B 7104:2019

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序文 ··································································································································· 1

1 適用範囲························································································································· 1

2 引用規格························································································································· 1

3 種類······························································································································· 1

4 性能······························································································································· 1

5 構造,形状及び寸法 ·········································································································· 2

5.1 レリーズ及びレリーズ取付部 ··························································································· 2

5.2 プランジャ部 ················································································································ 3

6 検査······························································································································· 4

7 表示······························································································································· 4

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································· 5

(1)

B 7104:2019

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人カメ

ラ映像機器工業会(CIPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業

規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業

規格である。

これによって,JIS B 7104:1992は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(2)

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日本工業規格

JIS

B 7104:2019

カメラ用レリーズ及び取付部

Shutter cable release tips and sockets for cameras

序文

この規格は,1979年に第1版として発行されたISO 6053を基とし,消費者及び生産者にとって有用な

情報の提供及び設計の自由度を向上するため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1

適用範囲

この規格は,カメラ用レリーズ(以下,レリーズという。)及びレリーズ取付部について規定する。

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 6053:1979,Photography−Shutter cable release tip and socket−Dimensions(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS B 0205-1 一般用メートルねじ−第1部:基準山形

JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部:原則及び基礎データ

3

種類

レリーズ取付部の組合せは,テーパおねじとテーパめねじとの組合せ及びテーパおねじと平行めねじと

の組合せの2種類とする。

4

性能

性能は,次による。

a) ケーブルは曲げない状態でプランジャに20 Nの力を与えて作動させたとき,各部に異常があってはな

らない。

b) レリーズボタンのばねの強さは,レリーズボタンをいっぱいに押し付けた状態で4 N以下とし,曲率

半径15 mmで180°曲げても,戻り作動に支障があってはならない。ただし,レリーズケーブルの長

さが90 mm以下のものについては,曲げない状態で作動を確認する。

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2

B 7104:2019

5

構造,形状及び寸法

5.1

レリーズ及びレリーズ取付部

レリーズ及びレリーズ取付部は,次による。

a) テーパおねじ及びテーパめねじの構造,形状及び寸法は,図1による。

単位 mm

図1−テーパおねじ及びテーパめねじの形状・寸法

b) テーパおねじ及び平行めねじの構造,形状及び寸法は,図2,また,平行めねじの寸法は,表1によ

る。

なお,平行めねじよりもテーパめねじの採用が望ましい。

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3

B 7104:2019

単位 mm

注a) おねじ側は図1と同様とする。

図2−テーパおねじ及び平行めねじの形状・寸法

表1−平行めねじの形状・寸法

単位 mm

平行めねじa) b) c)

ねじの呼び

ピッチ

谷の径 D

有効径 D2

内径 D1

基準寸法

最大許容寸法

規定しない

最小許容寸法

公差

注記 M3.4×0.5は,JIS B 0205-2の表2(呼び径及びピッチの選択)の細目ねじ系列にない特殊なものである。

注a) 平行めねじの基準山形は,JIS B 0205-1による。

b) めねじの寸法許容差は,JIS B 0209-1の表8(推奨するめねじの公差域クラス)の6Hによる。

c) 平行めねじを採用したカメラの場合,シャッタレリーズに要する力は10 N以下とする。

5.2

プランジャ部

プランジャ部は,次による。

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4

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a) レリーズボタンを緩めた状態で,プランジャ先端は案内部の先端から出てはならない。また,その後

端は,曲がる部分にかかってはならない。

b) レリーズボタンを,プランジャ先端を押し込む方向に15 Nの力を加えながら,いっぱいに押した状態

で,プランジャは,案内部の先端から12 mm以上突き出していなければならない。このとき,プラン

ジャの後部が案内部(図3を参照)に3 mm以上残るものとする。

図3−プランジャ部

6

検査

レリーズ及びレリーズ取付部の検査は,構造,性能,形状及び寸法について行い,箇条4及び箇条5の

規定に適合しなければならない。

7

表示

レリーズには,見やすい箇所に製造業者名又はその略号を表示する。

参考文献 JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系

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5

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附属書JA

(参考)

JISと対応国際規格との対比表

JIS B 7104:2019 カメラ用レリーズ

(I)JISの規定

箇条番号

及び題名

内容

(II) (III)国際規格の規定

国際

規格

箇条

内容

番号

番号

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと

の評価及びその内容

箇条ごと

の評価

(V)JISと国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

技術的差異の内容

2 引用規格

3 種類

レリーズ取付部の組合せ

の種類を規定。

JISとほぼ同じだが,説

明が簡略。

変更

レリーズ取付部の組合せの種類と

して,テーパおねじとテーパめねじ

の組合せ,テーパおねじと平行めね

じの組合せの2種類を明確に記載。

記載の様式が異なっているが,技

術的差異はない。

4 性能

b) レリーズボタンのばね

の強さを規定。

追加

レリーズボタンのばねの強さを追

加した。

5 構造,形

状及び寸法

5.1 レリーズ及びレリー

ズ取付部

Figure 1にプランジャ先

端のR0.9寸法と表面粗

さ記号を記載している。

削除

ISO規格の図中のプランジャ先端

のR0.9寸法と表面粗さ記号を削除

した。

ばねの強さを明確に規定すること

で,使用者の混乱を避けるために

追加した。今後,ISOに改正提案

を行う。

このR寸法と表面粗さは実用上重

要でないため,削除した。

なお,ISO規格のRは誤りで,SR

が正しい。

Figure 1におねじ側ケー

ブルレリーズ基部直径

寸法にφ5 maxを記載し

ている。

削除

ISO規格が記載しているφ5 maxを

削除した。

この寸法は実用上重要ではなく,

むしろ設計自由度を阻害するおそ

れがあるため削除した。

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6

B 7104:2019

内容

6 検査

5.1 レリーズ及びレリー

ズ取付部

a) テーパおねじとテーパ

めねじとの組合せを規

定。

b) テーパおねじと平行め

ねじとの組合せを規定。

5.1 レリーズ及びレリー

ズ取付部

b) 平行めねじの形状・寸

法を表にして記載。

5.2 プランジャ部

a) レリーズボタンを緩め

た状態のプランジャ後端

の案内部における位置を

規定。

5.2 プランジャ部

b) レリーズボタンをいっ

ぱいに押し込んだときの

プランジャ後部の残り量

及びそのときに加える力

を規定。プランジャ部の

図を追加。

検査を規定。

7 表示

表示を規定。

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと

の評価及びその内容

箇条ごと

の評価

変更

(V)JISと国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

技術的差異の内容

ISO規格では,同じ箇条の中にまと

められているが,二つの細別に分け

て明確になるよう変更した。

2種類の組合せを明確に分けるこ

とで使用者の混乱を避けるために

変更した。今後,ISOに改正提案

を行う。

旧JISから引き継がれてきた有用

な情報を,使用者の便宜を図るた

めに残した。今後,ISOに改正提

案を行う。

旧JISから引き継がれてきた有用

な情報を,使用者の便宜を図るた

めに残した。今後,ISOに改正提

案を行う。

Figure 4に寸法と公差域

クラスを記載。

追加

平行めねじの形状・寸法を表にして

追加した。

追加

レリーズボタンを緩めた状態のプ

ランジャ後端の案内部における位

置を追加した。

追加

レリーズボタンをいっぱいに押し

込んだときのプランジャ後部の案

内部における残り量及びそのとき

に加える力の規定を追加した。ま

た,プランジャ部の図を追加した。

プランジャの位置及びそのときに

加える力を明確にすることで,使

用者の混乱を避けるために追加し

た。今後,ISOに改正提案を行う。

追加

検査方法の規定を追加した。

検査方法を規定することで,使用

者の混乱を避けるために追加し

た。今後,ISOに改正提案を行う。

追加

表示の規定を追加した。

表示を規定することで,使用者の

混乱を避けるために追加した。今

後,ISOに改正提案を行う。

箇条番号

及び題名

5 構造,形

状及び寸法

(続き)

(II) (III)国際規格の規定

国際

規格

箇条

内容

番号

番号

Tip and socketとして同

じ箇条にまとめられて

いる。

(I)JISの規定

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7

B 7104:2019

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6053:1979,MOD

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

− 削除 ················ 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

− MOD ··············· 国際規格を修正している。