2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
B 8650:2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本産業
機械工業会(JSIM)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS B 8650:1997は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
B 8650:2006
目
次
ページ
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 用語の分類 ····················································································································· 1
3. 用語及び定義 ·················································································································· 1
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
B 8650:2006
プラスチック加工機械−用語
Plastics moulding machinery-Vocabulary
1. 適用範囲 この規格は,プラスチックを成形加工するプラスチック加工機械のうち,押出成形機(1),
射出成形機(2),ブロー成形機(3)について,主としてカタログ・仕様書などに用いる用語及びその定義につ
いて規定する。ただし,押出成形機については,成形品によって成形機部分の構成が多様となるため,押
出機本体及びそれに接続されるダイに限定して規定する。
注(1) 加熱した成形材料をダイから押し出して成形する機械。
(2) 加熱した成形材料を金型に射出して成形する機械。
(3) 押出成形又は射出成形で筒状又は管状の成形材料を作り,これに気体を吹き込み膨張成形する
機械。
2. 用語の分類 用語の分類は,次による。
a) 押出成形機
b) 射出成形機
c) ブロー成形機
3. 用語及び定義 用語及び定義は,次による。
なお,参考のために対応英語を示す。
備考 用語欄で,用語の下の( )書はその読み方を示す。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2
B 8650:2006
a) 押出成形機
番号
用語
押出機
二軸押出機
定義
単位
対応英語(参考)
バレル内において,回転するスクリューに
よって成形材料を移動させながら可塑
化・混練し,定量で押し出すプラスチック
加工機械。一般に押出機にはスクリューが
1本である単軸押出機とスクリューが2本
ある二軸押出機とがある。
備考 可塑化とは,加熱及び機械的作
用によって可塑性プラスチック
スを軟化すること。
スクリューが2本の押出機。2本のスクリ
ューの回転方向は,同方向のものと異方向
のものとがある。スクリューの形状は,か
み合い形,非かみ合い形及び不完全かみ合
い形がある。
コンパウンディング
ポリマーに各種添加材料を混合・分散させ
て,ペレット状,か(顆)粒状,粉体状な
どの成形材料にすること。
混合
対象原料の凝集物の破砕作用を積極的に
求めない作用で,材料相互の位置の交換を
行うことにより,均一に,かつ,微細に入
り組んだ状態を作り出す操作。この操作形
態は,分配(distribution)とも呼ばれる。
混練
材料相互の位置の交換(混合)を行うだけ
でなく,凝集物の引離しを目的とした破砕
作用を積極的に求める操作。この操作形態
は,分散(dispersion)とも呼ばれる。
比エネルギー
原料に対し押出機で行った仕事を単位押
出質量当たりで表した値。電動機効率及び
機械効率を加味した押出機電動機消費電
力量を押出質量で除して求める。混練・混
合の目安として用いられる。
押出圧力
成形材料を押し出すときの,スクリュー先
端部の圧力。
押出質量
温度制御ゾーン
単位時間に押出機から押し出される成形
材料の質量。
バレル,ヘッド及びダイの温度制御領域。
バレル
成形材料を入れ,加熱,冷却するための筒
状のハウジング。
備考1. 回転するスクリューを内蔵す
る。
2. 外部から加熱又は冷却できる
構造になっている。
3. シリンダともいう。
バレル加熱方式
バレルを電気,油などによって加熱する方
式。
バレル冷却方式
バレルヒータ電力
バレルを空気,油,水などの冷媒によって
冷却する方式。
バレル部のヒータ電力。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3
B 8650:2006
番号
用語
定義
単位
対応英語(参考)
脱揮
原料中に含まれるガス及びモノマー,空気
及び水分を取り除く操作。
ベント口
脱揮のためにバレルに設けられた開口部。
ホッパ体積
ホッパの全体積。
フィーダ
押出機のスクリューに,成形材料を連続的
に一定量供給する装置。
スクリュー
押出機のバレル内で回転することによっ
て,成形材料を移送,溶融,混練,脱揮な
どをする溝をもつ軸。
スクリュー有効長さ
スクリューの溝の軸方向長さ。
スクリュー直径
スクリューの呼び外径寸法。
スクリューL/D
(─えるばいでぃー)
スクリュー圧縮比
スクリューの有効長さ(L)とスクリュー直
径(D)との比。
スクリューにおける供給部の1リードねじ
溝の構成する空間体積(V2)と計量部の1リ
ードねじ溝の構成する空間体積(V1)との比
スクリュー回転速度
スクリューの毎分回転数。
スクリュートルク
スクリューを回転させるトルク。
スクリュー回転方向
スクリューがスクリュー機能を発揮する
ための回転方向。
備考1. 回転方向は,ねじのねじれ方
向によって決まる。
2. 二軸押出機の場合は,同方向
のものと,異方向のものとが
ある。
スクリュー中心高さ
床面からスクリュー軸中心までの高さ。
スクリュー冷却方式
スクリュー駆動方式
スクリュー駆動電動機
スクリュー表面を,スクリュー内部から空
気,油,水などの冷媒を送って冷却する方
式。
スクリュー回転の駆動方式。
備考 電動機と減速機との直結駆動,
電動機と減速機とのベルト駆
動,油圧モータ直結駆動,油圧
モータと減速機との直結駆動な
どの方式がある。
スクリューを駆動するための電動機。
備考 定格容量及び形式で示す。
ヘッド
バレルの先端に位置する部分。
備考 そのヘッドは,ダイの一部であ
ってもよい。
スクリーンパック
溶融材料をろ過するために押出機の先端
に設ける金網。
ブレーカプレート
アダプタ
押出機において,スクリーンパックを支え
る穴あき板。
ヘッドとダイとをつなぐ部分。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4
B 8650:2006
番号
用語
定義
単位
対応英語(参考)
ダイ
ダイヒータ電力
連続的に一定形状に成形するために押出
機の出口に取り付ける金属製の型。
ダイ部のヒータ電力。
ランド
ダイ内部の成形材料の流れに平行な面。
造粒
溶融樹脂(ポリマー)を粒状の成形材料(ペ
レット)にカット成形すること。
備考 水中カット,ホットカット,ス
トランドカットなどの方式があ
る。
水中カット
カッターブレードをダイの前面に接して
回転させ,押し出されるストランドを水中
で切断すること。
ホットカット
カッターブレードをダイの前面に接して
回転させ,押し出されるストランドを空中
で切断すること。
ストランドカット
ダイから溶融樹脂を細いひも(紐)状に押
し出し,水槽へ引き込み冷却し,その後切
断すること。
b) 射出成形機
番号
用語
射出成形機
射出装置
射出方式
定義
単位
対応英語(参考)
成形材料の供給,加熱可塑化,金型への射
出,冷却固化,型開き,成形品突出し,型
閉じの一連の作動を行うプラスチック加
工機械。
備考 大別して,型締装置,射出装置,
駆動装置及び制御装置からな
る。
成形材料を可塑化し,射出する装置。
備考1. 可塑化 成形材料を軟化さ
せ,流動しやすくすること。
2. 射出 可塑化させた成形材料
をあらかじめ閉じられた金型
に設定した速度・圧力で流し
込むこと。
射出装置の方式をいう。射出装置の方式に
は,インラインスクリュー式,スクリュー
プリプラ式などがある。
備考1. インラインスクリュー式 ス
クリューで成形材料 を可塑
化させるとともにスクリュー
を前進させて射出もする方
式。
2. スクリュープリプラ方式 可
塑化専用スクリューで成形材
料を可塑化させ,これをプラ
ンジャ前部へ送り込んだ後プ
ランジャを前進させて射出す
る方式。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 8650:2006
番号
用語
定義
単位
対応英語(参考)
射出ストローク
成形材料を射出するときのスクリュー又
はプランジャの移動距離。
射出圧力
成形材料を射出するときのスクリュー又
はプランジャの先端圧力。
保圧
金型に成形材料を射出充てん(填)後,成
形品の収縮を補うためのスクリュー又は
プランジャの先端圧力。
射出速度
スクリュー又はプランジャの前進速度。
理論射出体積
射出率
射出質量
スクリュー又はプランジャの先端断面積
とそのストロークとの積。
単位時間当たりの理論射出体積。
備考 スクリュー又はプランジャの断
面積と射出速度との積。
1ショットで射出される成形材料の質量。
可塑化能力
単位時間内に可塑化できる成形材料の質
量。
加熱シリンダ
成形材料を入れ,加熱するための筒状のハ
ウジング。
備考1. 回転するスクリューを内蔵す
る。
2. 外部からバンドヒータなどで
加熱できる構造になってい
る。
3. バレル,加熱筒ともいう。
ヒータ電力
加熱シリンダ及びノズル部の合計ヒータ
電力。
温度制御ゾーン
ホッパ体積
加熱シリンダ及びノズルなどの温度制御
領域。
ホッパの全体積
フィーダ
射出成形機のスクリューに成形材料を連
続的に一定量供給する装置。
スクリュー
射出成形機の加熱シリンダ内で回転する
ことによって,成形材料を移送,溶融,混
練するら(螺)旋状の溝をもつ軸。
備考 一般的には供給部,圧縮部,計
量部の3ゾーンから成ってい
る。
スクリューヘッド
スクリュー有効長さ
スクリューの先端に取り付けて,主に成形
材料の逆流を防止する部品。逆流防止タイ
プ,ストレートタイプなど種々の形式があ
る。
スクリューの溝の軸方向長さ。
スクリュー直径
スクリューの呼び外径寸法。
スクリューL/D
(─えるばいでぃー)
スクリュー有効長さ(L)とスクリュー直径
(D)との比。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 8650:2006
番号
用語
定義
単位
対応英語(参考)
スクリュー圧縮比
スクリューにおける供給部の1リードねじ
溝の構成する空間体積(V2)と計量部の1リ
ードねじ溝の構成する空間体積(V1)との比
スクリュー回転速度
スクリューの毎分回転数。
スクリュートルク
スクリューを回転させるトルク。
背圧
プランジャ
成形材料を可塑化するときのスクリュー
又はプランジャの先端圧力。
成形材料を金型に射出する棒状ピストン。
ノズル
ノズル寸法
ノズルタッチ力
ノズル突出寸法
型締装置
型締方式
安全扉
加熱シリンダの先端に取り付ける口金で,
可塑化した成形材料を金型に導く通路を
形成する。
ノズル先端部の寸法。
備考 一般的には,球面半径(r)及び口
径(d)で示す。
ノズルを金型のスプルーブッシュ面に押
し付ける力。
固定盤の金型取付面から突き出るノズル
の寸法。
金型を開閉させ,型締力を加える装置。
型締装置の方式をいう。型締装置の方式に
は直圧式,トグル式,複合式などがある。
備考1. 直圧式 油圧シリンダ,電動
機などの動力源で発生する力
を型締力とする方式。
2. トグル式 油圧シリンダ,電
動機などの動力源で発生する
力をトグル機構で拡大して型
締力とする方式。
3. 複合式 型締力の発生と型開
閉動作を別々のアクチュエー
タ (油圧シリンダ,電動機な
ど)によって作動させ,その動
作を切り替えるための装置を
備えている方式。
射出成形機の金型開閉機構部に設けられ
る扉状の安全装置。この扉が開かれている
間は,型閉じが行われないよう,電気的,
機械的,油圧的などで型締装置に連動して
いる。
型締力
充てん時の成形材料の圧力に抵抗して,金
型を閉じておくために金型に加える力。
型開力
成形品を金型から離型させるために金型
を開く力。
型開閉ストローク
成形品を取り出すために金型を開く可動
盤の移動距離。
型閉速度
型閉時の可動盤の移動速度
型開速度
型開時の可動盤の移動速度
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 8650:2006
番号
用語
定義
単位
対応英語(参考)
タイバー
型締力を受ける部材。
タイバー間隔
射出成形機のタイバー間の内のり。
備考 水平及び垂直それぞれの寸法で
示す。
金型
成形材料を一定の形状に成形するための
金属製の型。
固定盤
金型の固定側を取り付ける取付盤
可動盤
金型の可動側を取り付ける取付盤
金型取付盤寸法
固定盤又は可動盤の金型取付面の外側寸
法。
最大金型厚さ
射出成形機に取付けできる金型の最大厚
さ。
最小金型厚さ
射出成形機に取付けできる金型の最小厚
さ。
デーライト
射出成形機の可動盤を最大に開いたとき
の可動盤と固定盤との距離。
ロケートリング径
エジェクタ
エジェクタストローク
固定盤又は可動盤に設けた金型ロケート
リングに対応する穴の径。
金型から成形品を取り出すために突き出
す作動装置。
エジェクタの移動距離
エジェクタ力
成形品を突き出すための力
ドライサイクルタイム
成形材料を供給せずに射出成形機を基本
的な動作で空運転した場合の,1サイクル
に要する最小作動時間。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
8
B 8650:2006
c) ブロー成形機
番号
用語
ブロー成形機
定義
単位
対応英語(参考)
押出機,射出装置などによって溶融・形成
されたパリソン又はプリフォームを金型
内に挟み込み,その内側に気体を吹き込
み,その圧力で金型の内面にパリソン又は
プリフォームの外面を押しつけて中空体
を成形するプラスチック加工機械。
備考 ブロー成形機は,次のように大
別される。
a) 押出ブロー成形機(ダイレクト
ブロー) 押出機及びヘッドに
よって金型内にパリソンが供給
され,ブロー成形される。
b) 射出ブロー成形機(インジェク
ションブロー)
射出装置及びブロー機構によっ
て構成される1台の成形機で,
プリフォームを成形し,更に直
接ブロー成形するシステム。
(プリフォームを離型し,延伸
機能を付加した射出ストレッチ
ブロー成形機もある。)
c) 2段ブロー成形機
加熱装置をもつ金型に,プリフ
ォームを供給・再加熱して,中
空体の製品をブロー成形するも
ので,押出機及び射出装置をも
っていない。
シリンダ内において,回転するスクリュー
によって成形材料を移動させながら,可塑
化・混練した成形材料を安定して押し出す
機械装置。
成形材料を可塑化し射出する装置。
備考1. 可塑化 成形材料を軟化さ
せ,流動しやすくすること。
2. 射出 可塑化させた成形材料
をあらかじめ閉じられた金型
に速度・圧力をかけて流し込
むこと。
押出機
射出装置
ヘッド
押出機から押し出される成形材料を,パリ
ソンに形成する部位。連続的にパリソンを
形成する連続ヘッドと,間欠的にパリソン
を形成するアキュムレータヘッドに大別
される。取付が可能なダイの最大口径でそ
の大きさを表す。
パリソン
筒状又は管状の形状で溶融状態の成形材
料。押出ブローでは,これを直接金型に挟
み込んで成形する。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 8650:2006
番号
用語
定義
単位
対応英語(参考)
プリフォーム
あらかじめ,有底の筒状に成形された予備
成形品。射出ブロー成形機では,次工程で
ブロー成形される。2段ブロー成形機では,
プリフォームを再加熱してブロー成形さ
れる。
押出質量
単位時間に押出機から押し出される成形
材料の質量。
可塑化能力
単位時間内に可塑化できる成形材料の質
量。
シリンダ
成形材料を入れ,加熱,冷却するための筒
状のハウジング。
備考1. 回転するスクリューを内蔵す
る。
2. 外部から加熱,冷却できる構
造になっている。
3. バレルともいう。
シリンダ加熱方式
シリンダを電気などによって加熱する方
式。
シリンダ冷却方式
シリンダを空気,水などの冷媒によって冷
却する方式。
シリンダヒータ電力
シリンダ部のヒータ電力。
温度制御ゾーン
シリンダ,ヘッドなどの温度制御領域。
スクリュー
ブロー成形機のシリンダ内で回転するこ
とによって,成形材料を移送,溶融,混練
などをする溝をもつ軸。
スクリュー有効長さ
スクリューの溝の軸方向長さ。
スクリュー直径
スクリューの呼び外径寸法。
スクリューL/D
(─えるばいでぃー)
スクリュー圧縮比
スクリューの有効長さ(L)とスクリュー直
径(D)との比。
スクリューにおける供給部の1リードねじ
溝の構成する空間体積(V2)と計量部の1リ
ードねじ溝の構成する空間体積(V1)との比
スクリュー回転速度
スクリューの毎分回転数。
スクリュートルク
スクリューを回転させるトルク。
スクリュー冷却方式
スクリュー駆動方式
スクリュー表面を,スクリュー軸内部から
空気,油,水などの冷媒を送って冷却する
方式。
スクリュー回転の駆動方式。
備考 電動機と減速機との直結伝動,
電動機と減速機とのベルト伝
動,油圧モータ直結伝動,油圧
モータと減速機との直結伝動な
どの方式がある。
ブレーカプレート
押出機において,スクリーンパックを支え
る穴あき板。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
10
B 8650:2006
番号
用語
定義
スクリーンパック
溶融材料をろ過するために押出機の先端
に設ける金網。
押出圧力
アダプタ
成形材料を押し出すときの,スクリュー先
端部の圧力。
押出機とヘッドをつなぐ部分。
連続ヘッド
単位
対応英語(参考)
パリソンを連続的に形成させる部位。押出
機から押し出される成形材料を通過させ
ることで,円筒状のパリソンを形成する。
各種の流路形状による方式がある。また,
複数のパリソンを形成できる多頭ヘッド
や複数の成形材料による多層パリソンを
形成する多層ヘッド等がある。
備考 クロスヘッドともいう。
多層ヘッド
複数の成形材料による多層構成のパリソ
ンを形成するヘッド。成形材料の種類と層
数により,“〇種〇層”と表現する。
頭数
1本のパリソンで成形するものを,単頭ヘ
ッドと称し,2本以上のパリソンで同時に
成形する多頭ヘッドでは,そのパリソンの
数に相当する。
ヘッドピッチ
多頭ヘッドにおける各パリソン間の中心
距離。
ダイ・コア
ヘッド先端(パリソン吐出部)に取り付け
られ,パリソンの外径及び肉厚を規制する
部品。ダイは外側にあって,その出口径が
パリソンの外径に影響を与える。コアは内
側にあって,パリソンの肉厚及び内径に影
響を与える。
ダイギャップ
ダイの内径とコアの外径によって生じる,
パリソン吐出し部のすきま。パリソンの肉
厚を規制する。通常コアを上下させること
でこのすきまを変化させることができる。
パリソンコントロール
アキュムレータヘッド
ダイとコアとのすきまを変化させて行う
パリソン流れ方向の肉厚制御。
間欠的にパリソンを形成するヘッド。
必要量の成形材料を貯蔵計量し,これを油
圧力などによって短時間に吐き出し,パリ
ソンを形成する。計量中は,パリソンが出
てこないため,連続ヘッドと異なり成形中
に金型が移動する必要がない。
備考 大形のパリソンや溶融強度の弱
い樹脂に対応できる。
貯蔵容量
射出質量
アキュムレータヘッドが貯蔵できる成形
材料の量及び最大体積で表示される。
a) アキュムレータヘッドが1ショットで
吐き出せる成形材料の質量。
b) 射出ブロー成形機では,1ショットで
射出される成形材料の質量。
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B 8650:2006
番号
用語
射出圧力
射出率
定義
単位
対応英語(参考)
a) アキュムレータヘッドでパリソンを吐
き出す(射出する)ための油圧源圧力。
b) 射出ブロー成形機では,成形材料を射
出するときのスクリューの先端圧力。
a) アキュムレータヘッドから射出される
単位時間当たりの成形材料の質量。
b) 射出ブロー成形機では,単位時間当た
りの理論射出体積。
プリピンチ
吹込圧力
吹込ノズル
カッティングスリーブ
吹込ノズルに取り付けられ,ボトル口部の
端面を成形するとともに金型側カウンタ
プレートに当てることで口部のばりを切
るための部品。
吹込針
型締装置
金型内に設置され,パリソンを突き破って
吹込エアを吹き込む針。
金型を開閉させ,型締力を加える装置。
金型
成形材料を一定の形状に成形するための
金属製の型。
a) 押出ブロー成形機では,開いた状態か
らパリソンを挟み込んで成形する。
パリソンの下部をつまんで袋状にする装
置。
備考 プリクランプともいう。
成形時の吹込エアの圧力。
成形時の吹込エアをパリソン内に導くた
めの穴あきの棒状部品。
備考 ブローピンともいう。
b) 射出ブロー成形機では,プリフォ
ームを成形する金型とブロー金型
の2種類がある。
カウンタプレート
ボトル用金型の口部を成形し,カッティン
グスリーブを当てることで口部のばりを
切るための部品。
型締力
吹込圧力又は充てん時の圧力に抵抗して
金型を閉じておくために金型に加える力。
金型取付盤
金型取付盤寸法
金型を取り付ける取付盤。
備考 プラテンともいう。
金型取付面の高さと幅の寸法。
デーライト
成形機の金型取付盤を最大に開いたとき
の金型取付盤間の距離。
型開閉ストローク
成形品を取り出すために金型を開く金型
取付盤の移動距離。
型閉速度
型閉時の金型取付盤の移動速度
型開速度
型開時の金型取付盤の移動速度
最小金型厚さ
成形機に取付けできる金型の最小厚さ。
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B 8650:2006
番号
用語
定義
単位
対応英語(参考)
最大金型高さ
成形機に取付けできる金型の最大高さ。
最大金型幅
成形機に取付けできる金型の最大幅。
最大金型質量
成形機に取付けできる金型の最大質量。
金型移動ストローク
a) 連続ヘッドでは,金型がパリソンをつ
かむ位置と成形する位置との移動距
離。
b) アキュムレータヘッドでは,金型交換
等メンテナンス用の金型移動距離。
安全扉
成形機の金型開閉機構部に設けられる扉
状の安全装置。
この扉が開かれている間は,型閉じが行わ
れないよう,電気的,機械的,油圧的など
で型締装置に連動している。
ドライサイクルタイム
成形材料を供給せずに成形機を空運転し
た場合の,1サイクルに要する最小作動時
間。