2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

日本工業規格

JIS

C 3152-1984

すずめっき軟銅線

Tin Coated Annealed Copper Wires

1. 適用範囲 この規格は,断面が円形で軟質の電気用すずめっき銅線(以下,線という。)について規定

する。

引用規格:

JIS C 3002 電気用銅線及びアルミニウム線試験方法

JIS C 3102 電気用軟銅線

2. 記号 記号は,TAとする。

3. 特性 特性は,7.で試験を行ったとき,付表のとおりとする。

また,めっきは7.5により試験を行ったとき,試験液の色がJIS C 3002(電気用銅線及びアルミニウム

線試験方法)の8.(2)の比色標準液の色より暗くてはならない。

4. 寸法 寸法は,径で表し,付表のとおりとする。

5. 外観 外観は,表面が滑らかで,きず,さび,裂け目,その他実用上有害な欠点があってはならない。

6. 材料及び加工方法 材料及び加工方法は,JIS C 3102(電気用軟銅線)に規定する電気用軟銅線の表

面にすずめっきを均一に施したものとする。

7. 試験方法

7.1

外観 外観は,JIS C 3002の3.による。

7.2

寸法 寸法は,JIS C 3002の4.による。

7.3

伸び 伸びは,JIS C 3002の5.による。

7.4

導電率 導電率は,JIS C 3002の6.による。

7.5

めっき めっきは,JIS C 3002の8.(2)による。

8. 検査 検査は,7.の試験方法により次の項目について行い,3., 4., 5.及び6.の規定に適合しなければな

らない。ただし,めっき検査は,7.1の外観試験によって疑義を生じた場合又は受渡当事者間の協定によっ

て行う。

(1) 外観

(2) 寸法

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

2

C 3152-1984

(3) 伸び

(4) 導電率

(5) めっき

9. 包装及び1巻の正味質量 線は,1条ごとにたば巻又はボビン巻とし,運搬中損傷しないように適当

な方法で包装を施さなければならない。1巻の正味質量は,表のとおりとする。ただし,受渡当事者間の

協定による場合は,この限りではない。

径 mm

1巻の正味質量 kg

0.10 以上 0.15 未満

0.15 以上 0.30 未満

0.30 以上 0.40 未満

0.40 以上 0.65 未満

0.65 以上 0.80 未満

0.80 以上 1.6 未満

1.6 以上 12.0 以下

100±20又は60±20

10. 製品の呼び方 製品の呼び方は,名称及び径,又は記号及び径による。

例:すずめっき軟銅線 2.0mm

又はTA 2.0mm

11. 表示 たば又はボビンには,次の事項を容易に消えない方法で表示しなければならない。

(1) 名称又は記号

(2) 径

(3) 正味質量

(4) 総質量(ボビン巻きの場合)

(5) 製造業者名又はその略号

(6) 製造年月又はその略号

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

3

C 3152-1984

付表

径の許容差

伸 び

導電率

断面積

10.0以上

10.0以上

10.0以上

10.0以上

10.0以上

10.0以上

10.0以上

10.0以上

10.0以上

15.0以上

15.0以上

15.0以上

15.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

20.0以上

25.0以上

25.0以上

25.0以上

25.0以上

25.0以上

25.0以上

25.0以上

25.0以上

25.0以上

25.0以上

30.0以上

30.0以上

30.0以上

30.0以上

93.0以上

93.0以上

93.0以上

93.0以上

93.0以上

93.0以上

93.0以上

94.0以上

94.0以上

94.0以上

94.0以上

94.0以上

94.0以上

96.0以上

96.0以上

96.0以上

96.0以上

96.0以上

96.0以上

96.0以上

96.0以上

96.0以上

96.0以上

96.0以上

96.0以上

97.0以上

97.0以上

97.0以上

97.0以上

97.0以上

97.0以上

97.0以上

97.0以上

97.0以上

97.0以上

97.0以上

97.0以上

97.0以上

98.0以上

98.0以上

98.0以上

98.0以上

(参 考)

電気抵抗

備考1. この表の数値は,20℃におけるものとする。

2. 断面積,質量及び電気抵抗は,径の許容差0に対するものとする。

3. 密度は,1cm3につき8.89gとする。

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

4

C 3152-1984

電気部会 電気用銅線及び電気用アルミニウム線専門委員会 構成表

(委組会長)

(事務局)

田 畑 稔 雄

高 木 俊 毅

越 川 文 雄

向 井 保

池 谷 隆 夫

大 谷 健

小 西 俊 吾

斎 藤 慶 久

篠 田 継 男

須 藤 和 夫

長 孝 夫

松 本 正 男

内 山 友 和

加 藤 真 一

権 野 明

辻 本 健 三

藤 田 敏

宮 内 正 夫

渡 辺 紀 男

石 川 清

八 田 勲

早 野 幸 雄

東洋大学工学部

通商産業省基礎産業局

通商産業省資源エネルギー庁

通商産業省工業技術院標準部

古河電気工業株式会社

タツタ電線株式会社生産本部

住友電気工業株式会社

藤倉電線株式会社営業本部

昭和電線電纜株式会社電力技術部

大日日本電線株式会社電力本部

社団法人日本電線工業会

日立電線株式会社豊浦工場

日本電信電話公社技術局

東京電力株式会社配電部

沖電気工業株式会社電子通信事業部

関西電力株式会社工務部

国有鉄道電気局

社団法人日本電機工業会技術部

日本電気株式会社複合交換開発本部

富士電機製造株式会社

工業技術院標準部電気規格課

工業技術院標準部電気規格課