>システム内で機械的エネルギーを空気の流体力へ
変換する補助装置。
循環ポンプ
<油圧>作動油を循環させて,冷却,フィルトレーション及び
潤滑を行うための油圧ポンプ。
2) モータ
番号
用語
定義
対応英語(参考)
アクチュエータ
流体エネルギーを機械的エネルギーに変換する機器。
例 モータ,シリンダ
モータ
回転運動を提供するアクチュエータ。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
揺動形アクチュエ
ータ
出力軸の回転運動の角度が制限されている形式のアクチュエ
ータ。
油圧モータ
<油圧>油圧によって駆動するモータ。
エアモータ
<空気圧>圧縮空気によって駆動するモータ。
可逆モータ
流れ方向の反転によって出力軸の回転方向を変えることが可
能なモータ。
容積式モータ
流体の流入側から流出側への流動によって,ケーシングとそれ
に内接するロータなどとの間に生じる密閉空間を移動又は容
積変化させる形式のモータ。
定容量形モータ
1回転当たりの理論流入量が変えられないモータ。
ギヤモータ
流入流体によってケーシング内でかみ合う2個以上の歯車が回
転する形式のモータ。
外接ギヤモータ
<油圧>歯車が外接かみ合いをする形式のギヤモータ。
内接ギヤモータ
<油圧>歯車が内接かみ合いをする形式のギヤモータ。
ベーンモータ
ケーシング(カムリング)に接している放射状に配列されたベ
ーン(羽根)をロータ内にもち,ベーンの間に流入した流体に
よってロータが回転する形式のモータ。
平衡形ベーンモー
タ
<油圧>ロータに作用する径方向の力が釣り合っているベー
ンモータ。
ピストンモータ
<油圧>流入流体の圧力がピストン端面に作用し,その圧力に
よって斜板カム,クランクなどを介してモータ軸が回転する形
式のモータ。
アキシアルピスト
ンモータ
<油圧>ピストンの往復運動の方向が出力軸にほぼ平行であ
るピストンモータ。
斜板式アキシアル
ピストンモータ
<油圧>出力軸とシリンダブロック中心軸とが同一直線上に
ある形式のアキシアルピストンモータ。
斜軸式アキシアル
ピストンモータ
<油圧>出力軸とシリンダブロック中心軸とが,ある角度をも
った形式のアキシアルピストンモータ。
ラジアルピストン
モータ
ピストンの往復運動の方向が出力軸に放射状に配置されたピ
ストンモータ。
ねじモータ
<油圧>流入流体によってケーシング内のねじをもつロータ
が回転する形式のモータ。
ジーロータモータ
<油圧>1個以上のジーロータ要素をもつモータ。
注記 ジーロータポンプ(2123)の図参照。
オーバセンタモー
タ
流れ方向を変えることなく出力軸の回転方向の反転が可能な
モータ。
多連モータ
<油圧>共通の出力軸をもった2個以上のモータ。
油圧ステッピング
モータ
階段状入力信号の指令に追従する油圧モータ。
油圧ポンプモータ
ポンプとしてもモータとしても機能させることができるエネ
ルギー変換機器。
油圧伝動装置
<油圧>油圧ポンプと油圧モータとの組合せによる動力伝達
装置。
一体形油圧伝動装
置
<油圧>油圧ポンプと油圧モータとを配管を用いずに組み合
わせて出力軸が変速できる機器。
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3) ポンプ及びモータの特性
番号
用語
定義
対応英語(参考)
押しのけ容積
ストローク,サイクル又は回転ごとに吸入又は吐出される流体
の容積。
理論押しのけ容積
ストローク,サイクル又は回転ごとに吸入又は吐出される理論
上の流体の容積。
理論押しのけ容積
(幾何学的)
公差,クリアランス,変形を考慮せず幾何学的に算出された押
しのけ容積。
実用押しのけ容積
特定の条件の下で測定した結果から計算した押しのけ容積。
実用トルク
特定の条件の下で測定した結果から計算したトルク。
実用油圧動力
特定の条件の下で測定した結果から計算した油圧動力。
実出力
装置の動力源から引き出される出力。
ポンプ実用吐出し
量
<油圧>実用押しのけ容積と回転数又は単位時間当たりのサ
イクル数との積。
ポンプ中立位置
<油圧>ポンプの押しのけ容積がゼロの位置。
ポンプの全効率
<油圧>流体出力と軸入力との比。
ポンプの動力損失
<油圧>流体動力に変換されなかった動力(容積,流体,機械
損失などを含む。)。
ポンプの容積効率
<油圧>実際に測定した押しのけ容積と理論押しのけ容積(幾
何学的)との比。
ポンプの容積損失
<油圧>漏れによる出力損失。
ポンプ吸収動力
<油圧>瞬間,又は所定の負荷状況下においてポンプ駆動軸に
吸収される動力。
モータ出力
モータの軸によって伝達された機械的出力。
モータ中立位置
モータへの流入量がゼロに調節された位置。
モータ実用流入量
実用流入容積と単位時間当たりの回転数との積。
モータの出力損失
流体動力から出力に変換されなかった動力(容積,流体,機械
損失などを含む。)。
モータの全効率
軸出力と流体入力との比。
モータの容積効率
流出流量と実用流入量との比。
モータの容積損失
漏れによる流量の損失。
モータ又はポンプ
の剛性
軸に与えられたトルク変化とその軸の角度の変化との比。
ポンプのトルク効
率
実用トルクと実トルクとの比。
モータのトルク効
率
基準トルクと実トルクとの比。
ピストン変位
ある位置からほかの位置へのピストンの移動距離。
回転方向
ポンプ,モータ又はその他の機器の回転軸を軸端から見た回転
方向。
始動トルク
モータを特定の条件の下で静止状態から始動するとき,モータ
から取り出される最低トルク。
有効トルク
特定の条件の下で出力軸において有効に使用できるトルク。
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番号
用語
整定時間
定義
定常運転状態に至るまでに要した時間。
対応英語(参考)
c) シリンダに関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
シリンダ
直線運動を行うアクチュエータ。
単動シリンダ
ピストンの片側にだけ流体圧力を作用させることができるシ
リンダ。
複動シリンダ
ピストンの両方向から流体圧力を作用させることができるシ
リンダ。
片ロッドシリンダ
ピストンロッドが片側から出ているシリンダ。
両ロッドシリンダ
ピストンロッドが両側から出ているシリンダ。
ダブルロッドシリ
ンダ
互いに同期して平行に動く2本のピストンロッドをもつシリン
ダ。
マルチロッドシリ
ンダ
異なる軸上に,二つ以上のピストンロッドをもつシリンダ。
クッション付シリ
ンダ
クッションを内蔵したシリンダ。
タンデム形シリン
ダ
串形に連結された複数のピストンをもつシリンダ。
テレスコープ形シ
リンダ
中空のピストンロッドの中を別のピストンロッドが動く多段
のシリンダ。
プランジャ形シリ
ンダ,
ラム形シリンダ
ピストンがなく,圧力が直接ピストンロッドに作用する単動シ
リンダ。
ダイアフラム形シ
リンダ
ダイアフラムに作用する圧力によって機械的な力が発生する
シリンダ。
ベローズアクチュ
エータ
ピストン,ピストンロッドなどを使用せずに,柔軟なベローズ
の伸縮によって機械的な力及び動作を発生する単動アクチュ
エータ。
ベローズ形シリン
ダ
柔軟なベローズの伸縮によって機械的な力及び動作を発生す
る単動シリンダ。
インパクトシリン
ダ
<空気圧>押し行程でピストンを急加速させるためのタンク
及びポペット弁を内蔵した複動シリンダ。
差動シリンダ
ピストンの両側の有効シリンダ断面積が異なり,その比が回路
機能上重要な複動形シリンダで,ピストンの両側に同時に加圧
することによって作動させるシリンダ。
多位置形シリンダ
ストロークの両端以外の停止位置があるシリンダ。
デュアルストロー
クシリンダ
二つのストロークをもつシリンダ。
サーボアクチュエ
ータ
可変制御信号に応じて,規定された制御位置をとることのでき
るアクチュエータ。
サーボシリンダ
可変制御信号に応じて,規定されたストローク位置をとること
のできるシリンダ。
ハイドロチェッカ
空気圧アクチュエータに結合して,その運動を規制する液体を
封入したアクチュエータ。閉回路を構成する管路,絞り弁など
を含む。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
ロッドレスシリン
ダ
ピストンに発生する力をピストンロッドを介さず外部に伝達
するシリンダ。
マグネット形ロッ
ドレスシリンダ
ピストンに発生する力を磁力によって外部に伝達するロッド
レスシリンダ。
スリット形ロッド
レスシリンダ
ピストンに発生する力をチューブをスリット構造にすること
で機械的に移動テーブルに伝達するロッドレスシリンダ。
ケーブル形ロッド
レスシリンダ
ピストンに発生する力をケーブルを介して外部に伝達するロ
ッドレスシリンダ。
可変ストロークシ
リンダ
ストロークの範囲で停止位置を変えることができるシリンダ。 adjustable stroke
磁石付シリンダ
ピストンの位置確認のための磁気スイッチ用に,ピストンに永
久磁石を内蔵したシリンダ。
回転止め付シリン
ダ
シリンダチューブとピストンロッドとが相対的に回転しない
シリンダ。
空気圧シリンダ用
ガイド機構
<空気圧>シリンダを駆動源とし,シリンダ本体と平行に設置
されたガイド機構。
ピボット取付け
シリンダの角度をもった動きを許容する取付形式。
アイ取付け
ピストンロッドの中心線に対して直角方向にピン又はボルト
が貫通する穴があるリング状の支持具でピボット取付けを行
う取付形式。
注記 シリンダは,ピンを中心に揺動できる。
クレビス取付け
ピストンロッドの中心線に対して直角方向にピン又はボルト
が貫通する穴があるU字形の支持具でピボット取付けを行う
取付形式。
注記 シリンダは,ピンを中心に揺動できる。
スフェリカル取付
け
シリンダの軸を含む平面において角度をもった動きを許容す
る取付形式。
例 クレビス形,アイ形取付けの球面軸受
トラニオン取付け
ピストンロッドの中心線に対して直交し,シリンダの両側に伸
びたおすめす一対のピボット取付けを行う取付形式。
注記 シリンダは,ピボットを中心に揺動できる。
フート取付け
シリンダの軸に平行な取付面がある取付足形状のシリンダの
取付形式。
例 軸直角方向フート取付け,軸方向フート取付け
軸直角面取付け
シリンダの軸に直角な取付面がある全てのシリンダの取付形
式。
例 フランジ取付け,タイロッド取付け,ねじカバー取付け,
ロッドカバー又はキャップ取付け,スタッド,タイロッド
又はタップ取付け
フランジ取付け
シリンダの軸に直角な取付面をもつフランジを使用するシリ
ンダの取付形式。
ねじ端取付け
シリンダ軸と同軸又は平行な,おねじ又はめねじを利用した取
付形式。
例 タイロッド取付け,ねじカバー取付け,ロッドカバー又は
キャップ取付け,スタッド,タイロッド又はタップ取付け
ねじカバー取付け
ロッド側でシリンダ軸と同軸のおねじを使用する取付形式。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
タイロッド取付け
シリンダ本体に平行で,シリンダチューブの外側にあるタイロ
ッドを使った取付けで,シリンダカバーとシリンダチューブと
を一緒に固定し,その延長部分の一端又は両端でシリンダの取
付けを行う取付形式。
例 両側スタッド又はタイロッド取付け,キャップ側(ロッド
側)スタッド又はタイロッド取付け
傾斜ブラケット取
付け
傾斜形のブラケットを使用した取付形式。
例 傾斜クレビスブラケット,傾斜アイブラケット
ピストンロッド先
端金具
ピストンロッド先端に取り付けられるシリンダ外部との接続
部品。
例 ねじ,プレン,アイ,クレビスなど
ピストン
シリンダ内径に受けた流体圧力によって動作し,機械的な力又
は動きを伝達するシリンダの部品。
ピストンロッド
ピストンからの力又は動きを伝達するピストンに取り付けら
れた同軸の部品。
シリンダチューブ,
内部でピストンが動く中空の圧力容器。
シリンダボディ
ロッド側
シリンダのピストンロッドが出ている側。
キャップ側
シリンダのピストンロッドが出ていない側。
シリンダ内径
シリンダチューブの内側の直径。
有効シリンダ断面
積
シリンダ力を発生させるために,圧力が作用する有効なピスト
ンの断面積。
ロッド側有効ピス
トン断面積
ロッド側の有効シリンダ断面積。
effective rod-end area,
ピストンロッド断
面積
ピストンロッドの断面積。
ストローク
ピストンが移動する距離又は動作。
ストローク時間
ストロークの開始から完了までの時間。
押し行程
ピストンロッドがシリンダ本体から出る動作,又は両ロッドシ
リンダ,ロッドレスシリンダが最初の位置を離れる動作。
引き行程
ピストンロッドがシリンダ本体に戻る動作,又は両ロッドシリ
ンダ,ロッドレスシリンダが最初の位置に戻る動作。
押し行程時間
ピストンが押し行程に要する時間。
引き行程時間
ピストンが引き行程に要する時間。
押し側容積
ピストンの1回の押し行程によって押しのけられる容積。
引き側容積
ピストンの1回の引き行程によって押しのけられる容積。
シリンダ力
ピストン面積に作用する圧力によって生じる力。
理論シリンダ力
背圧,摩擦力又は漏れの影響を無視した計算上のシリンダ力。 theoretical cylinder
有効シリンダ力
理論シリンダ力から背圧,摩擦力,漏れなどの損失を見込んだ
シリンダ力。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
押し側シリンダ力
押し行程におけるシリンダ力。
引き側シリンダ力
引き行程におけるシリンダ力。
シリンダの推力効
率
理論シリンダ力に対する有効シリンダ力の比。
クッション
動作端で運動エネルギーを吸収し,衝撃を軽減する機能。
クッションストロ
ーク
クッションが始まってからストロークエンドまでの距離。
弾性体クッション
摩擦又は弾力性のある材料によるクッション。
流体クッション
戻り流路又は排気流路を絞ることによるクッション。
シリンダ制御
シリンダを使用するための制御機構。
ポジショナ
アクチュエータに組み合わせて用い,ストローク又は回転角が
入力信号に対して一定の関数関係になるように位置決めする
機器。
d) 弁,バルブに関する用語
1) 制御・操作方式一般
番号
用語
定義
対応英語(参考)
人力式制御
手又は足によって操作する制御方法。
機械式制御
機械的手段によって操作する制御方法。
電気式制御
電気的手段によって操作する制御方法。
油圧式制御
油圧によって操作する制御方法。
空気圧式制御
空気圧によって操作する制御方法。
操作機器
操作機構に入力信号を与える機器。
例 カム,電気スイッチ
入力信号
所定の出力を発生する機器への信号。
制御信号
操作機構に使用する電気信号又は流体圧力信号。
操作機構
入力信号を機器に伝える弁の作動装置。
例 レバー,ソレノイド
オーバセンタ操作
機構
弁体が中央死点位置で停止しないようにする機構。
オーバライド操作
正規の操作方法に優先して操作ができる代替操作手段。
手動操作機構
オーバライド操作をするためにバルブに備えられた手動機構。 manual override
プランジャ操作機
構
弁体を直接操作する棒状の操作機構。
ローラ
カム又はスライド操作を可能にする操作機構の回転部品。
ローラプランジャ
ローラをもつプランジャ操作機構。
ローラレバー
ローラをもつレバー操作機構。
ローラロッカ
両端にローラをもつレバー操作機構。
一方向ローラレバ
ー
一方向から動作した場合にだけ動作力が働く操作機構。
ペダル
一方向だけに作動する足踏み制御機構。
両ぎきペダル
2方向に作動する足踏み式の操作機構。
ノズル−フラッパ
制御
ノズルとフラッパ(可変隙間を生み出す板)との間の隙間を変
え,圧力に変換する方式。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
間接パイロット操
作
弁体の位置が,パイロット装置に対する制御圧力の変化によっ
て操作する方式。
制御容量
パイロット配管の容量も含む,制御作動に必要な作動流体の容
量。
主増幅段
<油圧>連続制御弁に使用する油圧増幅の最終増幅段。
スプリングセンタ
中央位置が初期位置である3位置弁に対するスプリングリター
ンの別称。
プレッシャセンタ
<油圧>
中央位置が初期位置である3位置弁に対するプレッシャリター
ンの別称。
スプリングリター
ン
操作力を取り去ったとき,ばね力によって弁体が初期位置に復
帰する方式。
プレッシャリター
ン
操作力を取り去ったとき,流体圧力によって弁体が初期位置に
復帰する方式。
デテント
機械的に作り出された抵抗によって弁体を所定の位置に保持
する機構。
ラッチ
特定の条件が満たされるまで解除できない,弁体を所定の位置
に保持する機構。
電気的ゼロ点
電気入力信号がゼロのときの電気操作式連続制御弁の油圧又
は空気圧の状態。
油圧ゼロ点
<油圧>制御流量の供給がゼロの連続制御弁の状態。
注記 これは,連続圧力制御弁には適用しない。
2) 制御弁
番号
用語
定義
対応英語(参考)
バルブ
流体の方向,圧力又は流量などを制御する機器。
制御弁
流体の方向,圧力又は流量を制御するバルブ。
弁体
動作することによって,方向制御,圧力制御又は流量制御の基
本機能を提供するバルブの内部部品。
弁座
弁体に相対する側。
ポペット弁
弁体が弁座シート面から直角方向に移動して流路を開閉する
バルブ。
滑り弁
本体内に設けられた弁体が滑り動作をして,流路を開閉するバ
ルブ。
注記 軸方向,回転方向又は両方向に動作する。
スプール弁
本体内に設けられた円筒形状の弁体によって,流路を開閉する
バルブ。
ダイアフラム弁
ダイアフラムの変形によって流路を開閉するバルブ。
バタフライ弁
弁体が平らな円板状で流体の流れと直角の直径軸を中心に回
転することによって流路を開閉するバルブ。
ボール弁
流路を含む回転するボール形状の弁体によって流路を開閉す
るバルブ。
プラグ弁
円筒状又は円すい(錐)状の弁体を回転操作して流路を開閉す
るバルブ。
ロータリ弁
回転又は揺動する回転体の滑り面を利用して開閉の作動を行
う滑り弁。
2位置弁
弁体の位置が二つある切換弁。
3位置弁
弁体の位置が三つある切換弁。
4位置弁
弁体の位置が四つある切換弁。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
2ポート弁
二つのメインポートをもつバルブ。
3ポート弁
三つのメインポートをもつバルブ。
4ポート弁
四つのメインポートをもつバルブ。
5ポート弁
五つのメインポートをもつバルブ。
6ポート弁
六つのメインポートをもつバルブ。
スプリングセンタ
弁
全ての外部制御力が取り除かれたとき,ばね力で弁体が中心位
置に戻る弁。
スプリングバイア
ス弁
全ての外部制御力が取り除かれたとき,ばね力で弁体が所定位
置に戻るバルブ。
自動センタリング
弁
全ての外部操作力が取り除かれたとき,弁体が中央位置に戻る
バルブ。
残圧排気弁
<空気圧>入口の供給を止める操作をすると同時に下流側圧
力を排気する遮断弁。
鍵付残圧排気弁
<空気圧>閉位置で施錠することができる残圧排気弁。
ドレン弁
油及び汚染物をシステムから取り除くことができるようにす
るバルブ。
遮断弁
流れを遮断するための主要機能をもつバルブ。
緊急遮断弁
急激に増加した流量が弁内を通過することによって,設定値以
上に圧力降下が大きくなった場合,自動的に閉じるバルブ。
グローブ弁
ある位置で通常の流れ方向に対し直角に流れ,また揚動又は着
座によって流路を開閉するポペット弁体をもつ遮断弁。
ゲート弁
入口と出口とが直線上にあり,開閉制御のため弁体がポート軸
と直角にスライドする2ポート遮断弁。
受動弁
<空気圧>入力だけで必要な出力をするバルブ。
例 シャトル弁,遮断弁
能動弁
<空気圧>入力と別にパワー供給があるバルブ。
例 入力よりも大きな出力が得られるバルブ
パイロット操作弁
弁体がパイロット管路への油圧又は空気圧によって動作する
バルブ。
パイロット弁
制御信号を供給するために操作するバルブ。
間接操作弁
制御信号が弁体に直接作用しないバルブ。
注記 パイロット操作弁(4233)を参照。
直動操作弁
操作機構によって弁体を直接作動させるバルブ。
機械操作弁
機械的制御によって作動するバルブ。
電気操作弁
電気式制御によって作動するバルブ。
電磁弁
電磁石によって操作されるバルブ。
直動形電磁弁
電磁石によって,直接,主弁を作動させる形式の電磁弁。
パイロット形電磁
弁
電磁操作するパイロット弁を一体に組み立てたパイロット操
作の電磁弁。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
サーボ弁
電気その他の入力信号の関数として,流量又は圧力を制御する
バルブ。主に閉回路で使用する。
比例制御弁
入力信号に比例した出力(圧力,流量)の制御ができるバルブ。
主に開回路で使用する。
連続制御弁
連続した入力信号に追従して連続的にシステムの流体のエネ
ルギーを制御する弁。
注記 これには全てのタイプのサーボ弁及び比例制御弁を含
む。
アンチキャビテー
ション弁
<油圧>キャビテーション防止用のチェック弁。
3) 弁体の位置
番号
用語
弁体の位置
基本機能を制御している弁体の位置。
定義
対応英語(参考)
作動位置
操作力が働いているときの弁体の終端位置。
ノーマル位置
操作力及び制御信号が働いていないときの弁体の位置。
初期位置
主管路に圧力が加わった後,操作力によって予定の運転サイク
ルが始まる前の弁体の位置。
中央位置
奇数位置をもつバルブの弁体の中央の位置。
閉位置
入口が出口に通じていない弁体の位置。
開位置
入口が出口に通じている弁体の位置。
フロート位置
入口は閉じており,全ての出口が戻り口又は排気口に通じてい
る弁体の位置。
常時閉バルブ
ノーマル位置で,バルブの入口が閉状態であるバルブ。
注記 常時閉は“NC”と表示してもよい。
常時開バルブ
ノーマル位置で,バルブの入口が開状態であるバルブ。
注記 常時開は“NO”と表示してもよい。
クローズドセンタ
位置
<油圧>全てのポートが閉じている弁体の位置。
オープンセンタ位
置
<油圧>供給ポートは戻りポートに通じ,作動ポートは閉じて
いる弁体の位置。
クローズドセンタ
<空気圧>3位置弁の中央位置で全てのポートが閉じている流
れの形。
プレッシャセンタ
<空気圧>3位置弁の中央位置で入口ポートと二つの出口ポー
トとが接続され,排気ポートが閉じている流れの形。
エキゾーストセン
タ
<空気圧>3位置弁の中央位置で出口ポートと排気ポートとが
接続され,入口ポートが閉じている流れの形。
オールポートオー
プン
<油圧>全てのポートが通じている流れの形。
オールポートブロ
ック
<油圧>全てのポートが閉じている流れの形。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
ABT接続
<油圧>AポートとBポートとはTポートに通じ,Pポートは
閉じている流れの形。
PT接続
<油圧>PポートはTポートに通じ,Aポート及びBポートは
閉じている流れの形。
PAB接続
<油圧>PポートはAポート及びBポートに通じ,Tポートは
閉じている流れの形。
スプール変位
スプール弁の両終端間の変位。
ラップ
スプール弁などのランド部とポート部との間の重なりの状態,
又は重なりの量。
注記 ゼロラップ(4323),オーバラップ(4324)及びアンダ
ラップ(4325)を参照。
ゼロラップ
スプール弁などで,バルブが中立点にあるときポートは閉じて
おり,バルブが少しでも変位するとポートが開き,流体が流れ
るような重なりの状態。
オーバラップ
スプール弁などで,バルブが中立点から少し変位して初めてポ
ートが開き,流体が流れるような重なりの状態。
アンダラップ
スプール弁などで,バルブが中立点にあるとき既にポートが開
いており,流体が流れるような重なりの状態。
4) 圧力制御弁
番号
用語
定義
対応英語(参考)
圧力制御弁
圧力を制御するバルブ。
ダイアフラム形圧
力制御弁
ダイアフラムに作用する力によって圧力を制御する圧力制御
弁。
リリーフ弁
回路内の圧力を設定値に保持するために,流体の一部又は全部
を逃がす圧力制御弁。
定比リリーフ弁
パイロット圧力に対し回路の圧力を,所定の比率に調整(パイ
ロット操作)できるリリーフ弁。
両方向リリーフ弁
二つのポートをもち,バルブを変更又は調整することなく,ど
ちらのポートも入口又は出口として使用することができるリ
リーフ弁。
クロスオーバリリ
ーフ弁
共通のボディの中に二つのリリーフ弁を組み込むことによっ
て2方向に流すことができるバルブ。
注記 油圧モータ,シリンダなどからの高圧サージをカットす
るために使用する。
安全弁
機器,管などの破壊を防止するために回路の最高圧力を制限す
るバルブ。
減圧弁<油圧>
入口側の圧力に関係なく,出口側圧力を入口側圧力よりも低い
設定圧力に調整する圧力制御弁。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
減圧弁<空気圧>
入口圧力又は出口流量が変化しても,入口圧力より低い範囲で
出口圧力をほぼ一定に保つ圧力制御弁。
リリーフ付減圧弁
出口圧力が設定圧力を超えるのを防止するためのリリーフ機
能をもつ減圧弁。
ノンリリーフ減圧
弁
<空気圧>リリーフ機能をもたず,空気を放出しない減圧弁。 non-relieving
フィルタレギュレ
ータ
<空気圧>空気圧フィルタと減圧弁とが一体になった機器。
アンロード弁
<油圧>外部パイロット圧力が所定の圧力に達すると,入口側
からタンク側への自由流れを許す圧力制御弁。
アンロードリリー
フ弁
<油圧>回路の圧力が所定の値に達すると,アンロード弁とし
て作動し,圧力が所定の値まで低下するとリリーフ弁として作
動するバルブ。
シーケンス弁
入口圧力又は外部パイロット圧力が所定の値に達すると,入口
側から出口側への流れを許す圧力制御弁。
カウンタバランス
弁
負荷の落下を防止するため,背圧を保持する圧力制御弁。
ソフトスタート弁
<空気圧>システムの入口に取り付け,設定した圧力に達する
まで少流量をシステムに供給し,設定圧力に達するとバルブが
全開するシーケンス弁。
サージ減衰弁
流れの過渡的な変動を制限することによって,衝撃を和らげる
バルブ。
定義
対応英語(参考)
5) 流量制御弁
番号
用語
流量制御弁
流量を制御するバルブ。
絞り弁
絞り作用によって流量を規制する,圧力補償機能をもたない流
量制御弁。
固定絞り弁
断面積を変えることのできない絞り流路をもつ絞り弁。
可変絞り弁
断面積を変えることのできる絞り流路をもつ絞り弁。
流量調整弁
<油圧>入口圧力又は背圧の変化に関係なく,流量を所定の値
に保持することができる圧力補償機能をもつ流量制御弁。
シリーズ形流量調
整弁
<油圧>バルブに組み込んだ圧力補償機能の流路が,可変絞り
と直列に接続されている形式の2ポート流量調整弁。
バイパス形流量制
御弁
<油圧>バルブに組み込んだ圧力補償機能の流路が可変絞り
の手前で分岐路となって,余剰流量を油タンク又は二次供給回
路へバイパスさせる形式の3ポート流量調整弁。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
一方向絞り弁
<油圧>一方向には自由流れを許し,他方向には流れを規制す
る絞り弁。
速度制御弁
<空気圧>可変絞り弁とチェック弁とを一体に構成し,シリン
ダなどの速度を流量で制御する弁。
デセラレーション
弁
アクチュエータを減速させるために,カム操作などによって流
量を徐々に減少させるバルブ。
プレフィル弁
大形プレスなどの急速前進行程では,タンクからアクチュエー
タへの流れを許し,加圧化行程では,アクチュエータからタン
クへの逆流れを防止し,戻り行程では自由流れを許すバルブ。
最大流量規制弁
バルブでの圧力損失があらかじめ決めた値を超えた場合に,流
れを制限するバルブ。
スロットル弁
<油圧>溝(ノッチ)を付けた弁体で,ストロークにつれて溝
面積が変化し,流量調整する流量制御弁。
ニードル弁
ニードル(針)状の弁を調整機構に用いた流量制御弁。
エアヒューズ
<空気圧>出口側の機器・配管の故障による過大な流量の超過
が起こり始めたとき,流量を減少させるように作動する流量制
御弁。
真空ヒューズ
<空気圧>吸着側で過大な流量の超過が起こり始めたとき,流
量を減少させるように作動する流量制御弁。
分流弁
圧力源から2本以上の管路に分流させるとき,それぞれの管路
の圧力に関係なく,一定比率で流量を分割して流すバルブ。
集流弁
2本以上の流入管路の圧力に関係なく,所定の出口流量が維持
されるように合流するバルブ。
流量増幅器
流量を増幅する弁。
6) 方向制御弁
番号
用語
方向制御弁
流れの方向を制御するバルブ。
定義
対応英語(参考)
チェック弁,
逆止め弁
一方向だけに流体の流れを許し,反対方向の流れを阻止するバ
ルブ。
パイロット操作チ
ェック弁
開閉をパイロット圧力によって操作するチェック弁。
ばね付チェック弁
流体圧力がばね力を超えるまで,ばねによって閉位置に保持す
るチェック弁。
シャトル弁
二つの入口と一つの出口とをもち,出口が入口圧力の作用によ
って入口のいずれか一方に自動的に接続されるバルブ。
優先シャトル弁
二つの入口に等しい圧力がかかった場合に,一方が他方に優先
するシャトル弁。
高圧優先シャトル
弁
高圧側の入口が低圧側に優先して出口に接続される優先シャ
トル弁。
低圧優先シャトル
弁
低圧側の入口が高圧側に優先して出口に接続される優先シャ
トル弁。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
セレクタ弁
<空気圧>操作によって複数の入口ポートのいずれかから一
つの出口ポートに接続することができる方向制御弁。
ディバータ弁
<空気圧>操作によって一つの入口ポートから複数の出口ポ
ートのいずれかに接続することができる方向制御弁。
急速排気弁
<空気圧>入口圧力が出口圧力より低下している間,出口ポー
トと排気ポートとを接続するバルブ。
定義
対応英語(参考)
7) 取付方式
番号
用語
取付け
機器,配管及びシステムを結合する方法。
取付面
機器又は製造物の表面に設けられた他の機器・部品を取り付け
るための面。
取付インタフェー
ス
二つの取付面が互いに結合するときの占有面。
取付機器
機器,配管及びシステムを結合する機器。
マニホールド
外部に2個以上の機器を取り付けるため,内部に配管の役目を
する通路を形成したブロック。
サブプレート
<油圧>配管接続用の外部ポートをもち,一つのサブプレート
弁を取り付けることができる取付用部品。
サブベース
<空気圧>配管ポートをもち,一つのサブベース弁を取り付け
ることができる部品。
サブプレート弁
<油圧>主要な外部ポートを取付面に設け,サブプレート又は
マニホールドブロックなどへの取付けによって,外部流路との
接続ができる形式のバルブ。
サブベース弁
<空気圧>サブベース,マニホールドブロック又はマニホール
ドベースと組み合わせて使用するバルブ。
サンドイッチ弁
別のバルブボディとそれを取り付けるベースとの間に挟み込
んで取り付けるバルブ。
連結弁
バルブボディに共通の供給ポートと戻り又は排気ポートをも
ち,マニホールドベースによらず結合することができるバル
ブ。
積層弁
マニホールドベース上に機能の異なる各種のバルブを積み重
ねて使用するバルブ。
モノブロック形弁
<油圧>数個の同種のバルブを共通の本体に組み込んで,一体
にした形式のバルブユニット。
多連サブプレート
<油圧>幾つかのサブプレート弁の取付けができ,配管接続口
がある取付台。
バルブターミナル
電気接続部を含む積層弁アセンブリ又はマニホールドアセン
ブリ。
マニホールドアセ
ンブリ
マニホールド上にバルブを搭載することによって完成したア
センブリ。
注記 バルブターミナル(4715)参照。
マニホールドセク
ション
マニホールドベース及び搭載バルブの一組からなるマニホー
ルドアセンブリの構成部品。
マニホールドブロ
ック
カートリッジ形弁又はサブプレート取付形弁の取付けができ
る立方形状のブロックで,回路図に基づき流路を相互に連通さ
せたブロック。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
マニホールドベー
ス
連結マニホールドの一区分となる部品。
注記 出口通路を除く通路は,共通通路を構成し,互いに結合
できるようにした同形のベース。
共通給排気マニホ
ールド
<空気圧>共通の供給通路,排気通路をもち,出口ポートをも
たないマニホールド。
連結サブプレート
<油圧>共通の供給又は戻りシステムのために一緒に固定し
た二つ以上の類似設計サブプレート。
連結マニホールド
搭載バルブなしで2連以上を接続固定するためのマニホール
ド。
カートリッジ弁
ハウジングに挿入して用いるバルブで,ハウジングの流路と対
応するポートをもつ,本体が円筒形のバルブ。
ねじ込み式カート
リッジ弁
ハウジングにねじ込んで用いるカートリッジ弁で,本体がねじ
切りされた円筒形のバルブ。
スリップインカー
トリッジ弁
ハウジングにはめ込んで用いるカートリッジ弁で,本体が円筒
形のバルブ。
e) 制御及び回路に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
制御システム
操作機構及び制御信号の発信源に接続して,油空圧システムを
制御する手段。
非常操作
正規の操作手段が故障した場合の代替操作方法としてバルブ
又は回路に備える操作。通常は,人力方式の操作方法。
フィードバック
実際の機器の出力状態を,制御システムへ伝達する,又は制御
機構に戻す手段。
圧力操作制御
制御ラインにおいて,流れの圧力変化によって操作する制御方
法。
圧力制御系
流体をアクチュエータに加圧し制御するシステムの一部。
開回路,
オープン回路
<油圧>戻り油が再循環する前に,一旦油タンクに戻る回路。 open circuit
閉回路
<油圧>戻り油をポンプの吸込み口に直接接続する回路。
方向制御回路
回路内の流れの方向を変える制御回路。
圧力制御回路
システム内の流体圧力を調整,減圧することを目的とした回
路。
速度制御回路
回路内の流れの制御によって,アクチュエータの作動速度を制
御することを目的とした回路。
メータアウト制御
アクチュエータの排出側管路内の流れを制御することによっ
て,速度の制御を行う回路。
メータイン制御
アクチュエータの供給側管路内の流れを制御することによっ
て,速度の制御を行う回路。
ブリードオフ回路
アクチュエータの供給側管路に設けたバイパス管路の流れを
制御することによって,速度の制御を行う回路。
差動回路,
再生回路
<油圧>シリンダから排出した流体をタンクに戻さず,シリン
ダの入口側に流入させ,シリンダの前進速度を増加させる回
路。
同期回路
複数の機器を同じ時間で動作するように制御する回路。
アンロード回路
<油圧>油圧回路への供給が必要でない場合に,ポンプ吐出し
量を最小圧力で油タンクに戻す回路。
パイロット回路
パイロット方式で作動させるための作動流体を導く回路。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 0142:2011
番号
用語
補充ライン
<油圧>システムに要求された損失を補うための流体供給配
管の一部。
休止位置
<油圧>エネルギーが供給されていない稼動開始前の油圧装
置,機器の状態。
レディスタート位
置
<空気圧>空気圧システムに圧力が供給され,作動サイクルが
開始できる機器又は装置の状態。
直動形圧力制御
可動部品の位置を,制御圧力の変化によって直接,制御する制
御方法。
両手制御ユニット
二つの押しボタン操作機構をもち,二つのボタンを同時に押し
た状態のときだけ信号を出力する機器。
インタロック
危険又は異常動作を防止するため,ある動作に対して異常を生
じる他の動作が起こらないように制御回路上防止する手段。
安全回路
偶発的な異常運転,過負荷運転などのとき,事故を防止して正
常な運転を確保する回路。
オン−オフ制御回
路
制御動作が,弁の開閉のような二つの定まった状態だけをとる
制御回路。
流体論理回路
流体圧機器を使った,信号及び情報処理のための論理回路。
流体素子
流体論理システムに使用する素子。
可動形素子
可動部をもった流体素子。
純流体素子
可動部をもたない流体素子。
油抜き
<油圧>システムからの流体の排出。
給油
<油圧>油圧システムへの規定量の流体の供給。
f)
定義
対応英語(参考)
アクセサリに関する用語
1) 接続及び結合
番号
用語
定義
対応英語(参考)
配管
流体が機器間を流れるための,継手,カップリング,チューブ,
ホースなどの結合体。
スタッドエンド
ねじポートに接続する管継手のおねじ端部。
めすスタッドエン
ド
おねじに接続する,管継手のめねじ端部。
導管
継手間をつなぐチューブ又はホース。
チューブ
流体の流路として用いる剛性のある管及び樹脂製の柔軟性の
ある管。
ホース
ゴム,樹脂又はそれらに補強を施して作った柔軟性のある管。 hose
ホースアセンブリ
一端又は両端に継手の付いたホース。
管継手,
ホース継手
チューブ,ホース若しくは配管の接続又は機器への取付けのた
めに用いる流路のある着脱できる接続金具。
フレア式管継手
シールのためにフレア加工したチューブ端と合わせて使用す
る管継手。
くい込み式管継手
<油圧>密封するためにスリーブをナットで圧縮して使用す
る管継手。
締込み継手
<空気圧>密封するためにスリーブをナットで圧縮して使用
する管継手。
プッシュイン継手
<空気圧>工具を全く使わずに,チューブの端をコネクタ本体
の穴に押し込むことによって接続できる管継手。
急速継手
工具を使わず結合・分離できる管の連結具。
注記 自動遮断弁を内蔵するものを含む。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
差込回転式急速継
手
継手の一部分を1/4回転することによって分離接続する急速継
手。
緊急離脱式急速継
手
あらかじめ決めた軸方向の力がかかると継手接続部が完全で
はなく半ばまで自動分離する急速継手。
バーブ継手
チューブ又はホース内に挿入することによって固定する継手。 tailpiece
フランジ継手
流体の流れの軸と垂直なシール面のあるフランジ同士をねじ
締めして固定する,管用ねじのない管継手。
フラットフェース
式管継手
流体の流れの軸方向と垂直なシール面にシールを付けたねじ
込み式管継手。
例 Oリング面シール管継手
スウェッジホース
管継手
ホース継手の片端が金具の永久の変形によって締め付けてホ
ースに接続された管継手。
エルボ継手
関係するライン間に角度を形成する管継手。
注記1 角度は別途の説明がなければ90°である。
注記2 45°のエルボ継手は45°エルボ継手という。
ティー継手
T字形をした管継手。
ワイ継手
Y字形をした管継手。
クロス継手
十字形をした管継手。
ラン
ティー継手又はクロス継手の軸直線上にある主な二つの接続
口。
ブランチ
ティー又はクロスの側面の接続口。
ユニオン継手
管を回転させずに,管を接続したり分離したりすることができ
る管継手。
スイベル継手
限定された回転はできるが,連続回転はできない管継手。
ロータリ継手
連続的な回転が可能な管継手。
アジャスタブルス
タッドエンド継
手
締付け時に方向を決めることができるスタッドエンド管継手。 adjustable stud end
ノンアジャスタブ
ルスタッドエン
ド継手
締付け時に方向を決めることができないスタッドエンド管継
手。
バンジョー継手
取付面に対して直角の接続ポートの方向決めが360°可能で,流
路となる中空ボルトで締付け固定する管継手。
アダプタ
サイズ又は種類の異なる取付部を接続する取付具。
おねじ・おねじア
ダプタ
両端がおねじのアダプタ。
おねじ・めねじア
ダプタ
一端がおねじで他端がめねじのアダプタ。
めねじ・めねじア
ダプタ
両端がめねじのアダプタ。
異径継手
他方に比べて一方の端の接続サイズが小さい管継手。
隔壁継手
壁・隔壁を通過して流体を流すことができ,壁・隔壁を挟んで
両側にチューブ又はホースを付ける管継手。
コレット
チューブを保持する軸方向に平行に分割したリング。シール機
能はない。
スリーブ
チューブの外側に装着し,継手のナットを締め付けることによ
ってシール及び固定するためのリング状の部品。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
プラグ
めねじポートを密封するおねじをもった配管要素。
コネクタキャップ
おねじのスタッドエンドを密封するめねじをもった配管要素。 connector cap
フラットフェース
カップリング
二つのフラットフェース継手を用いた組立品で,機器の結合又
は配管を延長するために使用し,二つの部位を横方向にスライ
ドさせることによって分離できるように設計した継手。
自動封止カップリ
ング
分離時に自動的に一方又は両方のラインを封止できる継手。
取外しポイント
流体の供給若しくは測定のための機器又は配管上にある補助
接続部。
パイプクランプ
配管を保持又は支持する器具。
溶接ニップル
溶接又はろう付けによって,永久的に配管に取り付けられる継
手の一部。
ブロック継手
<空気圧>パイロット信号を除いたときに,空気をシリンダに
閉じ込めるようにシリンダポートに直接ねじ込めるパイロッ
ト操作チェック弁を内蔵した継手。
2) 電気機器,計測器及び表示器
番号
用語
定義
対応英語(参考)
センサ
システム又は機器の状態を検出し出力信号を出す機器。
油タンク用計器
<油圧>油タンク内の液面高さ,容量及び圧力を測定し,その
値を示す計器。
インパルス発生器
入力ポートに連続した空気圧信号を加えると,単発のパルスを
出口ポートに発生させることのできる機器。
温度コントローラ
<油圧>規定範囲内で,流体温度を制御する装置。
パルスカウンタ
加えられたパイロットインパルスの数を,視覚的に表示する機
器。
パルス発生器
<空気圧>連続的な空気圧信号が入力ポートに加えられると
き,出力ポートで反復的なパルスを出力する機器。
流体コントローラ
流体特性(例 圧力,温度)の変化を感知し,あらかじめ決め
た特性限界値内になるよう自動的に調整し,維持する装置。
流量計
流体の流量を直接的に計測及び表示する機器。
積算流量計
計測点を通過した流体の総流量を測定し,表示する機器。
流量インジケータ
流体の流れの有無を表示する機器。
流量変換器
流量を電気信号に変換する機器。
流量記録計
流量の永続的な記録を提供する機器。
流量スイッチ
流量が所定の値(しきい値)に達したとき,電気接点(回路)
を開閉する機器。
レベルゲージ
液面のレベルを測定及び表示する機器。
レベルスイッチ
所定の液面で電気接点(回路)を開閉する機器。
圧力測定器
圧力又は差圧を測定表示する機器。
圧力計
ゲージ圧力を測定し表示する機器。
圧力インジケータ
圧力の有無を示す機器。
圧力変換器
圧力を電気信号に変換する機器。
圧力スイッチ
圧力が所定の値(しきい値)に達したとき,電気接点(回路)
を開閉する機器。
真空計
真空を測定し,表示する機器。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
U字管圧力計
液体を充塡したU字管の液面の高低差によって流体の圧力を
測定する圧力測定器。
差圧計
2点の圧力差を測定又は表示する圧力計。
差圧スイッチ
流体の差圧力が所定の値(しきい値)に達したとき,電気接点
(回路)を開閉する機器。
圧力ゲージプロテ
クタ
過度の圧力変化から圧力計を保護するために,圧力計の入口な
どに取り付ける機器。
空気圧スイッチ
<空気圧>パイロット圧力があらかじめ設定した値に達した
ときに,空気圧信号を発生又は遮断する方向制御弁。
空気圧タイマ
<空気圧>設定した時間及び時間遅れ後に出力信号が現れる
バルブ。
空気圧センサ
<空気圧>空気圧を利用してものの有無,位置,状態などを検
出し,空気圧信号を送る機器。
3) フィルタ・セパレータ・調質機器
番号
用語
定義
対応英語(参考)
フィルタ
粒子の大きさ別に流体から汚染物質を捕捉する機器[セパレー
タ(6302)参照]。
セパレータ
フィルタエレメント以外の方法(例 密度差,磁性,化学的特
性,密度などの物性の差)によって汚れを分離する機器[フィ
ルタ(6301)参照]。
ストレーナ
汚染粒子を捕集する金網などで作られた目の粗いフィルタ。
2段式フィルタ
流れに対し直列に二つのフィルタエレメントをもつフィルタ。 two-stage filter
ダブルフィルタ
平行に二つのフィルタエレメントをもつフィルタ。
インラインフィル
タ
配管の一部に接続するフィルタで,入口ポート及び出口ポート
の中心軸が同軸であるフィルタ。
遠心分離形セパレ
ータ
流体中から密度の異なる液体又は固体の粒子を分離するため
に,遠心力を利用して分離するセパレータ。
切換式フィルタ
二つのフィルタのいずれかに全量流すことが選択できる弁操
作機能をもつフィルタ。
着脱式サクション
フィルタ
<油圧>ハウジングを直接タンク壁を貫通して取り付け,交換
可能なフィルタを使用し,ポンプ吸込み配管への作動油をろ過
する油圧フィルタ。
着脱式戻りライン
フィルタ
<油圧>ハウジングを直接タンク壁を貫通して取り付け,交換
可能なフィルタを使用し,戻り配管からの作動油をろ過する油
圧フィルタ。
スピンオンフィル
タ
フィルタエレメントを組み込んだ容器をねじ込んだフィルタ。 spin-on filter
クリーナブルフィ
ルタエレメント
異物などが詰まったとき,適切な再生洗浄によって,当初の定
格流量/差圧に近い特性で再使用が可能なエレメント。
給油用フィルタ
<油圧>油タンクへの給油時に油圧作動油をろ過するフィル
タ。
バイパス付フィル
タ
あらかじめセットした差圧に達すると,フィルタエレメントを
回避する代替流路を備えたフィルタ。
フィルタエレメン
ト
ろ過作用が実際に行われる多孔質部分を含むフィルタの構成
部品。
フィルタバイパス
弁
所定の差圧に達すると,ろ過されていない流体をフィルタエレ
メントを回避させて流すバルブ。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
フィルタエレメン
ト疲労
周期的差圧又は流れの発生によって生じる繰返し力によるろ
材の性能劣化で,ろ材が所定の機能を満足しなくなった状態。
フィルタ目詰表示
器
フィルタエレメントの目詰まりを表示する機器。
例 背圧表示器,差圧表示器
フィルタ効率
特定の条件の下で汚染物質を捕捉するフィルタの能力の尺度。 filter efficiency
マグネットセパレ
ータ
磁力によって磁性体粒子を保持する分離するエレメント。
マルチパスフィル
タ性能試験
フィルタエレメントに作動流体を循環させた状態でフィルタ
エレメントの性能を評価する試験方法。
両方向フィルタ
双方向に流れる流体をろ過できるフィルタ。
ろ過比率
ある寸法以上の粒子についてフィルタに流入する流体の単位
体積当たりの個数に対するフィルタから流出する流体の単位
体積当たりの個数の比率(JIS B 8356-8参照)。
注記 粒子サイズの分類は指数として表現されβ値で説明され
る。例えば,β10(c)=75は10 μm(c)及びそれ以上大きな粒
子の数がフィルタの下流よりも上流で75倍以上多いこ
とを意味している。
公称ろ過度精度
ろ過の程度を示す,製造業者が示す公称値。
注記 単位はμmで表す。
目詰まり
固体粒子,液体粒子などの堆積による流量低減又は差圧の増
大。
使い捨てフィルタ
使用後,廃棄することを意図しているフィルタ。
使い捨てフィルタ
エレメント
使用後,廃棄することを意図しているフィルタエレメント。
複合フィルタエレ
メント
2種類以上の形態,等級又はろ材構成で,単一構成のろ材では
提供できない特性をもつフィルタエレメント。
有効ろ過面積
フィルタエレメントにおいて流量を受ける多孔質ろ材の総面
積。
つぶれ
差圧の上昇に伴って生じるろ材の性能劣化で,ろ材が所定の機
能を満足しなくなった状態。
エアドライヤ
<空気圧>圧縮空気に含まれる水蒸気を減少させるための機
器。
膜式エアドライヤ
<空気圧>圧縮空気に含まれる水蒸気を除去するため中空の
繊維状(中空糸)の浸透膜を使用するエアドライヤ。
非潮解性吸湿剤式
エアドライヤ
<空気圧>非潮解性吸湿剤によって湿気を除去するエアドラ
イヤ。
潮解性吸湿剤式エ
アドライヤ
<空気圧>潮解性吸湿剤によって湿気を除去するエアドライ
ヤ。
吸着式エアドライ
ヤ
<空気圧>吸着剤を用い,分子吸着によって特定の溶解性及び
不溶解性汚染物質(気体)を捕捉するエアドライヤ。
吸収式エアドライ
ヤ
<空気圧>吸湿剤によって湿分を除去するエアドライヤ。
冷凍式エアドライ
ヤ
<空気圧>空気温度を凝縮を生じる温度まで冷却することに
よって,圧縮空気中の湿分を分離するエアドライヤ。
空気圧調整ユニッ
ト
<空気圧>圧縮空気を適切な状態で供給するために,通常,フ
ィルタ及び減圧弁,又はフィルタ,減圧弁及びルブリケータで
構成されるアセンブリ。
空気圧フィルタ
<空気圧>圧縮空気中にある固体及び液体の汚染物質を除去
し,捕捉する機器。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
吸込みフィルタ
<空気圧>大気からの汚染物質を捕捉する機能をもつ機器。
コアレッシングフ
ィルタ
<空気圧>圧縮空気に混入したオイルミストを内部で発生す
る凝集効果によって捕捉する空気圧フィルタ。
エアピュリファイ
ア
<空気圧>規定された清浄レベルにするため又は特定汚染物
質を除去するために特定のフィルタエレメントを備えている
空気圧フィルタ。
例 除菌フィルタ
オイルミストセパ
レータ
<空気圧>圧縮空気中のオイルミストを分離除去する機器。
オイルリムーバセ
パレータ
<空気圧>圧縮空気の残留油分を分離除去する機器。
排気ミストセパレ
ータ
<空気圧>大気へ排気する前に圧縮空気から潤滑油を除去す
る機器。
自動ドレン排出器
<空気圧>ドレンが所定のレベルに達したときに自動的に排
出するバルブ又は機構。
差圧式ドレン排出
器
<空気圧>間欠的な空気消費による圧力変化を利用して断続
的にドレンを排出するバルブ又は機構。
ケースガード
<空気圧>フィルタ,ルブリケータの合成樹脂ケースの外側に
装着し,万一ケースが破損しても人体に危害を加えるような破
片の飛散を防ぐための保護カバー。
ルブリケータ
<空気圧>油を霧状にして空気の流れに自動的に送り込む,空
気圧機器への給油機器。
選択式ルブリケー
タ
<空気圧>霧状にした油を選択し,粒子の細かい油霧だけを空
気に送り込む空気圧ルブリケータ。
全量式ルブリケー
タ
<空気圧>霧状にした油を全て空気に送り込む空気圧ルブリ
ケータ。
最小滴下流量
<空気圧>ルブリケータで指定された条件の下で油が滴下さ
れるのに必要な最小の空気流量。
4) エネルギー容器(アキュムレータ・ガス容器)
番号
用語
定義
対応英語(参考)
アキュムレータ,
蓄圧器
<油圧>作動油をエネルギー源などに用いるために,加圧状態
で蓄える容器。
気体式アキュムレ
ータ
<油圧>作動油が気体圧で加圧されているアキュムレータ。
おもり式アキュム
レータ
<油圧>作動油がおもりなどの重量物による重力で加圧され
ているアキュムレータ。
ばね式アキュムレ
ータ
<油圧>作動油がばね力がかかるピストンで加圧されている
油圧アキュムレータ。
ブラダ形アキュム
レータ
<油圧>ブラダゴムによって作動油とガスとが分離された気
体式アキュムレータ。
ダイアフラム形ア
キュムレータ
<油圧>ダイアフラムによって作動油とガスとが分離された
気体式アキュムレータ。
ピストン形アキュ
ムレータ
<油圧>シール機構が組み込まれた可動ピストンによって作
動油とガスとが分離された気体式アキュムレータ。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
トランスファバリ
ア形アキュムレ
ータ
<油圧>ガス容積を増大させるための一つ以上の補助ガス容
器と接続するポートをもつ気体式アキュムレータ。
空油変換器
増圧なしに空気圧から油圧に力を伝達する機器。
増圧器
一次側作動流体の入口圧力を,より高い二次側作動流体の出口
圧力に変換するための機器。
単動増圧器
一方向だけの作動をする増圧器。
二種流体増圧器
異なる種類の流体が一次側回路と二次側回路とで使われる増
圧器。
連続増圧器
入口ポートに一次圧を連続して加えることで二次圧を連続的
に発生させる増圧器。
定義
対応英語(参考)
5) 熱交換器
番号
用語
熱交換器
他の液体又は気体との熱交換によって作動流体の温度を維持
又は変化させる装置。
クーラ
作動流体を冷却する熱交換器。
ヒータ
作動流体に熱を加える装置。
アフタクーラ
<空気圧>空気圧縮機から吐出された空気を冷却するために
使用する熱交換器。
6) シール
番号
用語
定義
対応英語(参考)
密封装置
流体の漏れ又は外部からの異物の侵入を防止するために用い
る装置の総称。
シール
密封装置及び密封部材をいう[密封装置(6601)参照]。
運動用シール
回転,往復運動などのような運動部分の密封に用いるシールの
総称。
固定用シール
配管用フランジなどのように,静止部分の密封に用いるシール
の総称[ガスケット(6606)参照]。
パッキン
回転,往復運動などのような運動部分の密封に用いるシールの
総称。
ガスケット
静止部分の密封に用いるシールの総称。
軸シール
円筒の内面又は外面を伝わる流体漏れの密封に用いるシール
の総称。
しゅう(摺)動用
シール
往復運動する部分の密封に用いるシールの総称。
オイルシール
回転運動する部分の密封に用いるシールの総称。
ラジアルシール
リップが軸,ハウジングと径方向で接触して密封を行うシール
の総称。
リップ開口部を密封する側に装着する。
ゴム状シール
ゴム状材料で作られているシール。
複合シール
2種類以上の異なる材料を一体的に組み合わせたシール。
例 接着シール,オイルシール
接着シール
ゴム状材料などと接着,硬化させて構成したシールで室温硬化
形と加熱硬化形とがある。
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B 0142:2011
番号
用語
定義
対応英語(参考)
Oリング
断面が円形のリング状のスクイーズパッキンで,ガスケットに
も用いられる。
ワイパリング,
スクレーパ
余剰流体膜又は異物を除くため,往復運動のパッキンに付随し
て使用するシール。
注記1 フェルトのワイパリングは,潤滑油の保持・補給も行
う。
注記2 スクレーパシール又はダストシールともいう。
リップシール
Vパッキン,Uパッキン,オイルシールなどのようなリップを
もつシールの総称。
バックアップリン
グ
軸とハウジング間の隙間にシールがはみ出すのを防止するた
め,隙間とシールとの間に挿入する円環状の板。
注記 一般に四ふっ化エチレン樹脂が用いられる。
ゴム付き座金
座金にゴム状材料を接着した固定用シール。
ダストキャップ
異物侵入防止及び/又は損傷の保護の目的で開口部に取り付
ける蓋。
ダストプラグ
異物侵入防止及び/又は損傷の保護の目的で開口部に取り付
ける栓。
ハウジング,
シールハウジング
シールを取り付ける溝。
シールのはみ出し
圧力を受けたシールの一部が,ハウジングと相手面の隙間に粘
弾性又はクリープによる過度の変形によって入り込むこと。
注記 はみ出しは,隙間,圧力及びシールの硬さが関係してい
る。はみ出しの防止には,バックアップリングを使用す
る。
ゴム状材料
きわめて伸びやすく(弾性率が普通の固体の約10万分の1), elastomeric material
また,僅かな応力で元の長さの数倍も破断することなく伸び,
外力を除くと瞬時に戻る,ゴム及び類似材料。
ニトリルゴム
水素化ニトリルゴム
ふっ素ゴム
エチレンプロピレンゴム
シリコーンゴム
アクリルゴム
クロロプレンゴム
ウレタンゴム
四ふっ化エチレン樹脂
ポリアミド樹脂
シール材料の適合
性
シールのゴム状材料と使用する流体との適切な組合せ。
熱可塑性材料
常温ではゴム弾性を示すが,高温では容易に可塑化され成型可
能となる高分子材料。
シールキット
特定の部品及び装置に使用するシール一式。
保管期限
シールが安全に保管でき,仕様を満足する性能が期待でき,か
つ,十分な使用寿命をもつことができる保管期間。
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7) その他
番号
用語
定義
対応英語(参考)
パワーユニット,
パワーパック
<油圧>ポンプ,駆動用電動機,タンク及びリリーフ弁などで
構成した油圧源装置,又はこの油圧源装置に制御弁も含めて,
一体に構成した油圧装置。
油タンク
<油圧>油圧回路の作動油を貯蔵する容器。
大気開放タンク
<油圧>作動油を大気圧で貯蔵するためのタンク。
加圧タンク
<油圧>大気圧より高い状態で作動油を貯蔵した密閉された
油タンク。
密封タンク
<油圧>大気状態から作動油が遮断されている油タンク。
タンク容量
<油圧>油タンク中に貯蔵される流体の最大許容容積。
サージタンク
<空気圧>圧力脈動を減少させるために圧縮空気又は加圧下
の気体を貯蔵するレシーバの下流側に設置する補助容器。
補助サージタンク
<空気圧>局所的な消費に対応するためにシステム内に設置
した補助用のサージタンク。
レシーバ
<空気圧>圧縮空気又は圧縮した気体を貯蔵するための圧縮
機に直接接続する容器。
のぞき窓
液体の表面の位置(高さ)を示すために機器に設けた透明な装
置。
バッフル
直接の流れを遮り,流れを他の方向にそらす装置。
ドレントラップ
<空気圧>ドレンを集めるためにシステム内に設置した機器。 water trap
エアブリーザ
機器(例 油タンク)と大気との間で空気の入替えを可能とす
る機器。
エアブリーザ流量
エアブリーザを通過する空気流量。
パルスダンパ
<油圧>圧力変動の振幅及び圧力パルスを減少させる機器。
気泡除去装置
<油圧>油圧システム内の流体中に存在する空気又はガスを
除去するのに使う機器。
消音器
<空気圧>排気の騒音レベルを低減する機器。
油圧緩衝器
運動エネルギーを吸収し,衝撃を軽減するために用いる附属油
圧機器。
真空エジェクタ
<空気圧>圧縮空気を使用しベンチュリの原理によって真空
を発生させる機器。
真空吸着パッド
<空気圧>真空を利用して吸着力を発生させる弾性体のパッ
ド。
エアガン
<空気圧>ノズルから噴出する圧縮空気で作業する手持ち用
のエアブロー機器。
ディフューザ<油
圧>
戻り流れの流速を落とすためにタンクへの戻り配管の中に設
けられたじゃま板を組み込んだ油圧機器。
ディフューザ<空
気圧>
動圧を静圧に回復させる緩やかな広がり流路。
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B 0142:2011
記号
X 時間
Y 圧力
1 絶対圧力
2 負のゲージ圧力
3 正のゲージ圧力
4 圧力定常状態
5 圧力脈動
6 圧力パルス
7 圧力ピーク
8 圧力サージ
9 圧力変動
10 アイドリング圧力
11 圧力降下
12 大気圧
13 最低使用圧力
14 使用圧力範囲
15 最高使用圧力
16 最高圧力
17 運転圧力範囲
図1−油空圧システムに関連する圧力の説明図
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 0142:2011
記号
Y 絶対圧力
1 正のゲージ圧力
2 負のゲージ圧力
3 破壊圧力,実際値
4 破壊圧力,最低値
5 耐圧力
6 最高サイクル試験圧力
7 最高定格圧力
8 最低定格圧力(空気圧)
9 最低サイクル試験圧力
10 大気圧
11 最低定格圧力(油圧)
図2−油空圧機器及び配管に関連する圧力の説明図
参考文献 JIS B 8356-8:2002 油圧用フィルタ性能評価方法−第8部:フィルタエレメントのろ過性能試
験(マルチパステスト法)
JIS B 8392-1:2003 圧縮空気−第1部:汚染物質及び清浄等級
JIS B 9933:2000 油圧−作動油−固体微粒子に関する汚染度のコード表示
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B 0142:2011
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JIS B 0142:2011 油圧・空気圧システム及び機器−用語
(I)JISの規定
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容
箇条
番号
箇条ごと
の評価
追加
箇条番号
及び題名
内容
分類
用語及び定義
国際
規格
番号
内容
用語及び定義
削除
追加
図1
変更
変更
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 5598:2008,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 ················ 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD ··············· 国際規格を修正している。
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
技術的差異の内容
対応国際規格はアルファベット順
に配列されているが,この規格では
用語の分類を追加して,その順に並
び替えている。
3.1形容詞は日本語には対応できな
いものがあるため削除した。
言語の相違のため,特に対処しな
い。
言語の相違のため,特に対処しな
い。
対応国際規格にはないが必要な用
語を追加した。
ヒステリシスの定義を変更した。
図の一部に誤りがあるため修正し
た。
ISOに指摘済み。
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表